納得部門
とかげ「誕生日プレゼントを貰わなかったと言うと、彼女と買ったお揃いのストラップを指差しあげたと言う兄。ベールが厚いだけの複雑な問題になりそうなところを、適切なクルーと焦点をしぼった問いかけできちんと納得できる形に仕上げている。「何に気づいたか」という問いかけ自体もヒントという美しい構成だ。」
納得部門
とかげ「スニーカーを履き出したことが喜びにつながるとは? 重要なキーワードに気づくのは難しくないけれど、そこから更にひとひねり。ただの物当てにならず、共感を呼ぶ真相になっている。」
トリック部門
とかげ「京都の修学旅行中に最も多く口にした食べ物とは……簡単なトリックだが、これが生きるようなシンプルな扉にしたセンスが見事。難易度が低くても良問は良問であるというお手本だ。」
トリック部門
とかげ「バナナ嫌いだったゴリラのお墓を訪れる人の中には、バナナを持っていく人がいる? シンプルながら巧みな引っかけ。このトリックを生かす文章構成もうまい。」
良質部門
とかげ「スープを温めて欲しいと言う男に理由を聞くと、「いろんなことを話せるようになったから」。「どうして」と聞いた方の理由を問題にすることで、男の返答の理由を問うよりもはるかに魅力的なウミガメになっている。」
納得部門
とかげ「カメオの部屋には、夏にストーブ、冬に扇風機がある? ただひとつの情報さえわかればスッキリ解けるシンプルさが良い。ベールの薄い、納得感たっぷりの日常の謎だ。」
納得部門
とかげ「娘に「はいは2回!」と言う母の意図は? らてクエリサイクルの問題文なのに、この真相のためにあつらえたようなぴったり具合、と言いたくなる納得感の高さ。別解が生まれやすい短文の問題文なのだが、これ以上ない答えに仕上がっている。」
良質部門
とかげ「「Hello.」を「またね。」と訳した理由は? 日常あるあるを組み込んだ、無理無駄のない解釈が見事。誤訳だが全く無関係とも言い切れない、2語の微妙な違いまでもきちんと回収されている。シンプルでわかりやすく、これ以外ないと思わせる納得感の高さだ。」
納得部門
とかげ「ウミオが奪った、カメオの大切なものとは? こういう軽めで、わかったときにスッキリ&クスッと笑える扉もいい。」
納得部門
とかげ「冒険者達が馬車の護衛をするとき、後ろを任されるのは必ず一番の若手である理由は? ファンタジーな世界観だからこそ、余計に笑える。現実味たっぷりの、納得の真相だ。」