みんなのGood

良質:6票トリック:5票物語:8票納得感:2票
ユズがシホの飲みかけのペットボトルに【ある物】を入れた結果シホは【{死んだ}】。
彼女が使った誰でも合法的に、タダも同然で手に入る【ある物】とは何だろうか。
23年06月27日 00:58
【20の扉】 [OUTIS]

皆様のご参加、心より感謝するヨ




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ユズはシホが嫌いだった。
ある日彼女は校庭に生えていた<{花}>を一輪、シホが置きっぱなしにしたペットボトルに入れて花瓶に見立てシホの机の上に置き、皆はそれを見て笑った。
その行為はその日から続き、ついにシホはいじめを苦にして自殺した。
彼女を殺したのは悪意という名の毒なのだった。

正解条件:いじめや自殺を踏まえて花
空箱に愛「21Good」
良質:9票トリック:2票物語:3票納得感:7票
息子が自由帳にかいた奇妙な文章とイラスト。
そのイラストは猫や熊に見えないこともないが、明らかにXが多いので、きっとYのイラストなのだろう。

X、Yに入る文字をそれぞれ一字で当ててください。
23年10月27日 21:38
【20の扉】 [tsumugu]

 




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X= た
Y= 狸

Cindy :https://www.cindythink.com/puzzle/8872
永久凍土の地「21Good」
良質:9票トリック:5票物語:3票納得感:4票
ラテラテ町の糖尿病患者が今年になって急激に数を減らし、もう殆どいないことを知った甘党のカメオ医師は来年にはラテラテ町から別の町へ引っ越すことに決めた。

以上の出来事からカメオの好きな飲み物を正確に特定した後、カメオの嫌いな食べ物まで考察せよ。
24年02月29日 22:44
【20の扉】 [松神]



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A.甘党の吸血鬼カメオの好きな飲み物は糖尿病罹患者の血液である。また、吸血鬼の嫌いな食べ物は当然にんにくだろう。
良質:6票トリック:3票物語:7票納得感:5票

{ラテライツ王国には、古くより伝わる魔女の伝説がある。}
なんでも王国近隣の森には{キヨウル}という魔女が住んでおり、美しい女性が森に迷い込むと妬んで呪いをかけてしまうそうだ。

実際に、森の奥地でキヨウルに会ったという者も存在する。しかし確たる証拠はなく、あくまで伝説は伝説であるというのが大半の国民の認識であった。

ところが近年、王国内ではキヨウルの呪いによる被害を訴える者が後を絶たない。多くは伝承の通り若い女性であり、原因不明の病にかかる・記憶の一部を失う・何かに取り憑かれたかのように錯乱する等、呪いによる被害の内容は多岐にわたった。

そのあまりの人数に、ラテライツ王家もどう対処すべきか頭を抱える日々が続いていた。

そんな中、{新しい国王にダダダダが即位}してからというもの、上記のキヨウルの呪いに関する騒動は瞬く間に鎮静化していった。

{ダダダダ王が魔女キヨウルを懲らしめたわけではないとすると、一体何故だろう?}
24年03月16日 22:45
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]

問題を作った私をみんなで褒めるのだ




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【A、イケメン王子ダダダダが王子じゃなくなってしまったから。】






────昔々、大変美しい姫君がいた。
だが、ある時森に迷い込んだ姫の美貌を妬んだ魔女に呪いをかけられ、姫はカエルに変えられてしまう。
だが王子のキスで呪いは解け、2人は結ばれた。
そうしていつしか彼らは森の傍らに国を建て、最初の王と王妃になった。


後の、ラテライツ王国である。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

さて、随分と長い時が経った今も上記の伝説は国民たちに広く知られており、魔女キヨウルの噂も未だ健在である。
{今でも近隣の森には魔女が住んでおり、美しく若い女に呪いをかけてしまう。呪いを解くには、王子のキスしかないのだと。}

しばしば、森でキヨウルに会ったと主張する者も存在するが確たる証拠もなく、あくまで伝説、噂話の域を出ないというのが多くの国民の認識…「だった」。


{近年になって、「キヨウルに呪いをかけられた」という女性}が数多く現れるようになった。

一体なぜか。
それは現国王の長子、{王子ダダダダ}が原因である。


{王子ダダダダは眉目秀麗なハンサムボーイ。国中の女性は皆、彼にメロメロである。}
まだ彼に伴侶はいない。ワンチャンあるなんてことを言う気はないが、あわよくば彼と懇ろになりたい女性は多い。

そんな女性達は、そのうちあることを思い付いた。
{「建国の伝承と魔女キヨウルの噂に便乗したら、王子にキスしてもらえるのでは?」}…と。
要は魔女の呪いにかかったような振る舞いをして、それを解くためという名目で王子にキスしてもらおうという魂胆だ。

最初の最初こそ1日に多くて2、3人であったため、憐れに思った王子も真剣に話を聞いていた。しかし、そのうち話が人伝いに拡がってしまった結果、キスを求めて城に来る女性の数は爆発的に増えた。ここらで流石の王子もおかしいなと思ったらしい。

そうして女性たちはよくキヨウルの伝承を語るようになり、その呪いの被害を騙るようになった。

{とはいえ、伝承通りカエルに変身したふりなど出来る筈もない。困った女性たちは、自分たちの演技でなんとかなる範囲で不調を騙り、キヨウルの呪いのせいということにすることにした。}



「森から帰って来てからお熱が出て…お医者様も原因がわからないというのです…これはきっと{魔女の呪い}ですわ!」

「お願いです…娘が記憶喪失になってしまい、母である私のことがわからないのです…!あの森に入ってからです…これはきっとかの{魔女の呪い}…」

「フハハハハーー!私は{魔女の呪い}でこの女に取り憑いた悪魔だーーーっ!私を祓うには王子のキスしかないぞーーーっ!」



こんなのが毎日城の前に山ほどやってくる。

近隣の森を立ち入れないようにしようかと考えたが、王国は資源の多くを近隣の森の自然から賄っており、誰も立ち入れないようにしてしまっては国営がままならなくなってしまう。

{すっかり困り果てていた、王子をはじめとする王家の人間たち。}

だがそんな中、持病の悪化を理由に現国王が退位。
{長子であるダダダダが父の王位を継承し、新しく国王の座につくこととなった。}

このニュースは瞬く間に国中を駆け巡り、ラテライツの女性たちは大いに悲しんだ。

{王になってしまったのである。}

ダダダダには、「キスしても王子ではないから呪いが解けない」という大義名分ができてしまった。
当然、呪いを口実にキスを要求してももう意味がない。
徐々に伝承に便乗する者は減り、城までキスを要求しに来ることはなくなっていった。

{こうして、魔女キヨウルの被害を訴える人は殆どいなくなったのだった。}



ダダダダ王の即位から十数年後。

今となっては魔女キヨウルは、以前までと同じ「伝承の中の存在」という認識に戻った。魔女の話は殆どの国民が知っているものの、実在を信じている人はごく少数である。
それでもやっぱり、森で迷った際に魔女キヨウルに会ったと主張する人がごくたまに現れる。

{ひょっとすると近隣の森では本当に、キヨウルがひっそりと暮らしているのかもしれない。}




ストーリーと解説 : 器用
(https://late-late.jp/users/profile/5757)
良質:9票トリック:3票物語:6票納得感:3票
 
〖 挿絵の川柳の〈君〉についての問題 〗

〈君〉は、心優しい亀夫と暮らし始めてから十円ハゲができた。
一体なぜ?






(挿絵の詳細は、まとメモに書いてあります。)



◆問題のまとめページ
https://note.com/keccyap/n/n0a26428c52ac

問題文・挿絵・まとメモ・ヒント(後日公開)・解説(解決後記載)をまとめる用のページです。

こちらに{ヒントを公開したらお知らせします}ので、必要な方はご利用ください。
ワンクッション置くために、ヒントだけは、まとめページからタップ(クリック)で別ページに飛ぶ仕様になっています。
25年07月20日 22:06
【ウミガメのスープ】 [霜ばしら]

7/27(日)の22:00頃までの約1週間🍅




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【〖 答え 〗】

〈君〉({鶴}) が、自分の羽を抜いて布を織っていたから。








とある雪の降る夜、亀夫は猫を家に連れて帰りました。

とんとんからりと繰り返される音は、すっかり聴き馴染んだものとなっていました。
妻のおつうは、今日も機織り部屋にこもっているようです。

その音が気になったのでしょうか。
機織り部屋の障子に、猫が勢いよく飛びかかりました。

それを止めようとした亀夫は、猫が開けた障子の穴の向こう側を見てしまいました。
おつうの姿はどこにもなく、まだらに羽の抜けた鶴と目が合いました。

鶴は障子を開け、静かに亀夫の側へと歩み寄りました。

「その猫はどうしたのですか?」
「今晩はここに置いてやろうと思って。寒さに震えていて可哀想だったから……」

驚き固まっていた亀夫は、おつうと同じ声に反応して思わず言葉を返しました。

「……貴方らしいですね」

鶴の声は、嬉しそうにも悲しそうにも聞こえました。

「私も、以前貴方に助けられた鶴なのです。その恩を返したくて、優しい貴方のお側に居たくて、人間に化身しておりましたが、正体を知られてしまったので、人の姿になることができなくなりました。……もうここには居られません」

おつうの正体に衝撃を受けた亀夫は、何も声をかけることができませんでした。
そんな亀夫に別れを告げ、おつうは遥か彼方へ飛び去ってしまいました。

「短い間でしたが幸せでした」

その最後の言葉を反芻している亀夫の足元で、猫が丸まりました。

羽が抜け赤剥けた痛々しいおつうの姿が、目に焼き付いて離れません。
何も気づかず、彼女の献身を享受していた日々が悔やまれました。

美しい娘からの好意を嬉しく思いつつも、「なぜ自分なんかを」という疑念が捨てられなかった亀夫は、この日初めて、向けられていた愛の理由とその深さを知ったのです。









〖 元ネタ 〗
「鶴の恩返し」の夫婦になるバージョンの「鶴女房」。