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みんなのGood

災い転じて「22Good」
トリック:7票納得感:15票
点字ブロックの上に障害物が置かれている場合、利用する人がつまずき、転倒する危険がある。
カメオが経営する店の前にはいつも客が停めた自転車が並んでおり、点字ブロックの上にも平気で停められている。

ある日、カメオが店の前に張り紙をしたところ、その日以降点字ブロックの上に停められる自転車の数は0になった。

張り紙には何と書かれていたのだろう?
19年10月20日 21:00
【20の扉】 [滝杉こげお]

初心者です。よろしくお願いします。




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閉店
良質:12票トリック:2票物語:2票納得感:6票
 春と思えぬ寒気。休日だというのに雨が降っている。窓の外は暗いがもう昼らしい。
 男はキッチンへ向かうと、買いだめしてあったカップラーメンを手に取った。最後の一つだ。ビニールをはぎ取り、ふたを開けてお湯を注ぐ。

 短い昼食を済ませたのち彼は出かけることにした。またしばらくの間食べる分のカップ麺を買おうと思ったのだった。近所のスーパーなので適当な格好のまま、靴を履いて玄関のドアを開けた。
 その直後、彼は自分の犯したミスについて思い至ることになる。

 もしそのミスが無ければ、その日、男の昼食はカップラーメンではなかったかも知れない。

 さて、どういうことだろうか?
20年04月18日 02:32
【ウミガメのスープ】 [Hugo]

創り出すからの逃走




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 男は浮気をしていた。つい先日、なぜかそれがバレて、妻と別居になったばかりだった。
 一人では家事などをする気が起きず、食事は適当に、買いためた冷凍やインスタント麺などで済ませることが多くなっていた。

 それはさておき、玄関のドアを開けた男がまず目にしたのは傘立て、正確にはそこに置いてあった一本の傘である。自分のものではなかった。
 妻は身の回りの物を大抵持って行ってしまっていたし、おそらくどこからか自分が誤って持ち帰ったものだろう。さて一番最近傘を使ったのはいつだったか。

 そして男の背筋は凍る。浮気相手の女性の家から帰るのに、自分のものと勘違いして彼女の傘を使ってしまったのではないか。浮気がバレたのは奇しくもその同じ日である。あの時は西日で気づかなかったが、夕焼けを吸ったような濃いオレンジの女物の傘である。男は自分のミスを確信した。

 浮気がバレていなければ、妻と別居することにはならなかったはずだ。昼食だって妻が作ってくれていたかもしれない。
やっぱ、これだね。「22Good」
トリック:19票物語:1票納得感:2票
バラエティ番組が大好きな私が思い浮かべている食べ物を当ててください。

※シンプルな物当てです。
20年04月24日 18:42
【新・形式】 [休み鶴]

スナイプ歓迎です!




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やっぱりバラエティ番組の定番と言ったら「パイ投げ」ですよね!
旅は道連れ世は情け「22Good」
良質:18票トリック:3票納得感:1票
「もうすぐ産まれそうなの」

仕事の休憩中に、妻からそう連絡を受け取った男は、いてもたってもいられなかった。
後で怒られる事は覚悟の上で、仕事を放棄して妻のもとへと向かうべく、タクシーにのりこんだ。

だがそんな時ほど問題が起きるわけで…
いざ発進しようとしていたタクシーに一人の女が乗り込んできて、男にこう言った。

「お願い!無茶な事を言ってるのはわかってるけど、急いでいるの!
 どうしてもすぐに名古屋に向かわなくてはいけなくて…」

急いでいるのは男も同じである。
女に譲ってあげる義理などない男は、当然断ろうと思ったのだが
名古屋となれば話は別だ。
なんという偶然か、男の向かう先も名古屋だったのだから。
結果、二人は共に名古屋に向かうのであった。

男は幸運だった。
出産には立ち会えたし、懐が心配だったのだが、タクシー代も全額女がきっちり払ってくれた。
{職場の上司には褒められ、休暇まで頂けた}

いったいどういうことだろう?
20年10月17日 22:17
【ウミガメのスープ】 [琴水]



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「もうすぐ産まれそうなの」

夜勤の休憩中に、出産のために実家の名古屋へ移っている妻から、そう連絡を受け取った{タクシー運転手}の男は、いてもたってもいられなかった。
後で怒られる事は覚悟の上で、仕事を放棄して妻のもとへと向かうべく、自らが運転するタクシーにのりこんだ。

だがそんな時ほど問題が起きるわけで…
いざ発進しようとしていたタクシーに一人の女が乗り込んできて、男にこう言った。

「お願い!無茶な事を言ってるのはわかってるけど、急いでいるの!
 どうしてもすぐに{名古屋}に向かわなくてはいけなくて…」

ここは{東京}である。
夜を徹して名古屋に向かってほしいという女の頼みは、確かに無茶なものであるだろう。
男は自分の主張を譲るつもりなどなかったのだが、男の向かう先も名古屋だった為、仕事をさぼらずに名古屋まで行ける事は歓迎できることであった。
そうして男は、女を客として迎え、名古屋に向かうのであった。

男は幸運だった。
出産には立ち会えたし、10万を軽く超えるタクシー代に、女の懐具合が心配だったのだが、お金が足りないということもなく全額きっちり払ってくれた。

今日一番の稼ぎ頭だな!と上司には褒められ、戻るのにも時間がかかるし、仕事にならんだろうから今日は休んでいいぞと休暇まで頂けたのであった。
良質:15票トリック:1票物語:3票納得感:3票
クラスいち地味で目立たないミサト。

いたずらっ子のタケシは、そんな彼女によくちょっかいをかけている。

ある日の放課後、二人きりの教室でタケシはいつものようにミサトのことをからかっていた。
「ミサトって地味な顔だよな!」

それを聞いて少しムッとした様子の彼女は唐突に、学校では滅多に外さないビン底メガネを外した。

突然のことに驚いたタケシだが、メガネを外したミサトの顔を見て思わずつぶやく。
「嘘だろ、ミサトが可愛く見えるなんて…」

照れるあまりうつむいた彼女は、もう二度と人前でこのメガネを外すまい、と心に決めた。

一体なぜ?
20年11月21日 21:00
【ウミガメのスープ】 [「マクガフィン」]

SP…るょさん、ダニーさんと挿絵提供フェルンヴェーに全力感謝!




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『簡易解説』
ちょっかいをかけられた仕返しに、タケシがかけているメガネをさっと外したミサト。
どこにでもいる地味な顔だと思っていたタケシは、実は野暮ったいメガネを外すと抜群にイケメンだということにその時気がついた。
彼の素顔がみんなに見られると恋のライバルが増えてしまうと思ったミサトは、人がいる所では彼のメガネを外さないことを決めた。




拝啓

枯葉舞う季節となり冬の気配を感じるこの頃、谷本タケシ様におかれましては、平素とお変わりなく……
みたいなことを本当は書かなきゃいけないみたいなんだけど、タケシ君はきっとそういうの気にしないと思うからやめちゃいます。手紙なんて初めて渡すのに、最初からこんな調子でごめんね。

突然だけど、私たちが今みたいによく話すようになったのって、いつ頃からか覚えてる?
きっと忘れてるだろうけど、ちょうど一年前の今頃からだったんだよ。
去年は高校に入って最初の年だったから友達も全然いなかったし、あんまり誰かと関わろうっていう気にもなれなかったから、ずっと教室で本を読んでたんだ。影の薄さで言えば、私、クラスでも一番だったんじゃないかな?

隣のクラスのヒロナちゃんってわかる?
前にちょっとだけ話したけど、この学校で一人だけ私と中学校が同じでね、毎日授業の愚痴とか全部聞いてもらってて、あの子さえいれば友達なんていらないやーって思ってたの。お互いに知らないことなんてないくらい何でも話してたからさ。

それで、ヒロナちゃんに愚痴る内容が増えたのが夏休み明けくらいかな。なんでだと思う?
そう、その頃からだよ、タケシ君が私にちょっかいかけ始めたのは。
その頃ですらクラスの人の半分くらいしか名前知らなかったけど、さすがにタケシ君は知ってました。だっていっつも小学生みたいなイタズラして、先生に怒られてるんだもん。見た目はガリ勉っぽいのに変なのって思ってたのは内緒だよ。

そんなタケシ君が、どういうわけだか私に毎日いたずらしてくるようになったもんだから、すごく驚いたし、正直迷惑だなって思ってた。別に面白いリアクションするわけでもないし、なんで私なの?って。
まあ無視すれば済む程度だったから、うっとうしいってだけだったけどね。

だからあの日の放課後、いつもみたいに絡んでくるタケシ君をスルーできなかったのは、前の日にヒロナちゃんが顔がかわいいとどうのこうのって話をしてたからかな。もしかしたらそのとき読んでた小説が面白くて、邪魔されたくなかったのかもしれないけど。

「ミサトって地味な顔だよな。」
たぶんそんな感じだったと思うんだけど、なぜかいつもよりイラッとしちゃって。気づいたら手が動いて、タケシ君のメガネ、取っちゃってたんだよね。
タケシ君がメガネ外してるとこなんて見たことなかったからさ、いつものイタズラの仕返しをしてやったって心の中で叫んでたんだ。

どうだ!見たか!ってにやにやしながら見上げたら案の定びっくりしてるみたいだったけど、たぶん驚くポイントが違ったと思う。
「ミサトが可愛く見えるなんて…」って、タケシ君そう言ったんだよ? 私がびっくりするよ。
いや、確かに言われたその時は嬉しかったよ、そんな風に言われたことなかったから。でもよくよく考えたらひどくない? タケシ君まあまあ目が悪いじゃん。メガネ外した方が可愛く見えるって、よく見たら可愛くないってことでしょ? まったく失礼しちゃう。

でもタケシ君以上に、私の方が驚いてたと思う。正直言って、普段のタケシ君って全然かっこよくないの。ビン底メガネの印象が強すぎて、みんなしっかり顔を見てないんじゃないかな。
どうしてこんな悪口言うのかって怒るかもしれないね。でも、でもね、自分では気づいてないだろうけど、メガネを外したタケシ君は、すごくかっこいいんだよ。

あの時初めてタケシ君の素顔を見て、こんなにかっこいい人本当にいるんだって思った。目がぱっちりしてて、鼻立ちもシュッとしてて。そんなイケメンから「可愛く見える」なんて言われたら、そりゃ照れるし目もそらすよ。
もしもタケシ君がメガネじゃなくてコンタクトだったら、今ごろモテすぎてファンクラブができてるんじゃないかって本気で想像してる。

だからその時、不意に思ったの。
タケシ君の素顔は、誰にも見せちゃいけないって。
みんなの前でメガネを外したら大騒ぎになって、きっと今までみたいに絡んでくれなくなるだろうなって。

私がタケシ君のメガネを外すのは、誰にも見られてない時にしようって、その瞬間に決めたんだ。


ヒロナちゃんにも言えない気持ちは、初めてだったんだよ。


その日から私は、学校に行くのが楽しくなったの。タケシ君に会えるってだけで、勉強も全然大変じゃなかった。
タケシ君がいつもいたずらばっかりなのも、みんなを笑顔にしたいからなんだってわかったし、一緒に話しててこんなに楽しい相手がいるなんて思いもしなかったよ。
今年も同じクラスになれた時は、涙が出るほど嬉しかった。いつも本当にありがとう。


さて、ここまで来ればものすごーく鈍感なタケシ君でもわかったかな?
そう、この手紙はいわゆるラブレターってやつなんです。びっくりした?

できれば直接伝えたかったんだけど、そんな勇気私にはないので、この手紙に託します。
書くだけでもすごく緊張するけど、聞いてください。


私、寺澤ミサトは、タケシ君のことが好きです。

{私と、付き合ってくれませんか?}