ご確認の上、どなたでもお気軽にどうぞ!
さてさて、投稿期間を経て投票フェーズへと移った第13回創り出すですが、今回は28もの作品がみなさんの手によって生み出されました!
いやはや、投稿フェーズ前半はなかなか作品数が伸びずに心配していたところでしたが、全くもって杞憂でした。
それにしても、問題文もさることながら一つとして扱いやすいもののない要素たちがみなさんを苦しめた…そんな気がしております。
そして今回、前回人気の高かったあのシステムが帰ってくる…!!
やります、匠・エモンガ票!!
https://late-late.jp/mondai/show/6211
こちらの前回の様子を参考にしながら、
要素や問題文の回収の仕方、文章構成など、「これぞ匠!」と思った作品には匠票を、うわ〜これはエモい!どこがとかじゃなくてどこまでもエモンガ!と感じた作品にはエモンガ票を、
感想に『匠』『エモンガ』と書き込むことによって投じてください。
(1人何作品でも投票できますが、1作品に複数票は入れられません。前回参照)
ですがこちらはあくまでサブ投票。本投票については、もうみなさんの嗜好的な、恣意的な、思うがまま的な、独断と偏見に満ちた好みでもって決めてくださいませ!
●投票の手順
作品を投稿した「シェフ」は”3”票、投稿していない「観戦者」は”1”票を、気に入った作品に投票できます。
それぞれの「タイトル・票数・作者・感想」を質問欄で述べてください。
また、「最も組み込むのが難しかった(難しそうな)要素」も1つお答えください。
※投票は、1人に複数投票でも、バラバラに投票しても構いません。
※自分の作品に投票は出来ません。その分の票を棄権したとみなします。
※こちらの質問欄は闇スープに設定しております。発表まで他の人の投票を見ることはできません。
※投票締め切りまで何度でも投票内容を編集できます。
皆様の投票により、
《メイン賞》
◆最難関要素賞(最も票を集めた要素)
◆最優秀作品賞(最も票数を集めた作品)
◆シェチュ王(最も票数を集めたシェフ)※次回の正解を創りだすウミガメを出題していただきます!
《サブ賞》(特典はありません。あらかじめご了承を)
◇匠賞(感想にて「匠」を最も多く集めた作品)
◇エモンガ賞(感想にて「エモンガ」を最も多く集めた作品)
が決定します。
◯投票フェーズ
7/23(火)00:00頃~7/27(土)23:59まで
◯結果発表
7/28(日)21:00予定
●投票テンプレート例
「◯◯◯」(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
「◯◯◯」(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
「◯◯◯」(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
最も組み込むのが難しかった要素「◯◯◯」
●エントリー要素一覧
①高所恐怖症です
②人間として合格です
③瓜二つです
④ハラスメントです
⑤光が眩しすぎました
⑥締め切りに追われています
⑦本当は大嫌いです
⑧ポストの中に入っていました
⑨風邪を引きました
⑩紫色の宝石を買います
●エントリー作品一覧(提出順、敬称略)
①『死にたがりのピエロ』(作・OUTIS)
②『菊〜真実を伝えて』(作・残酸)
③『サクラサクまで』(作・みづ)
④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)
⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))
⑥『Liar』(作・ひややっこ)
⑦『ノアとユウキの宝物』(作・ビッキー)
⑧『記憶の花は夏空に咲いた』(作・かふぇ・もかろに)
⑨『大河に橋を』(作・Hugo)
⑩『リピートアフターユー』(作・夜船)
⑪『一難去らず、転じてまた一難』(作・とろたく(記憶喪失))
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)
⑬『ストーカーに制裁を』(作・まりむう)
⑭『解体』(作・Hugo)
⑮『自信』(作・とろたく(記憶喪失))
⑯『マリンスノウ』(作・藤井)
⑰『1/365の曖昧な設定』(作・ルーシー)
⑱『秋から春、そして秋へと』(作・ハシバミ)
⑲『アイの手記』(作・残酸)
⑳『初めは大きな』(作・ニックネーム)
㉑『名無しの彼女』(作・ニックネーム)
㉒『良からぬ便り』(作・ニックネーム)
㉓『理屈はない。嫌いなものは嫌いなんだ。』(作・ニックネーム)
㉔『だんだん』(作・ニックネーム)
㉕『「ん」しか言えない子』(作・ニックネーム)
㉖『走馬灯』(作・みづ)
㉗『花は強かった』(作・きっとくりす)
㉘『大丈夫だ、問題ない』(作・バタルン星人)
投票締め切りは7/27(土)23:59です。
みなさんの思いの丈を今ここに!
作品を投稿なさった方はもちろん、投票のみの方も大歓迎でございます^ ^
結果発表いたしました!ご参加本当にありがとうございました!
主催者マクガフィンさま。
ありがとうございます&お疲れ様でした。
投票いたします。
まずは【本投票】から(投稿順・匠エモンガ含む)感想を。
⑨『大河に橋を』(作・Hugoさん)に1票。
登場人物の名前や物語の雰囲気が独特。
導入から引き込まれてしまう…匠です。
個人的にはハッピーエンドが好きなのですが、この作品はハッピーでもバッドでもないのかな…考えさせられる内容でした。
めっちゃ長い鳩の名前がエモンガです。
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTISさん)に1票。
読み進めていくと、あれ?ん?今回の要素とは関係ない、けど何か…見覚えが…ある?
思わず唸ってしまう、匠です。
OUTISさんマジックの集大成、一年間をらてってしまう壮大な物語を読むことができて、エモンガです。
㉗『花は強かった』(作・きっとくりすさん)に1票。
好きです。
どうやったら、こんな少し不思議(SFのようでSFでないようでやはりSF?)を産み出せるのか。
クールな佐藤さん、優しい彼(猫)、お花さんのマシンガントークにエモンガ。
人間として合格、がこんな使い方できるんだ…匠です。
【最も組み込むのが難しかった要素】は「紫色の宝石を買います」
(紫と宝石。二つ限定されているのが難しかったです。なので、自作品ではこの要素が雑になってしまいました。次候補は「ハラスメントです」かな…と思います)
ここからは【匠、エモンガ】を(投稿順)。
①『死にたがりのピエロ』(作・OUTISさん)
高所恐怖症の使い方に匠。序盤の二人のやり取りにまんまと…エモンガです。
②『菊〜真実を伝えて』(作・残酸さん)
後半のしっとり感、古風なイメージ。なのに、カルト集団「シメキリ」のインパクト大でした。エモンガです。
④『創り出された白雪姫』(作・OUTISさん)
超が付く有名な物語に、違和感なくカオス要素を入れ込む力量に匠。
⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失)さん)
絵本好きです、エモンガ。全部ひらがなやカタカナで書かれているのに、読みにくさは全くなく、とろたくさんの文章力に匠。
⑧『記憶の花は夏空に咲いた』(作・かふぇ・もかろにさん)
リピートする文章(生活)にエモンガ。
彼は何を思って彼女の背中を押したのか。
⑪『一難去らず、転じてまた一難』(作・とろたく(記憶喪失)さん)
サンチャンとクロスのやり取り面白可愛いエモンガ。
連載の続きを読みたい…。
⑯『マリンスノウ』(作・藤井さん)
心情、情景描写がすばらしい藤井さんの作品にエモンガ。
夕焼けは、眩しすぎました。
㉒『良からぬ便り』(作・ニックネームさん)
どうなっちゃうの?と何だか緊張した心持ちで読みました。(こういうときにも使ってよいのか分かりませんが)エモンガ。
全作品、楽しく読ませていただきました。
うーん、皆さま素晴らしい作品ばかりで何をどう投票しようか、とかなり悩みました。
個人的にはコメディ&ノリの良いハッピーエンドが大好物なのですが、今回は意外と(?)少なかった気がします。
何度も何度も読み返し、三作品(あくまで趣味嗜好)を選ばせていただきました。
マクガフィンさま、皆さま、ごちそうさまでした!
[編集済]
みづさん、投票ありがとうございました!
確かに今回は重く切ない話が多かった印象です。マクガフィンの問題文のせいでしょうかね?
その点みづさんの作品は温かみの十全にあるものでした。
改めて、投票ありがとうございました^ ^
㉑『名無しの彼女』→『なくした彼女』へと変更になります。よろしくお願いします。
この作品に投票した場合、無効票扱いとなりますのでご注意お願いします。
【本投票】
▼⑥『Liar』(作・ひややっこ)…2票
問題文と解説がしっかりリンクしており、物語全体がその軸に支えられていると感じました。
町へ出て人と関わり新しい出会いをすることを、「あなたのことが大嫌いだった」という嘘をもって促すあのくだりが強く響きました。大嫌いだったという要素を嘘として組み込んだのは私も同じだったのですが、私が"女自身を慰めるために吐いたもの"として扱ったのとは対照的に"相手を思い、相手を突き動かすために吐いたもの"として物語で大きな役割を果たしているこの作品が、とても力強く魅力的でした。
▼㉒『良からぬ便り』(作・ニックネーム)…1票
創りだすで縦読みという奇想天外なことをやってのけるニラさんにふふっと笑ってしまいましたが、作品を読んでみるとその一つ一つがとても印象深く、また先が気になりどんどん読めてしまうもので、まとめて投票機能が欲しくなりました。
中でも一番インパクトが強かったこちらに投票させて頂きます。
非現実要素のある物語は、現実に起こり得ないことでも何でもアリというわけではなく『現実には起こり得ないけど何故かそういうものとして自然に読めてしまう』という部分が大事と思っています。ニラさんの作品は、ぞっとするような不気味さや不穏さを感じながらもそれに無意識に浸れてしまう、臨場感のある描写でした。
最後にもう一度。まとめて投票機能が欲しかったです。
▼最も組み込むのが難しかった要素
「③瓜二つです」
今回の作品は紫色の宝石を始点として物語を構築していったのですが、「瓜二つ」という要素は自分が書こうとするものにどうしても"必要のない要素"という位置付けになってしまいました。
【サブ投票】
▼[匠票]
⑥『Liar』(作・ひややっこ)
巧い、と言わざるをえません。乱雑な要素も相まってどうしても物語に振られがちなこの企画で、しっかりと正解を創りだした作品だと思います。
▼[エモンガ票]
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)
これまでの創りだすの記憶が蘇り、懐かしい気持ちになりました。エモーショナル。創りだすへの情熱、愛情があってこその作品だと思います。
⑱『秋から春、そして秋へと』(作・ハシバミ)
相変わらず抜群の読みやすさでした。初めて読んだとき「この男の子の妙な自信のなさというか、落ち着かなさみたいなのは何なんだろう?」と少し引っ掛かりながら読み進めていきましたが、最後にストンと腑に落ちました。
㉔『だんだん』(作・ニックネーム)
カボチャは瓜だ、のくだりが好きです。ところどころ気の抜けるような可笑しさがあり、個人的に好きな作品でした。
------------------------------
今回の創りだすは、個人的にはまだとっつきやすい要素群でした。ただ、問題文に対する正解を創りだすという点で「真実を伝えるために花を摘み取る」という状況に納得感を持たせるのが難しく、頭を悩ませたところです。
自分は今回カクテル言葉を用いて物語を書きましたが、花言葉や石言葉など『○○言葉』を組み込まれている方が多かったのが印象的でした。
最後に、企画主催のガフィーさんお疲れさまでした!らてらて離脱前に課された大役でしたが、創りだすラヴァーのガフィーさんならきっと楽しんでやっておられることだろうと思っておりました。とはいえ、この後の集計もありますし私生活に無理の生じないようご自愛ください。最後まで楽しみにしております。
[編集済]
投票ありがとうございました!
問題文の回収に関しては、涼花さんの投票を見てなるほど確かにと思っていたところです。
そしてそう!楽しんでやっているのです〜^ ^
改めて投票ありがとうございました!
⑦ノアとユウキの宝物
本投票
エモンガ
匠
⑨大河に橋を
本投票
エモンガ
匠
⑯マリンスノウ
本投票
エモンガ
匠
⑳~㉕
匠
を入れさせてもらうヨ
だーかーら、死別は駄目だと何度言ったら・・・
ここの人たちは何回私の涙腺を崩壊させれば気が済むのかナ?
ただでさえ暑いのに、脱水症状へ全力疾走させられている気がするヨ・・・
さて、私の独断と偏見と憶測と推測と妄想と予想を垂れ流させてもらおうかネ。
まず⑦
病死というのは最も美しい死である。
なんて言葉を聞いた時は、なるほど確かにと思ったけれど・・・
紫色の宝石と花、難しかったであろう要素と問題文を綺麗に結び付けた美しい作品だと感じたヨ。
次に⑨
特殊な設定、舞台
そんな背景がある作品というのは、得てして作者の独りよがりになりやすいと思っているヨ。
その大きな理由として、膨大な背景の設定をストレートに書くと説明口調になってしまい読者を退屈させ、遠回しに書くと読者は気づかずに置いてけぼりになってしまう。
そんな難題をこの作品はいともたやすく乗り越え、登場人物たちの些細な仕草や会話の端々に忍ばせては読者に世界観を明かしていく。
ヨミカキやジョウマエ、チリガミにヒガシニシといったどこか違和感のある名前が世界観をより不可思議に仕上げていると感じたヨ。
全てを読み終えた時、再び最初から読み直したいと思わせる素晴らしい作品だったネ。
⑯
突然だけど、失恋という物は死別と本質は同じ「別れ」なんじゃないかと思うんだよネ。
そして、死別は愛があるからこそ美しく、失恋は愛があってこそ成立する。
つまるところ、失恋というのも人間が最も美しく輝く瞬間だと思うんだよネ。
そんな一瞬をほろ苦く描写した作品を飾るの「カクテル」。
アルコールを用いた物が主であるカクテルは、言うなれば「大人の象徴」ともとれるネ。
そして和歌でいう掛詞のようにカクテル言葉を使い登場人物の心情を描写するという技法、脱帽だネ。
カクテルと恋から大人の恋愛、それも失恋というビターなテイストのになっている作品をただ「重い」だけにしないのが「関西弁」だネ。
「関西弁」というとお笑い等の影響でひたすら明るいだけといったイメージがあるけれど、この作品では少し別の印象を覚えたヨ。
丸みのある、というべきなのかナ?
「関西弁」が失恋という陰鬱としたイメージを払拭し、温かい雰囲気に持ってきている。
形容しがたいけれど、ひたすらに読み心地の良い文章。
そんな作品を創り上げた藤井さんは、見事に私の心を打ちぬいたヨ。
どストライク。天晴。
という事で勝手にティスティス賞を贈呈&28日からしばらく(数時間)公式ティスティスになるヨ。
そして⑳~㉕
6作品、よくもまあそんなに思いついたものだネ・・・
しかもタイトルをしりとりにして13回タイトル「はなよりだんこ」を回収しようなんて、普通思いつかないヨ・・・
その発想力、天晴だヨ。
さて、一番入れづらかった要素だけれど・・・
①④⑫と3つ出させていただいたけれど、全力で全てを出し切った(?)⑫のみで選ばせてもらうヨ。
第1回から12回までの最難関要素を1つづつ選んだせいでどれも難しいんだよネ。
特にLの下はJ。
何をどうしたらその言葉が出てくるのかナ?
小一時間問い詰めたくなったヨ。
という事で、難しかった要素は❾Lの下は・・・え?
第13回の要素で?
歴代最難関要素ダメなのかナ?
駄目?
そう、そうなんだネ・・・
だとすると・・・・・・・・・・・・②:人間として合格、かナ?
「人間として不合格」ならいくらでも使いようがあったのだけれど、「人間として合格」となると使いどころが一気に限定されるからネ。
まあ、今回は全体的に難易度が高い印象を受けたヨ。
少し自分語りをさせてもらうと、多くの人が⑩の紫の宝石を選ぶと思うのだけれど私にとってはこれが一番楽だったかもしれないネ。
「歴代の12問題文と12最難関要素を回収する。」
を目標にしたのだけれど、途中で出てきた❽「老人の過去について批判的な人が続出する」
これは本来の形が「(最後に選ばれた要素)について批判的な人が続出する」
だったんだよネ。
すると、今回の形に当てはめると❽「紫色の宝石を買う事について批判的な人が続出する」
となるから、紫の宝石は第8回2月の「絵本を買う老人」モチーフの内で使う事が決定していたんだヨ
ここで紫色の宝石として真っ先に出てくるアメジスト(紫水晶)について調べると2月の誕生石。
この組み合わせに気づいた時は天の啓示か何かかと思ったヨ。
さて、長くなってしまったけれどこれで終わりだヨ。
13回、新たな1年を迎えるにあたり集まった27の作品とその作者達に敬意を表し、Cheers!
[編集済]
投票ありがとうございました!
『Lの下はJです』は確かに難易度が異常ですね…『批判的な人たち』についてはOUTISさんの矜持が見てとれます。
今回は涼花さんがいらっしゃいませんでしたが、藤井さんが見事OUTIS賞を獲得したようで良かったです。
改めて投票ありがとうございました!
まず投票の方をまとめて。(感想はまた変わるかもしれませんが、票は変わりないです)
《メイン》
作品:(基準)今回切ない系が多かった気がするので、明るい気持ちになったものに一票ずつ入れました。
③『サクラサクまで』(作・みづ)
⑬『ストーカーに制裁を』(作・まりむう)
㉗『花は強かった』(作・きっとくりす)
要素:②人間として合格です
そしてサブ。こちらもまとめて。
《匠》
②『菊〜真実を伝えて』(作・残酸)
③『サクラサクまで』(作・みづ)
⑩『リピートアフターユー』(作・夜船)
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)
⑬『ストーカーに制裁を』(作・まりむう)
⑰『1/365の曖昧な設定』(作・ルーシー)
⑱『秋から春、そして秋へと』(作・ハシバミ)
㉒『良からぬ便り』(作・ニックネーム)
㉓『理屈はない。嫌いなものは嫌いなんだ。』(作・ニックネーム)
㉗『花は強かった』(作・きっとくりす)
㉘『大丈夫だ、問題ない』(作・バタルン星人)
《エモンガ》
②『菊〜真実を伝えて』(作・残酸)
③『サクラサクまで』(作・みづ)
④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)
⑥『Liar』(作・ひややっこ)
⑦『ノアとユウキの宝物』(作・ビッキー)
⑨『大河に橋を』(作・Hugo)
⑩『リピートアフターユー』(作・夜船)
⑯『マリンスノウ』(作・藤井)
⑰『1/365の曖昧な設定』(作・ルーシー)
⑱『秋から春、そして秋へと』(作・ハシバミ)
⑲『アイの手記』(作・残酸)
㉑『なくした彼女』(作・ニックネーム)
㉔『だんだん』(作・ニックネーム)
㉗『花は強かった』(作・きっとくりす)
㉘『大丈夫だ、問題ない』(作・バタルン星人)
作品数も増えてきたので、今回は作者ごとにまとめてます。
これぞフィルター機能の有効活用。(たぶん本来の意図とは違う)
《感想欄、フィルター順》
・夜船さん
リピートアフターユー:「異形」を描く物語、好き。
そして「アメジストセージ」を使ってきたのは匠です。紫色の宝石と花の関連性はダントツだと思います。
それに加えて、男に咲く花弁というのもエモい。個人的な好みで、エモンガもつけさせてください。
「生きるために奪う、奪うために生きる」などの言い回しもたいへん好きです。というかもう、後半からの言い回しが特に完全に私好みです。本当にありがとうございました。(?)
・ひややっこさん
Liar:ああ、好き。奥さんの手紙がもうエモンガですね。いちいち喋り方というか、つかみどころがないようで、ちゃんと感情が言葉の端々から感じられて。
特に「指輪は宝物だけど、死んだらそれを身に着けて楽しむこともできない」(要約)。自分の気持ちと、相手を案じる優しさがこもっているようで、凄く好きだと思いました。
・かふぇ・もかろにさん
記憶の花は夏空に咲いた:アネモネははかない恋、白いアネモネは真実と期待。
やっぱり彼女はずっと気づいてほしかったのでしょうか。それでも、やるせない恋ですね。そしてどんでん返しもすごいです。
男は今も朝に目を覚まし太陽の眩しさを感じて、そして人間として合格と言えるほどの行動をとって眠る一日を過ごしているのでしょうか。
いろいろと考えさせられてしまいます。人を嫌いになることに理由はいらない・・・そうかもしれないなあ。
・まりむうさん
ストーカーに制裁を(投票):おお! と思わず感嘆しました。気持ちいい~。妹のカメコちゃんもかっちょいい~。
ストーカーの性格もすっげリアル。別れたのが自分のせいだとつゆほども思わずに嫌がらせして自分のもとに戻らせようとしてる独占欲と支配欲の塊みたいなやつ。絶対にこういう人世の中に何人かはいそう。
しかし花束を凶器に使うとは・・・水平思考的な有効活用、匠です。好きです。
・きっとくりすさん
花は強かった(投票):→きっと猫よりも強いだろうで笑ってしまいました。
でも花の異星人さんがほんとにたくましくて、二刀流の異星人さんともしたたかに暮らしてそう。キャッチコピーとも合わせて好きな作品です。
「人間として合格」も匠すぎる。入星審査という設定も好きです。MIBみたい。
こんな外星旅行だったらほんとに楽しそうだなあ。やり取りも軽快でΣd(・∀・d)イイネ!! ということでエモンガもおつけします。
・ハシバミさん
秋から春、そして秋へと:破れた恋。失恋とはまた少し違うものも混じった、修也の感情。本人でもちゃんと整理できていないんだろうなあ。
「私はちゃんとお別れしたかった」と言う春奈の言葉に、ハッと気づかされるものがありました。
文章の組み立て方も、二週目でじっくりと読んでいくにつれ、匠でエモンガであるとひしひしと感じます。ちゃんと修也としての胸の内も出ているんだなあ。
「時が過ぎても秋は秋」、本当にそうなんだなあ。瓜二つでも違う、修也の劣等感やらなんやらが、すごく胸を打ちました。ドラマティックエモンガ、略してドラえもんです。
・残酸さん
菊~真実を伝えて:フィルター順でハシバミさん作品からのこの作品という流れだったので、優秀な兄になりすますということは共通しているものの、全く違う展開を出していてこちらも好きです。
嘘から出たまことの愛。気づいたら心変わりしていたというのも、嘘がばれていたことに対してなんとなく清々しい気持ちであることも、すごくエモンガです。そして、カルト教団という発想。その発想はなかった。匠も入れます。
アイの手記:花の回復を願うために自らの動力源を差し出すというのがなんだか好きです。自己犠牲というか、不確かかもしれないけれど確かに存在する「愛」というものが感じられて。でもそれは、本来の利用目的から離れたバグという扱いになってしまう。ほんとこういうの好きです。いろいろ好きなので、エモンガです。
・ルーシーさん
1/365の曖昧な設定:めっちゃ面白い予感しかしないじゃないですか! 作家の作ったキャラクターとループもの・・・花を摘み取ってしまうとどうなるのでしょう。
真実は真実でも、あえて明かさない真実というのがおしゃれですね。ということで話がエモンガです。
「光が眩しすぎる」を「後光が差す」に置き換えるのは匠ですね。きっと仏様のような彼氏なんでしょう。うおっまぶしっ的な感じで。
・藤井さん
マリンスノウ:同名の曲を聴きながら読んでました。もしかしてイメージされたのでしょうか、と思いつつ。
問題文と要素から明らかに花言葉or石言葉になりそうなところを、カクテル言葉にしたのはおしゃれですね。私自身も酒好きだからこそそう思うのかもしれません。
透明感と深海のように沈み込むすみれ色を併せもつバイオレットフィズのようなピアス・・・絶対綺麗だろうな。探したらどこかで売ってるでしょうか。
「大嫌いやねん、ホンマは。」が特にエモンガでした。好きだからこそ、嫌いと思わず声に出てしまうような気がして。
シロツメクサの花言葉の一つに「私を思って」がありますが、実はその花言葉も踏まえて茜が花冠を渡したのなら、より一層切ない。
あまりにも近いと、失ってから恋心に気づくことになるんだなあ。辛いよなあ。ちょっとわかるかもしれない。
そして方言。藤井さんが関西の方(だったはず)なので当然ながらネイティブなんですが、尚希と茜の性格諸々と見事にマッチしていて、自然な親しみと深みを感じました。
ごちゃごちゃ言ってはおりますが、とにかく話もキャラクターも好きです。
・Hugoさん
大河に橋を:ふへー。とため息を漏らしてしまいました。世界観が好きなのでエモンガです。死と言う真実を叩きつけられた、閉鎖的な空間の住民。おそらく「自分は消える」と言った時でも、僧侶は「消した」気がするのですが・・・こちらもまた、2週目でまた違った世界を見せてくれます。
解体:ひい。えぐい。というか救いがない。神でも悪魔でもいいからとにかくグリフィズ一家に裁きを。そう思うほどのやるせなさ。
きっと背信ってこういうことなのかもなあ。神に絶望した結果というか、とにかく藁にもすがる思いで。でも確かに、こういうパトロンはきっといたんだろうなあ。
・OUTISさん
死にたがりのピエロ:自分が死んだことに気づかないと言うのは、確かに滑稽というか、哀れというべきか。だからこそ「道化」という表現が活きてくる。死んでも道化。話を踏まえても、好きな言い回しです。
創り出された白雪姫:原作準拠ですね。さらっと余談どころの騒ぎではない妃の結末も、明らかに死体に恋してる王子も、原作で好きだったところです。某会社の映画はロマンチック重視でそういうシーンに置き換えられたわけなので、確かにそれは「創り出された」ものだよなあ、と思いました。タイトルとも合わせて好きです。ということで、エモンガです。
未来を創り出すウミガメ:1年目の問題文を含めた総集編ですね。個人的にも作りたかったなあと思いつつ早々から断念してたので、OUTISさんの手でそれが創り出されたのが非常に嬉しく思います。本当に創りだすが好きでよかった。
各回の番号で最難関要素が振られているのも芸が細かいです。明らかに労力がいるのに10+12要素を入れてらっしゃいますし。お疲れ様です。そんなわけで、匠を。
・みづさん
サクラサクまで(投票):「先生」、この意味が作家/教師で180度変わる演出。匠ですし、エモンガです。ちょっと笑えるし、でもそれがじーんと沁みるような話で。短いながら、さらさらと暖かい春風が心の中に吹き込んだような気持ちになりました。
走馬灯:作品はまさに走馬灯のように消えてしまいましたが、最初さらっと読んだ時これは結構衝撃的だったなあ、と思っていたはずなんですが、話の内容をちゃんと覚えられなくて感想が書けなくて。ごめんなさい。もうちょっと読みこんどけばよかった。
あと、これは個人的なことですが。みづさんが多忙だったとのことでしばらくお会いできてなかったのですが、また最近他の問題でもお見かけするようになったので、こちらで改めて。お帰りなさい。またみづさんの創りだす作品を見ることができて嬉しいです。
・ビッキーさん
ノアとユウキの宝物:宝物は、花束どころか花畑であるたんぽぽの海。その中で眠り続ける二人。でもそれは確かに、たんぽぽの示す「幸福」でもあると思います。なんだかだんだんと二人の体が、たんぽぽの綿毛の集合体となって天に昇っていくような情景が浮かびました。そしてそれは、猫だけが知っているのでしょう。
幸せなようで少し切ない繊細な話、好きなのかもなあ。なんとなく、落ち込んでいる気分の時にこれを読んでいるとすごくグッときます。
・ニックネームさん
初めは大きな:怖いとも思えないぐらいに麻痺するほど、大きな。人間が絶望するには、一握りの希望を与えてやれば充分なんでしょうね・・・仄暗い。けど、好きな部類です。
なくした彼女:ピンクのガーベラは、感謝という意味もあります。優しくされればされるほど、怖くなる。でも、決して嬉しくないというわけではなく、ただただお互いに不器用がゆえに離れてしまうのが、悲しい。でも、ちょっと気持ちがわかるかもしれない。そんなわけで、エモンガです。
良からぬ便り:木吉と木更という紫の花・・・もしかしなくても桔梗ですね。結局同じだから、違うものはそもそも無いですね・・・最初から確かに罠だわ。
悪魔のように魅惑的な輝きを放つ至宝・・・一度見てみたいですが、見たら最後、男と同じ運命を辿るのでしょう。「眩しすぎる光に吸い寄せられた蛾」というのが、言い得て妙ですね。匠です。
理屈はない。嫌いなものは嫌いなんだ。:花占い。盲点でした。匠です。思い込みが激しいのに、それを表に出さない賢さも併せ持っているのがタチ悪いですね。ぞっとしました。
だんだん:ああ、きゅんきゅんきました。いいなあ。本当に「だんだん」好きになっていく過程が。こういう素朴な恋物語はやっぱりいいですね。花屋というのもまた、王道で好き。花言葉を調べるのも楽しかったです。エモンガですね。
「ん」しか言えない子:生まれ持ったものは受け入れるというか、親がそれごと愛するのは決して簡単とは言えないんですよね。もちろん周囲の声は気になるし。でも、親にとっては、元気で笑ってくれることが一番なのかもしれませんね。子どもの親になるということを考えさせられるようです。
さて、前々回から頭角を現してきているニックさん。(と、勝手にお呼びしています)まさか6個投稿をやり遂げたとは・・・OUTISさんに次いで2人目ですね。もう3作投稿ぐらいじゃ驚かなくなってきてます。すげーなあ。来年あたり、誰かしらが10作投稿とか達成してそうです。
・バタルン星人さん
大丈夫だ、問題ない:「紫の宝石」をまさかインフィニティストーンに使うとは衝撃ですね・・・モノホンだった場合は上司どころか世界消えてる気がするんですけど。
「光が眩しすぎた」をハゲに使ったのが笑ったので匠、ないしエモンガポイントもつけさせていただきます。あとサンシャインポイントも。
そしてなぜかスイカ二つで被っただと・・・スイカポイントも進呈しますね。
そして、完全にバタルンさんあてなんですが・・・いつの間にか前回のエキシビジョンの感想をいただいていたので、前の投票会場にお返事をつけさせていただきました。ありがとうございます。
《要素振り返り》
①高所恐怖症です
→3作目のこじつけ以外だったら割と自然に入れられた・・・はず? でも汎用性はあまりなかったかも。恐怖症自体はいろいろあるのに、高所を指定されましたからね。
②人間として合格です(投票)
→これはもう、作者の匙加減次第。自分のはクサい言い回ししか出来ませんでした。地味にむずい。
③瓜二つです
→そのまんま使うぐらいでしたね。難しいというわけでもないんですが、新鮮味はあまりなかったかも。
④ハラスメントです
→パワハラかセクハラか、たまにジェンハラとモラハラか。どれにするかは悩みました。
⑤光が眩しすぎました
→これはハゲと後光に軍配です。
⑥締め切りに追われています
→まあ、創りだすではいつものことですから!!!!(白目)
⑦本当は大嫌いです
→「本当は」がネックですね。衝撃の真実みたいな感じで使っている場合もあれば、激エモシーンに使われてたりとか。幅広めの要素でした。
⑧ポストの中に入っていました
→手紙とかハガキ以外に何があるんでしょうね、ほんとに・・・ 次点です。
⑨風邪を引きました
→要素そのものより、この後の展開の仕方に個性があって楽しめました。
⑩紫色の宝石を買います
→趣味の知識が役に立つかと思ったら、別にそうでもなかった。現実で紫の石があんまりないんですよね。だから今度赤とか青とかこないかしら。
《拙作のキャッチコピーに対するレス&エキシビジョン感想》
アリス:まさに教訓ぽい絵本の言い回しを意識したので、それがマクガフィンさんに伝わっただけでも嬉しい。本屋の宣伝文句とかに実際に書かれてそうですね。自分の3作のキャッチコピーの中で一番好きです。
ポラリス:ついに月刊とろたくで連載するシリーズ扱い。なんだか連載している作品すぐ打ち切りになってそう。次回作に期待してくれてる人は果たしているのだろうか。
自信:パープルダイヤは完全好み、ラベンダーも紫の花であることと匂いで嫌いな人が身近にいたから選んだだけで、石/花言葉はタイトル用に調べただけだったんですが、もしかしたら必然だったのかもなあ。とはいえちゃんと言葉系のネタを調べてそれに沿って書いていた人が多かった印象なのでちょっと恥ずかしい。でも嬉しい。
ただ受験生がいるのにも関わらずこんなの書いたのが申し訳ないなあと今更ながら思います。すみません。
・エキシビジョン
なんて奇妙で、そして素敵な、いえ、あの世界ではひどいというべき作品なんでしょうか。多数派と少数派というのは、場所が違えばそんなもの容易くひっくり返るもの。最後の最後で男の正体が明かされる感じもたまりません。こうなってほしいなとも思いつつ、まあ難しいんだろうなとも思います。
《最後に》
マクガフィンさん、お疲れ様です。まさか匠エモンガを続行するとは思いませんでしたが、初めて参加者として活用してみると、なるほどこれ便利だしじっくりと感想書けるし楽しいな。いいシステムだわ。(自賛) そんなわけで、継続ありがとうございます。その言葉を生んだラテシン版と涼花さんにも感謝です。
まあでも、マジで集計は鬼なので、夏休みに入っているとはいっても、受験勉強もあるはずなのでかなりハードかと思います。体調にお気をつけて、あとひとふんばり頑張ってください!
今回は時間があまりとれなさそうだったので複数投稿できないかなとも思っていたんですが、問題文のおかげで結局3作作ることができました。花あったら花言葉とか考えちゃうもの。・・・今回3作ともそこまで花言葉は関係しなかったんですけど。とりあえず、花言葉をまとめたサイトには他作品の感想を書く時にも調べたので、今回めちゃくちゃお世話になりました。というより、みなさんの作品に込めている思いが、花言葉となってよく表れていて面白かったです。
そういったことを考えると、今回もみなさん、そして主催したマクガフィンさんのおかげで楽しかったです。毎回言ってんな。
そして、結局長くなりました。本当に進歩しないな、まとめる技術が。
とりあえず2年目の目標は、文章を短くしつつ愛をしっかり伝える技術を取得することですね。ということで、スタジオにお返ししま~す。
[編集済]
はぁ〜い、こちらスタジオです^ ^投票ありがとうございました!
安定のながたくさんで今回も安心しました笑
匠エモンガがあることで票数の絶対値が増え、みなさんの幸せの絶対値が増えています。とろたくさんにお礼を言わねば!
改めて投票ありがとうございました!
⑫「未来を創り出すウミガメ」(作・OUTIS)に一票。
ってか今までの要素全回収ってマジエモンガ!!!!!!!!!!!!!
本当に創り出すウミガメの匠ネ。
④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)
コッソリ灰被り登場させるところが創り出すの匠らしい計らいネ。
⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))
絵本と言うだけ有って、ちゃんと平仮名や片仮名だけに成っているところに匠の意気を感じるネ。
⑥『Liar』(作・ひややっこ)
悲しみによるタイムリープとそれから抜け出して欲しい故人の思いを穏やかに表現した所がエモンガ。
⑦『ノアとユウキの宝物』(作・ビッキー)
だいたい結末が見えているにも拘らず美しい情景と悲劇的な場面を重ねるとは匠の配慮と言わざるを得ないネ。
⑩『リピートアフターユー』(作・夜船)
人間の醜悪さを知る者が人ならざる者を媒介に醜悪さを無くす過程を敢えて人ならざる者視点で描く所がエモンガ。
⑭『解体』(作・Hugo)
(以後書きこむ予定です。まとまるまでしばしお待ちください。)
余談だけどOUTISさんがごがつあめ涼花さんが創り出すに参加できてないことに残念がってることが推測されますネ。熱狂的なファンだもん。ウン
[編集済]
投票ありがとうございました!
そしてまだ書き込み中だったようですがすみません!開票の関係で編集はストップさせていただきます。
OUTISさんは確かに残念がってらっしゃいました。ですが今回もその心を射止めた作品があったようで良かったです。
改めて投票ありがとうございました!
投票のみ失礼いたします。
「サクラサクまで」(みづさん作)に一票投じます。
テクニカルな問題文の使い方、難しそうな要素の組み込み方、そして何より問題文がリフレインするラストシーンのイメージにグッと来ました。
久しぶりすぎて、新しい投票内容も増えてびっくりです。まにあえば、追って匠・エモンガにも投票しに戻ってきます。
投票ありがとうございました!
開票の関係で編集はストップさせていただきます。
変革の多い昨今でして、時代の流れは速いのです^ ^
改めて投票ありがとうございました!
・メイン賞
④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)に一票
めちゃくちゃ好きですこれ。「賢母の仮面を~」とか「紫色の宝石を~」とか、要素の使い方に驚かされました。真の語彙力というか、要素をこういう表現に変換する能力を見せつけられた気がします。そして仮面。また、もとの白雪姫のストーリーとかなり近い内容になってますが、これだけの縛りを設けてなお童話的な雰囲気や全体のストーリーを崩さずに書き切るのがどれだけ大変なのかは想像に難くありません。使う単語や文章の長さも作品の雰囲気とものすごくマッチしていました。ある種の恐怖というかグロテスクさを内包したまま、滑稽で読みやすい物語に仕立てている、とも言えるでしょう。いやほんと、あれだけの要素をどうやったら自然に文脈へ組み込めるんだ、、?いろいろ書いてますが要は好きってことです()。ほんと良かったですありがとうございました!!
⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))に一票
全て平仮名!なのに!読みやすい!!と感激しました。起承転結がしっかりしていて、話の流れに無理がありません。与えられた要素による物語のほつれが全く無く、それどころか物語に具体性を与える小物として十全の役割を果たすように配置されています。それも、特に要素を曲解している訳でもないのに、です。また、台詞や心情の描写が端的で、まさに童話を読んでいるような気分にさせられました。加えて言うのであれば、絵本のイメージにも近かったかもしれません。紫、赤、白といった色や、トランプ兵など、具体的なイメージを持っており、物語を進めるファクターにもなりうるものを優先して書いているように思えます。読みやすい、と感じた理由はこういったイメージのしやすさにもあるかもしれません。教訓めいたラストもしっくり。とやかく言ってますが、要するに好きってことです()。平仮名での執筆お疲れ様です、そしてありがとうございました!
⑳『初めは大きな』(作・ニックネーム)に一票
ぐわあああああ好きいいいいいい!!好みをぐわしと掴まれた心地です。この作品の最も素晴らしい点は、対比にあると思います。大まかな流れとして、主人公の暗黒期→幸せ→不安→幸せ→どんでん返し!と心情が揺れ動くタイミングがわりと多いのですが、表現の工夫によってそれぞれを独立した場面として成立させています。それが対比です。作中のアイテムや設定、印象を巧みに対比させていって、場面をコントロールしていると感じました。どうなってやがる。そして、バットエンドも良かった。単に脈絡無く「不幸になりました」と書いてあっても不興を買うばかりですが、ここでは人の純粋な嫌悪や偽善、欲望に触れて精神的にも逃げ場を失っていく様子が描写されていました。それぞれ違う種類のダメージによって絶望に導かれることによって納得感がダンチです。勝手なこと語ってますが、とどのつまりは好きってことです()。投稿した他の作品とのアレも楽しい。ありがとうございました!
最も組み込むのが難しかった要素:①高所恐怖症です
・サブ賞
⑥『Liar』(作・ひややっこ)にエモンガ!
ジム戦にしちゃあ強すぎるエモンガです。スーパーモデルが霞んで見えるエモンガ。真面目に書きます。「嫌い」って言って大切な人を導くのがまずエモいじゃないですか。これが王道エモンガです。そして、その事実に気づかされる手紙のなかで一人占め云々ってくだりがあったじゃないですか。ぐっ、、!眩しい、、、!ここで夫婦の信頼関係とか、絆の強さとか、まあ俗に言うとイチャイチャを見せつけられる訳なんです。でも彼女はこの世には、もう。。。ぐはあああああエモいぃぃぃぃ!この追ってくるエモさ、王道に準えて言うなら騎士道エモンガ。王道と騎士道、この二つのエモさが合わさるとき、真のエモさが生まれるのです。これまでの話を分かりやすく言い換えると、話の展開としてのエモさと登場人物の心情(ここでは葛藤など)が覗いたときのエモさが合わさり、とてつもないエモンガを生み出しているということです。ほんっっっっとうに好き。ヤバい。攻撃的なまでのエモさです。メイン賞とものすっっっごく迷って決めかねたんですよ。めちゃくちゃ好きです、こういうの。いやでも心臓に悪いなぁ!書けば書くほどエモしか浮かばない。感想を書くために下手な勘繰りをしてしまって申し訳ないレベル。また創り出してください!読みたいです!ありがとうございました!
⑯『マリンスノウ』(作・藤井)にエモンガ!
二つのエモンガ軸で感想を書きたいと思います。まず、文章そのものから迸るエモさです。詳しく説明します。読んだ方は感じられたかもしれませんが、文章めちゃくちゃ綺麗じゃないですか。創作その他をやってると、長くて説明的な文章ってどうしても出てきてしまいがちなのですが、そういうのが見当たらなかった。適度な長さでぽつぽつと切れてるんです。まあでもこれだけじゃないんです。それぞれの段落にある、文章の繋がり方がめっっっちゃ自然じゃないですか。目の前でその映像が立ち上がるような、そしてその映像が淀み無く進行しているような印象です。さらにさらに、段落ごとの繋がり方もおしゃれ。こちらは会話の前後に回想シーンが入ったりあまり人物の描写されないシーンがあったり、あるいは視点描写的なシーンがあったり様々ですが、なぜか違和感がない。なんでだ。冒頭の場面、カクテルをフィーチャーしてそのまま会話に移るあの瞬間に、不純物が一切含まれていませんでした。感動的です。なにやったらこうなるんだろう。以上が文章のエモさです。長々と独り善がりだったかもしれません、失礼しました。でもエモかったんです。伝わってほしい。そして二つ目のエモさはやはり物語のエモさ。正直、重い。ずっしりです。この、なにかがほどけずに残っているような読後感。主人公は自分の断ち切れなかった想いを口に出し、伝えて、断られて、そして過去のものとして仕舞い混もうとしています。そして例の要素。ぐはあああああああああ。感情が移入しすぎてヤバいです。これです、これ!逆のことを言ったり思ったりしようとするやつ!!!甘酸っぱいだけでなく、苦々しさを感じるこの、、、何て言ったらいいんだ!!!たぶん、きっと、こういう感情とお酒というアイテムの親和性とかもあるんでしょう。話を戻すと、こういう複雑な、純度の低い感情を物語の最後に押し出すことで、めちゃくちゃなエモンガを繰り出しているのでしょう。そしてそれは、さっぱりとした文体といい対比になっている、、というのは流石に言い過ぎでしょうか。ともかくエモかった。伝われ、、というか読んだ方にはあの物語だけで伝わってるはず。いいですよね、本当に。ここまで好き勝手言ってすみません、こういうこと考えずにはいられないんです。そして、とんでもないものを読ませていただきました、ありがとうございました!!
[編集済]
投票ありがとうございました!
もう感想の長さからHugoさんの読み込みの深さが伝わってきます。エモンガ軸なんて言葉初めて聞きました。
改めて投票ありがとうございました!
どうも、創り出す13回です。
自身としては初の観戦から投票したいと思います。
手短にね。
五番、とろたくさんの「アリス〜」に投票&エモンガです!
いや、単純にこういう童話系好きなんですよ。女王さまも良い人やし、ほっこりしました。エモンガ
以下エモンガ票
ビッキーさん「ノアとユウキ」
病院、少年少女の秘密のお出かけ、死別、エモくないわけがない。
Hugoさん「大河に橋を」
ふとした気づきというか、当たり前に対する考察的な話は好物です。
藤井さん「マリンスノウ」
いや、藤井節が効いてて素晴らしいです。
以上ラピッと参上ラピ丸でした!
[編集済]
投票ありがとうございました!
そうです、ラピ丸さん今回いらっしゃらないな〜なんて思っていたところだったのです。
ラピっと投票ありがとうございました!
⑯『マリンスノウ』(作・藤井さん) 3票 1匠 1エモンガ
藤井さん半端ないってもぉー!
アイツ半端ないって!
エモンガなストーリーでめっちゃ匠に問題文と要素回収するもん…
そんなんできひんやん普通、そんなんできる?言っといてや、できるんやったら…
・バイオレットフィズから紫の宝石を出して、カクテル言葉を回収する
・涙目の理由を高所恐怖症ではなく夕日が眩しいからと言い張るが、その胸中は
・真実を伝えた後に一人で言う、本当は大嫌い
他にもあるのですが、
そろそろ正気じゃいられなさそうなので一杯いただけないでしょうか。
最も組み込むのが難しかった要素
⑩紫色の宝石を買います
この要素で個性が現れている作品が多かった気がします。
投票ありがとうございました!
実は今回唯一のスリーポイントシューターです。エモンガ界の大迫の手にかかれば…と言ったところでしょうか。
改めて投票ありがとうございました!
最難関要素→②
なんやかんや何に組み込んでも不自然な気がして気持ちが悪い要素でした笑
とろたくさんの⑤に2票
藤井さんの16に1票お願いします(^^)
絵本としてまとめ上げるとか芸術的すぎるし、藤井さんには是非とももう少しドロドロだけど最後涙が溢れて止まらないような恋愛小説をお願いしたいです。
感想は以上です(^^)
マクガフィン、主催ありがとうございました!何から何まで楽しかったです(^^)
(マクガフィンのやつ投票可なら1票投じたかった。素晴らしい。)
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投票ありがとうございました!
ビッキーもシェフとしたのは初だけれど、やはり自分で正解を創り出してみるとまた違った視点でみなさんの作品も見られると思います。
改めて投票感謝〜!
まずは「マクガフィン」さんお忙しい中運営ありがとうございます。
今回も「好き」で入れようと思います。
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⑦ビッキーさん作「ノアとユウキの宝物」に1票
言葉が出てこないけど……ただただ好きです……世界観、ストーリー、展開、全てが刺さりました。
ほんと好きです。
⑫OUTISさん作「未来を創り出すウミガメ」に2票
いや、もう、なんというか……なんというか好きとしか……
ストーリー?好きだよそんなもの。
過去の要素回収?問題文も回収?匠かよ。エモンガだよ。(⓫で初めて参加したのでそこを読むまで察せなかったのが悔しいですが)
ただただすごいとしか……。(本投票×2+匠+エモンガ)
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最難関要素
⑩「紫色の宝石を買います」に投票。
「紫色」という制限。「買う」という制限。いやきついってこんなの。紫色の宝石ってとても少ないんですね。
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回を増すごとに投票とともに書く感想(?)が雑になっている気がしますが深夜なので、色々と日本語がおかしいところがあると思うのでその点と合わせてご了承ください。
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もかろんさん、投票ありがとうございました!
圧倒的深夜の投票だったようですが、その分「好き」が詰まっていたような気がしています。
改めて投票ありがとうございました!
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)に1票
怖い!そして凄い!OUTISさんの発想と才能がヤバい!
この「長年続いたゲームの最終章の展開」みたいなやつを、まさか創りだすで再現されるなんて…! …この例え通じるかな?
創りだすへの愛が無ければ絶対に書けないでしょう!もうこれが優勝でいいや。
⓭⓭⓭⓭⓭⓭⓭⓭⓭⓭
最後に巡り巡って戻ってくる展開も、なんというか、この最終章みたいな雰囲気を醸し出していて凄い(語彙力皆無)
私の感想がよく分からない方は、過去の「正解を創りだすウミガメ」をご覧ください。
純粋に、物語としての質が高かった事、数多くの要素を、1年という時間で見事にまとめ上げた事。
そして、「次の創りだすの運営を誰にやって欲しいか?」と思った時、
考えるまでも無く、私の1票は、OUTISさんの創りだすに対する愛に投じられたのです。
最も組み込むのが難しいと思われる要素「③瓜二つです」
ちょっと物語を創ってみようかなと思った時に、この要素が一番壁になりそうな気がしましたね。
瓜二つって事は、何らかの登場人物か物を、「二つ」ださないといけない訳ですよね。
つまり、物語を構成するキャラクターが、必然的に増える訳です。
さぁ、この厄介ながらも面白い要素を、各シェフ様はどのように調理されたのでしょうか…?
___
匠票
⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))に匠票を投じます。
アリスと女王という観点から、花と真実、そして人間性という話に自然に繋げる力。
例の首を跳ねるシーンで、女王のお話を拝聴して、リアルで感嘆の声が出てしまいました。
普通に絵本になっても良いレベルでは?
エモンガ票
⑯『マリンスノウ』(作・藤井)にエモンガ票を投じます。
恋愛を綺麗に描ける作者様は、総じて凄いと思うのです。
エモいの定義はよく分かっていませんが、心に来る何かが、藤井さんの物語にはありました!
恋愛経験の無い私には詳しく語れませんが、とりあえず見て欲しいです。甘い気持ちになれるから。
___
以下、全ての作品への感想となります。
(敬称略)
①『死にたがりのピエロ』(作・OUTIS)
トップバッターに相応しい王道の物語です。
毎回思うけれど、OUTISさんは人の明るくはない部分を表現されるのが上手い。
②『菊〜真実を伝えて』(作・残酸)
⑱『秋から春、そして秋へと』(作・ハシバミ)
全ての花、1年間って所がミソ。忠実にお題問題文に応えてきましたね…
本当に花を全力で活用してきましたし、1年というギリギリの期間を上手く活用されている。
素直に凄いとしか言いようが無いです。
…で、あえて比較させていただきますが…
要素とお題が同じという制約上、被るのは致し方ないとしても、展開が結婚するとは面白い。
しかし、作者様が違う事によって、話の構成やオチが大きく変わる所は興味深い。
読み手視点、騙る事が明らかになっていたか、叙述トリックを仕掛けられていたか。
主人公は最後に幸せになれるかどうか。
ハシバミさんの物語を見た時、残酸さんとは違うベクトルから突いてきたなぁ…!と興奮しましたね(笑)
残酸さんの作品がハッピーエンドなら、ハシバミさんの作品はトゥルーエンドといった所でしょうか。
2つの作品を見返してみると、共通点と相違点がクッキリと浮かび上がって面白い。
③『サクラサクまで』(作・みづ)
お題に対して頭を悩ませるその気持ち、非常に分かりますよ。
複数の作品を提示して、要素を分割して回収する戦法は強い。
④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)
よく白雪姫と要素の共通点を見つけ出せましたね…要素が入り混じっているのに、自然な物語として仕上がっていました。
最近の話って、幻想的な童謡を否定する展開が結構ありますね。まぁ勝ったのは愛のキスでしたが。
⑥『Liar』(作・ひややっこ)
読み手によって解釈が分かれそうですね。あの女性は何者だったというのでしょうか。
瓜二つの別人?1年経って悪霊化した本人?不思議な闇を残した物語でした。
⑦『ノアとユウキの宝物』(作・ビッキー)
ユウキのエゴと、両親&病院のエゴ。
ノアにとっては、どちらが幸せな宝物になったのでしょうか…?
⑧『記憶の花は夏空に咲いた』(作・かふぇ・もかろに)
花言葉には詳しくないので、wikiを見てみたのですが、ふーん…?
哀れ、実に哀れ。理不尽な死を遂げてもなお、彼女は彼を愛せるのでしょうか。
⑨『大河に橋を』(作・Hugo)
これはアレだ。大分複雑な設定が凝縮されているので、1回読んだだけでは理解出来ないタイプ。
でも「創りだす」の場合は、この手法も有効手ですね。全ての要素を振り返りながら、読み手に「死」を強調させられますし。
⑩『リピートアフターユー』(作・夜船)
誰が失敗作なのだ?誰が正常なのだ?それを決めるのは誰なのでしょうか?
読み手である私は、他の人は、この物語の誰に対して、どんな評価を下しますか?
⑪『一難去らず、転じてまた一難』(作・とろたく(記憶喪失))
むしろよく続けてくださりました。
絶対に連載物が向いていない企画で、4話まで行けた事に衝撃です(笑)
⑬『ストーカーに制裁を』(作・まりむう)
どこかでハプニングが起きると思っていた私は、心が汚れていますね。
まぁ現実で、ストーカー相手に警察が動くとは思えませんが(偏見)
この世界観の警察は人間として合格ですね。
⑭『解体』(作・Hugo)
作品と作者は別物であり、分けて考えるべきだと頭では分かっていますが…
あえて言いましょう、こんな作品を書けるHugoさんの事を、尊敬すると同時に関わり合いになりたくないと思う(※誉め言葉です!)
それだけの力が、この物語にはあったのです。
なお言うまでもありませんが、この話は一部ノンフィクションです。
それこそ人間として失格な輩が数多く存在するこの世界に、恐怖を感じるね。
これ以上コメントをすると、自制が効かなくなるのでここでお開き。
⑮『自信』(作・とろたく(記憶喪失))
おぉ…ド直球に「花」を活用してきましたね。これはお見事。
それにしても妹さん強い。その行為が正しいとは言い切れないが、兄を救ったのは事実である。
⑰『1/365の曖昧な設定』(作・ルーシー)
あいまいすぎるwwwww
こんな世界観があってもいいじゃない。創りだすだもの。
むしろ創りだすで超短編を投稿する方が難易度は高いので、私はルーシーさんを尊敬します。
⑲『アイの手記』(作・残酸)
こういう話を見ると、一瞬「私も本当は人間ではない…?」「バグと男は、今後どうなったのだろうか?」とか妄想をし始める癖があります。
そういう人の心を的確に撃ちぬきにいらっしゃったようです。
⑳『初めは大きな』(作・ニックネーム)
私が思うに、今創りだすの中で、最も汚くドス黒い紫色の宝石でした。シンプルに胸糞悪いですね。
人って、一度希望を与えられておいてから、暴力を味わうとより絶望するのですが、
それを理解されていて物語を演出されたニックネームさんを、尊敬すると同時に関わり合いになりたくないと思う(※誉め言葉です)
㉑『なくした彼女』(作・ニックネーム)
優しくするって、穿った見方をするとエゴの押し付けなんだよねぇ。
瓜二つというシチュエーションが、自己嫌悪を更に増幅させるという面白い発想でした。
㉒『良からぬ便り』(作・ニックネーム)
美しい花には棘がある。それを体現した物語でした。
人は、非常識だと思う事も慣れれば常識になります。同じ花を見続けた男の結末は決まっていて…
㉓『理屈はない。嫌いなものは嫌いなんだ。』(作・ニックネーム)
論理的な考えが出来ない人は嫌いだ。理屈が無い狂人の考えは、全くもって理解出来ないから。
5回程読み返しましたが、最後に男が考えた事は分からず…まぁ、あの女はロクな目に合わないでしょうね。
㉔『だんだん』(作・ニックネーム)
実際の恋愛ってどうなんでしょう。ここまで綺麗に〆られるものなのか。
それよりも、5作品を連続で投稿したニックネームさんに、私は恐怖を感じる。
そしてここで、次のタイトルを見て、「法則」に気づくのだった。
手が込みすぎなんですよ!!!!!
㉕『「ん」しか言えない子』(作・ニックネーム)
恐らく代金は、紫色のアメジストですかね?そして3人家族は2人家族になりましたとさ。
え?その考察は歪みすぎているって?でもタイトルがしりとりだしなぁ…どこかで元に戻ると思ったりして。
6作品を連続投稿という実力に、本当に私は恐怖を感じる。そして尊敬も。
全く同じお題、全く同じ要素でも、1人でいくつもの可能性を秘めた物語を創りだす事が出来る。
ニックネームさんは、創りだすの本領を見せてくださりました。
㉗『花は強かった』(作・きっとくりす)
「入星試験担当」というパワーワード。
こういう短編小説において、独特な世界観を放つSFが好きです。
㉘『大丈夫だ、問題ない』(作・バタルン星人)
ハゲの社長に怯えてゴマをすり①④⑤⑦
ラストを飾る物語で、今大会一番の凝縮っぷりに笑いました。ハゲと高所恐怖症をそう使うとは…(笑)
エキシビション(作・「マクガフィン」)
…名前を出すのは止めておこう。
さぁ、道徳の時間だ。
さて、自分にとっての常識とは一体何でしょうか?それは、世間一般における価値観なのでしょうか?
私は常識と言う言葉が好きではありません。時に常識とは、多数派が少数派を殺すために用いられるからです。
「花は枯れる方が美しい」「人の嫌がる事をやれ」という価値観は、大統領にとっては一概に間違っているとは言えません。そもそも、大統領だって人の嫌がる事をやっていたでしょう?
人の嫌がる事を進んで行うという価値観は、大統領には簡単には否定出来なかったでしょう。
それは、自分を否定する事に繋がるのだから。
にも関わらず、崖から落ちた大統領は、最後に自らの価値観を変える事を決断します。これは一種の自己否定です。
さて、「少数派を否定する」という価値観を「否定」した大統領の行き先は、まるで明るいように演出されています。
威厳のある声が、それを証明しているかのようです。
題材はリアルすぎてアレですが、少しストーリーを変えれば、道徳の教科書に出来そうな話でした。
という訳で、様々な考えを巡らせてくださった「マクガフィン」さんにも、エモンガ票を投じます。
私にとってのエモンガはこういうのなんだよ!!
29の素晴らしい作品を、ありがとうございました!
[編集済]
投票ありがとうございました!
もはや恒例となっている全レスありがとうございます〜^ ^
そしてエキシビションにまで感想をいただけて嬉しい限りなのです😆
またお時間があるときにでもキャノーさんの創り出した解説を見たいなぁ…なんて言ってみて失礼します。
改めて投票ありがとうございました!
⑨『大河に橋を』(作・Hugo)に一票。
「死」が存在しない島という世界観、「郵便屋」「鳩」などのワードや登場人物のネーミングから溢れる独特な雰囲気がとても素晴らしいです。特に、チリガミの言葉を聞いたジョウマエが「俺は絶対に死ぬ」と言ったシーンがエモンガでした。また、花を摘むことを、花が死ぬと捉えたのも目から鱗でした。
匠票
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)
⑰『1/365の曖昧な設定』(作・ルーシー)
エモンガ票
⑨『大河に橋を』(作・Hugo)
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)
⑯『マリンスノウ』(作・藤井)
組み込むのが難しそうな要素
⑩紫色の宝石を買います
単に宝石を買うだけならある程度融通がきくのですが、紫色である理由付けが難しいと思いました。
…でも自分が一番つまづいたのは問題文でした。特に、花と真実を関連付けるのが…。
~~~
以下感想。
解説を出せなかったお詫びに全レスに挑戦します。全体的にあっさりめです。
①『死にたがりのピエロ』(作・OUTIS)
コハルの「学校行くよ~!」からの一連のセリフが主人公とコハルのそれぞれの視点で違うものになる部分がよかったです。
②『菊〜真実を伝えて』(作・残酸)
菊代さん優しい…。こういう人だから晶も更正できたんでしょうか。
カルト教団「シメキリ」でクスリときました。
③『サクラサクまで』(作・みづ)
問題文をまるごと歌詞にした作品。先生は教師を勤めた後に作家になったんでしょうか。良い先生には憧れます。
④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)
本来の白雪姫のオチ、初めて知りました。キスで目が覚めるんじゃないんですね。元々ある別の話に問題文や要素がうまく組み込まれていて流石だと思います。
⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))
凄く女王様良い人…。実際に出版されているんじゃないかって位に話がよくできています。
⑥『Liar』(作・ひややっこ)
同じ1日がループしていることを伝えるために花を摘むというのは思いつかなかったです。ところで、偽物の妻は何者なんでしょうか?…主人公の罪悪感からきた幻覚、とか?
⑦『ノアとユウキの宝物』(作・ビッキー)
オチが悲恋なだけに、ユウキの健気さが際立ちます…。でも病院内に猫を持ち込むのは普通に危ない気がします。
⑧『記憶の花は夏空に咲いた』(作・かふぇ・もかろに)
出だしで日常系かな、と思いきや、主人公が責められるタイプのホラーでした。「彼女」の過去が語られた後、「そのあと家に~」に()で付け足されているのが良い味出してるなぁと思いました。
⑨『大河に橋を』(作・Hugo)
省略
⑩『リピートアフターユー』(作・夜船)
これまた凄い世界観…。人間、人間って何なんだ。それはそうと、最近の創りだすは「人間に似て非なるもの」がブームなんでしょうか。
⑪『一難去らず、転じてまた一難』(作・とろたく(記憶喪失))
仮面ファイターポラリス来たー!前回ピンチに追い込まれたクロス、今回も大変な目に遭っていて心配です。サンチャンの自由奔放かつ憎めないところが大好きです。
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)
これをエモンガと言わずして何をエモンガと言うか。らてらてでの全ての創りだすの問題文と要素回収、ラストでそれらが繋がっていくシーンに匠を感じました。第1回から参加しているOUTISさんならではの作品です。今回3票投票できないのが悔やまれます…。
⑬『ストーカーに制裁を』(作・まりむう)
複雑な問題文と要素を全てすっきりと簡潔なストーリーにまとめているのが素晴らしいです。このストーカー、ストーカー以上に酷いことしてますね。
⑭『解体』(作・Hugo)
わぁ残酷。実際に似たようなことが行われていたのが恐ろしいです。グリフィズの娘は真実を伝えようとはせず、新たな真実を作り出したと言えるのではないでしょうか。
⑮『自信』(作・とろたく(記憶喪失))
安定しない職業に対して不安を覚えることを高所恐怖症に例えているのが好きです。パープルダイヤが色的にも石言葉的にもぴったりで凄いです。
⑯『マリンスノウ』(作・藤井)
読み終わった自分「ごべぁ(吐血)」
???「ペロッ…これは、藤井さんの解説!」
…すみません、ふざけました。
今回も藤井さんらしい人間のもつ繊細さ溢れる解説で素晴らしかったです。尚希の「……人間合格やと思うで、俺は」というセリフからのシーンが特にエモンガでした。
⑰『1/365の曖昧な設定』(作・ルーシー)
圧倒的短さ。にもかかわらず、ストーリーがしっかりできていて匠です。2人の会話のテンポも軽快で良かったです。
⑱『秋から春、そして秋へと』(作・ハシバミ)
調べてみたら黄色い菊の花言葉、「破れた恋」なんですね…。タイトルは季節の移り変わりと登場人物の名前が掛かってるってことでいいんでしょうか。
⑲『アイの手記』(作・残酸)
自分はもしかしたら、機械が感情を理解する系の話に弱いのかもしれません。常に何にでも目的があるとは限りませんが、目的の無いまま過ごすのも大変そうだなと思います。
⑳『初めは大きな』(作・ニックネーム)
2番目のお父さん、本当はそんなに悪い人じゃないのではないかと思ったのですが、これは当事者じゃないから言えるんでしょうか。
㉑『なくした彼女』(作・ニックネーム)
2人の気持ちに共感できる分、オチが妙にあり得そうだし悲しい。あまり関係ありませんが、手紙の書き方が韻を踏んでて歌みたいだと思いました。
㉒『良からぬ便り』(作・ニックネーム)
この理不尽さはカフカの作品を思いだします。自分は基本貪欲であることを良いと思っているのですが、やはり時に恐ろしいものになるんですね。
㉓『理屈はない。嫌いなものは嫌いなんだ。』(作・ニックネーム)
なまじ能力があるだけに…。恐ろしいですね。自分も妄想癖のきらいがあるので気をつけます。女は花の花弁を全て摘み取った、でいいんでしょうか。
㉔『だんだん』(作・ニックネーム)
他の作品にも出ていましたが、③瓜二つです。を瓜が2つあると捉える発想はありませんでした。これ以上無い程の見事なハッピーエンド。
㉕『「ん」しか言えない子』(作・ニックネーム)
ニックネームさん怒涛の6連続投稿ゥ!
OUTISさんもですが、1つの問題文に対して沢山の解釈ができる人は尊敬します。
それはさておき、自分も幼年期は喋るのが苦手だったので、光ちゃんの気持ちは少し分かります。光ちゃんが両親に愛されて優しい子に育つことを祈っております。
㉗『花は強かった』(作・きっとくりす)
比較的突飛な設定としっかりまとまったストーリーで、読んでいて非常に楽しかったです。タイトル通り、本当に花が強くてびっくりです。
㉘『大丈夫だ、問題ない』(作・バタルン星人)
一体どういうこと?(山彦)
読んでいて夢みたいだなぁと思いました。夢ってこういう自分でもよくわからない因果関係の展開で話が進んでいきますよね。
エキシビション(作・マグガフィン)
うわーなるほどーそういう手もあるのかー、と読んでいったら…まさかのオチでした。男の迷いこんだ世界の道徳の教科書とか、どんなものか気になりますね。
投票ありがとうございました!
赤升さんの作品が見られなかったことは非常に残念なのですが、全レスいただけたので嬉しいのです^ ^
改めて投票ありがとうございました!
最優秀作品賞
「よいこのえほん アリスとあかいバラ」(作・とろたく(記憶喪失))に1票
ためになり、かつ正解を創り出すのお題にうまく合致している話を童話形式で表現していて読みやすく感じました。
「未来を創り出すウミガメ」(作・OUTIS)に1票
「らてらて鯖の人達ってこんな感じなのかもしれない。」と感情移入出来ました。
「「ん」しか言えない子」(作・ニックネーム)に1票
問題を抱えている子が少しずつ成長している姿に感動しました。
最も組み込むのが難しかった要素「ハラスメントです」
→描写をどのようにするかで苦労しました。
匠賞
「サクラサクまで」(作・みづ)に1票
→「作家なのかな?」とミスリードさせておいて最後に作詞家だったというある意味どんでん返しがうまいと思いました。
エモンガ賞
ノアとユウキの宝物(作・ビッキー)に1票
→幻想的で夢のある世界観がよかったなと思いました。
投票ありがとうございました!
要素については、確かにまりむうさんの作品ではハラスメントの描写がとても丁寧になされている印象でした。
改めて投票ありがとうございました!
《作品》
・⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))に1票
・⑯『マリンスノウ』(作・藤井)に1票
・㉑『なくした彼女』(作・ニックネーム)に1票
以下、サブ投票及び感想。
②『菊〜真実を伝えて』(作・残酸)
締め切りがカルト教団になるとは思わず、まさに【匠】な使い方だと思いました。
そして後出しでめっちゃ被っていてすみません……。
今回は特に被りそうだなと思いつつ投稿作品を読まずに書いたのですが、まさか名前まで被るとは思いませんでした。
ですが、いくつかの要素が逆になることで雰囲気が随分と違う作品になるのだなと、面白く読ませていただきました。
④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)
白雪姫のベースを守りながら要素が上手く使われており、解説としても納得できるものでした。
まさしく【匠】の技です。
⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))
アリスであり、教訓のある絵本であり、解説でもある。
【匠】であり、女王様が「そのもの たち のくびをはねよ!」という場面はとても【エモンガ】でした。
⑥『Liar』(作・ひややっこ)
墓前で見た女性は、後悔している男の心が見せたものなのかもしれない。
そんな風に感じさせられるラスト、まさに【エモンガ】でした。
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)
一年間の創り出すを織り込むとはまさに【匠】!
私自身は途中からの参加でしたが、そうそうこんなのもあった、と懐かしくなりました。
それでいてメインの物語も綺麗で、実に【エモンガ】です。
⑮『自信』(作・とろたく(記憶喪失))
ラベンダーが舞い上がる姿が目に浮かぶようで、なんとも【エモンガ】な光景でした。
⑯『マリンスノウ』(作・藤井)
二人の距離感、会話の温度が、もう本当に【エモンガ】です。
ラストの「……大嫌いやねん、ホンマは。」で溜まらなくなりました。
解説であることを忘れさせるだけの物語でありながら、きちんと解説としても納得できるものになっていて、まさに【匠】です。
㉑『なくした彼女』(作・ニックネーム)
短いながら良く纏まっていて、解説としても納得させられるものでした。
何とも言えない雰囲気があって、読後感も非常に【エモンガ】です。
《要素》
・②人間として合格です
非常に使い方が難しかったです。
投稿作品を読んで、そもそも人外にするなど様々な使い方があって感心しました。
《感想》
題名につけてくださった回答が素敵すぎて……!
最初は別の話を考えていたのですが、いざ書き始めようとした瞬間から自分の「本当は大嫌いです」に引きずられてああいう形になりました。
結果残酸さんとどっかぶりしてしまいましたが…………。
要素が二つも選ばれてしまったので、尚更書かないわけはいかぬとまさしく「締め切りに追われて」いましたが、何とか書き上げてすっきりとした心地で投票に臨むことができました。
色々な「締め切り」に「本当は大嫌い」を読むことができてとても楽しかったです。
投票ありがとうございました!
『時が過ぎても秋は秋』は、個人的にもかなりお気に入り(?)なのです^ ^
『本当は大嫌いです』のおかげでエモンガが増殖しました。
改めて投票ありがとうございました!
残酸さん 菊~真実を伝えて
Hugoさん 解体
藤井さん マリンスノウ
にそれぞれ一票ずつお願いします。
組み込むのが難しかった要素 高所恐怖症
他は流れが自然に書いて行けたんですが、、、これだけぽっかり浮かんでいったので。
投票ありがとうございました!
そうですよね〜高所恐怖症って、ただ高い所が苦手なだけとは違うんでしょうか?マクガフィンにはわかりませんが、改めて投票ありがとうございました!
投票させていただきます。(不慣れなので、投票の仕方を間違えてたらすみません。)
【作品投票】
⑨「大河に橋を」(作:Hugo様) に、二票。
好きです。淡々と告げられていく情景描写の中に、常に何処か不気味さが漂っていて魅了されました。基本的に島民が平和に生きていることが、さらに狂気を感じました。好きです(二回目)。難しいこと極まりない要素の回収も、クライマックスの問題への回答も、あまりに見事で息を呑みました。
好きです。
⑤「よいこのえほん アリスとあかいバラ」(作:とろたく様) に、一票。
一番、要素回収が華麗だったなぁと思います。とても読みやすく、けれど深く考えさせられる内容で、素晴らしい作品でした。言葉遣いもとても惹き込まれました。よいこが少し大きくなったら読んであげたいです!
【組み込むのが難しかった要素投票】
④ハラスメントです
他も非常に難しかったのですが、個人的にはずば抜けていたかな、と思います。ここ最近は頭の中からハラスメントというワードが離れなかったです(笑)。
============
第13回正解を創り出すウミガメ、ありがとうございました!
初参加だったので、こんなに難しいものなのかと何度も頭を抱えました。マクガフィンさん、誘ってくれてありがとう。素敵な無理難題に苦しめられて、とても楽しかったです!Mじゃないです。
次回も、是非参加したいです!そして、目指せ、複数応募!ありがとうございました。
投票ありがとうございました!
作品感想でも書いたけれど、本当にひややっこに紹介してみて良かったなぁと思っています。
私は今回で離脱となるけれど、あなたが参加し続けるとそのうち化け物みたいな作品を書く予感がします。
改めて投票感謝〜!
⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたくさん)に二票!
㉔『だんだん』(作・ニックネームさん)に一票!
難しかった要素
⑩紫色の宝石を買います
以下、感想(?)
『死にたがりのピエロ』
普通に会話していると思ったら、ひとりごとでした。一年間落ち続けていて、いつの間にか七不思議のひとつになってそうだなぁと思いました。
『菊〜真実を伝えて』
兄になりすます理由も知らなかったのに好きになったと言う彼女さんはすごいなぁと思いました。紫陽花の花言葉は「移り気」、でも、兄さん亡くなってるし気が移るのも仕方がないよねと思います。
『サクラサクまで』
気晴らしの散歩だと言いつつお見舞いに来てくれる先生、すてきだなぁと思います。
『創り出された白雪姫』
まさか、白雪姫になるなんて…とびっくりしました。匠です。前回の灰かぶりもそうですが、かなり原作に忠実なので、すごいなぁと思います。
『よいこのえほん アリスとあかいバラ』
やっぱりこわい女王さまだけど、きちんとあやまることのできる人にはやさしい人でした。トランプの兵隊さんたちも、ちゃんと間違えました、ごめんなさい><って言っていたら許してもらえたのかなぁ、どうかなぁと思いました。
『Liar』
問題文の回収がうまいなぁとおもいました。匠です。奥さんの霊(?)が現れた次の日もいつもと同じ行動をとってたら、前を向いてシャキッとしなさいって更に怒られるのかなぁと思いました。
『ノアとユウキの宝物』
最初、猫がしゃべったのかと思ってびっくりしました。ユウキも入院中の子だったのかなぁと。愛の告白のために花をつむけれど、二人ともつめたくなってしまって悲しい感じがします。
『記憶の花は夏空に咲いた』
一年前、彼に何があって同じ行動の毎日を過ごすようになったのだろう。高校にうまく馴染めなかったのかなぁ、など想像が広がります。花言葉も思わず調べてしまいました。
『大河に橋を』
死を認識できないというのは不思議な世界だなぁと思いました。死の恐怖がないのは幸せなのかどうなのか。でも、僧侶さんたちは死体を片付けないとだから、みんなの生死を把握してないとで大変そうだなぁと。そのための郵便屋さんなのですね。死体から食べ物に変わる境目も興味深いです。鳩は食べてそうだなと思ったけど、実は人も食べてたりしたらやだなぁと思いました。
『リピートアフターユー』
ずっと、永遠にくりかえしてそうな不思議な話でした。完全に記憶を共有したら、ふとした拍子にどっちがどっちかわからなくなりそうでおもしろそうだなぁと思います。
『一難去らず、転じてまた一難』
第4話!サンチャンとクロスの会話が好きです。続きが気になります。
『未来を創り出すウミガメ』
一年の創りだすをまるっとふりかえることのできるエモンガな解説でした。
『ストーカーに制裁を』
ストーカーを捕まえるのにたくさんの警察官が協力してくれてよいなと思いました。でも、ちょっと逆恨みがこわいかもーとドキドキします。
『解体』
救いのない裁判ですね。絵の具がないなら作ればいいじゃないと水平思考を発揮したけど、相手はなんとしても魔女にしたてあげたかったようです。別なものを使うとか(歯みがき粉とか?)天使を描かないとかやっても結局、因縁ふっかけられそうだなぁと思いました。
『自信』
しっかりした妹さんだなぁと思いました。どんな道を進めば幸せかは進んでみないことにはわからないような気がするので、進む道くらいは自分で選べる方がよいですね。
『マリンスノウ』
かなり個人的なことですが、最近なぜか、ウェディング・ベルが頭の中でずっと流れてて、小さい頃は元カレに結婚式に呼ばれた歌だと思っていたけど、彼女の片思いな可能性もあるなぁと思っていたところだったので、個人的にタイムリーでした。いや、でもこの茜さんのほうが圧倒的にいい人です。わたしはしっかり者のちょっと弱っているところにキュンとするタイプなので、茜さんにエモンガです。
『1/365の曖昧な設定』
風邪をひいた作者の夢でしょうか?長く続くおはなしの世界だと時間軸がどうなってるんだと思うことは多いですね。花をつんで戻れれば良いけど閉じ込められてしまったらと思うと、躊躇してしまいそうです。
『秋から春、そして秋へと』
残酸さんの話と似ているようで全く違う結末!この弟くんは自分の為というのが強かったのかなぁと。黄色い菊の花の花言葉をみるに、はるなさんと弟くんが仲良くやっていくのは難しいのだろうなぁと思いました。
『アイの手記』
機械しかいない世界、何が目的で仕事をしているのだろうと思ったら、目的もなくノルマをこなす世界でした。他の機械たちも感情ないと言いつつ実は滅びたくないという感情がある気がします。どうせやるなら楽しい方がいいですね。
『初めは大きな』
いじわるなひとたちばっかりだなぁと思いました。やさしいひとにであえる日がくればいいなぁとは思いますが、今世ではなかなか難しそうです。来世に期待?
『なくした彼女』
つんでれ?な彼女でかわいいなと思います。
『良からぬ便り』
最後に女の人が全部をつんで、ほらここにあった、的な展開を予想していたら、全然違いました。悪魔さんこわいです。
『理屈はない。嫌いなものは嫌いなんだ。』
高い建物が崩れてくるかも⇒高い建物は爆破だ、と妄想を現実にしてるなぁと思いました。悪い妄想はついついしてしまいますが、大抵想像したとおりにはならないです。
『だんだん』
紫のクロッカスの花言葉が愛の公開なので、真実を伝えるだなぁと思いました。瓜二つの使い方が好きなので、匠票です。
『「ん」しか言えない子』
「ん」だけでも割りと通じそうですね。最後にポストに届いた手紙が気になります。
『大丈夫だ、問題ない』
まさか、解説で疑問をなげかけかえされるとは!瓜二つがスイカ2つというのも好きです。
『エキシビション』
まさかのアメリカの大統領でびっくりしました。少数派も生きやすい世界だとよいですね。
花をすべてつむと言う問題文なので、いろんなはながあるなぁと、みなさんの解説を読みながら、花言葉をついつい調べてしまいました。
投票ありがとうございました!
花言葉については、私自身まったく知らないもので隠喩として登場するものを調べるためにGoogle先生にお世話になってました。
全レスお疲れ様です。改めて投票ありがとうございました!
Emonga至上主義こと涼花です。投票に参りました。時刻は22時。急いで文章をしたためております。
「マクガフィン」さん、運営ありがとうございます!!!
自分は勉強との兼ね合わせのため参加出来なかったのですが、とても面白そうな作品ばかりで、読むだけでもとても楽しめました。
藤井さんも言っていたような気もしますが、今回は悲しい話・・・でも、それでも綺麗な話が多めだった印象があります。紫陽花の色ってそんな感じじゃないですかね?あじさい色した話。
【問題文と、要素について自分が考えたこと(個人の見解です。)】
「一年の間、同じ行動を繰り返す男がいた。
そんな彼に真実を伝えるために、女は咲いていた花をすべて摘みとった。
一体どういうこと?」
【同じ行動の内容】
【何のために同じ行動を繰り返したのか?】
【咲いていた花と行動の内容の相関】
【真実→男は勘違いをしている?】
【摘み取ったことで何が起こる?】
など、補完すべき部分が多めの問題文ですが、個人的におおってなったのは「1年間」という部分でした。
創り出すの問題文のテンプレートだと私が勝手に思っているものは、【Aという状態が起こった結果、男はBした。(Bした結果、Aという状態になった。)何故?】のような文章です。
AもBも、これまでは瞬間の動作(状態の変化)で片付くものだから、言ってしまえば「問題文を要素として捉えることが可能な問題文」だと思いました。(藤井さんがシェチュ王だった時のやつは難しいと思いますけど)
今回の問題文は、期間が一年間と非常に長いものなので、一行、一段落で済ませるのがとても難しく、問題文の大筋に関わらせなければならないかなーと思いました。私は普段は要素のイメージから問題文を浮かべるタイプなので特に・・・w
だから、単なる要素の断片ではなく、【問題文】としての役割を果たし得る非常に良いものだと思いました。あと一年間行動繰り返すっていうのも花を摘むっていうのもなんかエモいです。問題文がエモかったら良い作品は自然と生まれます。大好きです。I love ガフィン。
「要素(【】が最難関要素)」
①高所恐怖症です
→対象は男なのか、女なのか?高所恐怖症だから行動を繰り返した?
問題文との繋がりを作るのは難しそうです。
②人間として合格です
→言葉のフレーズからしてエモいなぁ・・・・・・『合格』ってことは合格不合格をつける対象がいるわけで。そこら辺を考えるのも楽しそうだなー。自分なのか、もしくは他者から合格印を押されるのか。そもそも、つけなければならなかったのはなんでだ?とか。想像が捗ります。
これ絶対藤井さん上手いだろうなーと思ったら案の定上手く使ってました。ああいうのも好きです。
③瓜二つです
→瓜二つの対象を人物にした場合は、登場人物を「男」と「女」だけにはしにくそうだなーって思いました。ちなみに私が思い浮かべた作品では「男」と「女」を双子の姉弟にしました。
④ハラスメントです
→ハラスメント・・・何ハラスメントですかね?学校の授業でハラスメントめちゃくちゃ習いましたし、ハラスメントの種類だけで大問まるまる一個出た記憶があります。ハラスメントだけでこんなに多様性が。すごいですねえ現代は。ハラスメントでハラハラ。ハラコメシハラスメント(ハラハラ)。色々あるんで色々出来そうですけど、わざわざ『ハラスメント』って言葉を登場させる意味を持たせるのも難しそうですし、それを重要要素として扱うのもしんどそう。
⑤光が眩しすぎました
→室内なのか、外の太陽の光なのか。これは他の行動に繋げやすいと思ったので、扱いやすそうだなーと。
【⑥締め切りに追われています】
→これは私が個人的に何も思い浮かびませんでした。「締め切り」というと、「作家としての締め切り(ひややっこさん「Liar」最高でした。)」、もしくは、「宿題やレポートの締め切り」でしょうか。
⑦本当は大嫌いです
→登場人物の心情に関わってくるタイプの要素ですね。
「本当は」ってことは、そういう態度を見せないでいたってことで・・・どういうところが嫌いだったのか?それをなぜ隠したのか?エモエモだなあ。
⑧ポストの中に入っていました
→何が入ってたんだろう。誰がポストに入れたんだろう。なんで直接渡さずにポストの中に入れたんだろう。繋げやすそうで繋ぎにくいなーと思いました。
⑨風邪を引きました
→登場人物が風邪を引くっていう出来事の要素なので、そこからストーリーが広げられそう。出来事系の要素は最初にストーリーを固めてしまった人にとってはまた新たに出来事を入れないといけないから難しくなりそうですね
⑩紫色の宝石を買います
→私宝石大好きなんです。紫色の宝石っていっぱいあるからそれぞれの作品の個性が出そうだなーってワクワクしました。宝石言葉とかと結びつけたり、もしくは思い出のネックレスやペンダントとして。エモいなあ。エモいなぁ。
【作品投票】
3票持ってないのひっさびさなので全然何にすればいいか考えられませんでした。
でも、作品を読んで思いました。3票でも無理やわコレ。みんなスゴすぎる。
④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)
⑥『Liar』(作・ひややっこ)
⑦『ノアとユウキの宝物』(作・ビッキー)
⑧『記憶の花は夏空に咲いた』(作・かふぇ・もかろに)
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)
⑱『秋から春、そして秋へと』(作・ハシバミ)
の6つでずーーーーーーーーーーーーーーっと悩んでました。ってか今日の夜まで決められませんでした。全部めちゃくちゃ好きだもん。マクガフィンさんの住むところはエモい作品作れる人しか居ないんですか。
決められないよお・・・・・・(๑•﹏•๑`)って何日も悩んだ結果、でも1番びっくりしたのはこの作品だなって思ったので⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)に投票することにします。3票だったら・・・⑫⑱と・・・・・あと1個は決められません!全部好きだもん・・・・・・(2回目)
創り出すの歴史を辿るように過去の創り出すの要素を紡ぎ、物語を次へと、次の場面へと未来を創り出す様が綺麗でした。 今回のOUTISさんが作った作品で取り扱ったテーマ、自分が好きなタイプのものだったりしたのでどの作品も結構刺さりました。
【匠】
②『菊〜真実を伝えて』(作・残酸)
⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))
⑥『Liar』(作・ひややっこ)
⑦『ノアとユウキの宝物』(作・ビッキー)
⑧『記憶の花は夏空に咲いた』(作・かふぇ・もかろに)
⑨『大河に橋を』(作・Hugo)
⑩『リピートアフターユー』(作・夜船)
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)
⑯『マリンスノウ』(作・藤井)
⑱『秋から春、そして秋へと』(作・ハシバミ)
㉔『だんだん』(作・ニックネーム)
㉗『花は強かった』(作・きっとくりす)
エキシビション(作・「マクガフィン」)
【エモンガ】
④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)
⑥『Liar』(作・ひややっこ)
⑦『ノアとユウキの宝物』(作・ビッキー)
⑧『記憶の花は夏空に咲いた』(作・かふぇ・もかろに)
⑩『リピートアフターユー』(作・夜船)
⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)
⑮『自信』(作・とろたく(記憶喪失))
⑯『マリンスノウ』(作・藤井)
⑰『1/365の曖昧な設定』(作・ルーシー)
⑱『秋から春、そして秋へと』(作・ハシバミ)
⑳『初めは大きな』(作・ニックネーム)
改めて「マクガフィン」さん本当にありがとうございました!⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎
[編集済]
涼花さん間に合ったようで良かったのです〜
投票ありがとうございました!
問題文や要素に対する考察までしていただけるたは…とても勉強になります。
マクガフィン自身も要素から考えることが多いので(前回のアンドロイドなんて服の脱ぎ方を決めるのが一番遅かったです)、これは比較的難易度高いかも?なんて思っていましたが杞憂でした。
勉強がんばりましょうね〜^ ^
改めて投票ありがとうございました!
『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))に1票
童話長の書き方と、次々と要素が出た来る話し方が気に入りました。
『Liar』(作・ひややっこ)に1票
ループと花の関係、また理由などもきれいにまとめられた作品だな、と感じました。
1票は・・・申し訳ないです、破棄させてください。(選べない・・・)
最も難しかった要素は「光がまぶしすぎた」でお願いします。
投票ありがとうございました!
選べない…その気持ちには共感を禁じ得ません。
改めて投票ありがとうございました!
⑫未来を創り出すウミガメ
こちらに持ち票を全部投じさせていただきます。
…といっても観戦者なので1票ですが。
いままでの大会ひとつひとつ、それぞれのドラマがあり、たくさんの参加者の想いがあり、いままで繋いできた"創りだす"の歴史をみごとにまとめ上げている素晴らしい作品。今回、パソコンで作品を読んでいたのですが、黒い❶が出てきたその理由に気づいた途端、スマートフォンを取り出し、12回大会でとろたくさんがまとめてくださったコマーシャルを見返しながら読みました。全ての最難関要素、つまり参加者が最も苦労したであろう要素を12個も増やすなんて…"エモンガ"としか言いようがありません。心が震えました。もし今回の創りだすに参加して持ち票が3票あったとしても、すべてこの作品に入れていると思います。
そして、さりげなく入っている1文「毎日のように水平思考の匙を持ち、時には鍋を持って参加した。」の表現力にハッとしました。この語彙力、"匠"の名にふさわしい。好きです。
そして、今回忙しかったこともあって自分が創りだすことを断念したこと、後悔しております。皆さんの作品を読んで、「創りだす」はとても素敵な素晴らしい企画だなぁと改めて感じています。次回は何としてでも参加したい…!
そして、難関要素10連発に圧倒されて逃げたという戒めの意味も込め、また今回創りだしたすべてのシェフに敬意を込めて、全作品に"匠"票を投じさせてください。
本当に素晴らしい作品をどうもありがとうございます。
組み込むのが難しい(そうな)要素・②人間として合格です
投票ありがとうございました!
確かにそう考えると前回のとろたくさんの一年の振り返りはOUTISさんへの伏線だったのかもしれませんね!
改めて投票ありがとうございました!
皆様お疲れ様でした。ごちそうさまでした。
以下余談
寝落ちするとはギリギリストとしてあるまじき失態
もしかしたら結果を左右していたかもしれないのに
~さんごめんなさい
(仮投票しとけばよかったです)
まだ協定世界時(UTC) 的には期限内だから!!
という訳にもいかないので 色々カットして投票抜きで投票します(?)
男の自由度の割に女の行動が具体的で
ちょっと解釈が難しかったですが
そのぶん 解説を読むのが楽しかったです。
今回も良い問題文だったと思います。
「マクガフィン」さんに改めて感謝です。
数ヶ月後の凱旋もお待ちしています。
エキシビションもシェチュ王の名に恥じない
世にも奇妙なようなショートショートのような
ノンフィクションなような
不思議でいてメッセージ性の強い作品でした
(何処から着想を得たのでしょうか・・)
次回のための自戒
時間に余裕を持って行動しよう!!
没ネタ
『残った花はマダツボミ』
『鮭ハラスメント』
投票ありが…とは残念ながらいかなかったようです…本当に時間には余裕を、ですね^ ^
凱旋だなんて大げさですが、帰ってくるのが1年と8ヶ月後にならないように頑張りたいと思います。
ご参加ありがとうございました!
参加者一覧 22人(クリックすると質問が絞れます)
こちらは簡易発表となっております。ドキドキしながら見たい方はぜひとも本会場の方へ!
最難関要素賞
🥇②『人間として合格です』(赤升)
🥇⑩『紫色の宝石を買います』(Hugo)
以上5票獲得
①『高所恐怖症です』(靴下)
③『瓜二つです』(ひややっこ)
④『ハラスメントです』(太陽が散々)
以上2票獲得
⑤『光が眩しすぎました』(かふぇ・もかろに)
⑥『締め切りに追われています』(ハシバミ)
以上1票獲得
匠賞
🥇⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)・・・7票獲得
🥈⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))・・・6票獲得
🥉④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)
🥉⑯『マリンスノウ』(作・藤井)
以上5票獲得
②『菊〜真実を伝えて』(作・残酸)
⑥『Liar』(作・ひややっこ)
⑦『ノアとユウキの宝物』(作・ビッキー)
⑨『大河に橋を』(作・Hugo)
㉔『だんだん』(作・ニックネーム)
㉗『花は強かった』(作・きっとくりす)
以上4票獲得
③『サクラサクまで』(作・みづ)
⑩『リピートアフターユー』(作・夜船)
⑰『1/365の曖昧な設定』(作・ルーシー)
⑱『秋から春、そして秋へと』(作・ハシバミ)
㉒『良からぬ便り』(作・ニックネーム)
㉓『理屈はない。嫌いなものは嫌いなんだ。』(作・ニックネーム)
以上3票獲得
①『死にたがりのピエロ』(作・OUTIS)
⑧『記憶の花は夏空に咲いた』(作・かふぇ・もかろに)
⑬『ストーカーに制裁を』(作・まりむう)
⑳『初めは大きな』(作・ニックネーム)
㉑『なくした彼女』(作・ニックネーム)
㉕『「ん」しか言えない子』(作・ニックネーム)
㉘『大丈夫だ、問題ない』(作・バタルン星人)
以上2票獲得
⑪『一難去らず、転じてまた一難』(作・とろたく(記憶喪失))
⑭『解体』(作・Hugo)
⑮『自信』(作・とろたく(記憶喪失))
⑲『アイの手記』(作・残酸)
以上1票獲得
エモンガ賞
🥇⑯『マリンスノウ』(作・藤井)・・・11票獲得
🥈⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)・・・8票獲得
🥉⑥『Liar』(作・ひややっこ)
🥉⑦『ノアとユウキの宝物』(作・ビッキー)
🥉⑨『大河に橋を』(作・Hugo)
以上5票獲得
⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))
⑩『リピートアフターユー』(作・夜船)
⑱『秋から春、そして秋へと』(作・ハシバミ)
以上3票獲得
②『菊〜真実を伝えて』(作・残酸)
④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)
⑧『記憶の花は夏空に咲いた』(作・かふぇ・もかろに)
⑮『自信』(作・とろたく(記憶喪失))
⑰『1/365の曖昧な設定』(作・ルーシー』
㉑『なくした彼女』(作・ニックネーム)
㉔『だんだん』(作・ニックネーム)
㉗『花は強かった』(作・きっとくりす)
以上2票獲得
①『死にたがりのピエロ』(作・OUTIS)
③『サクラサクまで』(作・みづ)
⑪『一難去らず、転じてまた一難』(作・とろたく(記憶喪失))
⑲『アイの手記』(作・残酸)
⑳『初めは大きな』(作・ニックネーム)
㉒『良からぬ便り』(作・ニックネーム)
㉘『大丈夫だ、問題ない』(作・バタルン星人)
以上1票獲得
最優秀作品賞
🥇⑤『よいこのえほん アリスとあかいバラ』(作・とろたく(記憶喪失))・・・10票(8人)獲得
🥈⑫『未来を創り出すウミガメ』(作・OUTIS)・・・8票(7人)獲得
🥉⑯『マリンスノウ』(作・藤井)・・・7票(5人)獲得
⑨『大河に橋を』(作・Hugo)・・・5票(4人)獲得
⑥『Liar』(作・ひややっこ)・・・3票(2人)獲得
③『サクラサクまで』(作・みづ)
⑦『ノアとユウキの宝物』(作・ビッキー)
㉗『花は強かった』(作・きっとくりす)
以上2票(2人)獲得
②『菊〜真実を伝えて』(作・残酸)
④『創り出された白雪姫』(作・OUTIS)
⑬『ストーカーに制裁を』(作・まりむう)
⑭『解体』(作・Hugo)
⑳『初めは大きな』(作・ニックネーム)
㉑『なくした彼女』(作・ニックネーム)
㉒『良からぬ便り』(作・ニックネーム)
㉔『だんだん』(作・ニックネーム)
㉕『「ん」しか言えない子』(作・ニックネーム)
以上1票獲得
第13回正解を創り出すウミガメ
シェチュ王
👑とろたく(記憶喪失)👑
こちらでもこそっと。マクガフィンさんお疲れ様です。拙作に投票してくださったかたもありがとうございます。&OUTISさんは匠賞、藤井さんはエモンガ賞受賞、おめでとうございます。匠とエモンガとメインがばらけるという大波乱、そしてまさかの10票をもらえるとは思いませんでした。みなさんのコメント、本当に励みになります・・・ひらがなカタカナ縛りでもちゃんと読みやすくできていたようで、すごくほっとしています・・・! とにかく次は・・・どうしようかなあ。全然考えてなかった。← が、頑張ります。勝手に続けてるポラリス含め。[編集済] [19年07月29日 12:24]
改めまして皆様お疲れ様でした! ご感想・投票ありがとうございました!恐縮です。 サンシャインポイント イエェェェ~イ!!(まさかこっそり編集したのがバレるとは・・この場を借りて とろたくさん に感謝です)[19年07月29日 05:42]
「マクガフィン」さん、進行や集計をありがとうございました!そして創出者の皆様、投票者の皆様、盛り上がりをありがとうございました!また、私の作品へ投票あるいは感想を書いてくださった方々、歓喜をありがとうございました!毎度ブラックホールとなってしまい、申し訳ありません![編集済] [19年07月29日 00:45]
マクガフィンさん、集計&進行お疲れさまでした!そしてエキシビション面白かったです、ありがとうございます!!あの長々な物語に感想をつけてくださりありがとうございます。。編集前も後も読ませていただきました。また、一緒に投稿してくださった皆様や投票してくださった皆様、ありがとうございます。大変勉強させていただきました。最後に、とろたくさん、シェチュ王おめでとうございます!!!よいこのえほん、めっちゃ楽しく読ませていただきました!次の創り出す、楽しみに待たせてもらいます[編集済] [19年07月28日 21:58]
こちらでも、マクガフィンさん、ありがとうございました&おつかれさまでした!私のに投票、感想などくださった方もありがとうございます!ざっと全部目を通した中で、とろたくさんからハシバミさんへの感想の“ドラマティックエモンガ略してドラえもん”が気に入ってしまいました。[19年07月28日 21:44]
だいぶ久しぶりですのに、覚えていて下さっていて感動(/ω\*) アノ、とはドノでしょうw 投票も多くなっているそうで、企画は大変と思いますが本当に喜ばしいです! たくさんになった問題、ゆっくりみさせていただいてきます~。[編集済] [19年07月26日 11:44]
久しぶりに覗いたら、変わらず…いえますます賑やかに「創りだす」が続いていて、ささやかですが投票だけでもさせて頂きに参りました。マクガフィンさん、シェフのみなさん(なんかたくさん投稿されてる方も……凄すぎる)、お疲れ様です。[19年07月25日 17:55]
こちらこそ、ご迷惑をお掛けしてすみません。悩んでいて、ギリギリまで粘ってしまいました…。そして、投票所設置ありがとうございます!お疲れ様です![編集済] [19年07月23日 01:06]
目覚めた男は一度大きく伸びをして、体を起こした。
こんな風に1日ゆっくりできるのもいつ以来だろう、と男は考える。
最近は何かと締め切り、締め切り。「この日までにお願いします」なんていちいち聞いていられるものか。⑥
男は歯を磨きながら、ボサボサになった髪の毛を見つめる。
この特徴的な髪が、俺の類いまれなる弁舌と相まって圧倒的な人気を博している。その事に疑問を挟む余地はないだろう。
男はずっと前に読みかけて、以降続きが読めていない本を手に取りながら考える。
思えばちょうど一年前だっただろうか、俺が今の地位についたのは。それからというもの、来る日も来る日も仕事場に通いどおしの毎日だ。
おや?
その本の表紙を眺めて考え込む。
太宰治『人間合格』
こんなタイトルだっただろうか?②
確かもっと暗い雰囲気の…いや、なんでもいい。とにかく、読んでみないことには…
トントン
「あなた、朝ごはんですよ」
どうやら妻が呼んでいるようだ。それにしても妻だって忙しいはずなのに、今日は休みなのだろうか。
「今日もたくさん郵便が届いていたわよ。」
そう言って妻は何通とも知れない封筒を俺の目の前に置いた。⑧だが、妻だってわかっているはずだ。この異常な量は俺の人気が故ではない。
ほとんどは俺の普段の言動に対する抗議の手紙だろう。セクハラだ、パワハラだ、差別だと、騒ぎ立てたいやつらは好きにさせておけばいい。④確かに俺には敵も多いが、味方の数だって相当なものだ。非難されてあっさり追い立てられるような立場ではない。
「ねぇあなた、私今晩出かけるから、夕食は自分でどうにかしてもらえるかしら?」
かなり年下の、贔屓なしで美人な妻が唐突に言う。
「構わないが、どこに行くんだ?」
「私の友人がなんと風邪をひいたのよ。⑨だから、みんなで集まってお祝いパーティーを開こうって話になったの。」
ん?聞き間違いだろうか?
風邪をひいたことを祝う、みたいに聞こえたが。
「その人、今年に入ってもう3回も風邪ひいてるのよ。うらやましいわよねぇ、私なんて全然体調崩さないもの。」
「おいおい、何を言ってるんだ?」
俺は大げさに肩をすくめて言う。
「まるで風邪をひくことが良いことみたいな言い草じゃないか。」
「あら、あなたこそ今さらどうしたの?
あ、自分が元気だからって嫉妬してるのかしら?」
ダメだ、なぜか会話が噛み合わない。
早々に朝食を切り上げた男は外に出る事にした。目的もない散歩だって久しいものだ。ふと、道端の花壇に目をとめる。
これは…どういうことだ?
こんなにもたくさんの花が植わっているのに、土壌は乾ききってほとんど枯れているじゃないか。
どうにも気になった男は自販機で水を買い、花たちに水をやった。
みるみるうちに土は生気を取り戻し、なんとも清々しい…
「ちょっと!あんた何やってるのよ!」
突然女性の怒鳴り声がした。だが、怒られる理由が見当たらない。
「せっかくうちの花壇も人様に見せられるほど枯れてきたっていうのに、水をあげるなんて何考えてるの!?」
190cmほどある私を見上げる形になりながらも、女性の剣幕はすさまじいものだった。
「あんた、権力持ってるからってなんでもしていいと思ってるの!?言っとくけど、私はあんたの言うことなんてこれっぽっちも賛成してないから!」
「いや、俺はただ花が咲いていた方がいいなと思って…」
「はぁ!?何言ってるの?枯れていた方が綺麗に決まってるじゃない?」
何を言っている?こちらのセリフだった。
枯れていた方がいい?まるで意味がわからない。
男は人差し指を立てながら言う。彼が熱くなったときの癖だった。
「いいか、花が枯れていた方がいいなんて、そんな頭のおかしい理由で俺に怒鳴るな。せっかくの善意を邪険に扱われて気分が悪い。」
すると、女は心底驚いたような顔をした。
「あんた…やっぱり変わってるんだね。他の人と違う価値観を持っているみたい。」
「でもね、」と、女は言葉を継ぐ。
「わかってるとは思うけど、あんたは少数派なの。違う意見を持ってる人がたくさんいるんだよ。だから、あんたの価値観を押し付けてはダメ。」
「ほら、」そう言って女性は枯れた花を次々と摘み取り、道行く人に手渡した。
「な…」何をしている?
男は仰天した。そんな汚い花、受け取ってもらえるわけが…
しかし、女性から花を受け取ってた人たちはみな笑顔になり、
「嬉しいわ、ありがとう」「おお!なんて綺麗なんだ!」と、口々に感嘆の言葉を述べた。
花壇のすべての花を摘み取り、配り終わった女性は男に向き直った。
「ね、あんたとは違うかもしれないけど、喜んでくれる人は大勢いるの。わかったでしょ?」
男は何も答えることができず、逃げ出すように駆け出した。
なんだ、どういうことだ? 昨日までは間違いなく普通だった。今日の朝からだ、風邪をひいた?枯れた花?何を言っている。
まるで、俺一人だけ考え方が違うような…
「一体なんなんだ!」
家に駆け込んだ男は、ソファに座る妻に鬱憤をぶつけた。しかしこちらに振り向いた妻は、露骨に不機嫌そうな顔をしていた。
「どうかしたのか?」
少し苛立ちながら男は尋ねる。
妻は無言で小箱を指差した。それは男が今朝方、妻へのプレゼントとして渡したものだった。
「そのアメジストのピアスがどうした?好きじゃなかったか?」⑩
ドン!
妻はテーブルを一度強く叩いた。
「好きじゃなかったか、ですって?あなた私を馬鹿にするのもいい加減にしなさいよ。」
妻は怒っていた。間違いなく怒っていた。
けれども、男にはその真意がわからない。
「こんなキラキラしてて、生命力に溢れてて、透き通っている宝石をよこすなんて、私を嫌っているとしか思えない。」
あぁ、なんだ、妻は何を言っている?
褒めているのか?貶しているのか?
「な、なぁ、一体何を言って…」
「本当は、大嫌いだったの。」⑦
妻は言い放った。ぴしゃりと、男の目を見て。
「ずっと、出会った時から大嫌いだったわ。権力を盾に、いつも自分のやりたいようにやって、周りの意見なんて気にも留めない。そんなあなたの下にいるなんて、悲劇でしかないわ。」
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男は一人、何をするともなく歩いていた。
さようなら、と告げて家を出ていった妻の言葉が脳裏に焼きついて消えない。
そうか、俺はわがままか…
そしてもう一つ受け入れなければならないことがあるようだ。
明らかに、この世界はおかしい。
風邪をひいてパーティー?
枯れた花が美しい?
宝石が嫌だ?
なんだこの世界は。見た目は俺がよく知る世界と瓜二つなのに、価値観だけが真逆のような…③
きっと、と男は考える。
この世界では俺は圧倒的に少数派なのだろう。俺は俺の思うことを言っているだけなのに。美しいと思うものを、渡そうとしただけなのに。
なのに、怒鳴られ、罵倒され、出ていかれた。
あぁ、としみじみ思う。
今まで俺がさげすみ、嘲笑い、否定してきた奴らも、こんな気持ちだったのか、と。
男はふと思い立って、学生時代からの旧友に電話をかけた。聞くと、すぐに会えるという。
1時間後、近くのカフェで落ち合った友人に振られた話を聞いてもらうと、友人は苦笑まじりに言った。
「そうか…それは災難だったな…プレゼントが気に入らなくて出ていってしまうなんて、よっぽど嫌だったんだろうな。
一体何を渡したんだい?」
「それは…言えないな。」
きっとこの友人も同じ思いを抱くだろうと思った男は、伝えることをためらった。
でも、と男はどこか醒めた頭で考える。
価値観が正反対って言っても、離婚はやっぱりよくないんだな。
まぁ、それもそうか。“Love & Peace”これを必要としない生き物なんて存在しない。
「よし、」と友人はやおら立ち上がり、男の手をとった。
「ちょっと目隠ししててくれや。俺がいいとこに連れてってやるよ。」
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「ほら、着いたぞ〜」
かなり長い道のりだったように思う。車で何十分という規模だからなかなかだ。
「うわぁ!」
目隠しを外した男は思わずしりもちをついた。
それもそのはず、目の前に広がるのはまっすぐな水平線、いや、目の前というよりも眼下に…
「おまえ、昔から高い所が苦手だっただろ?だからほら、断崖絶壁に連れてきてやったんだよ。」①
まただ、と男は思う。
一体今日で何度目だ、相手の思考が理解できない。価値観が違いすぎて、文脈理解が追いついていない。
「ほらほら、早く立ち上がれって」
友人に無理やり立たされた男は、促されるままに崖の下を覗き込む。
「『他人にされて嫌なことは、ぜひ他人にしてあげなさい。』今時幼稚園児でも知ってるよな?」
友人の得意そうな声は耳に入るものの、100メートル下に打ち寄せる波を見た男を、突然の目眩が襲った。
「あ、おい!」
友人が叫んで手を伸ばすが間に合わない。
男の身体は空中へと投げ出され…
自分を引っ張る重力を感じながら男は微かな意識で考える。
どこだ、どこで間違えた?
俺の何がいけなかったというんだ。わがままだったことか。
平たく言えばそうなのだろう、という気がしてくる。花壇の女性も言っていた、妻も言っていた。他人の意見に耳を貸さず、ただ自分の価値観でもってすべてを決めてきた。
特に権力を得たこの一年は、それが顕著だったのだろう。
今さら遅い、と思いながらも考える。
これはきっと、俺への罰だ。仲間たちの支持にあぐらをかき、少数派を排除してきた。
だが今日は、この世界では、俺が少数派だった。仲間などいなかった。
平和の象徴、差別撤廃の希望、未来の証。
そんな風に形容されてきた、前任者の顔が眼に浮かぶ。
「君は弱さを知らなければならない。」
男に位を譲るとき、その人は確かにそう言った。
あぁ、男は目を閉じた。
あんたが、あんたの栄光が、眩しすぎたんだ。⑤
同じ方向性では勝ちようがなくて。だから対抗しようとして。ノーベル賞なんてとってんじゃねえよ。
もしも、やり直すことができたらきっと…
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ハッ…ここは…?
どうやら自宅のベッドの上のようだ。
夢……だったのか?わからない。
だが、と男はいつものように歯を磨きながら思う。忘れないうちにしなくてはならないことがある。トレードマークの金髪を整え、白い歯を見せる。
プルルルル
ガチャ
「もしもし、私だ。」
「もしもし…はっ、大統領!おはようございます。本日はどうなさいましたか?」
男は威厳のある声で言った。
「Stop construction of the border wall.(国境の壁の建設は中止だ。)」
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Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!