みんなのブックマーク

lim(x→1) 1/x=疲弊「4ブックマーク」
カメコが見た数字が分数だったなら、その値が1に近づけば近づくほど、
整数だったなら、その値が大きくなればなるほど、カメコの疲労は溜まっていく。

これは○○が壊れたからだというが、○○は何?

※○の数と文字数は関係ありません
※同義可
23年01月23日 23:23
【20の扉】 [ベルン]



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【エレベーター】

エレベーターが壊れ、階段で自宅(50階)まで登る羽目になった小学生のカメコ。
階段に書かれた階数が大きくなるほどカメコは疲れていく。
階と階の間の踊り場に書かれた数(例えば二階と三階の間だと3/2など)が1に近づく(最後は50/49になる)ほど高層階となる(画像参照)


※画像はTwitterより拝借しました
優等生のたかしくん「4ブックマーク」
少し前に授業で習ったため自信満々に手をあげた小学1年生のたかしくん。
その後たかしくんは先生に当てられたが、全く喋る気配がなかった。
先生が質問を何度繰り返してもこたえない。
いったいどうしてだろうか?
23年01月23日 19:11
【ウミガメのスープ】 [rotary]

25日いっぱいで質問締め切ります!




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その日、先生は寝不足で車を運転していた。
そんな先生の目には、学校で学んだ通り{横断歩道}を手をあげて渡っているたかしくんの姿は映らなかった。
そのため、先生はたかしくんに{車を}当ててしまった。
急いで車を降りて、「大丈夫か!?」と質問するものの、たかしくんの息はすでに無く、何の{応え}も返ってこなかった。
天ぷらそばも食べたい「4ブックマーク」
「おやじ。天ぷらそば」
客の声を聞くと、無愛想な店主は黙ってそばを茹で始めた。
「驚いただろ。俺が天ぷらそば頼むなんて。そうだよなあ、毎日毎日かけそばだったもんなあ。毎日、毎朝。何十年通ったかなあ…」
店主は、出来上がった天ぷらそばの丼を客の前に置いた。
「定年退職するんだ。この店に来るのも、今日が最後だ。最後ぐらい奮発しようと思ってさ。…長い間、世話になったね。おやじさん」
店主は目を伏せると、おもむろに客の丼から天ぷらを取り上げた。

なぜか?
23年01月26日 03:36
【ウミガメのスープ】 [マカ旦那]



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「食券が『かけそば』になってんぞ」
「あ、ごめん。ついいつもの癖でかけそばのボタン押しちゃった。習慣てのは恐ろしいねえ」
店主は、取り上げた天ぷらをそっと丼に戻した。
「餞別だ」
こんにゃく問答「4ブックマーク」
交番勤務中のカメオ。
同僚の若い警察官が、「えーと、つまりあなたは財布を落としたのですね?」「…はい」「えー、落とした場所に心当たりはありますか?」「…いいえ」「えー、では財布の中には何が入っていますか?」「…現金。クレジットカード。キャッシュカード…」と、どこか間の抜けた会話をしているのを聞きながら、(ふーん。大したもんだ。こんな日が来るなんてなあ)と、えらく感慨に耽っているのはどうしてだろう?
23年01月30日 21:16
【ウミガメのスープ】 [マカ旦那]



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音声翻訳アプリを使って外国人と会話するというのが、オッサン警察官のカメオにとっては空想世界の中の出来事のように思えるのだ。
(ほんやくコンニャクかよ…)
恩を仇で返す鶴「4ブックマーク」
昔々。
ウミガメ山に亀吉という若い男が住んでいた。彼はお人好しで有名な男で、多くの人から信頼されていた。

ある冬の日のこと。
獣害に悩む麓の村民からの依頼で、ある猟師が一帯に罠を仕掛けていたのだが、その罠に1羽の鶴がかかっていた。
村に食料を買いに来ていた亀吉はたまたまその様子を見つけ、「かわいそうだ」と思い鶴を罠から逃がしてやった。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

激しく雪が降り積もるその夜。

─────コンコンコン。

「ごめんください。」

誰かが亀吉の家を訪ねて来た。
一瞬、人伝に聞いた鶴の恩返しの話が脳裏を過った亀吉。
しかし即座に訪問者の正体が鶴ではないことに気づいた亀吉は、自衛のため家の玄関に立て掛けてあった斧を手に取った。

(…来るなら来い)

そう思い身構える。
しかしその後、「訪問者の本当の目的」に気付いた亀吉は斧を置き、この怪しい存在を家に招き入れてやることにした。


<問>

{訪問者の正体}を踏まえて、{亀吉の元を訪れた目的}を推理して欲しい。
23年01月30日 22:31
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]

前にチラッと原型を話したことがあるかもしれません。知ってる方はお口チャック!




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【簡易解説】
鳴き声から、訪ねて来たのが女性に化けた狐であることに気づいた亀吉。「人間に化けて自分をからかいに来た」と思った亀吉だったが、「人に化けて喋れる狐が鳴き声を発する必要がない」ことから、まだ人に化けられない狐を連れており、「化かしに来たわけではない」と判断した。
そして最近起こっている獣害の内容が、「狐による食料庫荒らし」であることから、恐らくこの狐は「{厳しい冬の雪で食べ物に困っている}」と考えたお人好しの亀吉は、家に招き入れてやることにした。

{FAポイント:鳴き声と獣害の内容から「狐が食料を恵んで貰いに来た」ことを明らかにする。}


【ながいやつ】
ウミガメ山の麓にある村。
そこに住む村人達にはある悩みがあった。

村の食料庫が、よく獣に荒らされているのだ。

歯形や足跡から「犯人は恐らく山に住む狐だろう」と言われていたが、猟師が見張っているときに限って狐はなかなか出てこない。
奴らはずる賢いのだ。
現時点での被害自体は極端に多いわけではないのだが、この後どんどん悪化する可能性だってある。
業を煮やした猟師は、辺り一帯に罠を仕掛けることにしたそうだ。

ある時、食料を買いに村に来ていた亀吉は、帰りに罠にかかった鶴を助けてやった。
その夜は激しく雪が降り積もり、亀吉の住んでいる山全体が吹雪いていた。

{コンコンコン。}

「ごめんください…。」

そんな時、女性の声で亀吉の家を訪ねる者があった。
いや、厳密には女性の声の前に「コンコンコン」と狐の鳴き声が聞こえた。

一瞬人伝で聞いた鶴の恩返しの話が脳裏に過った亀吉であったが、狐の鳴き声を思い返しすぐに考えを改めた。

(狐だ。狐が俺を化かしに来たんだ。)

そう思った亀吉は鍬を持ち、ジリジリと戸に近づいていった。もし訪問者が無理やり入ってくる素振りを見せるようなら、すぐにでも斧頭で打ち据える気だった。

【(…来るなら来い)】

「……。」

「……。」

「………………。」

おかしい。入ってこない。
まるで律儀にこちらが招き入れるのを待っているようだ。
そこで亀吉は思った。

(そもそも、ずる賢い狐が鳴き声を聞かれるなんてへまをするだろうか?)

人間に化けても鳴き声をあげることがあるのか?それとも、そもそも狐であることを隠す気がないのか?まさか化けられない狐を連れているのか?なんのために???

あれこれ考えているうちに、亀吉の中で一つの思いが浮かんだ。

(こいつ、マジで俺を訪ねて来ただけなんじゃないか?)

そうだ。そもそも疑問だった。
{なぜ山に住む賢い狐が、わざわざ麓の村まで畑を荒らしに来たのか?ひょっとして、例年以上に厳しい雪のせいでこの山の食料が枯れ、比較的降雪が優しい麓村まで来るしかなかったんじゃないか?思えばさっきの鳴き声も、少し甲高かった気がする。子供がいるのか?}

可能性は高い。村の警備が強化されたもんだからとうとう畑も荒らせなくなって、食料を恵んで貰いに来たのだろう。ひょっとしたら、村で食料を買うところもこっそり見てたのかもしれない。

確証は無かった。でも、彼は亀吉。
{お人好しで有名な男である。}

斧を置き戸を開けると、そこには美しい一人の娘と─────やはり、その傍らに1匹の子狐がいた。

亀吉が二人(?)を家にあげると、狐はお礼を言いながら変身を解き、食料を恵んで欲しい旨と、その身の上をポツリポツリと話し始めた。

いつも狩りをしていた旦那に事故で先立たれ、冬を越すための食料が集められなかったこと。
例年より厳しい冬で、山の食料が殆ど枯れてしまったこと。
自分は最悪死んでも構わないが、子供だけはなんとか食わせてやりたいこと。

内容は、大方亀吉の予想通りだった。
狐が話し終わると、亀吉はゆっくりと頷き、こう言った。

「わかった。少し食料を分けてやる。」

「…いいのですか?ありがとうございます!」

「ただ、俺も裕福な方じゃねぇし、冬を越すまでずっと、ってなると厳しいだろう。」

「分かっています。2、3日分だけ分けていただければ、どこか別の住みかを探して…」

「いや、麓の村民に分けて貰おう。あそこは麓だからこっちほど雪は酷くないし、食うのにもそこまで困ってねぇはずだ。」

「しかし、私が娘に化けても、見ず知らずの人に食料を分けて頂けるでしょうか…?」

「それは俺から頼んでみるよ。多分、気前良くわけてくれるはずだ。その代わり…」


「今度、ちゃんと謝りに行くんだぞ。付いてってやるから。」


狐は何度もお礼を言って、翌日、亀吉と一緒に麓の村まで謝りに行った。
亀吉から事情を聞いた村民達は、亀吉への信頼故か、今回のことは見逃してくれたそうだ。
その後、村民たちに分けてもらった食料で、狐の親子は無事に冬を越すことができた。


以来狐の親子は山を降りてきては、時折村の畑仕事を手伝っている。最近ではすっかり村民たちと打ち解け、分けてもらった野菜を亀吉に届けたりしているようだ。

それから狐の親子はふたり仲良く、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。

めでたしめでたし。