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リグレット・メモリー「2ブックマーク」
そのジュースを買ったことで、俺は彼女がもうこの世にいないのだと知った。

どういうことだろうか?
18年09月20日 19:30
【ウミガメのスープ】 [カク]

よく「Yes」を「Yed」と打ち間違えます




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※下に要約あります。





思えばきっかけは、こんな話をし始めたからだと思う。

長い間ずっと一緒にいた。何年も付き合って、そう遠くない未来、俺達は結婚するんだろうと思っていた。少なくとも俺は、プロポーズするつもりでいた。

別れ話をされたのは、突然だった。

悪いのは、俺だ。わかっている。突然、別れよう、なんて言われて、冗談だろと思って、彼女の顔が真剣なのを見て。冗談でも、ドッキリでもないって知ってしまって。そう思った瞬間、俺は怒鳴ってしまっていた。なんでなのか、自分でもわからない。今まで過ごした時間すべてが、無駄なんだ、と言われた気がしたからだろうか。俺が彼女にとって、もう不必要な存在だと、言われた気がしたからなのだろうか。

激昂した俺を見て、彼女はしびれを切らして、家を飛び出してった。

俺はそれを追いかけるつもりで、同じように玄関から飛び出した。でも、玄関先まで出て、どういうわけか、追いかける気が失せてしまった。感情が追いついてきて、足を止めているみたいだった。今追いかけたら、彼女の迷惑になる、と考えたのだろうか。

もう真っ暗で、そこそこ雨も降ってる中、傘もささずに彼女は走り出してった。この辺りは街灯もない。そこまで俺は、彼女を追い詰めていたのだろうか。

正直、今からでも自転車で追いかければ、全然追いつける自信があった。それで、せめて傘でも渡して去ればよかった。でも、その時の俺に、そんなことできる余裕などなかった。当てのない苛立ちは、半分は鎮まり、半分はまだ生きていた。

(明日でいい…明日、謝って、ちゃんと話をしよう)

寝れば気持ちも落ち着く。そう思って俺は、苛立ちをぶつけるように強めに玄関の戸を閉めた。それからどうしたかは、具体的には覚えていない。たぶん、ろくになにかするでもなく寝たんだと思う。


次の日。

俺に電話を掛けてきたのは、彼女の母親だった。

要件は簡潔だった。

彼女が交通事故に遭ったと。

打ちどころが悪かったのか、意識不明の重体だと。


血の気が引く感覚がした。


俺のせいだ。俺があの時怒鳴ったからだ。俺が怒鳴っていなければきっと、彼女が家を飛び出して行くことはなかったはずだ。飛び出していかなければ、事故に遭うこともなかった。俺のせいだ。俺のせいだ。

来れるなら見舞いに来て欲しい、と言われたものの、別れ話をされた後というのもあって、行くのが気まずかった。行くべきだというのはわかっていた。もしかして、心のどこかで、楽観視していたのかもしれない。重体、という単語を。それとも、負荷がかかりすぎて、感覚が麻痺してしまったのかもしれない。

明日でいい。明日行こう。

そんな考えが、次の日も、次の日も続いてしまうことに、なんで俺は気づかなかったのだろうか。

彼女の家族は心優しくて、俺が彼女のことを大事に思ってるからこそ、事故の姿を見たくないのだと思ったようで、時々俺の家を訪ねては、彼女の私物を持っていってくれた。その度に俺は、彼女に謝ることも、見舞いに行くことも出来ずにいる俺が、どんどん嫌になっていった。

俺は何日か目のとき、ついに彼女の家族に、別れ話の話をした。

彼女の家族は意外にも、優しく俺の話に耳を傾けてくれた。俺は彼女の家族と仲はよかったし、彼女も俺の家族と顔を合わせたことはある。

彼女の家族は俺の事を慰めてくれた。きっと思うところがあったのよ、と。すぐに仲直り出来る、と。でも俺は、昨日の反動からか、なかなか前向きになれなくて、ちゃんと返事が出来ないでいた。

だからもしかしたら、家族の方には、俺も彼女と別れるつもりなんだと思われたのかもしれない。

俺の家から彼女の私物が消えて、最後、彼女の母は、良くなったら連絡しますね、とだけ言って去っていってしまった。

取り残されたように俺は、無気力な日々を過ごしていた。



彼女が良くなった、と連絡が来た時、俺は飛び起きて彼女の母に電話した。

聞くと、実はもっと早く良くなっていたのだそうだ。だが、記憶の混濁が見られるとかで、俺には伏せておいてくれたらしい。だが良くなったら伝えるという約束なので、俺に連絡をしてくれたのだ。優しい人だ。今どこでどうしているのかを聞くと、もう数日前から日常生活に復帰しているとのこと。この時間は、アルバイトの時間だ。

俺は家を飛び出した。勇気など必要なかった。これ以上後悔したくない、という思いが、ようやく俺に追いついたようだった。連絡をくれたということは、記憶の混濁も治ったということなのだろう。彼女に謝ろう。元に戻ろう、なんて俺のわがままだ。ただ謝って、それでいい。彼女が幸せになってくれれば。ただ俺は、あんなさよならなんていやなんだ。それだけなんだ。

彼女がアルバイトしているコンビニには、すぐに辿り着いた。考える前に飛び込めとでも言うように、俺の体は勝手に店内に入っていった。

入店音と共に、男のいらっしゃいませーという声。カウンターを見ても彼女はいない。裏にいるのだろうか?

レジの前で待ち伏せているのも嫌なので、俺は適当にペットボトルジュースを取って、レジに向かった。


「こちらのレジにどうぞー」


聞きなれた声が、した。

いつも通りの、見慣れた姿の彼女が、そこに、立っていた。


『あれ、また来たの?』

『いっつもこれ買うよねーはい、140円』

『こんなに来るならポイントカードつくればいいのにー』


そんな風に茶化してくれた日常が、頭の中で鮮明に蘇る。

俺は何を言うか一生懸命に考えながら、彼女のいるレジに歩いていく。

なんて言おう?まずは挨拶か?いや、開口一番謝った方がいいのでは?それとも容体の心配?なんて言おう。気さくに話しかけた方がいい?それとも真剣に?ああちょっと待てよ。今彼女は仕事中なんだ。後で話そう、と言った方がいいんじゃないか?でもそれじゃあもしかしたら、彼女は残りの時間、嫌な気分で仕事をすることになるかもしれない。とりあえず今は簡潔に謝って──


「お預かりしますー」


ピッ、という無機質な音がした。

目の前の彼女は、完璧に作られた笑顔で、レジに俺の持っていったジュースを通した。

『記憶の混濁が見られてて…あなたのことを忘れちゃってたりしたのよ』

──もしかしてそれは、治ってなどいなかった?もう治せなかった?手遅れだった?いや──


『治す必要などない』と判断された?


「袋ご利用になりますか?」

「えっ!?あ、いや…」

「…?」

彼女は、一人の客として俺を見ていた。その目に光はない。

「……テープで、大丈夫です…」

「かしこまりましたー」

本当に、こんなこと、あるんだな。
じゃあ、もう、あの雨の夜で──

「140円になりますー」

俺は丁度の金額をそこに出して、「レシートいらないです」と言い残して立ち去った。「ありがとうございましたー」という業務的な彼女の声がした。

店を出て、壁にもたれ掛かるようにして、ペットボトルのキャップを開けた。嗚咽が零れそうなのを誤魔化すように、ぐいっと中身を飲んだ。

──あれで最後だったんだ。あれでさよならなんだ。あの夜、車にはねられて、彼女は死んだんだ。「彼女」は今もここにいるけど、俺の知っている彼女は、もう、どこにも──


幸せでいてくれるならそれでいい、などと綺麗事で本音を誤魔化していた俺は、

誰にも聞こえないように、静かに、泣いた。

〇要約
男が恋人と別れ話をした後、彼女が交通事故により記憶喪失に。後日、彼女がアルバイトをしているコンビニに行ったところ、一人の客として扱われた為、彼女が自分のことを忘れてしまった、つまり自分の恋人だったあの彼女はもうどこにもいないのだと知った。
憧れの超能力者「2ブックマーク」
ある青年の前に神様が現れた。
神様「お前の日頃の行いを見ていてな、とても感心したぞ。なので、お前の好きな願いを3つだけ叶えてやろう」
青年はとても喜び、悩みに悩んだが、昔からの憧れ超能力を3つ与えてもらうことにした。
そして、青年は次の願い事を頼んだ

①不老不死の能力を下さい
②瞬間移動の能力を下さい
③時間を止めることができる能力を下さい

だが青年は3つの願いを叶えてもらった後で、とても後悔した。

なぜ青年は後悔したのでしょうか。
18年08月11日 03:55
【ウミガメのスープ】 [ゲレゲレ]



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青年は願いを叶えてもらった後で、こう考えたのだ。
願いを叶えてもらったのは僕だけなのか?もし別にいて、こんな事を願っていたら。

「もし他に願いを叶える人がいたら、自分以外の願い事は無効にしてください」
そして、青年の悪い予感は的中してしまう。
事前に気づけたら回避する方法もあったのにと青年は後悔したのだった。

いつでもかかさず「2ブックマーク」
娘が「好きだ」と言ったので、カメオはとても驚いたが、説明を聞いてなるほどと納得した。

さて、どういうこと?
18年07月25日 19:03
【ウミガメのスープ】 [やつぎ]

このネタは、いずれもっと練り直してリベンジします……!精進せねば!




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某国営放送の有名番組、「Everyone's song」。
子ども向け番組のはずなのだが、大人の涙腺を易々と崩壊させる歌や、幼い心に後々までトラウマを残す歌など、侮れない名曲をしばしばセレクトしてくる。

さて、カメオは今日は有休消化でお休みなのだが、娘を膝にのせてテレビをつけたところ、国営放送では国会中継をしていた。がっかりしたカメオだったが、愛娘のカメコ(5歳)が、
「カメコねー、こっかいちゅーけー、すきだよー」
といったのでびっくり。
すわ、うちの娘は天才か、末は博士か大臣か(国会中継だけに)、と考えたカメオだったが、
「カメコはね、今Everyone's songでやってる歌が怖いのよね」
と妻が説明してくれたので、カメコは「国会中継を放送していると、いつもの時間に怖い歌が放送されないから、国会中継が好きだと言った」のだと納得し、そしてちょっぴりがっかりした。
カメの子はカメだよ、カメオ。

ちなみにカメコが怖いと言ったトラウマソングは、「メトロポリたん☆みゅーじあむ」というそうな。
買い物のお誘い「2ブックマーク」
?:今度の日曜日買い物に行かない?


A:土曜ね?行けるよ!

B:いや、違うよ。

C:テストがあるんだ、ごめん。

D:それは木曜日でしょ?



正しいことを言ってるのは誰か、当ててください。
18年07月06日 16:38
【ウミガメのスープ】 [たこまるち]



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【前期期末試験 英語】*模範解答

問1 次の4つから正しいものを1つ選びなさい。


Q. Why won't we go shopping next Sunday?
訳:今度の日曜日買い物に行かない?


A:Saturday? I'll be available!
訳:土曜ね?行けるよ!

B: No, it's wrong.
訳:いや、違うよ。

C:I'm having an exam, sorry.
訳:テストがあるんだ、ごめん。

D:It's on Thursday, right?
訳:それは木曜日でしょ?


よって、正確な答えを返しているのはC
男は後悔した。「2ブックマーク」
なぜ?
18年06月23日 23:31
【ウミガメのスープ】 [ルラ]

ご堪能あれ




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私は問題文を簡潔にまとめたかった。そこで、問題文を「なぜ?」だけにし、タイトルに「男は後悔した。」と入れることによって、問題を成り立たせた。そして、早計にも、出題してしまったのだ。しかし後になって見返してみると、それは非常にざっくりとした問題だった。「男は死んだ。なぜ?」と同じようなものではないか?これではウミガメのスープのタブーに触れてしまっているのではないか?そう思い、私は後悔した。