みんなのブックマーク

よぅラテ屋!最近どうだい。
よっこいせっと。ああ、ちいっと小腹が減ったな。何か食うもの……なに?ラテとウミガメのスープしかねえって?ああ、いや、ウミガメの肉はおれぁちょいとニガテでな。
おっとそうだ、ラテといやあな……。

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ある男が近ごろ足繁く通ってるのは、一見ごく普通のコーヒー屋だ。美味くもなく、不味くもなく、まあ食い物も多少出してる。ま、そんな普通の店さ。
これといった特徴もなくお気に入りのカワイコチャンもいねえその店に、男は毎日のように通う。バスに乗ってはるばるとな。おっと、先に言っておくが、実はその店の店員だってオチじゃあないぜ。今言おうと思ったろ?へへっ。
男が言うには、その店に行った日には男の抱えてる重要な任務が必ず成功するそうだ!
さあ、この不思議な店の秘密がわかるかい?
19年03月08日 11:09
【ウミガメのスープ】 [電磁ボーナス]



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(最後に要約あり)

いやいや、なんだか興奮しちまったな。解説といこうか。
男はずばり、遅刻魔だ。ええと、お前さんには話してあったかね?おれの知り合いの笛吹きのカメーオ。前に遅刻でひでぇ事になったあいつだ。

カメーオは目覚ましを5つも使ってるくせに、相変わらず朝はすっトロくてな。寝ぼけまなこでトロトロ支度して新聞読んで朝メシ食ってる間に、ウープス!こんな時間だ!ってな。
なんでも遅刻しがちな奴ってのは、家を出るのが何時だろうと常にギリギリに行動しちまうそうだ。10分早く起きたら10分早く出られるかってえとそうじゃなく、10分間分余計な事をしてやっぱりギリギリになっちまうんだと。難儀なこったな。

そこで奴ぁ一計を案じた。
どうせいつもギリギリなら、ギリギリでさえあれば絶対に遅刻しない仕組みを作ろうってな。
具体的にはこうだ。朝起きたらひとまず身支度だけをして、バスに飛び乗り、職場の隣のコーヒー屋に向かう。本来の仕事開始の30分前にコーヒー屋に『出勤』する、と朝のルーチンを組み換えたのさ。
そうするとどうなるか?
朝慌てて飛び出すのはまあどうせ変わらねえ。だが、予定通りに着けばご褒美の優雅なコーヒータイム、多少遅れても仕事には間に合う。最悪、店に寄らなければメシ抜きを代償に時間を丸ごと遅れの補填に使えるのさ。
わかったかい?男の抱えてる重要な任務ってのは「遅刻しないこと」。店に行ったらそれが成功するってのはつまり、「遅刻しない時間に到着できたから店に行ける」ってことだったのさ。
この方法を実行するようになってから、遅刻しなかった確率はなんと実に9割5分!もういっそ職場に住み込めばいいのにな!ハハッ!

【要約】
遅刻魔の男は朝のルーチンに職場近くのコーヒー店での朝食の時間を組み込むことで寝坊した時の保険にしている。
きゅうきゅうっとネクタイしめる「6ブックマーク」
家に帰ると走る救急車を見たので、次の日私はネクタイの紐を強く結んだ。

一体なぜ?
19年03月16日 14:42
【ウミガメのスープ】 [弥七]



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<解説>
私は仕事をやめようと思っていた。出世もできないまま、目的もなくただ業務をこなしていくことがひどく退屈に思えた。いっそ退職してしまおう。心機一転、都会を離れ、妻子と田舎でゆっくり過ごすのも悪くなかろう…そんなことを思って帰宅した。

「おとーさん、見て見て〜〜!!」

家に帰ると息子が走って迎えてくれた。手には紙が握られていた。

「どれ…ほう、上手くかけてるじゃないか^ ^」

持っていたのは『息子の似顔絵』だった。その横に救急車が一台走っていた。

「…救急車??」
「そう!ぼく大きくなったらお医者さんになるんだ!!><」

救急車に乗るのはお医者さんじゃないんだけどなぁ…そうか医者か…お金がかかるなぁ…

ーーーーーーーーーー

「あなた、今日は随分と気合が入ってますね。」
「そうだな」
「何かいいことがあったんですか?」
「強いて言えば…

…目的ができたからかな^ ^」

私はネクタイの紐を強く結んだ。

(おしまい)

※ネクタイの紐をきつく締めたのは、仕事に対して気合が入っている様子を表現したものです。
幸せな生活「6ブックマーク」
カメコは幸せな生活を送っている。
いい匂いのするベッドや、お気に入りのカップに囲まれて。

夜間に働く生活だが、彼女は苦にならない。
もちろん静かに暮らし、近隣の人に迷惑をかけていない。

しかし、彼女は部屋を出なくてはならなくなった。
それはなぜ?
19年03月29日 10:07
【ウミガメのスープ】 [ふぁるべ]

初投稿です




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「おれ、アメリカにひと月留学するんだ。」

カメオが彼の友人にそう言った時、カメコは数メートル後ろの電柱の陰でショックを受けていた。
愛しのあの人が、遠くへ行ってしまうなんて。
カメコにはひと月アメリカへ行くほどの金はない。しかし、彼女は、ある使命を思いついていた。

そうだ、彼がいない間、彼の家を守らなくてはーー

彼が旅立つ前、彼のいつもの鍵の隠し場所から鍵を借り、合鍵を作った。

そうして彼の気配に包まれた夢のような生活も、今日で29日目。
昼夜逆転の生活を送り、近隣住民に姿を見られないようにした。もちろん音を立てないようにも。幸いだれにもバレていない。
名残惜しいけれど、この部屋を去らなければいけない。だってあの人が帰ってくるのだから。

「おかえりなさい、カメオ」
コンティ少年の挑戦状「6ブックマーク」
らてらてユーザーの皆さんこんにちは!
僕コンティって言います。
僕はゲームが大好きなんです。
だから僕と一緒にゲームしてくれません?
え、いいの?やったあ!
じゃあ、ゲームは、そうだなぁ…

「僕が頭に思い浮かべてる3文字の言葉を当ててください」!

皆さんの質問に対してヒントを出していくから、いろいろ質問してね!
多分たくさん質問しないとわからないよ!ふっふっふ…!

よーし、じゃあゲームを始めよう!
19年03月29日 22:03
【亀夫君問題】 [紺亭 唐靴蛙]

【天の声】作者は亀夫君問題が不慣れらしいので、多少の進行の遅れなどは大目に見てやってくれい…!




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【正解】たんか(短歌)

【コンティ少年】
僕は回答の文字数(音の数)を5・7・5・7・7の順番で回答してました!
5・7・5・7・7
5・7・5・7・7
・・・
と僕が繰り返す中で短歌と言うワードに気付けたかな?
文字数のルールを守ってたから変な回答になっちゃた部分もあるかも!ごめんね!

でもやっぱりらてらての皆さんはさすがですね!
今回は僕の負けみたいです。
皆さんとのゲーム楽しかったです!
また会えたら一緒にゲームしてくださいね!
ありがとうございました!
【夏の夜の夢】「6ブックマーク」
ある蒸し暑い夏の日に、大きな木に引っかかっているいる夢を見たヤマダは夢占いの店へと向かった。
しかし、ヤマダは占いの類を信じてはいないという。
一体何故だろうか?
19年04月11日 20:30
【ウミガメのスープ】 [OUTIS]



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台風が通過した翌日、蒸し暑い空気の中ヤマダは台風に飛ばされて大きな木に引っかかった「夢占い屋の看板に書かれている”夢”の文字」を見つけた。
彼はこのままでは危ないと判断し、書かれていた夢占いの店に看板の事を知らせに向かった。