みんなのGood

見える子ちゃんず「10Good」
良質:3票納得感:7票
『カメコ!敵は何処だ!』
カメコは敵を指さした。が、俺は動かない

『カメミ!敵は何処だ!』
カメミは敵を指さした
俺は動いた

何故?

【参加テーマ・見えない(透明な)キャラと言えば?】
25年03月12日 12:02
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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この敵は姿が見えない

なのでカメコ・カメミという{見えない存在を見る}能力者を連れてきた

カメコ・俺・カメミで横に一歩程離れて敵を迎え討つ!

来た!見えないが感じる!カメコに場所を聞くと彼女は敵の方向を指差した

方向は分かった。しかし距離が分からない。{彼女達は言葉が話せない}のだ。しかし方法はある。カメミにも敵の場所を聞く。カメミも敵の方向を指差した

カメコとカメミの指差す方向が交わる場所に敵は居る!

俺は一足飛びに斬り込んだ
閃きのバラッド「10Good」
良質:3票トリック:2票物語:2票納得感:3票
小説家の三葉慶勝(みつばよしかつ)は、明朝の午前10時に控えた原稿の締切に追われていた。

(あと少し…あと少しだ…)

今彼が書いているのは、新作におけるクライマックスの場面。他の部分は数日前に完成済みだったのだが、このラストシーンの一説のみ納得のいくアイデアが出ず、今日まで手付かずの状態であった。夕方、やっと得心のいく構想を思いつき、大急ぎで執筆に取りかかったのだった。

そんな最中、三葉は突如休憩をしたくなった。
現在の時刻は午前4時。夕方から今まで休まず作業しているのだから、無理もなかった。
幸いにも今の進捗なら、1時間程度の仮眠なら出来そうだ。仮眠を取って、体力を回復させてから仕上げにかかるのも悪くない。

だが少し思案した三葉は、最終的に仮眠を取らないことにした。体力の回復より、筆が乗っている今の状態を維持することを優先したのだった。

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

…さて、結末から言うと、三葉は締切に間に合わず原稿を落としてしまった。
その後力尽きてうっかり眠ってしまったわけでも、何らかの要因で急に筆が進まなくなったわけでもない。

一つ言えることは、{「あの時仮眠を取っていたなら、締切に間に合っていた可能性が高い」}ということだ。


<問>
執筆作業中、{三葉がずっと聞いていた音}はどんな音だろうか?
25年04月22日 20:12
【20の扉】 [器用]

4/25(金)いっぱいで締めます。※延長中!




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{A、雷が落ちる音}


三葉が仮眠を取らないことを決め、少し経ったある時………

{ゴロゴロ…}

<{ピシャーン!!}>

執筆作業をしている間、ずっと聞いていた雷の音がひときわ大きく響いた。

それと同時に、三葉の部屋の灯りがパタリと消え、今まで執筆作業をしていたデスクトップPCの電源が落ちた。

「あっ!!!」

三葉が思わず叫んだのも当然。夕方に構想が浮かんでから大急ぎで執筆作業をしていたのだ。途中で保存などしていない。

恐らく、ほぼ確実に、半日に及ぶ作業が水泡に帰した。

幸いにも電源はすぐに復旧した。一縷の望みをかけてPCを立ち上げたが、彼が目にしたのは白紙に戻った最終章の一説であった。

{もしも、もしもあの時仮眠を取っていたなら。}
作業を中断するついでに一時保存をしていた可能性は低くない。

三葉は時計を見た。時刻は午前5時を回っていた。いくら一度書き上げたものとはいえ、半日かけて清書したものを5時間足らずで仕上げるのは不可能だった。

呆然とスクリーンを見つめるばかりの三葉。

そんな彼を嘲るかのように、未だ遠くの空では雷雲がゴロゴロと嗤っていた。
伝説のパンツマン「10Good」
良質:6票トリック:1票物語:3票
頭にパンツをかぶった男を見てドン引きしたハルミ。
しかしそのおかげで、20年後の夏、ハルミは失くしたパンツを探し出すことができたのだという。

一体どういうこと?
18年10月07日 17:16
【ウミガメのスープ】 [もっぷさん]

登録2ヶ月にしてドッキドキの初出題。




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【短め解説】

パンツを失くしたハルミは、小学生のころ水泳帽と間違えてパンツを持ってきた少年がいたことを思い出した。
息子のプールバッグに紛れ込んでいる可能性に思い至り、無事にパンツを発見したのだ。



【長め解説】

今から20年前、私ハルミが小学生のころ。水泳の授業前の出来事です。
水着に着替えてプールにむかう途中、男子更衣室から出てきたひょうきん者のタイチ君が叫びました。
「やっべー、水泳帽と間違えて母ちゃんのパンツ持ってきちゃった!」
そういって彼が広げたのは女性ものの真っ赤なパンツ。
「仕方ない。もうこれをかぶるしかないな!」
タイチ君はパンツをかぶりました。
周りの男子は面白がってパンツマン!パンツマン!とはやし立てましたが、私を含め女子はドン引き。
「男子ってほんと下品ねー」
「タイチ君っておもしろいけど変態よねー」
実は私はずっとタイチ君のことが好きだったのですが、流石に長年の恋も冷めるような気持ちになったことを、今も鮮明に覚えています。

さて、時は移ろい今年の夏の出来事。
仕事から帰ると、いつものように小学生の息子が洗濯物を取り込んでくれていました。
しかし、ここで問題が。畳んでくれた洗濯物の中に、おろしたての私のパンツが見当たらないのです。
家中大捜索しましたが見つかりません。息子に聞いても、そもそもお母さんのパンツは干されてなかったよ?とのこと。
これはもしや下着泥棒か……!?

諦めようとしたそのとき、脳裏にあのエピソードがよぎりました。
まさかとは思いながら、念のため息子のプールバッグをひっくり返すと、中からひょっこり私のパンツが。
犯人(息子)は次のように供述しました。
「初めて見るパンツだし、水泳帽と色が同じだから間違えてしまった。明日水泳があるので忘れないようにすぐにバッグにしまった。わざとではない。よく確認しなかったことを反省している。」

もしも、あのままパンツを学校に持っていっていたらどうなっていたことやら。彼は間違いなく皆の前で私のパンツをかぶっていたでしょうね。
だってあの子、父親に似てとってもひょうきん者ですから……。
右手ミスリード「10Good」
良質:6票物語:1票納得感:3票
ウミコは生まれつきの病気で、右手を動かす事が出来ない。
その事を知っていたカメオは、自分の名前を書いた。
何でも、カメオはこの行為が自分の為になると思っているようだが…

カメオは何故、こんな事をした?
18年11月14日 22:41
【ウミガメのスープ】 [キャノー]

別に左手が動かない設定でもよかった。右手にした理由は特に無いです。




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口論からついカッとなってしまい、ウミコを殺してしまったカメオ。


カメオ
「こんな事でつかまりたくねぇ!どうすればいいんだ!?」


そう思ったカメオは、ウミコの頭から流れる血を見て、ある奇策を思いつく。


カメオ
「そうだ…昔漫画で見た通りにすれば…俺は捕まらない!!」


カメオは、ウミコの『右手』を握ると、ウミコの右手を血に浸し、ウミコの右手を血まみれにした。
そして、ウミコの右手を使って、ウミコの死体の右側に、『カメオ』と血文字を残した!


カメオ
「血で濡れたウミコの右手、ウミコの死体の右側にある血文字、
 これを見れば、警察は『ウミコが右手でダイイングメッセージを残した』と考えるだろう。
 
 そうすれば、血文字でカメオと書いてある以上、真っ先に俺が疑われる…
 だが、疑われた時に、俺が『ウミコは生まれつきの病気で右手が動かせない』事を暴露すれば、
 このダイイングメッセージが偽装工作である事が発覚する!
 動かせない右手で血文字は書けないからな!
 
 …警察は、真犯人が俺に罪を擦り付けるために偽装工作を行ったと推理する。
 まさか、『犯人である俺が自分自身の名前を書いた』なんて、夢にも思わないハズだ!
 俺は容疑者から外れるんだよ!アッハッハッハ!!」



推理系が大好きなカメオは、昔読んだ推理物の漫画を参考にして、警察にトリックを仕掛けたのです。
こうすれば、『自分が容疑者から外れる』とでも思ったのでしょう。
…現代警察がこのトリックに騙されるかどうかは別問題ですが。


【質問返答への補足】
01→被害者に意識があったかどうかは謎。でも、死ぬ間際の被害者がカメオの行為を理解出来るとは思えませんが。
08→ダイイングメッセージは、ペンでも書ける。しかし、この状況ならペンで書くより血で書いた方が早くない?という事です。
12→警察が気づけば、カメオの行為は自分の首を絞める事になるのです。それ即ち、ウミコのためになる。
16→右手ではなく右側。でも良い線突いてますね。
20→仮にウミコがギリギリ生きていても、見れるほどの体力があるのか…?
詐欺に注意「10Good」
良質:6票トリック:1票納得感:3票
・とある電話の会話
カメオ「お祖母ちゃん、最近振り込め詐欺が流行ってるから気をつけてね」
ウミコ「大丈夫だよ、私は絶対にそんな詐欺に引っかからないから」

数日後、ウミコは振り込め詐欺にひっかかり、お金を振り込んでしまった。
後日の捜査で、振り込め詐欺にひっかかった原因はこの電話が盗聴されていたことにあるということがわかった。
いったいなぜ、ウミコはお金を振り込んでしまったのだろうか?
18年11月19日 22:53
【ウミガメのスープ】 [時野洋輔]



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ウミコは一カ月前に振り込め詐欺に引っかかったことがある。
にも拘らず、未だに自信満々にウミコは絶対にそんな詐欺に引っかからないという。
そこから、ウミコは未だに詐欺にあったことに気付いていないことが電話でわかった。
盗聴していた振り込め詐欺の犯人は、まだまだお金を騙し取れると思って再度電話する。
「もしもし、ウミコ様ですか? 私はウミガメ警察署のスープ警部です。実は娘のカメミさんが事故を起こして以前示談金を支払っていただいた案件なのですが、被害者の容態が思ったよりも重く示談金とは別に治療費として……」
別れた元旦那に親権を奪われた可愛いカメミ。彼女のためにならと、ウミコは走る。
それが詐欺だと気付かぬまま。

答え:詐欺にあったことに気付いていない愚か者のウミコなら、まだまだ搾り取れると犯人が思ったから
※詐欺ダメ、絶対!