【正解を創りだすウミガメ】投票会場【第43回】　

下記の通り投票します。よろしくお願いいたします。

メイン投票：
⑧『死人に梔子』(作・OUTISさん)に２票
最初から物語に引き込まれ、最後までわくわくした気持ちで読了しました。
私は創り出すの参加が初めてで、恥ずかしながら過去の作品をほとんど読んでいなかったのですが、
このような素晴らしい作品が「創り出す」にはあるのですね。

⑤『晴れのち雨だから』(作・みづさん)に１票
不思議な設定から、最後に思わぬ展開があり、楽しく読むことができました。
こういった最後に逆転するようなストーリーは好みです。

最難関要素：⑤最初はチョキです

匠：⑤⑧
エモンガ：⑧
スッキリ：①

◆メイン投票：（持ち票３）
①『彼氏彼女の関係』(作・あひるださん)
②『もう一つの2択』(作・Takaさん)
⑤『晴れのち雨だから』(作・みづさん)
に１票ずつ投票します。

納得感やトリックやエモさなどを諸々含めた上で、どんでん返しが面白かった３作を選びました。物語と要素回収の軽やかさが却ってオチのギャップに繋がっていて惚れ惚れします。
特に①と②は早くから投稿されてたので自分も創りだし始める前に目を通したのですが、「とりあえず思い付いた解説に合わせて要素回収してけば良いんでしょ？」と軽い気持ちでいたところに強烈な平手打ちを喰らった感覚でした。

◆最難関要素：⑥2択を外しました

◆サブ投票：
匠：①③⑤⑧
エモンガ：②⑤
スッキリ：①③

◆創りだす参加振り返りコメント：
最初に考えたのが、『天変地異級の連日の大雨で車中に閉じ込められていて、ある日ピタリと雨が止んだので家に帰ろう』という解説。　日常的な問題文に対するギャップがあって面白いかなと思っていたのですが・・・創りだすというものを理解してなかったですね。　問題文とのギャップの面白さだけで物語を書いたら『山場が最初の雨に閉じ込められたところで、オチは問題文で既に開示されてる』という出オチにしかならないということを、あひるださんとTakaさんの投稿作を見てようやく気が付きました。「ネタ被りしたら書く気失せるから見ないでおこう」とか言ってそのまま書いてたら目も当てられない醜態を晒すところでした。
・・・まあ、今現在、自分の書いた文章に文字通り目も当てられないんですがね。読めない読めない。怖くて見返せない。

上記によってこのままじゃマズイと気付き、ようやく本腰を入れることに。　要素回収方法の目途が立つまでは１文字も書いてなかったし「解説を考え直すか？」となったものの、言うて要素の使い方もある程度考え進めていたのもあり、日数的に余裕が無いこともあり、方向性はこのままにして遭難するのを中盤に持って行く構成に切り替え。　②を「パスタが得意と嘘ついてた」とすればオチに使えるかなという、かなり弱いゴールに向けて再出発。
オチにパワーが無い分、綱渡りな恋人関係にして、命懸けの遭難にすることに。

要素回収で苦戦したのは、『⑤最初はチョキです』『⑥2択を外しました』『⑦まちがいをさがします』『⑨足りないものがありません』の４つ。
その中でも、書けども書けども使いどころが決まらず且つ納得のいく回収ができなかったのが⑥と⑦でした。
⑥は、２択の状況は何度も登場するのに、「明確に２択でハズレの選択をした」と言える状況が最後まで作れずじまい。投稿してからも心残りでした。
⑦も『まちがい』という言葉のニュアンスに沿わせたかったのですが、正直なところギブアップ。
初見で「こんなん使いどころねぇだろがぃ！！」とキレ散らかしたのは間違いなく『⑤最初はチョキです』ですがね！　ところがどっこい。作品が書けずに挫けかけた中で、せっかく閃いたコレの出オチ回収を誰にも見せないのも無念だなという思いもあって最後まで完走できたので、殊勲賞です。　いや結局出オチなんかい。

彼氏がキャンプを提案したところが最大の行き詰まりポイントでした。関係性の危うさを強調するシーンにしようとして、イカロスと太陽に喩えて翼が溶けて真っ逆さまに落ちる感覚と共に眩暈がしてきて顔色の悪さを彼女に心配される（＝彼女がこの時に全て打ち明けようとしてたことの補強）展開で、更に散々悩んだ⑥の２択を（ここで全て打ち明けるか、嘘を吐き通すか・・・いや、隠し続けよう）という使い方するかとかやってました。　んでもココで打ち明けなかったのが２択を外したと言えるのか微妙だし、彼氏の内心を書いてたら自分も眩暈してきて、この流れからキャンプに行くのも変だし・・・と、とにかくここの直しだけで２日消費。　キャンプ当日からの話は、12日の夜から13日の明け方まで６時間ぶっ通しで書き切りました。おかげ様で、深夜に書いたラブレターと同じで何が書いてあるんだか怖くて未だに自分で見返せない運びとなっております。　拙作を読んでご気分が悪くなられた方がいましたら、平にお詫び致します。　深夜テンションって怖いね。

その後も一回行き詰ったところで思わず増えた投稿作品を見た時に、みづさんの作品に自作の大オチである「パスタどころか料理ができない」が被っててしかもどんでん返しも面白くて発狂したりしましたが、どうにかこうにか完成させて投稿。

そう言えば当初は大雨を非現実要素で考えていました。①を「雨が好き過ぎて世界中を大雨に」的な使い方で。　その名残もあってか、大雪に関しても「料理ができないことをバレたくなくて、どうにかキャンプが中止にならないか願ってた私への天罰なんだ」っていう彼女のセリフがメモ帳に。　快晴になった後の自白パートでも、自分のせいで彼氏が死にかけたという罪の意識で再度泣きじゃくるシーンがあったのですが、その直前に彼氏が大ボケかましやがったので泣きじゃくる展開にならず、流れで上記の天罰説明も気付いた時には省略してました。　書いても良かったような、まあ別に良いような。

くしゃみの「チョキしょん！」は完全に余計でした。最初でも無いし。意味も分からない。

以上！　楽しかったです！

（05/21追記：気が向いたので読み返したら、めっちゃ読みづらいし、脱字２回もしてたね・・・文章を書くというのは難しいね・・・。良い勉強になりました。） [編集済]

メイン投票：
①『彼氏彼女の関係』(作・あひるださん)に２票

文章が読みやすくて、内容もシンプルで分かりやすく、読む人を選ばない作品に仕上がっていると思います。
もちろん、ただ分かりやすいだけではありません。
今回の解説で多くなるだろうと自分が予想していた「僕と彼女は恋人同士（実際、自分の作品もそうです）」というシチュエーションとしか思えない状況からの「どんでん返し」が見事にハマっていて、気持ちの良い「やられた感」に浸ることができました。
「彼女が外に行こうと言っているのに、僕は家で映画の準備をする」という問題文の矛盾点が、後半に明らかになる「僕と彼女の関係」によって無理なく解消されていて、「うまいこと考えたなぁ」と感心させられました。
問題文の部分が、話の一部分ではなく根幹をなしているところも良かったですね。



⑤『晴れのち雨だから』(作・みづさん)に１票

純粋に好きな作品です。
僕と彼女の口調とやり取りが面白く、最後まで楽しんで読ませてもらいました。
読み進めるうちに感じていた違和感が、機械音のあたりで確信に変わる。
そして、見事におバカな彼女を信じて「そっか、僕はアンドロイドだったのか」と思った直後の「どんでん返し」が気持ち良かったです。
それにしても、自分って本当に「どんでん返し」が好きだなと、ちょっと笑ってしまいました。



最難関要素：⑦

匠：①②⑧
エモンガ：⑧⑩
スッキリ：①⑩
[編集済]

▽メイン票　⑦
▽最難関要素　②
☆匠　③⑤⑦
★エモンガ　⑤⑦
◇スッキリ　⑤⑥⑦

以上のように投票致します！


◆感想◆
今回の問題の肝、というより私が評価をさせていただいた基準は「快晴の使い方」です。ついついメインの大きな謎に目がいってしまいがちながら、緻密な設定が期待されるお題にて、映画の前の枕としてわざわざ明記された快晴の条件。私が解説を考えた時はこの解釈をどうしようか悩んだので、これが見事な作品に投票しようと思い⑦に入れました。みづさんの作品⑤も素晴らしくかなり迷いましたが、現在地が思いもよらない場所である、という点がかなり面白かったこともあり、異邦人さんの作品を選ばせていただきました。
最難関は⑤（チョキ）も捨てがたいですが、どう見たってどうでもいい②（パスタ）が浮きがちだったので、これが最難関でしょう…。

まずは
ほずみさん、開催ありがとうございました！


メイン投票：投稿順

①『彼氏彼女の関係』(作・あひるださん)に１票

②『もう一つの2択』(作・Takaさん)に１票。

⑧『死人に梔子』(作・OUTISさん)に
１票。


最難関要素：⑤最初はチョキです

匠：①③④⑦
エモンガ：②⑥⑦⑧
スッキリ：①②⑧


以下、
感想を書くのが非常に苦手であるため、濃厚シェフの方々には申し訳ない薄味の感想を…


①『彼氏彼女の関係』(作・あひるださん)

書き方読ませ方が上手いと思いました。
だからするする読み進めてたら、後半ひえっとなる感じが、素敵。
個人的に天井裏はとても美味しい。
好きです。

②『もう一つの2択』(作・Takaさん)

前半のやり取りや言葉選びからコメディかなと思ったら…。
これは後半ややこしくなっちゃうのか？と思わせていた登場人物の多さにも納得。
面白かったです。

③『天邪鬼』(作・ひゅーさん)

お出かけ日和だからこそ室内にいる彼等の設定はすごく良いなと。
絶対自分では思いつかない新たな視点発見。
目からウロコです。

④『10度あることは・・・』(作・ごらんしんさん)

1、2、3…
要素10＆タイトルからして、10まであるはず。
最後はいったい何が起こるのかと思ったら、11があった(ワォ)。
楽しかったです。

⑤『晴れのち雨だから』(作・みづさん)

参加出来て良かったです。ありがとうございました。

➅『とても素晴らしい彼女とそんなに素晴らしくない俺』（作・ｼﾁﾃﾝﾊﾞｯﾄ‐さん）

え、彼女ちょっと怖い怖い(すみません)、からの…？
僕の焦りっぷり、彼女の追い詰めに思わず自分もつられてしまった。
ハラハラドキドキです。

⑦『イカロスと太陽と雪と雨』(作・異邦人さん)

チョキです、良い。
しかし何がどうなったらこうなるのか？
目まぐるしく、壮絶な展開。
きっと、ラブだから乗り越えられたんだな。
強めポジティブ彼女、萌えです。

⑧『死人に梔子』(作・OUTISさん)

無機質ぽいアカネさんと出会って、刺激を受けた三四郎さん(アカネさんの方もかな)。
お別れしなきゃいけないのが分かってるの、つらい。
でもラストに向けての流れが、じわじわきます。


シェフの皆様、素晴らしい作品をありがとうございました。
ご馳走様です！


追記
エキシビションとロスタイム投稿があることに今気づいたのですが、咄嗟に感想書けなかった！申し訳ない！ [編集済]

メイン
①『彼氏彼女の関係』(作・あひるださん)　

ほっこりしたお話だと思ったらまさかのラストにびっくりしました。


最難関要素
⑨足りないものがありません

匠賞
②『もう一つの2択』(作・Takaさん)

へんてこな物語を書くのって案外難しいと思うのですが、これはお見事。レベルEという漫画や、辻村深月の小説に、「誰かの頭に閉じ込められる」という話があったのですが、なんとなくそれを思い出しました。

お願いします！

[編集済]

ちょっと全作品への感想は時間が無くて書けないため、投票のみ失礼いたします。

【最優秀作品賞】
①『彼氏彼女の関係』(作・あひるださん)
ハートフルな甘口作品かと思ったらとんだ辛口作品だったでござる()
ウミガメのスープの醍醐味ともいえるどんでん返しがあり、作品としてもウミガメのスープとしても面白かったです。

③『天邪鬼』(作・ひゅーさん)
こっちは仲が良いけど二人そろって空き巣という。
まさしくウミガメのスープというか、実際に出題されていてもおかしくないくらいウミガメです(語彙力)。

⑧『死人に梔子』(作・OUTISさん)
死神と人間と禁断の関係の話。
物語も素晴らしいのは勿論のこと、ウミガメとしても中々秀逸な一作でした。

【最難関要素賞】
②彼女はパスタが得意料理ではありません
今回あまり尖ってるのが無く、ほとんどが自然に作品に組み込める中、これだけはどうも無理やり入れて処理した感が抑えられなかったです。

【匠】
①③④⑧

【エモンガ】
①②④⑦⑧⑨⑩

【スッキリス】
③⑤⑧


エモンガ多ない？

最後に主催者のほずみさんと参加者の皆様に最大限の感謝と敬意を。ありがとうございました。

【本投票】
②『もう一つの2択』(作・Takaさん)に1票
⑤『晴れのち雨だから』(作・みづさん)
⑧『死人に梔子』(作・OUTISさん)に1票
【最難関要素】
⑤最初はチョキです(19)
【サブ投票】
匠賞
④『10度あることは・・・』(作・ごらんしんさん)に1票
エモンガ賞
⑧『死人に梔子』(作・OUTISさん)に1票
スッキリ賞
①『彼氏彼女の関係』(作・あひるださん)に1票

で投票お願いします！！ [編集済]