みんなのブックマーク

お城に住みたい?「1ブックマーク」
男は女の為にこう言った。
「大きなお城を建てるよ」
男のその言葉に女は凄く喜んだ。

月日が経ち、男は意見を変えた。
「やはりお城は難しいので豪邸では駄目だろうか」
男のその言葉に、女は怒って猛反対した。

しばらくして、小ぢんまりとした家に男と女は引っ越しをしたのだが、とても幸せそうだ。

どういう状況?
19年02月21日 12:51
【ウミガメのスープ】 [アヒルスキー]



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「私もこんなお城に住みたーい」
「じゃあパパ頑張ってお城を建てちゃうぞー!」

アニメを見ていた幼い娘、カメコの言葉に、父カメオは娘を喜ばせる為にそう返した。
娘は無邪気に喜んでいた。


そして数年の月日が経ち、カメオ一家の生活は安定しており、そろそろ家を建てようという話になっていた。
家族でどういった家がいいかを話し始めた時、ふと昔を思い出したカメオは思い付きで言ってみた。

「覚えてる?昔カメコはお城に住みたいって言ってたんだよ。
さすがにお城は難しいけど、郊外の安い土地を買って、豪邸を建てるのはどうだろう」

その言葉にカメコは怒って猛反対した。

「そんなの覚えてないよ!難しいっていうか無理じゃん!何?お父さんお城建てれるの?そもそもお父さんとお母さんと私の3人だけなのに、そんな豪邸とか必要ないでしょ!
お父さんの通勤時間も伸びるししんどくなるよ?私も転校したくないし友達と離れるのは嫌だよ」

突然小さい頃の話をされて、恥ずかしくて怒りだすカメコであったが反対する理由はきっちりとしたものだった。

すっかり成長したカメコのごもっともな意見により、一家は利便性のいい土地に、小ぢんまりとしているが3人で住むには十分な家を建てるのであった。

「ホントは覚えてるよ。でもアニメのお城より、私はこの家の方が好きだな」



【あとがき】
城というのが思考を妨害するパワーワードになるかなと思ってます。
最初の三行は、女が怒って猛反対した理由をミスリードさせるために存在します。
「月日が経ち」が娘の成長の暗喩になりますね。

ではまた機会があれば参加してみて下さい!
ぬこにマタタビ「1ブックマーク」
ぬこはマタタビが大好き。

今日もマタタビをくれようとする飼い主に、たたた、と近寄りますが……マタタビの枝を握る手を見てハッとしたあと、ぬこはそっぽを向いてつーんと興味をなくした様子です。

ぬこはいったいどうしてマタタビに飛びつかないのでしょう?
19年02月22日 18:32
【ウミガメのスープ】 [日持ち]

にゃんにゃんにゃん。やさしいお話です。




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ある日のこと、ぬこがマタタビを貰ってから時間が経ち、マタタビ効果が抜けてきたころ。
ぬこは自分を撫でる飼い主の手に、見知らぬ傷があることに気がつきます。

「みゃー」

少し腫れている引っかき傷はしかし、自分と飼い主以外の匂いもしないので、誰かに傷付けられたということはないでしょう。いったいどうしたの?と肉球でぷにぷに触って問いかけます。

「えー?この傷はさっき君がつけたんでしょう」

まったくマタタビ癖が悪いんだから、と、ぬこが人間の言葉を理解していないと思っている飼い主は呟きましたが、当のぬこは大慌て。
もう何年も一緒にいるのですから、簡単な言葉はわかります。

マタタビ、悪い、君、傷、つけた。

この傷がマタタビに酔った自分によるものだということにも気がつきました。

(どうしよう!マタタビのせいだ!)

マタタビを摂取しなければもうこんなことはなくなる──そう考えていたぬこは、マタタビを見てその決意を思い出し、何とか興味をなくそうとがんばっているのでした。
Natural-Bone「1ブックマーク」
私の様子を見て、友人は言った。
「おまえの夢は叶わない」
どういう状況?
19年02月22日 18:26
【ウミガメのスープ】 [ZenigokE]

私は修業すべきなのだろうか




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「ねぇ銭苔さん、どうしてそんなに猫背なの?」
「それはね……猫になるためさ!」
「……猫背の修業をしても猫にはなれぬのでは?」
「諦めるな! もっと猫になれよ!」
「前言の覆し方が芸術的。10点!」


【正解】
猫背を「猫になろうとしている」と茶化された。
ありきたりな日常と猫風船〜1st〜「1ブックマーク」
猫風船は、そのふわふわな毛の間に不思議な力で空気中の軽い原子を蓄えて浮遊することができる、不思議な生き物。
今日も晴れた空の間を縫うようにぷかぷか飛行している。

さて、ここからが問題。


空をぷかぷか浮かんでいる猫風船と目が合った私は、
自分が死ぬことを悟った。
どういうことだろう?
19年02月22日 19:38
【ウミガメのスープ】 [ミンタカ]



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スカイダイビング中。

パラシュートが開かない…
猫風船が見えた。

猫風船はある程度の高度までしか上がれない。
もうそんなに高度が低いのか…
相変わらずパラシュートは開かない。
新ラテシン 飛べ!猫風船「1ブックマーク」
脱毛症で空を飛ぶことが出来なくなってしまった猫風船。
仲間たちが自由に空を飛ぶのを羨ましそうに見ているのを知った親切な魔法使いさんは
猫風船をトレーニングし
ついに猫風船は自由に空中を飛び回ることが出来るようになったのです。

しかし猫風船は白い雲を見てしょんぼりしていたのです。

一体なぜ?

19年02月22日 20:57
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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(゚д゚) シン・ライフォジオ!!

これで貴方は宇宙空間でも平気なのです。


私は猫風船を連れ宇宙に飛び立つと無重力状態になったところで猫風船を解放したのです。
重力がないので自由に宙を舞う猫風船。


しかし地球に浮かぶ白い雲を見てやっぱり地球に戻りたいと思ったのでしょうか
元気がないのです。オウチカエリタイ(´・ω・`)





なので宇宙船を地球に向けて発進したら地球の重力に囚われて制御が聞かなくなったのです(゚д゚;)








間一髪、大地に激突するところを仲間の猫風船たちに拾い上げてもらいどうにか事なきを得たのです