【月刊らてらて〜あなたが選ぶ今月の一杯〜】2020-4月号

■投票
②キビヤックレストラン（ゴリリーマンさん）に1票
⑤名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか？（キャノーさん）に1票

■感想(特に好きなやつ)(軽いネタバレあり)

②キビヤックレストラン（ゴリリーマンさん）
　多分Goodのコメントにも書いたけれど、盲点だったなあと。人の想像力が働きやすい方向から意図的にずらされている感じでした。こんなウミガメをもっと解きたいと思わされました。

④スタンプラリー（元灯台暮らしさん）
　思い込みの恐ろしさ。綺麗にトリックが決められて、最初に見たときは悔しいくらいでした。

⑤名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか？（キャノーさん）
　参加して楽しかったし、解説を見たときは本当にため息が出た。盲点なんだよなあ(語彙力)。これもウミガメの楽しいところだよなあと、自分が忘れていたものを再び知ることができました。質問でやり取りするたびに盲点に気が付きにくくなるようでした。本当にうまく作られた問題だと思います。

⑥やっぱ、これだね。（休み鶴さん）
⑩ごめんあそばせ(休み鶴さん)
　まとめて失礼します。これからトリックアンチ過激派を自称するのを躊躇うほどの快作でした。言葉遊びをすることを非常に巧みにウミガメの問題としてまとめていると思います。とくに『やっぱ、これだね。』は投票しようかとかなり悩みました。

⑨目撃者は少ないほうが良い（るょさん）
　好きです。好みです。好き。感想とかいいのでぜひ問題を見て。

以上です。

④スタンプラリー（元灯台暮らしさん）に１票。
⑧灰猫救出物語（青信号さん）に１票。

めちゃくちゃ投票迷いました。
どれも素晴らしい作品ばかりで、持ち票が全然足りません（；ω；）

【以下、感想です。（すべてネタバレあり）】

①背伸びしたっていいよ。（弥七さん）
問題文を一見するに、ほほえましい姉弟げんかの光景ですが、
「弟の身長より少し高い場所」につけられた柱の傷の意味が解き明かされるにつれ、
だんだんと、単純な話ではない様子が窺えてきます。
解説で明かされる姉弟の物語は、問題文の意味合いをガラリと変える、
リアルな、等身大な家族の機微をきめ細やかに表現するものです。
問題自体のトリックに意外性があるのは勿論のこと、
解説のストーリーでも解き手を楽しませてくれる、素敵な問題でした。

②キビヤックレストラン（ゴリリーマンさん）
「馬刺し」だと、馬肉を焼いて食べる機会がそもそも少なく、
「ユッケ」だと、勘違いのしようがないため、この問題は成立しません。
持ち出された「鶏刺し」という料理の選択が絶妙であり、
「美味そうな」「自分で注文した」というベールも相俟って、
解き手に明確な疑問を抱かせる、素晴らしい構成の問題でした。

③閑古鳥知らん塩ラーメン（Hugoさん）
問題文を一見、抜群のチャームに溢れています。
本来は何であっても自由であるはずの昼食が、
どうして外的要因によって違うものになってしまうのか？
解き手はがっちりと興味を惹かれます。
次第に情報が明るみになっていく中で、
背景に隠されたドロリとした物語が解き明かされていくさまは、
とてもウミガメのスープらしい、王道の問題だと思います。

④スタンプラリー（元灯台暮らしさん）★投票先
昨年のスタンプラリーでは全部のスタンプを押して回ったのに、
今年のスタンプラリーでは１つ目のスタンプだけ押して満足気に帰る。
問題文でこれだけ明確な矛盾を示しておきながら、
「参加者」から「運営側」に回るという、たった１つの視点の切り替えによって、
別解を寄せ付けない高い納得感を生み出しているのは圧巻の一言。
水平思考のお手本のような問題だと思います。

⑤名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか？（キャノーさん）
名探偵がよくやる「皆さんをここに集めてください」のシーン。
当然、名探偵カメオの推理力の賜物によって
ウミオを犯人と指摘したのだと思っていましたが、見事に騙されました。
ミステリー物にありがちなシチュエーションの解明ではなく、
「名探偵」というワードが言外に持つ意味が水平思考で導き出される、
先入観を逆手に取った面白い問題でした。

⑥やっぱ、これだね。（休み鶴）
（拙作につき割愛します。）

⑦ラズベリーソース（青信号さん）
文章構成が実に巧みです。
「ラズベリーソース」「コース料理」「簡単な説明を始める」
「料理名の次に」「教えてくれたのは」「について（という省略法）」
これらの１つ１つの表現が組み合わさることによって、
「赤いソース」は前菜にかかっているものと自然に思い込まされます。
まさに言葉のマリアージュ。

⑧灰猫救出物語（青信号さん）★投票先
文字通り、青信号さんにしか出せない問題です。
トリック自体の面白さ、巧みさは勿論のこと、
「トラックに轢かれそうな猫を助ける」というエンターテインメント性の高い問題設定や、
出題後にバッジカラーを赤色に変更するというパフォーマンスに脱帽しました。
解き手として、初めから終わりまで楽しめる至高の問題でした。

⑨目撃者は少ないほうが良い（るょさん）
「席を外してくれるかね。」
このたった１フレーズで簡単に騙してしまうのがお見事でした。
「車椅子」「テーブル席」「バックヤード」というワードも
このトリックに抜群の納得感を与えるための絶妙なクルーになっており、
秀逸なシチュエーションメイクだと思います。

⑩ごめんあそばせ（休み鶴）
（拙作につき割愛します。）

⑥やっぱ、これだね。（休み鶴さん）に1票
⑩ごめんあそばせ（休み鶴さん）に1票

[感想]（ネタバレなし）

⑥やっぱ、これだね。（休み鶴さん）
⑩ごめんあそばせ（休み鶴さん）
どちらも休み鶴さんの作品になっていました。
問題文が短くシンプルになっているのに、
トリックがピンポイントでしっかり効いていて、
見事に騙されてしまいました。

No.９　目撃者は少ないほうがいい(るょさん作)に二票とも投票します。
https://late-late.jp/mondai/show/10622

以下感想【ネタバレしかしない】のでまだ読んでない方は先に読まれることをオススメします




実にシンプルかつ洗煉された作品です

トリックとしては「席を外す」のダブルミーニングのみ

ですがこの事象を問題たらしめる為のあらゆる仕掛けが問題文には過不足無く施されているのです

先ず一行目、問題文の場所をバーと設定しますが、ここからして重要なポイントだと思います
レストラン等ではなくバーに設定することは、蠱惑的な雰囲気を出す以上にテーブル一対型の椅子。を出す為の意味＋【座席を外すという個人的なサービスを行い易い状況】を作り出しています
勿論、レストラン等でもこの問題は設定出来るし成立出来るでしょう、ですが【店主が座席を外すように指示を出す】という点において、おそらくここまでイメージを持たせやすい場所設定はそうはありません

そして二行目「車椅子に乗った初老の男性」これは答えさえ知っていれば重要な手掛かりであると気が付けるが、そうで無ければ物語のチャーム性を高める重要なキャラ付けともとれます
つまり「男が車椅子で移動するようになったまでのドラマが何か従業員に聞かれたくない話ではないのだろうか？」と誤認させうるだけの要素なのです

また初老であるということも、車椅子であることの自然性を生み出すだけでなく先に来ていた女との関係性を膨らませるに値するワードです、二人は親子？それとも不倫現場？

一体どのような理由で待ち合わせをしていたのだろうか？そんなドラマ性を想像させる組み合わせになっているのです

そして最初に言ったように、この問題のトリックは【「席を外す」という言葉のダブルミーニング一点のみ】なのです
ですが【バーという場所、初老の男という設定、故の車椅子というアイテム全てが、謎の魅力を引き出しながらも、納得感や問題を解くための手掛かりとなっているのです】



何度も言いますがこの問題のトリックはとてもシンプルなものです



けれどもそのシンプルなトリックも装飾次第でこれ程までに魅力と納得感を引き出す作品になり得るのです



良い問題とは必ずしも奇抜なトリックや重厚なストーリーを用意しなければいけないものではない、問題の細部の設定をいかに核となるべき要素と親和させて納得感ある作品とするかが大事である
その事をよく教えてくれるいぶし銀な名作と言えるでしょう

No.3『閑古鳥知らん塩ラーメン』(Hugoさん) に1票
No.7『ラズベリーソース』(青信号さん) に1票
[感想]（ネタバレなし）
どちらも素晴らしい作品でした。
特にラズベリーソースの方が私的には好きです。(≧▽≦)

No.⑤名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか？（キャノーさん）に2票

[感想]（ネタバレなし）

「今月の一杯」を決めるのに、みなさんそれぞれの基準があるかと思います。
トリック、物語、納得感…
この作品がそういった点で優れていると思うのはもちろんなのですが、
私が心惹かれたのは参加者に謎を解いてもらう、楽しませる工夫です。
正解・不正解に関わらず、
この問題に参加して楽しかったと感じた方はきっと多くいらっしゃるでしょう。
また、4月は「SP部屋」の実装という大きなアップデートがありましたが、
この作品の公開されたSP部屋を読むと、いろいろ勉強になるかもしれません。

No.1『背伸びしたっていいよ。』(弥七さん) に1票
No.4『スタンプラリー』(元灯台暮らしさん）に1票

[感想]（多大なネタバレなし）
①私も実際に参加させていただいた問題です。
身長を測るために柱に傷をつける、というのはよく耳にする話ですが、謎を解くには姉弟それぞれの心情を紐解いていく必要があり、解き応えのある面白いスープだと思いました。
また、ただ謎を解いて終わりではなく、その背景には2人の細かい設定が隠されており、解説を読むことで2度楽しめる素敵な物語スープでした！

④トリック系の問題が好きな私が目指す形、といっても過言ではありません。問題文を一読して頭に浮かべるイメージが解説を読んで綺麗に裏切られる、そんなスープが好みです。
この問題はそれを違和感なく、またアンフェアな表現を入れることなく成立させています。そんな言葉の言い回しや状況の切り取り方が非常に参考になる、良トリック系問題でした！

No.⑤名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか？（キャノーさん）
No.⑥やっぱ、これだね。（休み鶴さん）

[感想]（ネタバレあり）
5は実際に参加して楽しかったというのが最も大きかったです。また、探偵のことを知らなかったことが大事、というのが面白かったです。
6は短い問題文に対して、問題の魅力が大きかったかなと思いました。

正直今回はほぼすべてブクマあるいはgoodを自分でもした作品群であり、選べませんでした・・・。

No.④『スタンプラリー』（元灯台暮らしさん）に一票
No.⑤『名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか？』（キャノーさん）に一票

感想　（二つともネタバレあり）

④『スタンプラリー』
問題文において嘘はついていないにもかかわらず、
ユキノブがスタンプを一つだけ押して早々に帰ったのだと綺麗に騙されました。
また、短い解説にもかかわらず、感慨深い良い話だったと思います。


⑤『名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか？』
解説を読むと名〇偵コ〇ンの毛〇小〇郎みたいなキャラが言っていてもおかしくないと納得できるにもかかわらず、
問題文だけだと別解も含めぱっと答えが浮かばない面白いアイデアの問題だと思いました。
問題文の『初対面である』というさりげない表現も素晴らしく思います。

No.4『スタンプラリー』(元灯台暮らしさん) に1票
［感想］
言葉のチョイス一つ一つが洗練されており、見事に騙されました。1000問に1つレベルの良問だと思います。

No.10『こめんあそばせ』(休み鶴さん) に1票
[感想]
エントリー外推薦の推薦文でも書きましたが、斬新な仕掛けで度肝を抜かれました。この衝撃的なデビュー作を見て、休み鶴さんのファンになりました。

⑤名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか？(キャノーさん)
⑧灰猫救出物語(青信号さん)
に1票ずつ投票いたします！

以下感想(ネタバレあり)です

⑤純粋に「参加して楽しかった」という理由で投票しました！ 何よりずーっとらてらてに張り付いて回答してくださったキャノーさんがすごい！ そういう出題者さんの問題は「また参加したい！」と思います。
⑧ご自分のアイコン・名前をトリックに据えた問題。ラテシンのMVSだったら斬新さ部門に入れたいですね！ 最後の「赤黄赤になった信号」というのもチャーミングで面白かったです！

以上です、スタジオのマクガフィンさんにお返ししまーす。

⑤『名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか？』(キャノーさん) に1票
⑧『灰猫救出物語』(青信号さん) に1票

＜感想＞（すべてにネタバレを含みます。）

　この月刊らてらてにおいて、選抜や推薦される作品というのはみーんな「良問」であることに間違いないでしょう。しかしながら毎月このサイト内で出題される作品の中には、選ばれていないけれども「良問」、というのはたくさんあるわけです。その違いってなんでしょうか？？

本企画の選抜方法である『新エントリー基準』によると「いいね」と「ブクマ」の両方を合算した上位作品が晴れてエントリーされる、ということになっています。単に「良問」だけを探したいなら「いいね」だけで判断すればいい。しかし「ブクマ（ブックマーク）」が項目に入っているのはなぜか？？......それは、その作品が「どれだけユーザーの目に触れたか」を評価したいからなのです。

本企画のキャッチコピーは「あなたが選ぶ今月の一杯」。つまりその月を代表する一杯をみんなで決めることが目的なんです。人の目に触れ、注目を集めたかどうかが非常に大切。全ての作品は「良問」ではあるけれど、「良問」というだけで選ばれた訳ではないのですねー。という観点から、今月エントリーされた作品の中で２作品を選んでみました。


☆『名探偵は顔を見ただけで犯人が分かるのか？』（キャノーさん）
→2020年4月と言えば、らてらてのなかで大きな変化がありました。公式に設置されることとなった『SP部屋』です。今までは非公式にSP（スープパートナー）を募集、秘密の部屋で相談をすることで自身の問題の質の向上を図っていたのですが、過去以上に広く門が開けられ、さらに部屋を「公開」することができることで、どうやって問題が作られていくのかを見学できるようになり、脚光を浴びました。キャノーさんの作品も、そうしたSP部屋ブームから生まれた問題です。前回の月刊らてらてでお話した「季節のトレンドを掴んでいる」のと同様、「らてらてのブーム」をしっかりと捉え、ユーザーの興味を引いたところが素晴らしいです。問題自体もクオリティが高く、問題文のちょっとした「表現」をしっかりとトリックに加えている点が評価されたのでしょう。確かに、名探偵が住んでるっていうのに事件は起こさないわな…コ◯ンじゃあるまいし。より注目すべきは、キャノーさんを含め、SPを担当された天童魔子さん、「マクガフィン」さん達によるSP部屋での議論よ。百聞は一見にしかず、公開されているので是非ともご覧になってください。

☆『灰猫救出物語』（青信号さん）
私は常々思うわけです。このサイトでは「水平思考クイズ」のことを「問題」とか「スープ」とか「作品」とかって呼んだりするわけですけど…「問題」は出題者が作るもので「作品」は出題者と質問者の両方が作るものなんだなぁ、と。問題文から始まる質問とその受け答えから始まって解説文が出るまでの全てが「作品」なんだと思うわけです。決して悪い意味じゃなくて、これは青信号さんのやられっぷりが美しい。これがスナイプ芸、というやつでしょうか。今回の青信号さんの問題もきっとくりすさんの1問目がなかったらここまで注目された作品にはならなかったんだろうなぁ…ひとつの芸術作品を見るような目で、眺めておりました。私は出題者なら誰でもそのユーザーの人となりを表すそれぞれの一杯があると信じていますが、『灰猫救出物語』は青信号さんしか出題できないというオリジナリティと、トリックに全振りするわけではなく、そこに温かい物語性を秘め完成された解説文がマッチしていて素晴らしかったです。「青信号さんの一杯」と呼んで差し支えないのではないでしょうか。まあ、私は「年齢可変式乙女」も好きだけどね。

以上です^ ^ [編集済]

3＋

次の２作品に１票ずつ投票します。感想にネタバレはないです。

④スタンプラリー（元灯台暮らしさん）
→とにかく納得感がすごい！リアルに声が出ました。

⑧灰猫救出物語（青信号さん）
→これぞ新・形式！！トリック、納得感、物語、全てが良質な良問なのです。 [編集済]

No.⑧ 『灰猫救出物語』（青信号さん）に一票
No. ⑨『目撃者は少ないほうが良い』（るょさん）に一票
感想(ネタバレあり)
No.⑧ 『灰猫救出物語』：擬人化系のネタは納得感が薄くなりやすいものですが、この問題を青信号さんが出題しているならば納得せざるを得ません。
意表を突かれたトリックでした。
No. ⑨『目撃者は少ないほうが良い』：違和感のない文章にまんまと騙されました。慣用句の持つ意味をうまく利用し、真相を見事に隠しています。 [編集済]

⑥やっぱ、これだね。（休み鶴さん）に1票
⑨目撃者は少ないほうが良い（るょさん）に１票

[感想]（ネタバレなし）
『やっぱ、これだね。』は私のウミガメ史にとってエポックメーキング的な作品。文句なしの１票。あと１票は『目撃者は少ないほうが良い』と『ラズベリーソース』とでどちらにいれるか迷いました。アクロバティック的な要素のあるものが好きな私にとっては甲乙つけがたかったです。最後は文章の好みで『目撃者は少ないほうが良い』に決めました。

③に一票お願いします。

以下、感想など（ネタバレあり）
『作問する側の人間』としての評価である＆狙ってやっておられるかわからないので、勝手な解釈であることを先に断っておきます。
さて、私がこの問題で評価したいのは、ズバリ「問題の構成」です。
というのも、私が問題を作るときは、何らかの引掛けというか、相手を騙せるようなアイテムを登場させたりしがちなのですが、
この問題に関してはそれがないな～と感心したからなのです。
いわゆる、謎のないところから謎を作り出している点が素晴らしいと感じました。
問題を解いていく流れとしては、まず、細かく家の中の状況描写がされているため、参加者はまずそこをつつきます。
しかし、室内で主人公の心情のみを推理したのでは解答にはたどり着けず、参加者はそこで探索して得た情報を一旦頭の隅に置いておくことになります。
そして、過去の出来事や、ドアの外にある「ミス」に目を向け、特定が行われた後、改めて家の中で得た情報と照らし合わせて物語が見えてくる…といった流れになっています。
こういう流れで解いていくと、参加者が家の中で勝手に置いた伏線が、家の外で回収してもらえるような気持ちよさが生まれるわけですね。
惜しむらくは、ミスの内容特定がもの当てになりかねない部分でしょうか。
コレに関しては、今回は比較的「玄関の外の傘」というワードがすんなり出たため回避されていますが、
問題が少し行き詰まってしまった場合、なりふり構わずワードの特定をされてしまうと、先述の気持ちよさは失われていたかもしれません。
この問題では、「雨」というキーワードや、
ワードの特定から一捻りして「昼飯が変わったかもしれない」という理由を当てさせる構成になっており、ある程度は対策を意識されているのではないかと思います。
丁寧に作ってあることがわかるいい問題だと思います。