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勇者の一族にしか装備できない伝説の剣を手に入れたカメオ。
しかし、カメオはその剣を手に入れたとき、カメオは既に年老いてまともに戦うことができなかった。

そのため、カメオは息子のウミオに剣を託そうとした。
しかし、ウミオはその剣を装備することができなかった。

……カメオは気付いた。ウミオは自分の実の息子ではない。
これまで愛した息子は、本当の息子ではなかったのだと、カメオは泣いた。

そして認めた。
勇者の血筋はもう途絶えたのだと。
魔王を倒せるものは、もういない。

「このワイン、予想以上に飲みやすいね？赤ワインとは思えないくらい甘くて美味しいよ、ありがとう、カメオ！」

赤ワイン？何を言ってるんだこいつ…
どんなにワインに疎くたって見ればわかるだろ、
｛シャトー・ラテラテ｝は金色に輝く白ワインなのに！
見れば…わかる…
くそっ…お前、本当に見えなくなっちまったんだな…(；＿；)

A:友人が赤ワインであると思いこんで白ワインを褒めたので、友人の失明を実感したから。

崇めよ我はスマホであるぞ

カメオは小学生。
校門の側で校長先生が挨拶をしていたので礼儀正しく頭を下げて挨拶を返すも、閉め忘れたランドセルから雪崩のように教科書が落ち、自身の礼儀正しさを恨んだのだった。

今パソコンに向かう男には少し前まで結婚を前提に付き合っていた彼女がいた。
彼女とはあまり会えなかったものの、男は事あるごとに彼女に高価なプレゼントを送り2人の関係は良好に見えた…のだが突然フラれ、女は姿を消してしまったのである。
失意の中、ふととあるフリマサイトを見た男はあることに気づく。
「この出品者の商品、彼女に送ったものに似ている…」
出品者のページを来る日も来る日も眺めていると出品されるのは
バッグ、指輪、ネックレス、イヤリング…全て男が女に送ったものだ。
見たくなかった物がずらりと並んでいる。
間違いない。彼女だ。
確信した男はアカウントを自分だとバレないように作成し、そのうち１つを購入、郵送された荷物から彼女の今いる住所を突き止めたのであった。
「「会って全部、きれいに終わらせよう」」




「…続いてのニュースです。昨夜都内のアパートで女性が殺害されているのが発見され…」
正解:元カノと思われる出品者の出品した商品を時間をかけて眺め、確証を得た男が郵送された商品から元カノの住所を特定するため。