みんなのブックマーク

8皿目「2ブックマーク」
そのレストランでは、シェフのオリジナルスープを提供している。
客は日々変わるその味を楽しむためにそのレストランを訪れる。
しかし客がスープを飲んでも、
それが美味しいのか美味しくないのかがわからない。
客がスープを飲み終わり、シェフがその材料を説明して、
初めてその味がわかるという。
一体なぜこんなややこしいことが起きるのだろう?
19年02月28日 21:50
【ウミガメのスープ】 [靴下]



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この「レストラン」とは、ラテラテのこと。
そして「シェフ」は出題者。
参加した「お客さん」は「スープ」を解き、正解=「完食」を目指す。
飲み終わった後「シェフ」がトリック=「材料」を「説明」することで、
それがいい問題=「おいしいスープ」かどうかを判定する、といった具合。
ペット&シーフ「2ブックマーク」
カメオはカメコのペットである。
しかしカメオは中々カメコの言うことを聞かず、カメコはどう躾けたものかと困っていた。

ある日、カメコが家に帰ると泥棒に入られていた。扉は開け放たれていたもののカメオは部屋に居たまま逃げ出してもいなかったが、カメコは青ざめて慌ててカメオを殺してしまった。一体どういうことだろうか?
19年02月26日 17:11
【ウミガメのスープ】 [日持ち]

わりと不穏です。




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カメオは人間で、カメコが拉致監禁している「ペット」である。

ペット扱いされているカメオは防音室のなかで拘束されていた。当然カメコに従うはずもなく、食事の際に何度も食事を運ぶカメコの手を噛もうとしては、躾だお仕置きだと暴行されていた。

ある日、カメコが不在の間に泥棒が忍び入る。部屋を荒らし金品をあさる泥棒は、奥の部屋を開け、カメオを発見してしまった。その凄惨な状況に泥棒は慌てて逃げ出し、その後カメコが帰宅する。
荒らされた家と、開け放たれた防音室に、喉が嗄れきった様子のカメオ。青ざめたカメコは、このままではまずいと衝動的にカメオを殺してしまった。

カメオの救助要請の叫び声を聞いた近隣住民と匿名(泥棒)の通報から現場に駆けつけた警官は、首を絞められ死んでいるカメオに手を掛け呆然としているカメコを逮捕に至ったのだった。

余談だが、その後、泥棒はその光景がトラウマになり、足を洗ったという。
失はれる昨日「2ブックマーク」
繰り返しに嫌気が差した男はひとつ前の日を無かったことにした。
状況を説明してください。
19年03月01日 19:41
【ウミガメのスープ】 [紺亭 唐靴蛙]

終止符を打つ物語。




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男は今まで「々」という記号を「くりかえし」で変換していた。
しかし1つの記号のためにわざわざ「くりかえし」と打つのが面倒で嫌になったので、
「日々」と入力し、ひとつ前の「日」を消して「々」を残すスタイルにした。

ささやかながら文字入力のひと手間に終止符を打った男であった。
ドッペルハンガー「2ブックマーク」
ハンガーがぶら下がっているのを見たカメオは、
誰かが死んだことを悟った。
どういうことだろう?
19年03月01日 20:32
【ウミガメのスープ】 [ミンタカ]



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いつもはカメコの喪服がかけてあるハンガー。
今日は服はなく、ぶらぶらしていた。
カメコが喪服を着て、誰かの葬式に行ったことをカメオは知った。
美味しいケーキ「2ブックマーク」
ある男が女にケーキをご馳走した。

女はたいそう喜んで、
幸せそうに食べてから男に感謝を告げようと、
男の方へと顔を向けた。

男は顔を真っ青にし茫然と女を見つめていた。
何故だろう?


19年03月02日 23:49
【ウミガメのスープ】 []

スナイプ歓迎です。




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美しい夜景の見える高層レストラン。
そこでディナーを楽しむ男女。

男がご馳走したディナーの最後のケーキは、
プロポーズのため婚約指輪を密かに忍ばせた
特別なケーキだった。

男は女が美味しそうにケーキを食べる姿を見つめながら
その指輪に気づくのを今か今かと待っていると、
いつのまにか女がケーキを食べ終わっている事に気付いた。

そのとき男は指輪も
女の腹の中に入ったことに気付いたのだった。