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コンビニエンスラブストーリー「6ブックマーク」
コンビニでバイトを始めた僕と付き合った彼女は、僕のバイトに反対していた。
その後、彼女の為にコンビニのバイトを辞めたせいで僕はフラれてしまった。

なぜ?
18年10月03日 20:29
【ウミガメのスープ】 [ちるこ]

天使はいないしあの鐘は鳴らさないコンビニのスープです。




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25歳の春。僕は仕事を辞めて、夢を追うことにした。

路上でギターの弾き語りをしながら、コンビニでバイトを始めた。
弾き語りをしていても足を止めてくれる人はほとんどいなかったが、一人だけ常連ができた。

「素敵だね」

初めて僕の演奏を聴いた時に、彼女はそう言って微笑んだ。

彼女は僕の歌をとても気に入ったらしく、それから何度も聴きに来てくれた。
キラキラした顔で僕の歌を聴く彼女に、いつしか僕は惹かれていった。


やがて、僕と彼女は付き合い始めた。
彼女は僕の夢を誰よりも応援してくれた。

「アルバイトなんてしなくていいのに」

彼女はいつもそう言った。

「あなたは音楽活動に集中すべきだよ」
「でも稼ぎがゼロになるのはまずいよ」
「私が出すよ。もちろん、出世払いね」

イタズラに笑う彼女は可愛くて、僕を認めてくれるのが嬉しくて、僕はますます彼女のことを好きになっていった。
バイトを辞めるわけにはいかないと踏みとどまっていたけれど、彼女は精神的にも金銭的にも僕のサポートをしてくれた。

ミュージシャンになる。
そして彼女を幸せにする。

僕には絶対に叶えたい夢と、守らなければならない人ができた。



***



仕事を辞めて5年が経とうとしていた。
路上での弾き語り、オーディション、楽曲の持ち込み、思いつくことはやってきたが、まるで手応えはなかった。

僕は今日、30歳になった。
……けじめをつける時が、来た。


僕の誕生日を祝うという名目で、僕たちは少しおしゃれなレストランに来ていた。
出会ってから5年近く経っても、変わらず彼女は可愛らしいままだ。

デザートを食べ終えたところで、僕は話を切り出した。

「コンビニのバイトを辞めたよ」
「……!じゃあこれからは、歌を」
「正社員として仕事が決まったんだ」
「……え?」
「君を幸せにしたい。僕と、結婚してください」

夢を追う僕を応援してくれた彼女。何もない僕をずっと隣で支えてくれた彼女。
夢は叶えられなかったけれど、彼女を幸せにすることはできるはずだ。

今日のこのレストランも彼女が支払いをしてくれる。
今まで彼女の優しさに甘えてきたけれど、ずっとこのままってわけにはいかない。

これからは、僕が、


「ごめんなさい……」

彼女は消えそうな声でそう言った。

「私は、歌っているあなたが、夢を追うあなたが、好きだったんだよ」



……それきり、彼女と会うことはなかった。


夢も彼女も消えて、僕に残ったのは正社員として採用された仕事だけ。
あの5年間こそが僕の「夢」だったんじゃないかと、今でもふと思うんだ。





【正解条件】
彼女はコンビニでバイトしながら夢を追う僕に惹かれて付き合い始めた。
彼女は僕にバイトを辞めて夢に集中してほしいと考えていた。
僕は彼女との将来のためにバイトを辞めて正社員の仕事を手に入れた。
しかしそれと同時に、夢を諦めた僕のもとから彼女は去ってしまった。
カナシー・ネーム「6ブックマーク」
こんばんは。私の名前は……まあ、それはどうでもいいわね。
ねぇ、幼馴染が女の子を出産して、その子に私と全く同じ名前をつけたんですって。
それを聞いて私、とっても悲しくなったわ……。
何故だか、わかるかしら……?
18年06月08日 21:18
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

名無しスープ




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私の名前が由来なら、そう伝えてくれるはずよね。確かに何年も連絡はとっていなかったけれど、実家は近所のままなんだから、手段がないわけじゃないし。
でもね、娘が生まれたことも、私と同じ名前をつけたことも、私は本人からじゃなくて、人づてに聞いたのよ。
由来でもないのに、あえて知り合いと全く同じ名前にするのも変よね。

つまりね、

「彼女は、そんな名前の幼馴染がいたことすらすっかり忘れていて、偶然私と同じ名前をつけた」

ってことよ。

存在すら忘れられるだなんて、とっても悲しいことよね……。


……え? 私の名前?
どうせあなたも忘れちゃうんでしょう。
いいのよ、私は名無しのままで……。
走れカメオ「6ブックマーク」
彼は走る!走る!記録を破る為に!

しかし結果は世界記録に程遠い残念なものだった

しかし三日後。彼はまたも記録に挑戦し 見事世界記録を叩き出したのだった

走る速さは変わってない(寧ろ少し遅く・・・)のに何故?

【参加テーマ・走るのは得意ですか?】
18年06月06日 20:08
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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垢ぬこは九十九才

短距離走で九十歳代の世界記録には程遠かった

しかし三日後。百歳になった垢ぬこは見事百歳代の世界記録を打ち破ったのだった
自白剤配合「6ブックマーク」
多くの仙人が修行をしながら暮らしている里で盗みがあった。
目撃情報もなく犯人の特定は難しい状況だったが、長老が犯人から自白を引き出す事に成功した。
それが成功したのは犯人が一杯のお酒を飲んだからだというのだが、一体どういう事だろう?

お題:「犯人がいっぱい」「仙人がいっぱい」「お酒」
18年06月02日 22:00
【ウミガメのスープ】 [イナーシャ]

常識は投げ捨てるもの。タイトルに入れ忘れてましたが三題噺です。




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彼ら仙人は本来禁欲すべき身の上であり、酒も祭りの時にしか許されない。
しかし男はついつい魔がさして、倉庫に保管されている酒を盗み飲みしてしまった。
とはいえ飲んだのは一杯だけ。盗み飲みがあった事がバレたとしても、それが自分だとは特定できまい…
そう考えていた男だったが、住人達を呼び出した長老は懐から機械を取り出してこう言った。

「これは以前Kamezonで購入した最新型の日本製アルコールチェッカーである。
皆が酒を盗み飲みしていないというのであれば、これに息を吹きかけてみせよ」

人の目は騙せても、機械のセンサーまでは騙せない。
時は二十一世紀、仙人が住む里にも現代化の波が押し寄せていた。

つまり?:
犯人が盗んだのは酒。盗んだ酒を既に飲んでいたために検査でバレ、自白を引き出せた。
(犯人以外は酒を飲んでいない状況なので、飲んでるのが判明した時点で犯人確定)
正義の味方なんて大っ嫌い!「6ブックマーク」
助けを求めていたオリオンの前に現れたのは聖ゴン太さん!

『正義の人』として知られる彼の登場にオリオンは絶望した

何故?

【参加テーマ・正義の味方と言えば?】
18年05月27日 12:22
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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覆面男に追い詰められたオリオン
オリオン『た、助けて・・・』
覆面男『なーに。大人しくしてれば命は保証・・・あ』
木の枝に引っかかって覆面が剥がれてしまう。その下から現れたのは
オリオン『あ、貴方は正義の味方として有名な聖ゴン太さん』
聖ゴン太『ち、顔を見られたか。しかも俺の事を知ってるなら生かしてはおけねえ・・・』