みんなのブックマーク

カメコはある紙を読んだ。
そして、カメコは悲しくなった。

カメコはカメタを呼んできて、同じ紙を読ませた。
カメタもやっぱり悲しくなった。
それを見て、カメコは泣き出した。


ところが、その後やってきたカメミが同じ紙を読むと、カメコは怒り、カメタはなんと笑い出した。

三人は同じものを読んだのに、一体どうして?
19年01月27日 23:12
【ウミガメのスープ】 [しるばー]



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「ある紙」とは、受験生のカメミが書いたセンター試験の自己採点結果だった。

カメミの留守中、結果が気になった母・カメコはこっそりその紙を拝見。
そこには……特に得意なはずの理系科目で、10点台が並んでいた。

あまりの点数にショックを受けたカメコは、大学生の息子・カメタに思わず相談。
フォローができないカメタの様子を見て、カメコは娘の進路が心配になり、我慢できずにとうとう泣き出してしまった。

……しかしカメミは字がとても汚かったので、二人が1だと思った字が7だったり、3だと思った字が8だったりしたのだ。勿論、1割と7割では大違いである。

やってきたカメミが点数を「声に出して」読んだことで誤解は解け、兄は勘違いに笑い、母は字の汚さを叱ったのである。

「え?数ⅠAで78点って良い方じゃない……?」
「は?13点じゃなくて?」
「うん」
「これ7!?1じゃなくて!?」
「どう見ても7じゃん!」
「いやw俺も1だと思ってたわww」
「……あんたそんなんじゃ筆記通らないわよ!!」
続・静かにしなさい「1ブックマーク」
カメオは図書館で、少しイラついていた。

……うるさい!!

しかし、カメオは顔を赤くするだけで、誰に対しても怒ることはなかった。


なぜだろう?

https://late-late.jp/mondai/show/3996
19年01月29日 13:34
【ウミガメのスープ】 [みづ]

深夜のまったりスープを明るいうちに出す勇気




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しんと静まった放課後の学校図書館。
カメオとウミコ、二人のページをめくる音しか聞こえない。

(……やばい、腹減った!)

気にすると余計に腹が減る。
カメオはイライラしていた。

ぐうぅぅ~


(うわぁ!今の絶対聞こえたよな?恥ずかしい、恥ずかしいぃぃ!)

気づいていませんように×∞!

うるさかったのはカメオの腹の音。

カメオは真っ赤になって俯いたのでした(/-\*)。

捨てる紙あれば拾う紙あり。「1ブックマーク」
カメオはえぬえぬ公園の管理者だ。最近マナーが悪い人が多く、えぬえぬ公園にゴミをポイ捨てする人が居り
困っている。きちんと張り紙してあるにも関わらず一向に減らないのだ。

ある時、小学生のカメコがえぬえぬ公園に紙くずをポイっと捨てているのを見たカメオは、カメコに対して激怒した。
すると何を思ったかカメコは指差し『このいちがまちがってるんだよ!』と逆切れした。
するとカメオはなぜかその後何も言えなくなってしまった。

カメオはなぜ何も言えなくなってしまったのか。
19年01月29日 19:17
【ウミガメのスープ】 [kopi]

極稀に顔を出す程度には復帰。




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カメオが張り出した張り紙には『ここはゴミを拾てないで下さい』と手書きで書いてあった。
正しくは『捨てないで下さい』だったので、『口の上に描く漢字は一じゃなくて土だよ!』などという
小学生でも分かるような間違いを指摘されてしまったカメオは恥ずかしくてそれ以上何も言えなくなってしまったのだった。
呪いの花「1ブックマーク」
カメコは誰もがうっとりと見惚れるほどの美しい少女。
だけどある日、花を頭にかざったら、たちまち皆に嫌われてしまった。

なぜだろう?
19年01月30日 16:10
【ウミガメのスープ】 [koto]



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【誰もいない早朝の公園(桜が満開)。折った桜の枝を持ち、ちぎった桜の花を頭に挿してすまし顔をしているカメコの自撮り写真】

kameko-chan ラテ公園に来ましたー!桜が満開でテンションあがりまくり!

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 コメント1005件をすべて表示

raterate77 桜って勝手に折っていいの?

kameo0202 は?犯罪じゃん

umio_aniki カメコちゃん、さすがにやりすぎなんじゃ・・・(;^_^A

sinsuke555 公共の場で迷惑かけてんじゃねーよ

          ・
          ・


簡易説明:公共の公園の桜を勝手に折ったあげく(花は頭に挿した)、その写真をSNSにあげたから。
ハリーと愛のゆりかご 後編「1ブックマーク」
最初の銃声は、ベケットにもはっきりと聞こえた。

そして彼女は、ハリーが恐れるものの真の姿を目にしたのだ。

ハリーは拳銃を取り出し、「目の前の暗闇」に向かって発砲した。

全てを理解した彼女は薄れゆく意識の中で、夫にこう伝えた。

「どうか、自分を責めないで…」

状況を説明しなさい。

※この作品は連作となっています。必ず前作を読んでからのご参加をお願いします!
前編→https://late-late.jp/mondai/show/4039

※前作の質問から矛盾するものが出てくるかもしれません。そこで皆様は、前編の「解説文」と、まとメモに載せた「真の問題文」のみを参考にして質問してくださいませ。
19年01月30日 12:45
【ウミガメのスープ】 [弥七]

連続ウミガメ小説〜後編〜




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…夫のハリーは、覚めない戦争の夢の中で、いつも苦しんでいました。

毎晩のように銃声が聞こえると叫び、見えないはずの左目に殺した兵士の姿が映るのだと言いました。

心の優しいハリーに、戦争という名の悪魔が突き立てた深い爪痕。

妻である私はただ慰めることしかできませんでした。

だから、あの夜もハリーの気持ちが落ち着くようにと抱きしめてあげるつもりでした。

しかし、その時、私にもはっきりと、その銃声は聞こえたのです。

そして私は、夫が恐れていたものの真の姿をこの目で見ました。

幽霊だとお思いでしょう?いいえ、実体のある人間でした。

音に反応してハリーが銃を構え、発砲した2回目の銃声が聞こえました。その弾道は私のすぐ横を通り過ぎ、ドアの外に流れていきました。

私を撃った人間の姿を見届けることもできず、私はその場に崩れ落ちました。

眼鏡をかけた夫は狼狽しながら私の元に駆け寄りました。彼は泣いて謝りました。

そこで、私は理解したのです。

夫は自らの手で私を殺したと勘違いしていました。

薄れゆく意識の中、最後の力を振り絞って私は訴えました。

「ハリー、どうか、自分を責めないで…」

(おしまい)
〜〜〜〜〜〜
<解説>
夫のハリーが本当に恐れていたもの。それは殺した兵士の家族や友人による復讐だった。妻のベケットは銃殺されてしまったが、彼は銃声が頭の中で鳴っていたものだと勘違いし、自分が誤って殺してしまったと思い込んでしまった。全てを知っていた彼女は最後の力を振り絞り、夫の無実を訴えようとしたのだった。

※ハリーは義眼と本当の目、二つある景色のうち義眼に映る「暗闇」に向かって発砲したため、ベケットには当たらなかったのです。