【正解を創りだすウミガメ】投票会場【第12回】

まず先に言っておくヨ
思い溢れ、文章量が少し多くなってしまっている為、先に結論だけ書かせてもらうネ。

投票：私の持っている３票を全て「雨の降る今日」（ごがつあめ涼花さん）に捧げるヨ。
　　　もちろん、エモンガと匠も入れさせてもらうヨ。

一番難しかった要素は・・・
Ｐｒｉｓｏｎ　Ｌｏｖｅｒ：カッパ
チェシャ猫探偵：Ｒがある
夢十夜（第一夜）：Ｒがある
の創り出す：虫に刺される
Re:Never lasting night：カッパ
創り出されたシンデレラ：カッパ
という事で、自分内多数決を行った結果④カッパが重要
に決まったヨ。


さて、何からどう感想を言えばいいんだろうネ・・・
とりあえず、とても大きなネタバレ注意だヨ。
もし読んでいない人がいたらすぐに戻って読もうネ。
まず言わなければいけない事は「好き」だネ。
よく使われる表現だけれど、本当に好きな物にはそうとしか言い表せない感情なのだと改めて気づかされたヨ。
“死別”
このテーマは本当に大好きで、私も１０回から使い続けているテーマなのだけれど、これを涼花さんが使うと本当に心臓と脳を一発で打ち抜かれるネ。
前回のトーキョーヴァンパネルラも読んでから1週間程は読んでいないと禁断症状が出始める程好きだったけれど、今回の作品も素晴らしいネ。
まず何が素晴らしいかって、複線だよネ。
私も読み始めた時「ん？」と思ったのだけれど、“ユズ”の台詞はすべて『』で囲まれているんだよネ。
これを見た時、あるものに影響されて死んだ恋人のＡＩかナ？なんて思い死別を予想した後、前回のトーキョーヴァンパネルラを思い出して結末がとても楽しみになったヨ。
そして、“ユズ”が“ユウ”の中の幻影（幽霊？）だとわかった時はもう本当に中の人の語彙力が消失したヨ。
次に、扉中の質問２への回答に対しての”ずっと”という言葉。
これもユズの死後”ずっと”考えているという複線であったりと、緻密に計算されたような文章。
本当に素晴らしいネ。
そして、その後の怒涛の展開。
「恋人のいない未来を生きるよりも、恋人の居た過去の中に閉じこもった方がいい。」
という旨の発言をユウがするけれど、これには大いに共感したヨ。
前回のトーキョーヴァンパネルラで、ヒカルは過去にとらわれてしまったけれど、私はああいった終わり方も悪くない、というよりむしろ大好きなんだよネ。
ただ、これに対して“ユズ”が
「過去は過去であり、あらゆる物事は過去から今を構成するための【要素】でしかない。　生きているなら過去から未来を【創り出す】しかない。」
と言うシーン、これをエモンガと言わずして何をエモンガと言おうか。
こういった王道的展開も私は大好きだヨ。
更に、ユズはウミガメにハマり、ユウは二十の扉をすることで現実という彼にとって大きな【問題】を目の当たりにした。
それに対する【解答】が【要素】と【創り出す】、つまりこの「正解を創り出すウミガメ」のメタファーになっているネ。
この「ウミガメ」というゲームの、「正解を創り出す」を物語の鍵として仕込んだ技術はもはや匠としか呼びようがない、否、ここは敢えて匠票のために匠と呼称したけれど、巨匠と言っても表現しきれない程のすばらしさを感じたヨ。
更に深読みすると、問題文の行動である“雨合羽を脱ぐ”という行為を「雨具を使う必要が無くなった」＝「雨が去った」という暗喩と考え、雨をユズが死んだ日を示す符号と捉えると、ユウがユズの死を克服した事を示しているんだよネ。
こういった細かな小道具の使い方、本当に素晴らしいと思うヨ。
　△▽、やはりメッセージが隠してあったけれど・・・粋だネ。
確認をとったところ、最初のメッセージだけ誤字があったようだネ。
本来は「△△△△　▽▽△△　△▽▽△　△▽▽△　▽△▽△△　▽▽」
という配置だったようだヨ。
さあ、もしもあなたがこれを読んだなら、すぐに解読して読み直す事を推奨するヨ。
本当に、素晴らしい作品だネ。
こうして一通り読み終わった後で再びタイトル「雨の降る今日」を見てみると、もうネ、胸が締め付けられるよネ。 [編集済]

まずは、６つも駄文を垂れ流し、回答を水増しし、いるかもしれない全レスをする方へ多大なご迷惑をかけた事を謝罪させてもらうヨ。
というわけで、すべての作品に対してコメントをさせてもらうけれど、私の主観による独断や偏見と妄想と偏見により量がおそらくかなり変わるであろうことを先に謝罪させてもらうヨ。
又、非常に多くのネタバレが含まれることは容易に予想できる為、注意していただきたいヨ

Ｐ．Ｓ．
思い溢れ、本投票含めると創り出すの１解説よりも長くなってしまった為、その点をあらかじめご了承願いたいヨ。

それではまず
②ゴードンは宇宙人（バタルン星人さん）
初めに“「”をさりげなく入れることで後から作中作の台詞だったという演出、嫌いじゃないヨ
③カッパ君（のみくたさん）
うん、怖いネ
何が怖いって、私の読解力ではこの作品はカッパ君を忘れたリンへの恨みの物語ではなく、カッパ君のリンへの“嫉妬”のような感情の物語だと感じたヨ。
非現実生物（？）の感情という物は、得てして不気味になりやすいものだけれど、私は特にこの”嫉妬“という感情に共感しやすいせいか、心が呑まれそうな感覚を覚えたヨ。
④【Ｎｏｒｍａｌ　Ｅｎｄ】（かふぇ・もかろにさん）
鬱・・・と表現すると陳腐だと、安価な言葉だと怒られてしまいそうだけれど、私の語彙力ではこのくらいしか言葉が思いつかなくてネ。
自己破綻を望む感覚というのは私も週３くらいの割合で起こるからわからなくもないし、そこに甘美な快楽を求めるというのも私の感覚と９割程合致していてとても共感したヨ。
又、仮面を一番に取り入れてくれたのは本当にありがたかったヨ。
⑤※仮面は関係ない（赤升さん）
うん、タイトルでクスリとさせてもらったヨ
悪役が登場してヒーローが倒す、典型的な勧善懲悪モノかと思いきや、作中ではヒーローの紹介でしか悪役は登場せず、ヒーローも頓珍漢な行動をとるというギャグストーリーだったネ。
仮面というワードを使ってくれて、本当に感謝しているヨ。
⑥ＫとＫ（時野洋輔さん）
「河童とカー〇ルの人形の物語」と聞くとギャグかな、と思ってしまうけれど、読んでみると二人の友情を描いた作品であり、別のカー〇ル人形に友人の姿を重ねてしまう河童にはグッとくるものがあったヨ
⑧混浴は温泉に入りますか？（バタルン星人さん）
多くが問題文を最後に持ってきて、そこに至る経緯を要素で構成していく「創り出す」
それを、敢えて先に問題文への答えを示してからエピローグを作るという視点に水平思考を感じたヨ
女性と河童の素っ頓狂な会話・・・かと思いきや、どんどんカオスに加速していく最後に、ストン。とすべてを納得させるオチ。
名前表記を“カ”にする事でカッパの“カ”だと思わせておいて本当はカメオの“カ”だというのも実に芸が細かい、まさに“匠”だネ。
⑨【南東の空】（ルーシーさん）
日常の男女を描いた作品なのだろうけれど、私の読解力では二人の感情の機微を読み取るまでには至らなかったヨ・・・
本当に申し訳ないネ
⑪狼（赤升さん）
狼男ではなく男狼、主人公を人型から四足歩行の狼へと変えるという発想は私には無かったヨ。
この水平思考は、まさに“匠”だネ。
⑫【Ｔｒｕｅ　Ｅｎｄ】（かふぇ・もかろにさん）
自分の中の衝動を押さえつける主人公。
自らが他を“壊す”事を繰り返したせいか、それとも時のせいか、自らも“壊れて”しまった主人公が狼との精神的な戦いをする。
ふとこの作品を読んで思い出したのは中島敦の山月記。
あれも人間としての理性が獣の精神に抵抗する描写があったけれど、やはり精神的な抵抗、葛藤というものはエモンガだネ。
⑬最強に効くってさ（ラピ丸さん）
酷いネ。
いや、作品の事じゃなくてネ。
策略家というべきか、なかなかいい性格をしている姉にからかわれる北人。
哀れにすらなってくるネ。
負けるな北人、いつか彼が反逆の狼煙を上げる事を祈っているヨ。
⑭情けは人の為ならず（バタルン星人さん）
まー一言でほとんどの要素を回収してくれたネ。
カオスな要素が絡む中、どうしても解説が長くなりやすいものを、『幸福な王子』というワードだけで一気に短くする発想。
そこへたどり着いた思考回路こそ、匠という物だと思うヨ。
⑮人間になりたかった人形（まりむうさん）
またまたホラー。
私も人形が人間に成り代わるというホラー描写は好きなのだけれど、これはまた・・・
何が怖いって、入れ替わる瞬間だヨ
カメオがウミオに抗う為にペンを取り出したシーン。
ホラー描写で最も読者を怖がらせる事が出来るのは“実力差”を見せつける事だと思ったヨ。
⑯【の創り出す】
私の作品だけれど、これに関してはとろたくさんへ一言感謝を。
“の”創り出す
誤字と思われて消されるかなーとひやひやしていたけれど、消さないでそのまま表記してくれて、本当に感謝しているヨ。
⑰三人の棄民（ラピ丸さん）
うん、好きだネ。
まず何が好きかって報われない点だヨ。
報われないというのは本当にエモンガだと思っているヨ。
次に、希望と浪漫
これがいい味を出しているネ。
報われないという事象だけでもいいのだけれど、希望と浪漫という＋方面の言葉が報われないという事柄の影を浮きだたせて、もう本当にエモンガだヨ。
ちなみに、読んでいて“ジャミジャミ”というワードが独特だな～と思って検索かけたらすぐに地域はわかったヨ。
⑱砂漠の雪（太陽が散々さん）
服に意味を持たせる、金属のついた服にすることで雷が落ちやすいという状況を創り出し、そこから問題文につなげる。
服という概念にとらわれすぎていた事を教えられた気がしたヨ。
⑳【アウト　イスト　デア　フライフィッシュ】（夜船さん）
読み進めていくにつれて盛り上がっていき、最後のクライマックスで・・・
勝負の結果はどうなったんだろうネ・・・？
カッパが男の来ていた雨合羽で終わりかと思わせてκ（カッパ）での二重回収、粋だネ、匠だネ。
㉑おっさん宴会芸（時野洋輔さん）
お巡りさーん！
おっと、失礼、素が出てしまいました。
Ｂｙ　ＯＵＴＩ素。
㉒Ｔｏｏ Ｈｏｔ Ｃｏｆｆｅｅ（靴下さん）
「月が見えなくなる理由」
私は全く考えなかったけれど、そこにメガネが曇ったからという理由をつけてホットコーヒーの流れを持ってくる。
その着眼点には脱帽だヨ。
㉓【アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？】
１１回の問題文を取り入れた上での第1部、全てが柏木たちの手のひらの上だったかのような流れによる“アンドロイド視点”での問題文回収。
しかし、実際は柏木たちの考えを逸脱しており、それを踏まえた上での“柏木視点”での問題文回収。
これだけでももう素晴らしいのに、作品のテーマが本当にドストライクすぎるネ。
私は叶わない恋愛小説が好きで３親等内や死別といった物を以前書いていたけれど、人工物が人間に対して（二重の意味で）叶わぬ恋をするというテーマには胸を貫かれた気分だヨ。
エモンガだネ、匠だネ。
㉔【私と先輩とカスタードクリーム】（葛原さん）
何がいいって細かな表現が素晴らしいよネ。
ある人も言っていたけれど、鬱蒼とした稲のざわめきに～なんて要素と関係の無い表現でこのような素晴らしい表現が出てくるとは、これを匠と呼ばずしてなんと呼べばいいのか、私は知らないヨ。
解説も謎の説明を要素で実際の出来事として表現するのではなく、登場人物を介して“推理”させる事にこの“水平思考ゲーム”の回答としての秀逸さを垣間見た気がしたヨ。
㉕漫才（ラピ丸さん）
一瞬コンビ名がラーメンズに見えたことはひとまず置いておいて、
笑わせてもらったヨ。
佐藤と田中のテンポの良さと勢い、そして毎回予想を裏切られる結果。
彼らの他の漫才も見てみたいと思ったヨ。
㉖【Ｂａｄ Ｅｎｄ】（かふぇ・もかろにさん）
来たネ。
Ｎｏｒｍａｌ　Ｔｒｕｅ　と来たからＨａｐｐｙかＢａｄ来るかナ？
出来ればＢａｄがいいネ。
もし来たら３作投稿だネ、凄いネ。
とか思っていたら本当に来て驚いたヨ。
途中で出てきた修学旅行の事件はＴｒｕｅＥｎｄの内容かナ？
敢えて事故ではなく大量“殺人”と表記する辺り、匠だネ。
私もこんな風に互いに関係のある作品を書いてみたいものだヨ。
㉘基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート（ハシバミさん）
前回のお題でもあった“和歌”が入っていたあたり、やはり前回の創り出すはとても大きな影響力を持っていたのだと思ったヨ。
レポートという事で、要素が（※注〇）と書かれていたのは芸が細かいと思ったヨ。
こういった遊び心、嫌いじゃないヨ。
㉙君の声が聞きたくて（こはいちさん）
女性の語り口は童話を連想させ、どこか御伽噺のような不思議な世界観も相まってとても安らぐ、まろやかな作品だと感じたヨ。
㉚雨の降る今日（ごがつあめ涼花さん）
本投票により割愛
㉛河童の粂治（きっとくりすさん）
ユニークなＡＩと河童、未来の非現実要素と古い非現実要素が入り混じった、どこか温かい作品だと感じたヨ。
㉜「僕」（ニックネームさん）
うん、ストライクだネ。
昏睡状態の恋人を延々と待ち続けるというシチュエーション。
どちらともとれる作品はいつも一般的にはＢａｄＥｎｄとされるような結末を想定して読んでいるのだけれど、この手の「待ち続けている」という作品は結果に関係なく「待ち続けている」という点が重要だと思っているヨ。
そして、それは安直に結果を付け足すだけで崩れかねないものだとも思っているから、結果を書かずに綺麗に〆たこの作品、とてもエモンガだヨ。

長くなってしまったネ。
色々と言いたいことが多すぎて長くなってしまったネ。
このカオスな要素を華麗に使いこなし数々の名作を生みだした皆様、お疲れ様だったネ。
最後に２６の名作とその作者様方へ、今後の活躍を祈り、〆とさせてもらうヨ。
Cheers!

P.S.
エモンガ票と匠票の為にわざわざここまですべてを読むであろうとろたくさん、お疲れ様だヨ。 [編集済]

⑰「三人の棄民」（作・ラピ丸さん）1票 1匠
㉒「Too Hot Coffee」（作・靴下さん）1票 1エモンガ
㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」（作・「マクガフィン」さん）1票 1匠 1エモンガ

㉘「基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート」（作・ハシバミさん）1匠

最も組み込むのが難しかった要素「⑦カスタードクリーム」

～感想～
とにかく気に入った作品に投票させていただきます。
シェフの皆様の込められた思いを全て汲み取り、
それらを説明しながら感想を書くことは
残念ながら不可能と判断しました。
そこで、主催のとろたくさんが用意してくださった
「匠」「エモンガ」を使いながら、
気に入った点を私の主観100％でひたすら推す、
という形にしたいと思います。

⑰「三人の棄民」
問題文に対しての解説として1番好きなのがこの作品です。
私も解説を創るにあたって、宇宙も一応考えはしたんですよ。
地球上で夜が明けたという時間経過の形に落ち着きましたが。
そして、この作品もある意味で時間経過だとは言えるのですが、
宇宙を漂い最終的に月が見えない場所まで離れる。
はい、匠です。
簡易解説部分だけでも十分な納得感です。
なぜ宇宙を漂っているのか。
世界が核の炎に包まれたから。
設定の哀しさを滲ませつつも、テンポよくコミカルなセリフ。
これも匠です。
要素の使い方も面白いですね。
登場人物3人のうち1人しか助からないという状況で、
「絶対に死なない」というセリフ。
まあ、結果は…ですけどね。
「婆ちゃんのカスタードクリームみたいに柔らかく」
って、どうやったらそんな発想ができるんでしょうか。
星は滅び、自分が死ぬか生きるかもわからないのに、
「虫」だの「カッパ」だの、
現実と非現実の生物を挟むのもなかなか。
とんでもない匠ですね。
話は少し変わりますが、納得感のある解説というものは、
問題文とのギャップがあってこそだというのが個人的な考えです。
この作品は簡易解説で一度捻った後に、
ストーリーのオチでもう一捻りしてくれました。
つまり、そういう匠だったということです。

㉒「Too Hot Coffee」
エモい、という言葉の意味を説明するのは難しいですね。
定義もわからなければ、
若者言葉なのかネットスラングなのかもいまいちわかりません。
この作品を読んだときの感情は言い表せませんが、
それがきっと私の中のエモンガなのでしょう。
異常気象だか知りませんが、
この世界はとにかく暑いという設定のようです。
そして主人公の彼は暑さに強く、
体が丈夫なことが取り柄とのこと。
その彼の立場が、心が、身体が、段々と崩れていく。
文章を読んでいてこんなにもゾクゾクするのは
一体なぜなんでしょう。
私にとってはフィクションなのに、
光が消えるような感覚が、
身体の熱が引いていくような感覚が、
やたらとリアルでエモンガです。
開き直り、絶望を振り切ろうとして、
そこに突然90度の液体をぶち込まれる気分。
熱さ、暑さ、その他諸々を全部ひっくるめてエモンガを感じます。

㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」
タイトルと作者名に投票内容を盛った結果、
若干ボリューミーになったのが私の3行目ですが、
この作品の厚みに比べたらそんな1行など何でもありません。
全体的な印象は、中臣鎌足レベルのエモンガの塊です。
その塊の中に数々の匠が埋まっているのですから、
もう処理しきれない、というわけです。
投稿フェーズの前半期間、
私は作品が1つ投稿されたらすぐ読むようにしていました。
それから後半になると長編作品が増え始めたので、
投稿期間が終わり投票フェーズに入ってから、
ゆっくり読もうと考えました。
そして、順番に読み進めながらこの作品にたどり着いたのですが、
これより後の作品を読むことを放棄したくなったのですよ。
いや、もちろん全作品読ませていただいたのでご安心ください。
本題に入ります。
主人公はアンドロイドであり、
文章もどこか無機質で機械的なイメージをまとっています。
それでもアンドロイドが人間に近づいたかのような、
完全に冷め切ってはいない感じが、
言葉選びの妙でありエモンガです。
人間らしい彼女と、アンドロイドの会話が展開します。
「見た目はたい焼きでも、中身はあんことは限らない。」
カスタード！！！！
はい、ここで私は1回目のダウンを奪われました。
さらに、機械は完全かという問いに対して、
人間こそが創造主との答え。
深淵をのぞく時、深淵もまたエモンガですね。
アンドロイドは人間になれないまま、
不完全なアンドロイドのまま死にゆこうとする中で、
第1ラウンドは終了です。
そして、第2ラウンド開始直後でした。
「Ms.ノグチ、こと私の妻、Mrs.カシワギ」
Rはある！！！！
2回目のダウンです。
その状態でもう一度確認しろというのであれば、
読み直すしかありません。
衝撃冷めやらぬ私にとどめの一撃。
「まとめられるかな？」
K.O.
感情の許容量オーバー。
問題文への解説を提示してから、タイトルの伏線を回収。
さらに解説を上書きし、他にもあらゆる箇所にネタを仕込む。
完敗、もとい、乾杯とでも言いましょうか。

㉘「基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート」
既に3票を使い切ってしまいました。
4票目があればこの作品に入れたかったところですが、
どうか1匠でご容赦ください。
まさかのレポート形式、注釈、そして補足。
芸術的な収め方ではないでしょうか。
こんな方法があるのかと、驚かされました。
素晴らしき匠の技です。

⑦カスタードクリーム
言葉を選ばずに述べると、キレました。
カスタードクリーム！？
糖分が足りてなかったのかもしれません。
カスタードクリームだけに。
ほかの要素も難しかったですが、
「関係ある」「思っていた」といった具合で、
若干マイルドです。
カスタードクリームだけに。 [編集済]

はい！創り出す第１２回です！
今回は要素も強敵だったのですが、意外と方言について考えた回でもありました。
皆さんは私の二つ目のどこが福井の方言なのかわかったでしょうか。
閑話休題、それでは投票と感想いきたいと思います！

【投票】
難関要素は「これはペンです」に入れます！
コレってなんだよ、コレって。
指示語はやっぱり難しいですね。

そして投票は
No.５　「※仮面は関係ない」　赤升さん
No.２４　「私と先輩とカスタードクリーム」　葛原さん
No.２８　「基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート」　ハシバミさん
に一票ずつ入れたいと思います！

【感想】

【prison lover】OUTISさん
悲恋というか、何というか。
とろたくさんも仰ってましたが、例のあの人の影響が見え隠れしてましたねw
服を脱いだの解釈が、入水するからと言うのは自分の中になく、というか開始してまもなくこれ書き上げるのすっげ、と感心ばかりがありました。ｴﾓﾝｶﾞ!

「ゴードンは宇宙人」 バタルン星人さん
宇宙人ジョー○ズが脳内イメージでした。
カッパをレインコートと捉えるのはもう本当になくて、言われてみれば感が凄いありましたよ。
ゴードンはバタルン星の人なのですかね……

「カッパ君」のみくたさん
「ひょぇっ、大賞」にノミネートできますよ、このヤツ。
世に奇妙にありそうでありそうな世界観に、思わずゾゾゾとさせられました。
カッパ君という素朴なネーミングも後押ししててぇ。ｴﾓﾝｶﾞ!

【normal end】 かふぇさん
月が消えて、と言われると曇りの印象しかなかったのですが、なるほど雨ですか。
ここまで（当然ですが）考え付かないアイデアばっかりで、たまげ玉ねぎですよ！

「※仮面は関係ない」赤升さん
お菓子のヒーローは、仮面は関係ないのですが、でも仮面と出してしまったので仮面が三連続で登場となりましたねw（何言ってんだか）
カッパできゅうりを釣るのはキュートでチャーミングでした♡
お菓子だけに考えがアメーですねwwｴﾓﾝｶﾞ!

「ＫとＫ」時野さん
心斎橋のカーネルサン○ースさんは、懐かしいような、こないだだったような気がしますww
実在の事件と結びつけるのって、初見の発想や思いつきが重要だと思うので、ここに繋げれてるのは流石ですね。

【チェシャ猫探偵】OUTISさん
問題編と解決編があって、結構しっかりしたミステリなのかな、と思いきや、よく分からない現象でグイグイ進むのは心地がいいです。
前回の魔法のランプもそうなんですけど、終わりの方で視点が戻って読み手に語り手が話しかけてくる展開好きなんですけどわかる人いますかね……

「混浴は温泉」バタルンさん
（めっちゃ俗物……）のツッコミがお気に入りです。何というか、芯から出てる感じがして……。
混浴だからこその展開というのもありますし、落ちがきて思わず「キャーーッ」と叫んでしまいそうになりましたwｴﾓﾝｶﾞ!

【南東の空】ルーシーさん
ありがちだけど素敵な展開。
最後の「着替えた」がもう疾走感マックスフォーでした。
（裏話ですが、コレを読む前に和牛の漫才を見ていたせいで、笑いが止まりませんでしたごめんなさい）ｴﾓﾝｶﾞ!

【一夜の夢】OUTISさん
夢十夜が読みたくなるました。
原作へのリスペクトが感じられたいい解説です。
今回OUTISさん愛関係が多いですね。

「狼」赤升さん
途中まで普通に友達ほしいな狼男の話かと思ってました……。
男犬ですね、犬は可愛い。
ワンコ、ワンコはいいですよ！！

【the end】かふぇさん
こちらは狼男の話。しかも結構ハードモード。
後述する三作目がなかったら、ずっとnormalの崩壊した男だと思ってたのは秘密だ！（あれ女の子って気がつかなかったのです。

「最強に効く」
拙作。
こっちはなるべく短くをコンセプトに作りました。
ミナミさんが出てきますが、多分前回の創り出すとは関係ないと思われます。

「情けは人の為ならず」バタルンさん
今回、一つ上の拙作で結構短く行けたという自負があったので、コレがきてガックシしました。
出だしの回収の仕方がエゲツないですねww
オマージュではなく引用でいっきに回収するのは流石としか言いようがない。匠！敦盛！

「人間になりたかった人形」まりむうさん
昔読んだ本で、ナルシストな少女が鏡に話しかけすぎて影に自我ができ、取り込まれてしまう……という物語がありましたが、それを思い出しました。ベスト怖いで賞。
ラテ子よう気づいたな。

【の創り出す】OUTISさん
よよ四つ！！？？ 凄いよ、あなた凄い！
ハガレンのエルリック兄弟の話が画像でつきましたね。
この博士も失敗してしまったとは。
根源の魂をどうやって創り出すかが人体生成の肝ですね。

『三人の棄民』
またまた拙作。
最初に言った方言ですが、正解は途中で出てきた「ジャミジャミ」が福井の方言なのでした。他県の方には「砂嵐」と言った方が伝わるのでしょう。
どうでもいいですが最近のテレビは砂嵐減ってますね。

【砂漠の雪】太陽が散散さん
砂漠の果てに、孤独の男。
まるで実際に砂漠で遭難したかのような（遭難が適切かはさておき）臨場感が出せるのはさすがです。

【RE:never lasting night】OUTISさん
「続く」の言葉にcontinueではなく、go onでもなくlastを使ったのは、どことなく後ろ髪引かれる印象を出したかったからか。
はい、見事です素晴らしい。ｴﾓﾝｶﾞ!

【アウト イスト デア フライシュッツ】夜船さん
血界戦線という漫画を思い出しました。
あの世界では人々は魔物と交ざりながらしたたかに生きていましたが、こちらでもそれは変わりないようで。
二人の辛さがひしひしと感じます。
アルファベットがカッコいいぜ！ｴﾓﾝｶﾞ!

「おっさん演芸会」時野さん
回収が見事ですww
パンケーキの芸人さんは、本当に何が面白いのか理解できず、自分の感性が老化してるのか、本当に面白くないのかの判別がつきにくい。
でも、公衆の面前で裸はダメよ。
私の三つ目も脱いでるけど！匠！

「too hot coffee」 靴下さん
スーパーで着ぐるみがいらっしゃるのを見ると、いっつも大変だなあと思ってます。
おっさんの、おっさん故のプライドと思考が淡々と抑制の効いた文体で書かれていて効果的に心情が浮かび上がってます。すごい。
後輩が落ちで出てくるのかしらと期待しちゃった。

【アンドロイドは月とスッポンの夢を見るか】「マクガフィン」さん
真にとって、このラストは良かったのか悪かったのか……。
問題文へのANSERが、二重の構造になっているのは素晴らしいです。
先生のイメージが東風先生だったので、終始穏やかな解説だった気がします。

【私と先輩とカスタードクリーム】葛原さん
ミステリ作家さんですか？（結構真面目）
話の運び方、会話の引き付け具合、間の取り方。
雰囲気が日常短編というか、東川篤哉さんの短編の匂いがした良い良い！解説でした。
ｴﾓﾝｶﾞ!

「漫才」
拙作No.３
モデルはみんな大好きスーパーマラドーナさんです。
m-１騒動で武智さんのイメージ下がっちゃったけど、本当に面白くて良い人たちだから、嫌いにならないでください。（なんの宣伝？）

【bad end】かふぇさん
ここで三つの関連性がまとめてあげられた。最後に出てきた狼は二番目の男の子かしらなんて妄想が膨らみました！

【創り出されたシンデレラ（R-15）】OUTISさん
タイトルで、要素を回収するとは！
どこで読んだかは忘れましたが、武豊だけ残る魔法を使われたシンデレラも思い出しました。
なんで母ちゃんはなんもないん？
というか、原作のシンデレラ！！匠！

「基礎ゼミ 夏季休暇課題レポート」ハシバミさん
要素を出しつつ、注釈という形で再回収するのは面白いと思った。
うん、締め切りしっかり考えて余裕持って取り組めるよう計画立てにゃあね。そう簡単に行かないのが悩みどころなのだろうけど。匠！

「君の声が聞きたくて」こはいちさん
童話チックなんだけど、所々に出てくるブースターアイテムやらが空気をゆるっとしてくれる。
狼が終始可愛かったです。ｴﾓﾝｶﾞ!
て、お前がカッパやったんかい！

『雨の降る今日』ごがつあめさん
ゆずぅぅぅぅぅ！！！！！
ｴﾓﾝｶﾞｴﾓﾝｶﾞ！！！！！！！
さよなら、もう、新しい明日へ歩き出した。
最後の強がり、これがきっと二人のためだよね。
待ち合わせ場所いつもの、桜木町に君はもう来ない。
ゆずの「桜木町」がピッタリ合うやーつだと思います。
もうね、死に別れは、絶対泣くから。

「河童の粂治」きっとくりすさん
なか良さげ。メシウマ。
私にもこんな頭脳があればなぁ……。
二人の距離感がたまらないです。
方言要素が、蚊に「かまれる」「くわれる」「さされる」等々あったなぁという感想です。

「僕」ニックネームさん
はぁ、好き。
僕と彼女には、絶対幸せになってほしい。
こういうのって、存外単純な一言が足りなかったりするのね、で、彼は「ごめん」がないんじゃないかしら。とふと思いました。ｴﾓﾝｶﾞ!

【まとめというか何というか】
今回は好きな作品が非常に多く、最終三つに絞る前、六つの解説で非常に迷いました。
その、選ばなかった残りの三つは
「南東の空」ルーシーさんと
「雨の降る今日」ごがつあめさん
そして「僕」ニックネームさん
なのですが、
では何故選ばなかったのかというと、
残った三つのうち上記三つは
【少年と少女の悲恋】がメインだったんですね。
で、被りがあるなーと思いまして。
その点残り三つは独自性のある個性的なものばかりだっので、今回はその三つを推す事に決まったのです。
しかし、最終候補に上がった六つも、残らなかった他の解説も、非常にレベルが高かったのは言うまでもありません。
本当にありがとうございました！ [編集済]

㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」（作・「マクガフィン」）に1票投じます。有る意味アンドロイドの方が人間よりも徳を積むことができるのかもしれないと感じさせてくれたネ。エモンガ(使い方解ンﾅｲ、ｲﾋｰ)。

エ～個人的に「カッパ君」（作・のみくた）の雰囲気が好きなので、雰囲気がエモンガ(語彙力)
ワシも夢十夜好きなので「一夜の夢」（作・OUTIS）､流石OUTISさん、オマージュ創作の匠ネ。
さらにあの文章量で全要素を入れるとはバルタン星人さんは要素の匠ネ。「情けは人のためならず」（作・バタルン星人）
原作のヤバさを残してちゃんと要素回収している。「創り出されたシンデレラ（R-15）」（作・OUTIS）所で｢(R-15)になる程の事かな？｣と思いつつエモンガ
(やっぱ使い方解ﾝﾅｲ\(゜∀゜)/)。
相変わらず綺麗な作品を創り出すごがつあめ涼花さんは、美文(ナニソレ？)の匠ネ(受験合格後、さらに洗練された作品に会えそうだな等と個人的に期待させて頂きます)。本気エモンガ。
(やっぱ使い方解ﾝﾅｲ \(゜∀゜)/ｱｯｼｪﾝﾃ!!!)「雨の降る今日」（作・ごがつあめ涼花）
[編集済]

17 「三人の棄人」 ラピ丸さん
報われないバッドエンドが大好きです。また、月を宇宙から見るという発想には、やられた！と思いました。匠でした。本投票と併せます。

6 「KとK 」 時野洋輔さん
自分の一部をカパ男に預けるK、Kのために途方も無い旅路を行くカパ男、二人(？)の友情が素敵だと思いました。エモンガ！

22 「Too Hot Coffee」 靴下さん
文章全体に漂う鬱々とした、不穏な雰囲気が大好きです。主人公は今後、このトラウマを乗り越えることができるのか、この話のラストをきっかけに落ちぶれていくのか、想像するのが楽しくなります。本投票です。

21「おっさん宴会芸」 時野洋輔さん
とても面白くて思わず笑ってしまいました！
文章に溢れる疾走感と、薬局のキャラクターの前に晒されたおっさんの裸体、そして最後の「やれやれ、虫刺されがかゆい」には思わず、そこじゃないやろ！と突っ込んでしまいました。エモンガ！

30 「雨の降る今日」 ごがつあめ涼花さん
普通の日常の風景の中の不穏な雰囲気、それがユズの質問とともに積み重なっていき、10個目の質問でその正体が突きつけられる。その過程にとてもゾクゾクしました。本投票です。

難しかった要素について
⑤「これはペンです」を取り入れるのが一番苦労しました。説明的な雰囲気をどう取り入れるかで困りました。 [編集済]

【感想】
12回創り出すに結局参加しちゃいました。創り出すも12回目、ということは次回で1周年でしょうか。はやいなぁ。
いや、今回レベル高すぎますって･･･今回何だかんだ全作品面白い上に32作品+とろたくさんっていう前代未聞の多さ。短編集を読んでる気分でした。というかティスさん6作品って何ですか？？しかもめちゃくちゃクオリティ高いし･･･おそろしや。3作の人もそこそこいて本当に凄いなぁ･･･。

めちゃくちゃ楽しかったですが、1番投票で絞りづらかったです。だって全部面白いもん。だって全部面白いもん･･･（血涙）

㉓㉔がとんでもなく面白くてそれに触発された自作ですが、なんとか時間内に書き終えられて満足です。慌てて考えて書き上げたので、ミスがないことを祈るばかりです･･･。（既にモールス信号のミスを見つけてるんですけどね･･･。）やっぱり月っていいですね。問題文の情景から既にエモンガだから、自作の形も組み立てやすかったです。

とろたくさん、運営ありがとうございました！32作品の集計と感想とか、本当に頑張って下さい･･･！！

【本投票】
完全に好みで選びました。

⑫「True End」（作・かふぇ・もかろに）

㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」（作・「マクガフィン」）

㉙「君の声が聞きたくて」（作・こはいち）

【要素】
⑦カスタードクリーム

最初は和風テイスト（富士の樹海に向かう途中の主人公が、月から降りてきてある人を探している女と出会うもの）で書くつもりだったのですが、よく良く考えればアルファベットとカスタードクリームがあったのでボツになりました。
カスタードクリーム、よく良く考えれば何で出来ているのかを知りません。甘いので愛と勇気あたりでしょうか？

【匠】
⑤「※仮面は関係ない」（作・赤升）
⑦「チェシャ猫探偵の事件簿 -水平思考には向かないスイーツ-」（作・OUTIS）
⑨「南東の空」（作・ルーシー）
⑰「三人の棄民」（作・ラピ丸）
⑱「砂漠の雪」（作・太陽が散々）
㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」（作・「マクガフィン」）
㉔「私と先輩とカスタードクリーム」（作・葛原）
㉘「基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート」（作・ハシバミ）
㉙「君の声が聞きたくて」（作・こはいち）

【エモンガ！エモ！エモエモ！】
①「Ｐｒｉｓｏｎ Ｌｏｖｅｒ」（作・OUTIS）
⑨「南東の空」（作・ルーシー）
⑫「True End」（作・かふぇ・もかろに）
⑰「三人の棄民」（作・ラピ丸）
⑲「Re: Never lasting night」（作・OUTIS）
㉒「Too Hot Coffee」（作・靴下）
㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」（作・「マクガフィン」）
㉔「私と先輩とカスタードクリーム」（作・葛原）
㉖「Bad End」（作・かふぇ・もかろに）
㉙「君の声が聞きたくて」（作・こはいち）
㉜「僕」（作・ニックネーム）

[編集済]

「【Normal End】 」(作・かふぇ・もかろに様)に１票
そうか。クラゲ＝海月だったのか。思わぬところで納得させられました。
虫刺されと月を綺麗にまとめたお話でした

「混浴は温泉に入りますか？ 」(作・バタルン星人様)に１票
最強？　あれ？　西京焼き？　そして、カメコとカッパ、どちらもカだから、台詞の前にカと書く意味がねぇ！
思わぬところで笑ってしまいました。

「漫才」(作・ラピ丸)に１票
漫才、田中が一人二役で、これは文字ではなくテレビで見たいなと心から思いました。
田中が河童だったというオチはなかなかにシュールで面白かったです。

最も組み込むのが難しかった要素「カスタードクリーム」 [編集済]

最優秀作品賞 -「KとK」(作・時野洋輔)に1票
実際にあった出来事と絡めることでより臨場感が増していました。
「基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート」(作・ハシバミ)に1票
要素を単に「(1)」と表記するのではなく「注1」などと表記することでよりレポートらしく感じられたのがとても面白かったです。
「雨の降る今日」(作・ごがつあめ涼花)に1票
まるでラノベみたいな文章で、ぐいぐい引き込まれていきました。

最も組み込むのが難しかった要素「これはペンです」
「これは」という単語がつくことでどのように組み込むか悩みました。

匠賞-「情けは人の為ならず」(作・バタルン星人)
あんな短文で一気に要素を5つもまとめる気概がすごいと思いました。

エモンガ賞 - 「KとK」
作品賞に入れた理由と同じです。 [編集済]

⑪「狼」（作・赤升さん）に一票

㉘「基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート」（作・ハシバミさん）に一票

㉚「雨の降る今日」（作・ごがつあめ涼花さん）に一票

最も組み込むのが難しかった要素
⑥Kは関わる

以下、感想(？)です。

①「Ｐｒｉｓｏｎ Ｌｏｖｅｒ」
騙されやすい女の人だなぁとおもいました。

②「ゴードンは宇宙人」
長ゼリフの最後に難しい名前で大変そうだなーとおもいました。

③「カッパ君」
最初の友だちは大事にしないとですね。

④「Normal End」
これがノーマルエンド…。バッドはどうなるんだろうとおもいました。

⑤「※仮面は関係ない」
確かにかっぱはキュウリが好きだけど、キュウリ的には食べられちゃうから、むしろ近寄らなさそうですね。

⑥「KとK」
元ネタがアメリカの人だから、と英語の分かるKさんはすごいなとおもいました。

⑦「チェシャ猫探偵の事件簿 -水平思考には向かないスイーツ-」
イニシャルがM.Sの人が多いなー関係あるかなーと思っていたけど、関係なかったようです。

⑧「混浴は温泉に入りますか？」
西京焼きは匠だとおもいました。名前の頭文字が全部“カ”になってるのがおもしろかったです。

⑨「南東の空」
マリッジブルーというやつでしょうか？カーテンがないと中が丸見えでさすがに恥ずかしそうです。

⑩「一夜の夢」
夢だけど、百年もすわってたら即身仏になれそうですね。

⑪「狼」
人の姿になるのに成功する日が来るとよいですね。今回一のお気に入りです。

⑫「True End」
トゥルーエンド…。ノーマルエンドとつながっているのでしょうか？

⑬「最強に効くってさ」
騙されやすい少年だなぁとおもいました。

⑭「情けは人のためならず」
夜な夜な宝石配りをしていて宝石がなくなったからもう渡せるものが……いや違うまだこの体の金があるぞ、でしょうか？

⑮「人間になりたかった人形」
カメオは自らの手でウミオというドッペルゲンガーを作ってしまったのかもしれないですね。

⑯「の創りだす」
他の人のつぎはぎではもし動き出しても別個体な気がします。本人を使うのが一番かなぁとおもいました。

⑰「三人の棄民」
情報が間違っていたのですね。死ぬ間際に見た幻とかだったらいいのになぁとおもいました。

⑱「砂漠の雪」
力尽きる前に助けが来るとよいなぁとおもいます。

⑲「Re: Never lasting night」
蚊はなんでも媒介しますね。一気に感染広がりそうだけど、月一くらいなら全員感染してしまってもまぁ大丈夫かなーっておもいます。

⑳「アウト　イスト　デア　フライシュッツ」
思わず過去作を読み返しました。河童を脱ぐっておもしろいなとおもいました。

㉑「おっさん宴会芸」
外で練習しちゃだめですね。服を脱ぐのは家に帰ってからです。

㉒「Too Hot Coffee」
地球の環境の変化についついける生き物だけが生き残るのだろうなーとおもいました。

㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」
身に付けているものを脱いだ人がふたりいて、おー！とおもいました。匠です。

㉔「私と先輩とカスタードクリーム」
個人情報を置いとくのは危険なので、警察に通報してあげたらよいのではないかとおもいました。

㉕「漫才」
いろんな漫才の形式がありますけど、この解説のように、ボケの人が勝手に一人芝居はじめる系の漫才も好きです。

㉖「Bad End」
このエンドが一番好きかもです。妹ちゃんと狼さんが出会えばハッピーエンドかなぁとおもいました。

㉗「創り出されたシンデレラ（R-15）」
まさか、灰かぶりのお話になるとは…とびっくりしました。匠のわざだとおもいます。

㉘「基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート」
要素の部分に注釈が入るレポートの方式になっているのが、うまいなぁ、匠だなぁとおもいました。

㉙「君の声が聞きたくて」
最初一瞬読み間違えて狼河童だったのかとおもってしまいました。狼も犬科だから見える色の範囲が違うのですね。この発想は匠だとおもいます。

㉚「雨の降る今日」
これは、エモンガだとおもいます。△▽にもメッセージが入っていて匠でした。もしこうだったら…とつい考えてしまうけれど、もうそうなってしまったのだから受け入れて前に進まないとなのでしょうね。

㉛「河童の粂治」
カッパのお皿はコンピュータで読み込めるんじゃないかという気がしてきました。

㉜「僕」
長い間眠っていて起きたら、知らぬまに自分が老けててショックかもなぁとおもいました。

エキシビション１「協力者、転じて蒼炎放射」
サンチャン気に入りました。創り出すで休載なしでシリーズ物を書くとろたくさんはすごいなぁとおもいます。そして、この感想を入れようとタイトルを見たときに気づいたのですが、エキシビション“１”ということは2があるのかなぁとドキドキしてます。

全体を読んで、蚊に、刺されたり、くわれたり、かまれたり、いろんなとこの人たちがいるんだなぁと改めておもいました。

以上です。 [編集済]

⑰ 「三人の棄民」（ラピ丸さん）
㉓ 「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」（「マクガフィン」さん）
㉕ 「漫才」（ラピ丸さん）
に1票ずつ投票いたします！

以下感想です。

⑰ 純粋に読んでて楽しかったです！ ストーリーの運びもテンポがいいし、どうしても扱いにくい要素を詰め込むときの「最後に付け加えました」感が全然感じられなかったのがすごいなと思いました。マイクの方にも奇跡的に文明をもった星が現れんことを願うばかりです…＞＜ ちなみに、ラピ丸さんの地元はまるでわかりませんでした。笑 OUTISさんすげい。

㉓ いやもう、素直に感服しました。前大会の要素を入れる遊びゴコロだったり、2ポストにわけるやり方が効果的だったり、創りだすの無限の可能性を、この1作品だけで感じることができました。個人的ベスト作品です。持ち票4票だったら、これに2票いれてたと思います。まさに"匠"です。

㉕ じつは、相談欄でも言いましたがもう一作品投稿する予定だったんですが、それが漫才形式という案でした。前回が終わった後、次回は漫才を投稿しよう、と思ってたんです。でもなかなか思いつかなかったので1案勝負になったのです。…そしてふたを開けたらなんと先(？)を越されてて…最初は悔しかったから票入れないつもりだったんです。そして読んでみたら、面白かったんです。勝手に完敗しました。orz こちらも、敬意を表して"匠"票も入れさせていただきます。


メイン票は以上の3作品ですが、持ち票数無制限にものを言わせて匠票とエモンガ票もいっぱい投票するのでまとめて記載します！


【匠】
①「Ｐｒｉｓｏｎ Ｌｏｖｅｒ」
はっや。その一言です。この速さを"匠"と言わずになんと言おうか(いや、言えない)。

⑧「混浴は温泉に入りますか？」
要素⑧の使い方「最強だと思っていた」がこんなにしっくりくることあります？ 小さいころ100人が100人、「最強」焼きだと思っていたでしょ。この使い方は"匠"の名にふさわしいと思います。

⑱「砂漠の雪」
要素を使うことに夢中になって、問題文の細かい箇所を見逃しがちになることもある(と思います)が、「待っている」「月が隠れて『違う』と思う」「脱ぎ捨てる」が丁寧に編まれていて、とてもお好みでした！ 脱ぎ捨て方にもオリジナリティーがあって"匠"でした。

㉘「基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート」
要素の番号すら自分のワールドに入れ込む…まさに"匠"です。レポート形式なのも読んでて楽しいし、カスタードシューを月に例えるのも面白かったです！

(㉓㉕にも匠票入れてます、わかりづらくてすみません)


【エモンガ】
①「Ｐｒｉｓｏｎ Ｌｏｖｅｒ」
ともに命を預け合った仲間…しかし自分の命がかかるとその気持ちは豹変し、彼の形の人形はもう荷物でしかない…。人間って、命の瀬戸際ではこんな感じなのでは。深く考えさせられたその表現に、"エモンガ"票を入れさせていただきます…！

③「カッパ君」
うぅ、カッパ君…うぅ、リン…幼いころの友人は、裏切ってはいけないんだよ…。これも涙の"エモンガ"です(´・ω・｡｀)

㉚「雨の降る今日」
さすがごがつあめさん…なんでこんなに切ない物語が書けるんだろう。マジでエモです。"エモンガ"です。もはやモモンガです(何という対局の語彙力…)。

㉜「僕」
きっと、彼女は目が覚めます。大丈夫、覚めます。だって、RとKは最強だもの。(あれ、画面がぼやけてきた…)
(あ、こちらも"エモンガ"1票お願いします)


以上です、とろたくさん任せました！ よろしくお願いします！


7/2 8:45追記
…ごめんなさい要素に投票するの忘れてた！！！
⑤「これはペンです」に1票お願いします！！
「ペンが出てきます」とかじゃなくて"これはペンです"の形にこだわったので、組み込むのが難しかったです。

期日過ぎての編集すみません、間に合わなかったら無効票で大丈夫ですので…！！ [編集済]

本投票
⑰「三人の棄民」（ラピ丸さん）に1票
㉔「私と先輩とカスタードクリーム」（葛原さん）に1票
㉚「雨の降る今日」（ごがつあめ涼花さん）に1票

難関要素…①虫に刺されてかゆい

匠票
⑱「砂漠の雪」（太陽が散々さん）
㉔「私と先輩とカスタードクリーム」（葛原さん）

エモンガ票
㉚「雨の降る今日」（ごがつあめ涼花さん）
㉜「僕」（ニックネームさん）



とろたくさん、主催運営お疲れ様です^ ^
せっかくですので新要素、活用していきたいと思います。

投票は上にまとめた通りですので、その作品についての感想をば…

まずは本投票です。

「私と先輩とカスタードクリーム」（葛原さん）
圧倒的な文章力。その一言に尽きます。風景の描写に登場人物の心情を組み合わせることで、一人称ならではの奇妙な共感を伴って読むことができます。
その意味で、少し主催者様の意図から外れるかもしれませんが、匠票も同時に入れさせていただきます。

「雨の降る今日」（ごがつあめ涼花さん）
エモンガ票は、この作品のためにあった。とろたくさん、違いますか？笑
なんてことない雰囲気で始まった20の扉。しかし質問を重ねるごとに違和感が増していきます。いつのまにか出題者に対して突きつけられた問い、その答えはあまりにも残酷なものでした。
そんな舞台設定の中、こんなにも多幸感に溢れるエモンガエンディングがあっていいのでしょうか。まるで七月隆文。本気で短編集出してくれませんか？

「三人の棄民」（ラピ丸さん）
なんだかわからないけれど、読み終わった時に不思議な満足感が胸にありました。これ、一体なんなんでしょう？
絶望的な状況で、博士をおいていって、家族の話をして。
結局はバッドエンドだったはずなのに、何故だかそんな気がしない。
ふわっとした感想でごめんなさい。直感で選びました。


難関要素

今回自分が創り出す中で一番意識したのは、要素の自然さだったんですよ。あんまり安直に要素を使うと無理やりねじ込んだ感が出るじゃないですか。

①虫に刺されてかゆい

こいつがなかなか曲者でした。一見扱いやすそうに見えて、発想が広がらないんです。ただ字面通りに虫に刺されてかゆい。なかなか物語に組み込めなかったし、みなさんもそうだったのでは？と思います（個人的には夜船さんの使い方がなるほど）。


匠票

本投票外での匠票に、1作品推します。

「砂漠の雪」（太陽が散々さん）
毎回のことながら、解説が納得感の塊です。
服を脱ぎ捨てたのは自身の作業着が避雷針になるのを防ぐためだった、そのなるほどと思わせる解説が匠でした。


エモンガ票

本投票外でのエモンガ票に、1作品推します。

「僕」（ニックネームさん）
彼女との思い出が綴られていく中で、ふとそれらの表現が過去形であることが気になります。
そしてその違和感の答えは唐突に明かされるわけですが、ご自身でもおっしゃっていたように、ラストシーンが非常にモヤモヤします（もちろんいい意味で）。
描かれていないその後を読者に想像させるその手腕にエモンガを。



投票は以上です。
今回、クセのある要素が少なかったからかそもそも要素が少なかったからか、なんと32作品も集まってしまいましたね〜複数作品作れる人ってすごい！
個人的には、受験のために一旦最後となる創り出すでしたが、とても楽しい時間を過ごせました。最後の問題文が、最後の要素が今回のもので本当に良かったと思っています。

繰り返し主催のとろたくさんに感謝を伝えて投票&感想としたいと思います。
みなさん、おつかれさまでした！
[編集済]

まずはとろたく（記憶喪失）さんお忙しい中運営ありがとうございます。

今回は、匠票やエモンガ票があるため本投票は「好き」で決めようと思います。

-----------------------------------------本投票
㉓「マクガフィン」さん作【アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？】に1票
まず1の時点でエモンガ。特に最後の一文が……。もうこっちだけでも票入れてたレベルの好きモンガでした。それに対しての2でのゾワっと感がすごかったです。この構成思い浮かんだとしても実際にやるのは難しいだろうから匠だなぁって思いました。真くん……（匠・エモンガ）

㉘ハシバミさん作「基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート」に1票
解説として読みやすかったです。その文章構成や要素の使い方が匠。めちゃくちゃ自然に思いました。何より、何よりも、全てを差し置いて玲ちゃん可愛い。（匠）

㉚ごがつあめ涼花さん作『雨の降る今日』に1票
まず一言。エモンガ。というかこの一言しか書けなかった。エモンガ票単体以上の言葉にならない感情が溢れ出まくっているので投票。好き。ユウくんからしたらYESもNOもYESNOもどの結末を選んでもだもんね……。ああエモンガ。（エモンガ）
-----------------------------------------
匠票
⑮まりむうさん作【人間になりたかった人形】
心を込めて作った人形に心がこもっても人形でしかない。ただカメオ視点よりによってなタイミングですね。
カメラワークが匠かよ。
-----------------------------------------
エモンガ票
-----------------------------------------
最難関要素
①虫に刺されてかゆい
状況が狭くて狭くて難しかったです。
-----------------------------------------

色々と日本語おかしいところがありますがご了承ください。全レスチャレンジしようと思っていたのですが、上の文を書き終えたのが投票締切日の昼休みだったことから時間の都合上たぶん間に合わないと思うのでやめておきます。 [編集済]

《作品-メイン投票》
⑪「狼」（作・赤升）に1票
可愛い！　【エモンガ】！
……と思わず叫びそうになりました。
待つ→月が隠れる→違う→脱ぐの流れも良く、解説としての納得感が強かったです。
狼男の中でも、元が狼で変身できなかったので服を捨てる、という解説は【匠】だと思いました。

㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」（作・「マクガフィン」）に2票
【エモンガ】ー！　と思ったら後半でまたエモンガー！
待つ→月が隠れる→違う→脱ぐの流れもまとまっていて、解説としてもとても良かったです。
脱ぐ理由を自殺まで結びつけるのは、本当に【匠】の発想だと思いました。

《作品-サブ投票》
①「Ｐｒｉｓｏｎ Ｌｏｖｅｒ」（作・OUTIS）
「違う。」で読んでいるこちらもはっと震えました。
ラストの何とも言えない感じといい、とても【エモンガ】！

⑰「三人の棄民」（作・ラピ丸）
その姿が見えたときの絶望感はいかほどか、と思うともう……【エモンガ】です。

㉒「Too Hot Coffee」（作・靴下）
文章の雰囲気に男の心情がよく現れていて【エモンガ】でした。

《要素》
⑨ぜっっっっっっっっったいに死なない
「ぜっっっっっっっっったい」をそのまま入れるかどうかでめちゃくちゃ悩みました。レポートにしたのが悪いんですが。
強い断定で、故に却ってひっくり返りそうなところもどう使うかが難しかったです。 [編集済]

㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」（作・「マクガフィン」）に一票

好みに刺さってしまったので。人形の使い方が本当にお洒落だし、台詞はいちいちエモいし。長いストーリーだったけれど感情移入しやすくてとても読みやすかった。通して雨の存在がカギとなってくるけれど、それを利用した雰囲気の醸成がすごい好き。なによりラスト。呆気にとられてしまった。いろいろ書いてるけど要は好きってことです、めっちゃよかった。

組み込むのが難しそうだった要素は「①虫に刺されてかゆい」

㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」（作・「マクガフィン」）に一票。

前回の問題文の回収、他の作品のネタ、問題文の二重回収などにとても匠みを感じる(語彙力)。さらに真が人間と自身の関係を『月とすっぽん』と例えたところがエモンガでした。


㉔「私と先輩とカスタードクリーム」（作・葛原）に一票。

第8回と変わらず、豊富な知識と独特な面白さのある文章が素敵です。なんだかどこかで、葛原さんが中学生であるという話を聞いた気がするのですが…いやそんなわけ…。


㉘「基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート」（作・ハシバミ）に一票。

要素の番号が注になっているのが好きです。問題文の状況をまるごと和歌にもっていったのもよかったです。


最も組み込むのが難しかった要素
⑤これはペンです

ただ“ペン”であるだけでは足りず、“これ”が“ペン”である必要があるので難しかったです。『This is pen.』の英文のネタも多かった印象ですが、うまく入りませんでした。 [編集済]

「チェシャ猫探偵の事件簿 -水平思考には向かないスイーツ-」(作・OUTIS)に1票
推理物をランダム要素から考えるのって、かなり難易度が高いと思うのですが…それを難なく書き上げてしまうのがOUTISさんの凄さでしょうか。

最も組み込むのが難しいと思われる要素「⑤これはペンです」
うん、ペンである事は見れば分かるようね。外国人相手にも「This is a pen.」何て言わなくても通じる事だ。
それをわざわざ、どうやって物語に組み込めと！？

皆様お疲れ様でした。ごちそうさまでした。

今回も一応断り書きを

特定の作品を選ぶのはためらわれますが、ルールに則って独自の判断基準で投票します。
サブ賞のおかげで選びやすく・・・なりませんでした。
どの観点で推すべきか悩み事が増えました＞＜（※楽しんでます）

㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」（作・「マクガフィン」さん）に3票
いやもう どこが とかではなく　全てが匠でエモンガです
タイトルと問題文とテーマと全てが絶妙に噛み合ってると思います
二段構えも素直にやられました


最も組み込むのが難しかった要素は「①虫に刺されてかゆい」です。
「カッパは重要」「これはペンです」「カスタードクリーム」も強敵でした。
そのまま入れるしかなかったのが悔しいです。

（聞かれてないですが）
組み込まなかった要素は
「⑩仮面」です。
流行りにノリそこねました


第8回（29作品）を超える32作品なのは
きっと問題文の面白さもあったと思います
とろたくさんに改めて感謝です。
サブ賞も面白い試みだと思います。


余談＋サブ賞投票

今回も全レス（あっさり？）に挑戦してみました。
勘違い深読み浅読み ありありありなので
聞き流し（流し読み）していたたければと思います。
※浅読みなんて言葉はないです

①「Ｐｒｉｓｏｎ Ｌｏｖｅｒ」（作・OUTISさん）
お題を知っていたのではないか と思うくらいの速筆で びっくりしました
そして当たり前かの様に引き裂かれる男女・・・
『彼はその傷口から流れるように消えていき～』にエモンガ
（お洒落です）

③「カッパ君」（作・のみくたさん）
物が捨てられなくなる・・・
八百万の神々の精神 大切です
『5歩、６歩、7歩………12歩ほど進んだあたり～』にエモンガ
（創りだすに魅入られた投稿者を表しているのではないかと思います）

④「Normal End」（作・かふぇ・もかろにさん）
Normal Endとは・・・
その答えは後の作品の中にあるようなないような
『～どうでもよくなった私の備忘録』にエモンガ
（「私」の そこはかとない未練を感じました）

⑤「※仮面は関係ない」（作・赤升さん）
現時点での最強は何怪人なのか　そして
カスタードクリームのような声とは一体・・・
ヒーローには謎がつきものの様です
『正に「カスタードクリームのような声～』にエモンガ

⑥「KとK」（作・時野洋輔さん）
カパ男さんの習熟速度がゆっくり過ぎると思ったのですが
永劫の時を生きる妖怪としては当たり前なのかも・・・
Kが左手をガコッと外したのかスパッと落としたのか興味があります
『～耳に水は入るのは当然だけど』にエモンガ

⑦「チェシャ猫探偵の事件簿 -水平思考には向かないスイーツ-」（作・OUTISさん）
元ネタありそうなくらい事件簿してました（）
（興味本位で見つけたカスタードクリームで
ダイラタンシー現象を検証してる動画も楽しかったです）
『～かゆみ止めの薬は置いておいてやるよ』にエモンガ
（後にこの回がムヒ事件と呼ばれそうなくらいインパクトがあります）

⑨「南東の空」（作・ルーシーさん）
これはまた深読みが出来そうな作品です
6月の南東の空が示すのは月か木星かスピカ・・・
最後のメッセージの送り主は誰なのか・・・
気持ちの変化に気づきつつも後回しにする男
泥沼の匂いがしてまいります
『きっと肌が鉄でできてるんだ。最強だね～』にエモンガ
（くだらない会話ができる仲はいいものです）

⑩「一夜の夢」（作・OUTISさん）
要素によって謎の多い文学の世界に更に不思議が加わり
OUTISさんの作品に仕上がってました
原作通り　夢であることに着目すると・・・
『かすたあどのように甘い味』にエモンガ
（ひらがなにするだけで少し文字の雰囲気が変わるのも面白いです）

⑪「狼」（作・赤升さん）
妙に知識が多いことから ご主人に愛されてることが窺えます
この後の展開も面白そうです
男物の服が家にあるということは・・・　狼男との三角関係まで妄想しました
『満月が変身のトリガー』にエモンガ
（ルナ！　トリガー！）

⑫「True End」（作・かふぇ・もかろにさん）
覚醒がTrue Endだったですね
Good Endもどこかにきっと・・・
『僕が壊す。僕を壊す。』にエモンガ
（ハルクとかのキャッチコピーだと言われたら信じそうです）

⑬「最強に効くってさ」（作・ラピ丸さん）
いつかの北ポジション！
騙されやすいだけか相手がアネキだからなのか
弟かわいいです
『ぜぇったい死なないゲーム』にエモンガ
（ルールを聞いても理解できなさそうです）

⑮「人間になりたかった人形」（作・まりむうさん）
何をもって人間とするのかは分かりませんが
『僕はそう感じた』にエモンガ
カメオに成り代わるまでの方が人間的で
目的を達した後の声がロボットのようなのは皮肉なものです
（それだけラテ子の愛が強かっただけかもですが）

⑯「の創りだす」（作・OUTISさん）
メガネをかけたCV:子安さんのイメージです
『・・・まだ、諦めたわけじゃあない。』にエモンガ
（手段を選ばない感じ好きです）

⑰「三人の棄民」（作・ラピ丸さん）
某映画を思い出しました
苦渋の選択をあざ笑う神
『……お前は最強だと思ってたよ』にエモンガ

⑱「砂漠の雪」（作・太陽が散々さん）
『これは僕が経験した奇跡と悲劇の物語だ。』にエモンガ
語りのおかげで無事であることが明らかに！
と思っていたのですが　リックのくだりを考えると
男が延々と語り続けている可能性が・・・
（伊坂幸太郎好きとはセンスのいい男です）

⑲「Re: Never lasting night」（作・OUTISさん）
ハッピーエンドに見える不思議
『EJKの間で人気』にエモンガ
RJKの間では何が流行ってるんでしょう
（E層より上の階級にI層が・・・ｱﾙｶﾓ）

⑳「アウト　イスト　デア　フライシュッツ」（作・夜船さん）
想像力が追いつかなくて漫画で読みたくなりました
『その傍らに一片のたらこが落ちていた』にエモンガ
要素と知らずに見ると浮いたワードに目を奪われました
（後に第7回を拝見しました）

㉑「おっさん宴会芸」（作・時野洋輔さん）
勢い好きです
『どうも、ありがとうございました』にエモンガ
この文のおかげでピン芸人のコントの可能性が・・・

㉒「Too Hot Coffee」（作・靴下さん）
（哀しみの向こう岸に～　な人が頭に浮かびました）
異常気象はもしかしてポラリスの世界の人だったり・・・？
見覚えのあるビルとタバコの組み合わせにもニヤニヤしました
『中途半端に弱い身体は、裏を返せば中途半端に強い身体だ。』にエモンガ

㉔「私と先輩とカスタードクリーム」（作・葛原さん）
カスタードクリームを頬張る先輩かわいいです
先輩の推測がカスリもしない真相にちょっと期待しています
『イリオモテヤマネコ』にエモンガ

㉕「漫才」（作・ラピ丸さん）
田中　一人コントにツッコミ　これなんてスーパーｍ・・・
動きが無い一人多役なので
文字だと少しわかりにくいですが面白かったです
『田中です』にエモンガ

㉖「Bad End」（作・かふぇ・もかろにさん）
真相へのピースは仄めかしつつも何も明らかにならない
ノベルゲー（のBad End）あるあるです
『死は僕にとって特別なものではない』にエモンガ

㉗「創り出されたシンデレラ（R-15）」（作・OUTISさん）
本当は残酷な～　ですね　
愛やお金などの欲望が人間を狂わせる様はいつの時代も
人間を惹き付けるのかもしれません　
『私が仮面をつけていると、不気味がって誰も踊ってくれなくてネ』にエモンガ

㉘「基礎ゼミ　夏季休暇課題レポート」（作・ハシバミさん）
課題からして教授はあれな人なので
きっとええ判定が貰えるはずです
『ということで私は人形を選んだ』にエモンガ

㉙「君の声が聞きたくて」（作・こはいちさん）
独特な世界観に非常にレアなカップリング
『ひぶしゅん』にエモンガ
かわいこぶってんじゃないぞーと思ってたら
カワイイ子でした

㉚「雨の降る今日」（作・ごがつあめ涼花さん）
ファンを唸らせそうな名作でした
世にも奇妙な物語の感動枠にそのまま使えそうです
要素ではないですが『20の扉の活用』に匠かつエモンガ

㉛「河童の粂治」（作・きっとくりすさん）
カッパの生態・・・知らなカッパ
粂治がAI子に利用されてるのかと思いましたが
全然平和でした　多分
（カッパの分裂シーンみてみたいです）
『お皿が分裂することでカッパは増えます』にエモンガ

㉜「僕」（作・ニックネームさん）
『不安なのは、僕だ』にエモンガ
僕の気づきと成長が表れていると思います　
二人のこれからに期待です


余談の余談
まとまった時間がなかなか取れなくて感想の書き方にブレが・・・
なんとか時間に間に合ってよかったです

どこかで黄桜を入れた話を作りたかった・・・ [編集済]

投票したはずなのにできていなかったので、再度投票。仮にこちらで表示されていないだけで、そちらで投票されていたら、どちらかを無視してください。
現時点で23時36分なので推敲も何もしないで、記憶を頼りにテキトーに書きます。というか余計なことを書いている場合じゃない。申し訳ないが、敬語など使わずに偉そうに書く。それがいちばんてっとり速いからだ。

⑰「三人の棄民」（作・ラピ丸）
○本投票【１票】＋【エモンガ】＋【匠】
　手塚治虫『火の鳥』-「宇宙編」を想起させる壮大なスケールを巧みにまとめている秀作。皮肉なオチには賛否両論あると思うが、希望-絶望の対称性を描くのに、あのオチは最適であったと思う。無論、この作品の主題を希望-絶望の対称性にあるといいたいのではない。そうではなくて、このオチであることで、そのように読み取れたといいたいだけだ。この話を規定するつもりは毛頭ないことをご承知願いたい。「最後の力を振り絞って意識を閉ざした」という文章が好きだ。

㉓「アンドロイドは月とすっぽんの夢を見るか？」（作・「マクガフィン」）
○本投票【１票】＋【エモンガ】＋【匠】
　アンドロイドを使えばどんな話も面白くなる。そしてエモくなる。これは一般常識だ。しかし、この作品はそれにとどまらない。急に自分語りをすることをお許しいただきたい。人は時間がなくなると自分語りをしたくなる生き物なのだ。というか、いまほとんど思考を整頓せずに書いているので、かなりテキトーにいっていることをふまえて読んでほしいのだが、とにかく自分語りをしようと思う。この作品には第８回で私が出したアンドロイドを絡めた話をオマージュしている部分があるのだが、私は第８回の作品において、死を人間の特権として描いた。アンドロイドは死なない。壊れるだけだ。壊れてもバックアップがあるかもしれない。ところが、今回のこの作品でアンドロイドは死を選ぶ。死が人間の特権ではないということで、この作品におけるアンドロイドは人間に接近している。その善悪は各人の判断に拠るのだろうが、たしかにアンドロイドにも死を選ぶ権利は（生命倫理的に難しい話ではあるのだが）存在するのかもしれないと思った。神は死んだ。あるのはひとりの人間か、あるいは一体の機械だけだ。

㉚「雨の降る今日」（作・ごがつあめ涼花）
○本投票【１票】＋【エモンガ】＋【匠】
　まずはタイトルに注目したい。「雨の降る今日」だ。今日という時間に囚われた主人公は、しかし、最後に「今日」に別れを告げる。この題において雨が降るのは「今日」なのだ。タイトルからして明日に希望が見える。最後に傘を買うシーンもいい。
　本編の鍵となっているのは「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」という夏目漱石『こころ』におけるＫのセリフだろう。これが効いている。このセリフの引用が秀逸で、作品世界をグッと押し広げている。こんな書きぶりでお前は何様なのか、というご指摘があるかもしれないが、こういうのは作品が創り出されたあとでしかいえない。私にはこんな作品を創れない。おそらく、ごがつあめさんにしか創れない作品だ。似たようなプロットの話は数えられないほどあると思う。でも、この筆致で、この感情を描けるのはごがつあめさんだけだ。もちろん、これは、その〈似たようなプロット〉の作品の各々にいえることだが。 [編集済]