良質部門
炎帝「文章を自然に成立させる叙述の方法・問題文の魅力を引き出すための表現の選択・問題文で明らかにする情報とそうでない情報の整理・問い掛けでの明確な矛盾の提示による参加意欲の惹起など、作品の質を高めるための配慮を随所に感じ取ることができます。自分で作問する際には座右に置いて参照していきたいです。」
良質部門
炎帝「この問題の根幹となる要素は大きく分けて2つあるのですが、どちらも単体で問題になりうるような素晴らしい題材です。それら2要素を惜しげもなく1つの問題の中で用い、二物衝撃によって新たに考慮すべき点をしっかりと掬い取り、亀夫君形式で出題することでエンターテインメント性溢れる作品に仕上がっています。叡知の結晶です。」
良質部門
炎帝「問題を解く際には片時も油断してはならないと改めて認識しました。」
良質部門
炎帝「このテーマを扱おうとしたときに、どのような表現にすれば問題文と解説のギャップを大きくすることができるか、問題文に自然に溶け込ませることができるか、納得感の高い内容にすることができるか、など色々と考慮すべき要素があると思います。この問題はそれらの課題を高水準なバランスの上に成立させることに成功しています。」
良質部門
炎帝「解説を見ると、答えは初めから問題文のすぐ横に提示されていることに気付きます。たった一文の叙述によってその真相をこんなにも綺麗に包み隠す技術に脱帽しました。」
良質部門
炎帝「解説文を見たときに「そもそも立っている土俵が違ったのだ」と感嘆しました。問題文の全てが重要なクルーとして機能しており、非常に洗練された問題です。」