みんなのブックマーク

ワンコーラスだけの歌姫「2ブックマーク」
かつて歌姫として名を馳せたナミエ。
しかし、引退した現在は歌っても途中でやめてしまうことが多い。
ナミエが歌を最後まで歌うと、少女がいじめられてしまうという。
この少女とは誰だろう?
18年10月26日 20:21
【ウミガメのスープ】 [らてすこ]



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少女の名前はシンデレラ。

ナミエはいつも子供を寝かしつけるために歌っているが、
大抵途中で子供が安らかに眠りに落ちるので、それ以上は歌わない。
しかし、時にはなかなか寝付かず、フルコーラスを歌い終えることもある。
そんな時は絵本の「シンデレラ」を読んであげるのだ。




ナミエ「シンデレラは継母と義理姉たちにいじめられていました。」
子供「( ˘ω˘ ) スヤァ…」
ナミエ「(寝たか。またシンデレラはいじめられただけで終わってしまったな…すまん、シンデレラ。)」
【総本家の誇り】「2ブックマーク」
日本古来より続くという由緒正しく格式高い良家に住むタナカさん。
門限はもちろん時間に非常に厳しいというのに、日によって夕食の時間は夕方だったり夜だったりするのだとか。
しかも、彼はその事をとても誇りに思っているという。
何故だろうか?
18年10月16日 20:55
【ウミガメのスープ】 [OUTIS]

日本って、いいなぁ~




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日本には四季がある。
その為日没も1年の間でブレが生じる。
毎日18時に夕食と決まっているタナカ家では夏は夕方、冬は夜といった具合になるのである。
良家のタナカさんはその生い立ち故か、(日没時刻が変わる)日本に生まれた事を誇りに思っているのである。

日本って、いいなぁ~
ファンタジーウミガメ「2ブックマーク」
その手で触れたらどんな怪我でも治すことができる回復魔法を使えるカメオ。
しかし、カメオは大怪我を負った時、自分の体を治さずに死んでしまった。
いったいなぜ?
18年10月10日 21:48
【ウミガメのスープ】 [時野洋輔]



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交通事故で腹に傷を負った魔法使いのカメオ。
カメオはつい先日、成功率がとても低く、そして苦しいガンの手術を終えて退院したばかりだった。
カメオの回復魔法は触れた場所を中心に一定の範囲の怪我が治る。
つまり、もしもこの腹に回復魔法をかけたら、切除したガン細胞が再生され、すぐに全身を蝕んでしまうだろう。
傷は治っても体力が戻る訳ではないので、自分の体はもう手術に耐えられない。
これ以上、ガンで苦しむのはイヤなので、カメオはこのまま死ぬことにした。

怪我は治せてもガンや病気を治せないカメオの受難でした。
カメオが「ネズミはどうして嫌われてるの?」と質問したので、ウミコはカメオと結婚した。

なぜ?
(元ネタ有りです)
18年09月26日 11:00
【ウミガメのスープ】 [テトメト]



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学生の頃。ウミコはクラスメイトにイジメられていた。
ある日、転校生のカメオがイジメっ子達に質問した。

「ネズミはどうして嫌われてるの?」

イジメっ子達が「ネズミは汚いから嫌われている」と答えると、カメオは続けてこう質問した。

「なら……理不尽な差別やイジメと、ネズミはどっちが汚いの?」

言葉に詰まったイジメっ子達に「二度とするな」と短く吐き捨てて、カメオはウミコを連れ出した。
それ以降ウミコがイジメられることは無く、ウミコからの熱烈なアプローチを受け続けたカメオは、数年後にウミコと結婚したのだった。

(元ネタは『罪の名前』という歌です)
男は席につくと「ホットコーヒーを」と注文した。
女も「同じものを」と注文した。
しかし運ばれてきたものを見て、男は不機嫌になってしまった。

注文通りの物が出てきたのに何故?
18年08月31日 13:53
【ウミガメのスープ】 [パブロン]

食後のコーヒー感覚でどうぞ。




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男は約束の時間より30分遅れて喫茶店に現れた。
「ごめんごめん遅くなって。お詫びにここは奢るよ。あ、コーヒー下さい。」
「え?奢り!?やったあ!じゃあこれと同じもの下さい。」
そう言って女は待っている間に既に空になったカップを差し出した。
コバルトブルーに金の縁取りの上品なカップを見て、中々洒落た店だと男は思った。

程なくしてウエイターは注文の品を運んできた。
「お待たせしました。ブレンドコーヒーとブルーマウンテンです。」
女の前に差し出された薫り高い琥珀色の液体を見て、男は驚いた。
「え。ブルマン?お前それブルマンだったの!?」
「うん。だって美味しいのよー。これ。カップもこれだけ特別なのよー。いいでしょ。」
「でしょうね。いいでしょうともね。うわ、いくらすんだよ、これ。」
男はメニューに目をやる。そこには

『ブルーマウンテン \1,500』

と書いてあった。
「は!?1500!?これ1500円もするの!?」
「そう。奢りじゃなかったら2杯も頼めないわよねー。」

男は呆れ、二度と遅刻はするまいと誓うのだった。