みんなのブックマーク

【ラテクエ7】偽りの脅迫状「7ブックマーク」
とある国で新しい国王が就任し、祝賀パレードが行われることになった。
そしてパレードまであと3日、というときに何者かから「パレードの道中に爆弾を仕掛けた。王の命を守りたければパレードを中止しろ」という脅迫状が届いた。
しかし、王は「特に警備を増やしたりパレードを中止したりする必要はない」と言い切り、当初の予定通りパレードを進行させた。
実際何事もなくパレードは終了したのだが、王は一体なぜ脅迫が狂言であると見抜けたのか?
20年11月28日 22:22
【ウミガメのスープ】 [ドラノール12]



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「パレードの道中に爆弾を仕掛けた。王の命を守りたければパレードを中止しろ」
就任まで3日を迫ったある日、このような脅迫状が差出人不明で届けられた。

「それで、脅迫状は・・・」

「はっ、こちらになります」

そう言って、部下から差し出された脅迫状を手元にとる。

これは、パレードの中止。あるいは警備を増やすしか・・・


そう思った時。

懐かしい、香りがした。

それは、この紙からだった。

この匂いは。この、独特の匂いは。

私がまだ比較的自由に国の外に行けた時に、仲良くしていた花屋のアンのつけていた香水の香りだった。
確か、自分で育てた花でブレンドした、一点ものだと語っていた。

私は全て察しがついた。

アンは明日パレードに来るのだろう。
そして、それを私に伝えたかった。

しかし、一人のただの民のメッセージが王、それも就任したばかりの王にまで届かない可能性が高い。
私と友人だと言ってもあしらわれるだろう。(いや、あしらわれたのだろうか)

しかし、脅迫状ならば。
それは重大な事案として王にも届くのではないかーーー。


いたずら好きのアンが考えそうなことだーーー。

私はくっくっと笑い、「特に警備を増やしたりパレードを中止したりする必要はない」と言い切った。
むしろ、警備を薄くしたいくらいだ。

もしかしたら、会話はできないかもしれない。

しかし、私も彼女もそれでいいのだろう。

旧友との会話は、目を合わせるだけでも十分なのだ。
おもたいランドセル🎒「7ブックマーク」
「帰るぞ!おらっ早く、俺の荷物持てよ!!」

ミヅキくんは無理矢理ランドセルを押し付ける。
中には教科書や体操着、給食袋がぱんぱんにつまっていた。

クリス「やだよ…だって重いもん…。」
ミヅキ「これくらい重くねーよ!つべこべ言うな!!」

ミヅキくんが怒るので、仕方なくそれに従うしかない。

怖いなぁ…なんで、こんなことさせるの??
20年12月04日 21:59
【ウミガメのスープ】 [弥七]

劇団ココナッツ🌴




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<解答>
簡易解答:私が足を怪我しているから。


ミヅキ「ほらっ…おも…くない!大丈夫!!」
くりす「やだっ、絶対重いって思ってるじゃ〜ん!!Σ(・□・;)」

足を怪我してからというもの、ミヅキくんは私をおぶって帰るようになった。

ミヅキ「心配すんな!治るまでは毎日家まで送ってやるからな!!」

ガヤ「「ひゅ〜ひゅ〜、お熱いねぇ!( ̄∇ ̄)」」
ミヅキ「うるせえ!!」

放っておいてって言っても聞いてくれない。
なんで私にこんなこと、してくれるんだろ…。

「足、痛くないか??」
「うん…足より胸が、痛いかも」
「!??」

(おしまい)(この物語はフィクションです。)

『劇団ココナッツ🌴』
ミヅキくん:みづさん
くりすちゃん:きっとくりすさん
ガヤ:弥七
お二人に登場していただきました!Special Thanks!!!
ラテラルモンキーズの観察記録「7ブックマーク」
ラテラル山に、ラテラルモンキーズと呼ばれる新種の動物が見つかった。
初期の研究によって、いろいろと面白い特性がわかってきた。

ラテラル山の固有種であること。
身体能力が他のサルと比べても驚異的であること。
既存のサルなどとは全く異なった遺伝子を持つこと。
鳴き声のパターンがあり、会話のような意思疎通をしている可能性があること。
たまに、2匹以上で他の動物には見られないスリリングな遊びをしていることなどだ。


さて、ウミガメ大学にカメオという博士がいた。
彼はこのラテラルモンキーズを研究対象にしており、国の許可も得て、調査の際はラテラル山から
ラテラルモンキーズを捕獲し、大学で研究を行なっていた。

ある日、ラテラルモンキーズがお箸で餌を食べている様子をみたカメオ博士は
急いでラテラル山へ調査に赴いた。

しかし、今回はラテラルモンキーズを一匹も捕まえることなく大学へ戻ってきたという。
いつも必ず一匹はサンプルとして持ち帰るというのに。

一体なぜだろう。
状況を説明してください。
20年12月12日 23:23
【ウミガメのスープ】 [ドラノール12]



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ある日、カメオ博士は研究室で驚いた光景を目撃した。

ラテラルモンキーズが試験用の棒を二本用いて、器用に餌を食べているのだ。
これまで、このような報告は今まで聞いたことがなく、事実このラテラルモンキーズたちもこれまでは確かに手づかみで食べていた。

博士はその様子を観察したところ、餌を箸で食べる仕草が、どことなく自分のくせに似ている気がした。

そう思ったところ、彼に一つの仮説が思い浮かんだ。

ラテラルモンキーズは自分たちと同等以上の存在をつぶさに観察し、そして正確に真似ることができるのではないか。
たしかに、カメオはラテラルモンキーズを観察研究しながらご飯を食べることがあった。

そのようすを、ラテラルモンキーズはじっと何度も観察し、そして正確に真似をすることができるようになったのだ。

そう思った時、カメオは背筋が凍るのがわかった。

ラテラルモンキーズは2匹以上で面白い遊びをすることがあった。
{それは一匹がもう一匹を担ぎ上げ、崖の下に落とすというものだった。}
落ちていったラテラルモンキーズはその脅威的な身体能力で落ちる途中で下の木々にしがみついたりして落ちても無事である。

しかし、もしそれが人間だったならば無事では済まないだろう。

これまで、ただ単にスリルを求めた遊びだとしか思ってなかった。
珍しい特性があるものだ、と。

【それがもし、他の動物の行動を観察して、真似ていた結果だったとしたら・・・?】

これまで、多くの動物を調査してきたが、一方がもう一方を担ぎ上げて、崖に落とす種など、私は2種しか知らない。

このラテラルモンキーズと、ーー人間だ。

もし、あのラテラル山で、誰かがあの崖から人を落としていたとしたら?
{そしてそれを何度も。何度もじっとラテラルモンキーズたちが観察し、「遊び」として真似するようになったのだとしたら。}

そう考えたカメオ博士は急いでラテラル山へ行き、崖の下の地面を調査した。
果たして、そこには{10や20はくだらない、大量の人骨が発見された。}

なんたることだーーー。

とにかく警察に。

そう思って、顔を上げたところ。

ラテラルモンキーズたちと目があった。

じっと、瞬きすらせずにカメオ博士を捉えている。
今のカメオ博士を、つぶさに観察しているようだったーー。



<簡易解説>
お箸を使って食べることから人間の行動を高度に模倣できると判明。
あの崖から落ちるというスリリングな遊びは人間から真似たのではと考えたカメオ博士はラテラル山に行き、
ラテラルモンキーズではなく、ラテラル山を調べた。
結果、崖の下から大量の人骨を見つけたのだった。
Self Report「7ブックマーク」
宇宙船の中で共同生活を送る10人の船員たち。
コウタはあるとき、些細なことから船員のヒロキと言い合いになってしまい、カッとなってヒロキを突き飛ばし、【殺してしまった。】
しかしコウタがヒロキを殺すところを目撃していた船員たちは皆、コウタに口々に{感謝}した。
ヒロキが全員から嫌われていたというわけでもないし、何故だろう?
20年12月19日 00:08
【ウミガメのスープ】 [靴下]

好きなゲームAmongUsをテーマにした問題〜!(ゲームについての知識は不要です。)




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【要約解説】
コウタはヒロキを突き飛ばし、気絶させた後、第一発見者を装いみんなを呼んだ。そして全員が見守る中、人工呼吸や心臓マッサージを行い蘇生作業するフリをし、気づかれないようにヒロキの命を絶った。そのことを知らないメンバーは、助からなかったとはいえ懸命に蘇生作業をしてくれたコウタに感謝した。

【長っがい解説】
ついカッとなってヒロキを突き飛ばしてしまった。いつもならよろめく程度で済むくらいの力だったはずだが、何しろここは宇宙船の中だ。踏ん張りが効かないヒロキは真っ直ぐ壁に飛ばされ、突き出ていた計器のスイッチか何かに頭をぶつけてしまった。当然聞こえてくるはずの叫び声や呻き声すら挙げなかったのは、当たりどころが悪かったのだろう。
コウタは頭が真っ白になった。地上で研究医として勤務した経験のあるコウタには、脳震盪だろうと見当がついた。物が重力で落ちてこない無重量の宇宙船内では、頭に強い衝撃が加わって発生する脳震盪は起こり得ない。起こるとすれば、他者の意思が介在するーー。
幸い誰も現場を見ていない。何食わぬ顔で船内作業に戻ろうか。しかし、部屋から出てきたところを他の船員に見られても、後で怪しまれるだろう。そう言えばコウタがヒロキと一緒にいたーーそんなことを証言されては、自分に疑いの目がかかるのは避けられない。
部屋にある排気口のダクトは人1人通れるくらいの幅があり、医務室と電気室に繋がってはいたが、そんなところを通っているところを見られてしまった日には自分が怪しいと公言しているようなものだ。
ここから逃げおおせることは不可能に近い。

ならばいっそーー。

コウタは、自らの手で、緊急事態発生を知らせるスイッチを押した。第一発見者を装ったのだ。
程なく、他の船員が集まってくる。コウタは自分が突き飛ばした部分は隠し、急にヒロキが胸を掻きむしり暴れ出し、やがて静かになった旨を説明した。幸い誰も怪しむことなく話を聞いてくれたようだ。

しかし、脳震盪は数分で意識が復活する。
ヒロキが目を覚まし意識を取り戻せば、私が突き飛ばしたことを証言してしまうだろう。
そうなってしまっては困る。
できる限り危険を排除する必要のある宇宙船生活において、カッとなっただけで仲間に危害を加えるような危険人物は邪魔としか言いようがないだろう。

コウタは自らの手でヒロキの心臓に手を触れる。幸い、いや生憎ヒロキの心臓は脈動を続けていた。これを止めなければならない。
「心臓が動いていない!」
そう叫ぶと、コウタは心臓マッサージと人工呼吸を始めた。
正常に動いている心臓に心臓マッサージをすると、本来の脈動を邪魔しかねないため非常に危険な行為である。また、コウタは人工呼吸を行うふりをしながら、自らの口でヒロキの口を塞ぎ、息を殺し続けた。
これによってヒロキの体内に酸素が行き渡るのを阻害し続けたのである。
船員は皆、人命救助の訓練を行っている。しかし、地上で行うのと無重量の宇宙船内で行うのでは勝手が異なる。唯一医療に携わった経験のあるコウタの蘇生作業、いや絶命作業を、皆固唾を飲んで見守っていた。

懸命な作業の甲斐もなくーーいや、甲斐あって、ヒロキはその生命活動を終えた。
皆はヒロキのことを惜しみ、とても悲しがった。コウタも、事実1人の仲間を失ったことはとても悲しく心苦しかった。

船長がコウタに向かって、最後まで諦めずに蘇生作業をしてくれたことに対し、感謝の意を表してくれた。皆も口々にヒロキに感謝してくれた。コウタがヒロキを殺したんだ、と詰る者は1人もいなかった。


宇宙の旅は終わらない。

ヒロキの死体は、放っておくわけにはいかない。船員たちはヒロキの死体を等身大のケースに入れ、原子炉で火葬することにした。八方を囲み、ヒロキの棺を原子炉に投入した。巨大なエネルギーの塊は、ヒロキの体をすっぽり飲み込み、わずかな推進力に変えてしまった。
目的地に辿り着くまで、残された9人での共同生活を頑張ろう。
皆の心が1つになった。









{そのとき、酸素室から減圧を知らせるブザーが鳴り響いた。
慌てて酸素室に向かう8人の船員を眺める1組の眼光が、排気口の底でキラリと光った。}
サラダ取り分け女「7ブックマーク」
忘年会において、隣に座っていた女が
次々と小皿にサラダを取り分け始めたので
男は青ざめた。なぜか。
20年12月31日 21:51
【ウミガメのスープ】 [油獣]



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テーブルの下で、隣の女が男の手を握ってきた
と思っていたが、
隣に座っていた女が両手を使ってサラダを取り分けているのを見て、
男は今自分が握っている手が、その場に同席している誰のものでもないことを認識した。