「this is not a pen.」「3ブックマーク」
「善意で舗装された道」「3ブックマーク」
ユウタは友人であるハヤトが映ったインターホンを再生すると、自分は罪を免れることができるかもしれないと考えた。どういうことだろう?
24年03月31日 18:44
【ウミガメのスープ】 [しぐれ煮]
【ウミガメのスープ】 [しぐれ煮]

初出題です!お手柔らかにお願いいたします
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【簡易解説】
【犯罪を犯したハヤトをそうとは知らずに一晩泊めてしまったユウタ。匿った自分も罪に問われるかもしれないと思ったが、ハヤトとの会話が録音されたインターホンを再生すれば、その音声が彼の犯行を知らなかった証拠になるのではないかと考えた。】
詳細解説(長めです)
自他ともに認めるお人好しのユウタ。一人暮らし中の彼の元に、ある夜来客が訪れた。
突然鳴り響いた呼び出し音に不信感を抱きながら、インターホン越しに相手を確認する。
『よお。俺だよ、ユウタ』
「お前ハヤトか…?一体こんな時間にどうしたんだよ?」
『へへ、遅くまで飲んでたら終電逃しちまってさ。ごめん、一晩泊めてくんね?』
「遅くまで飲んでたってお前…何時だと思ってんだよ?もう寝るところだったし」
『つれねえこと言うなよ、頼むって!財布落としちまって、金がなくて困ってるんだよ』
「あのな……はあ…とりあえず入れよ」
『サンキュ!やっぱお前良い奴だなー』
ヘラヘラと笑いながら調子のいいことを言うハヤトにため息をつきながらインターホンを切り、部屋に迎え入れる。そしてユウタはなにげなくテレビのリモコンに手をかけようとした。
「あ!頼む、テレビはつけないでくれよ」
「え、なんで?」
「サッカーの試合が今の時間やってて、多分もう終盤あたりなんだよ。あとで録画でみたいから、いまつけるのはやめてくれよ」
「うーん、じゃあ一瞬だけ目塞いでたら?もし映ったらすぐ変えるからさ」
「いやいや、でも万が一ってこともあるじゃん?前から楽しみにしてた試合だからさ、頼むよ」
半ば必死に懇願するハヤトにそこまで言うなら、とテレビをつけないようにすることにした。
その後は明日が休みだったこともあり、昔の思い出話や近況でそれなりに盛り上がりながら夜を明かした。
そのときにハヤトが金がないと言っていた事を思い出し、絶対に返せよと釘を刺しながらハヤトの家までの交通費を貸した。
すべて、ただの親切心だった。
翌朝、ハヤトを送り出したユウタは一息つくと改めてテレビをつけた。そこにはいつものようにニュース番組が放映されていた。
『…次のニュースです。昨日の午後、○○県○○市のコンビニエンスストアで強盗事件が発生しました』
テレビに映ったそのコンビニは今いる場所とそう遠くない場所だった。身近で起きた物騒なニュースに思わず見入っていると。
『容疑者の身元は本人の所持物から○○市在住のササキ ハヤトであると判明しました』
「……は…?」
それは、つい昨夜家に泊めたばかりの友人の名前だった。
つづけて監視カメラで撮影された犯行の様子に切り替わる。不鮮明な映像ながらも犯人の背格好は彼と完全に一致していた。刃物を持った犯人が慌てて逃走する時、ポケットから財布が落ちる様子がはっきりと映っていた。
「…あいつそういえば、財布落としたって…」
『ササキ容疑者は依然逃亡中であり、警察は監視カメラなどの情報から足取りを詳しく追っている模様です。ササキ容疑者について情報をお持ちの方は_______』
情報が追いつかず頭を抱える。事件は昨日の午後。つまりハヤトがユウタの家に来た時には、すでに犯行を終え、警察から逃げ回っている最中だったはず。
ひとまず言えるのは、自分は強盗事件の犯人を知らずに匿ってしまったということだ。
そういえばどこかで聞いたことがある。犯罪者を匿う、または金銭的援助をした人間も罪に問われると。すでに捜査は始まっているなら、今日にでもハヤトの足取りを掴んだ警察がこの家を尋ねてくるのかもしれない。…絶望的な状況に目眩までしてくるような気がした。
「でも、何も知らなかったのに…」
しかし、ハヤトが犯人だと知らなかった証拠なんて……と思いかけたところで_____部屋に設置されたインターホンが目に入った。
インターホンの前に立ち、震える手で履歴ボタンを押す。
『よお。俺だよ、ユウタ』
そこには、昨日ドアを挟んでしたやり取りがそのまま音声として残されていた。
『お前ハヤトか…?一体こんな時間にどうしたんだよ?』
『へへ、遅くまで飲んでたら終電逃しちまってさ。ごめん、一晩泊めてくんね?』
この音声のなかでハヤトは確実に嘘をついているのだろう。
スマホで調べると、匿った人間が容疑者の犯行をまったく知らなかった場合だと罪に問われない可能性があるらしい。この映像を警察に見てもらうことができれば、自分がハヤトの犯行を知らなかった証拠になるのではないか。
…結果を知るのはきっと早い方がいいだろう。ユウタは警察署への電話番号を震える手で打ち込んだ。
【犯罪を犯したハヤトをそうとは知らずに一晩泊めてしまったユウタ。匿った自分も罪に問われるかもしれないと思ったが、ハヤトとの会話が録音されたインターホンを再生すれば、その音声が彼の犯行を知らなかった証拠になるのではないかと考えた。】
詳細解説(長めです)
自他ともに認めるお人好しのユウタ。一人暮らし中の彼の元に、ある夜来客が訪れた。
突然鳴り響いた呼び出し音に不信感を抱きながら、インターホン越しに相手を確認する。
『よお。俺だよ、ユウタ』
「お前ハヤトか…?一体こんな時間にどうしたんだよ?」
『へへ、遅くまで飲んでたら終電逃しちまってさ。ごめん、一晩泊めてくんね?』
「遅くまで飲んでたってお前…何時だと思ってんだよ?もう寝るところだったし」
『つれねえこと言うなよ、頼むって!財布落としちまって、金がなくて困ってるんだよ』
「あのな……はあ…とりあえず入れよ」
『サンキュ!やっぱお前良い奴だなー』
ヘラヘラと笑いながら調子のいいことを言うハヤトにため息をつきながらインターホンを切り、部屋に迎え入れる。そしてユウタはなにげなくテレビのリモコンに手をかけようとした。
「あ!頼む、テレビはつけないでくれよ」
「え、なんで?」
「サッカーの試合が今の時間やってて、多分もう終盤あたりなんだよ。あとで録画でみたいから、いまつけるのはやめてくれよ」
「うーん、じゃあ一瞬だけ目塞いでたら?もし映ったらすぐ変えるからさ」
「いやいや、でも万が一ってこともあるじゃん?前から楽しみにしてた試合だからさ、頼むよ」
半ば必死に懇願するハヤトにそこまで言うなら、とテレビをつけないようにすることにした。
その後は明日が休みだったこともあり、昔の思い出話や近況でそれなりに盛り上がりながら夜を明かした。
そのときにハヤトが金がないと言っていた事を思い出し、絶対に返せよと釘を刺しながらハヤトの家までの交通費を貸した。
すべて、ただの親切心だった。
翌朝、ハヤトを送り出したユウタは一息つくと改めてテレビをつけた。そこにはいつものようにニュース番組が放映されていた。
『…次のニュースです。昨日の午後、○○県○○市のコンビニエンスストアで強盗事件が発生しました』
テレビに映ったそのコンビニは今いる場所とそう遠くない場所だった。身近で起きた物騒なニュースに思わず見入っていると。
『容疑者の身元は本人の所持物から○○市在住のササキ ハヤトであると判明しました』
「……は…?」
それは、つい昨夜家に泊めたばかりの友人の名前だった。
つづけて監視カメラで撮影された犯行の様子に切り替わる。不鮮明な映像ながらも犯人の背格好は彼と完全に一致していた。刃物を持った犯人が慌てて逃走する時、ポケットから財布が落ちる様子がはっきりと映っていた。
「…あいつそういえば、財布落としたって…」
『ササキ容疑者は依然逃亡中であり、警察は監視カメラなどの情報から足取りを詳しく追っている模様です。ササキ容疑者について情報をお持ちの方は_______』
情報が追いつかず頭を抱える。事件は昨日の午後。つまりハヤトがユウタの家に来た時には、すでに犯行を終え、警察から逃げ回っている最中だったはず。
ひとまず言えるのは、自分は強盗事件の犯人を知らずに匿ってしまったということだ。
そういえばどこかで聞いたことがある。犯罪者を匿う、または金銭的援助をした人間も罪に問われると。すでに捜査は始まっているなら、今日にでもハヤトの足取りを掴んだ警察がこの家を尋ねてくるのかもしれない。…絶望的な状況に目眩までしてくるような気がした。
「でも、何も知らなかったのに…」
しかし、ハヤトが犯人だと知らなかった証拠なんて……と思いかけたところで_____部屋に設置されたインターホンが目に入った。
インターホンの前に立ち、震える手で履歴ボタンを押す。
『よお。俺だよ、ユウタ』
そこには、昨日ドアを挟んでしたやり取りがそのまま音声として残されていた。
『お前ハヤトか…?一体こんな時間にどうしたんだよ?』
『へへ、遅くまで飲んでたら終電逃しちまってさ。ごめん、一晩泊めてくんね?』
この音声のなかでハヤトは確実に嘘をついているのだろう。
スマホで調べると、匿った人間が容疑者の犯行をまったく知らなかった場合だと罪に問われない可能性があるらしい。この映像を警察に見てもらうことができれば、自分がハヤトの犯行を知らなかった証拠になるのではないか。
…結果を知るのはきっと早い方がいいだろう。ユウタは警察署への電話番号を震える手で打ち込んだ。
「エールビールは常温で」「3ブックマーク」
キンキンに冷えたビールが飲みたい男はキンキンに冷えたビールを取り出すと飲まずにしばらく放置した。
いったい何故?
いったい何故?
24年04月01日 23:35
【ウミガメのスープ】 [ミカリ]
【ウミガメのスープ】 [ミカリ]
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急速に冷やそうと冷凍庫に入れていたビールが凍ってしまっていたから
「終活の色は」「3ブックマーク」
就職活動中のカメオ。
気になっている会社にエントリーシートを出したものの返信期日が過ぎても連絡がなかったので、こちらからメールで問い合わせてみることにした。
するとすぐ、こちらの不手際でメールが送れてなかった、あなたは合格なので是非面接に来て欲しいと丁寧に書かれた旨のメールが届いたので、
カメオはこの会社には行きたくないと思った。
一体何故?
気になっている会社にエントリーシートを出したものの返信期日が過ぎても連絡がなかったので、こちらからメールで問い合わせてみることにした。
するとすぐ、こちらの不手際でメールが送れてなかった、あなたは合格なので是非面接に来て欲しいと丁寧に書かれた旨のメールが届いたので、
カメオはこの会社には行きたくないと思った。
一体何故?
24年04月05日 22:00
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
【ウミガメのスープ】 [ベルン]

本日20時頃まで
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返信期日が過ぎた直後(深夜1時頃)にメールを送ったらその直後に返信が来た。
…この会社何時まで働いてるの… 怖い… 行きたくない…
…この会社何時まで働いてるの… 怖い… 行きたくない…
「カメトーーーク」「3ブックマーク」
非常に高い話術により地上波出演を果たした平林。彼の明るい話は聞くだけで周囲が美しく咲き乱れる花園に見えてしまうほど愉快な気分にさせられ、また彼の暗い話は聞くだけで日陰に咲く一輪の花の如き物寂しい気分にさせられてしまうそうな。
今日もそんな彼のトークに大いに心を揺さぶられる観客たち。その中の1人であるカメコはある花の名を思い浮かべた。それは何?
今日もそんな彼のトークに大いに心を揺さぶられる観客たち。その中の1人であるカメコはある花の名を思い浮かべた。それは何?
24年04月12日 20:18
【20の扉】 [れんぬ]
【20の扉】 [れんぬ]

初出題です。お手柔らかにお願い致します
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平林「さぁさぁこちらの商品今なら大特価2980円!お客様のどなたかにも試用して頂きましょう!ではそこの美麗に輝く首飾りの似合うご婦人、ぜひこちらへ!!」
客「うわー!!凄い!!機能性もデザインも最高の商品!!これが2980円なんてほんとなんですか!??このあとすぐ買っちゃいますね!!みなさんも絶対買った方がいいと思います!!」
カメコ「完全に【サクラ】じゃねーかこいつ」
客「うわー!!凄い!!機能性もデザインも最高の商品!!これが2980円なんてほんとなんですか!??このあとすぐ買っちゃいますね!!みなさんも絶対買った方がいいと思います!!」
カメコ「完全に【サクラ】じゃねーかこいつ」