みんなのブックマーク

君だけがいない街「3ブックマーク」
道端で拾った不思議な懐中時計の力で、20年前、自らが小学生だった頃に戻ってしまったカメオ。原理はわからないが、過去に戻っていられるのは一時間。それだけは直感的に分かっていた。
学校に行って初恋の相手・カメコに会いたい、と思ったものの、どうやら今日は土曜日で学校はお休み。カメオは今も昔もカメコの家の所在は知らなかったから、会う術はなさそうだ。
そこでカメオは過去に戻っていられるこの一時間のうちに、懐かしの小学校に向かってみた。
裏門の近くには一部が破れたフェンスがあり、その下をくぐると、校舎の中にこっそり入ることができる。そのことを覚えていたカメオは、服を泥で汚しながら校舎に足を踏み入れた。
そして、バレたら問題になることがわかっていたにもかかわらず、真っ先に先生達がいる職員室を向かうことにした。
一体なぜ?

ただしカメオは小学校の先生に一切の思い入れはないとする。
24年02月02日 23:28
【ウミガメのスープ】 [うつま]



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不思議な懐中時計の力で、30歳の体のまま20年前にタイムスリップしてしまったカメオ。
突然の不思議な現象に戸惑ったものの、カメオの中にある期待が生まれた。――もしかしたら、19年前に死んでしまった初恋の相手、カメコを救えるかもしれない。

19年前、裏門近くのフェンスの隙間から侵入した不審者によってカメコは殺されてしまった。凶器は落ちていた鋭利なフェンスの破片。突発的な犯行だった。
カメコが殺されなきゃいけない理由なんてどこにもなかった。ただ、休み時間にグラウンドに出て遊んでいて、裏門の近くにいただけだった。
犯人は犯行後、「フェンスの抜け道に気づかなかったら、こんなことはしなかった」と供述した。それは呪いだった。しっかりフェンスの整備をしていれば……。悪いのが犯人であることは間違いないのに、そんな後悔に関係者は蝕まれるようになった。

あの最悪の未来を変えるために、この限られた一時間の間に歴史を変えなければならない。しかし、カメオはカメコが今どこにいるか知らず、接触することはできない。
親や先生に相談しようにも、そもそも誰が自分がカメオだと認識してくれるだろうか。この時代において、30歳のカメオはただの不審者だ。
……不審者。カメオは突拍子もアイデアを思いついた。
犯人がどこから学校に侵入したか、カメオが覚えていないはずがなかった。犯人の行動をトレースするように、裏門近くの破れたフェンスの前に立つ。フェンスの欠片を右手に強く握った。


簡易解説

職員室を襲撃することで、破れたフェンスの問題点を学校に気づかせ、未来に起きる事件を未然に防ぐため。
【Cらて】そわそわする柱「3ブックマーク」
大都会・東京の主要駅のひとつ水平駅は、多くの人が待ち合わせに使う駅でもある。
カメコもよく水平駅を待ち合わせ場所に使っている。

そんなカメコが待ち合わせ場所に「東改札にある売店から数えて右に4本目の柱」を指定したときは、普段の待ち合わせより緊張しているのはなぜ?
24年02月03日 21:11
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]



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A.{ネットで知り合った人と初めて会うから。}
カメコは初めて会う人でも見つけやすいように、わざとマイナーな待ち合わせ場所を指定しているのだった。


今日はらてらてオフ会。
初めてリアルで会う人もいるため、カメコはなかなかに緊張している。
待ち合わせ予定の土曜日の昼前の水平駅は大混雑で、顔見知りでも待ち合わせに苦労するほどだ。
そこでカメコは、改札に近いがマイナーな場所を待ち合わせ場所に指定することで、初対面のオフ会参加者を探しやすくしようと考えたのだ。

(あ、あの柱を数えている人はらてらての人っぽいな)
(こっちをチラチラ伺ってるあの人もそうかな)
(お、一人こっちに来たな)

「あの…ほずみさんですか?」
なお、特に事件は起こっていない「3ブックマーク」
ある屋敷に滞在した高校生探偵・金田。
屋敷には、屋敷の主を含め、A、B、C、D、E、F、Gの七名が滞在していた(金田は人数に含まれない)。図の洋室A~Gは、それぞれの滞在した部屋を表す。
金田はある理由から、Aのことを女装した男性であると推理した。その推理の誤りを引き起こしたのは、ある意味では人物Hと言えるのであるが、

Hの居場所について、

(1)金田がAが女装した男性であると推理した理由。
(2)Aがその理由を作った原因。

を踏まえて答えよ。
24年02月03日 22:59
【20の扉】 [まんと]

階段がありえない位置にあるのは誤りです




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【Aのお腹のなか】

Aが{トイレの便座を上げたこと}で、金田はAが男性であると推理した。
しかし実際には、Aが便座をあげたのは、{吐き気}のためである。言うまでもなく、吐き気の理由は、{お腹のなかにHがいること}である。
停職と抵触「3ブックマーク」
吉田の勤める会社で重大な不祥事が発生して以降、毎朝オフィスに着いた吉田がパソコンの電源ボタンの次に触るようになったものは何だろう?
ただし、パソコンの一部や、周辺機器ではない。
24年02月13日 16:31
【20の扉】 [うるち米]



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吉田の同僚である佐野が、会社支給のパソコンの入ったカバンを電車に置き忘れ、置き引きにあった。あろうことか、佐野はパソコンにログイン用のパスワードをメモした付箋を貼っており、顧客情報を盗みだされるという大不祥事となってしまった。

事態を重く見た会社は、社員に支給しているパソコンについて、パスワードでのログインではセキュリティが不十分と考え、持ち主の【顔による生体認証】でログインするものに入れ替えた。

それ以降、吉田は出社してPCの電源を押した後、認証画面に映る自分の顔を見て、ついつい{自分の前髪}を触って整えてしまうようになった。
彼女の分まで「3ブックマーク」
彼女と別れたくなくて、その手を強く握りしめる田中。

「今までありがとう。さよなら」

しかしそう言って田中の手を振り解いた彼女。

彼女の体温がまだ残っているその手が次に握りしめたものは何?

※質問制限なし!
24年02月16日 23:56
【20の扉】 [ダニー]



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A.崖から生えている木の枝