みんなのブックマーク

梅神トンネルの怪・裏「12ブックマーク」


━━梅神トンネルには、こんな噂がある。
「夜に徒歩で梅神トンネルに訪れると、トンネルの中間あたりで{妖怪マッハジジイ}が現れ此方を追いかけてくる。マッハジジイは頗る足が速く、追い付かれることなく入り口まで逃げれば助かるが、捕まれば無惨に食い殺されてしまう。」

そんな噂を聞いた陸上部エースのウミオが部活帰りに梅神トンネルに向かうと、果たしてマッハジジイは現れた。
一目散に入り口へと切り返したウミオであったが、マッハジジイもウミオ以上のすさまじい速度で追ってくる。


{もし仮にウミオが生還したとすれば}、マッハジジイの{何}が遅かったのだろうか。
21年12月31日 17:07
【20の扉】 [だだだだ3号機]

器用さんにオマージュ許可を頂きました!本日23:59で〆!!




解説を見る
ある日の部活でマッハジジイの噂を聞いたウミオは、部活帰りに{同じ部活のカメオを連れて}梅神トンネルに向かった。

強豪陸上部のエースとしての自負を持つウミオは、仲間に「自分はマッハジジイよりも足が速い」ことを証明したかったのだ。

正直嘗め腐っていたウミオ達であったが、彼らがトンネルの中間あたりまで来た時、暗闇からおぞましい気配を放ちながら不気味な老人が現れた。

まさに目の前で起きてしまった超常現象に動揺したウミオであったが、日本有数の強豪である梅神高校陸上部エースの彼には自分は誰よりも足が速いのだという自負があった。

陸上部エースとしての自負を持って入り口へと切り返したウミオ、それと同時にカメオも走り出した。



…数秒おいて、マッハジジイが動いた。

その瞬間に背後から悲鳴が上がる。

走りながら振り向いたウミオの視線の先で、カメオがマッハジジイに押し倒されていた。

あり得ない。マッハジジイは数秒遅れて走り出した。少し自分からは遅れていたとは言え、カメオだって強豪の陸上部員。こんな一瞬で追い付けるはずが━━━

ウミオがそんな考えを巡らせる中、マッハジジイはカメオの肉を背中から剥がし貪り出した。
悲痛な断末魔を上げるカメオ。

それは、間違いなく数秒後の自分の姿に重なるものだ。

恐怖に支配されるウミオだったが、その時あることに気付いた。


マッハジジイがカメオの肉を食うのが、遅い。

ウミオの中で全てが繋がった。

マッハジジイももう歳なんだ。
脂っこいものとかは中々食べられないんだ。
歯も入れ歯だし、顎の力も弱いから、人肉ももう中々噛みきれないんだ。

━━{食べる速度}が、遅いんだ。


一気に生への活路を見いだしたウミオは、振り返るのも止め全力で逃げ出した。

自分達が入ってきた入り口まで200メートルほど。マッハジジイのあの様子なら、きっと逃げ切れるだろう。

ウミオは泣きながら走った。
一年生の頃から切磋琢磨してきた、無二の親友を置き去りにして。


{【簡易解説】}
マッハジジイは{食べる速度}が遅いため、カメオを補食している間にウミオは逃げ切ることができた。



テストプレイ:器用さん、靴下さん、霜ばしらさん、ほずみさん
あの日の約束「12ブックマーク」
「おとなになったらおよめさんにしてね」
「うん、いいよ」
「ほんと?やくそくだよ!」

幼い頃に結婚の約束をかわしていたカメコとカメオ。しかし二人が大人になるにつれて、カメオにはツルコという別の思い人ができてしまい、ついにカメオとツルコは結婚してしまった。

さて、この知らせを聞いたカメコは、カメオにあの日の約束を守ってもらうために『あるもの』を買いに行ったのだが……『何』を『いくつ』買いに行ったでしょうか?
22年01月02日 22:28
【ウミガメのスープ】 [オリオン]

1月3日の24時には締めます。【ジャンルミス: 『扉』です】




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「おとなになったらおよめさんにしてね」
「うん、いいよ」
「ほんと?やくそくだよ!」
「うん! ゆびきりげんまん!」

【{「「うそついたらはりせんぼんの〜ます」」}】


    ◆ ◆ ◆


「ねぇカメオ。嘘ついたら『針千本』飲ますって……約束したよね?」
あと5分、いや10分「12ブックマーク」
この春、ハルカは友達が増えたので、スマホに登録している連絡先が1件減った。

一体なぜ?
22年04月16日 20:36
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]

春と言えば




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新生活がきっかけですれ違うようになった恋人に{「友達に戻ろう」}と別れを切り出されたから。


「俺たち、友達に戻らないか?」
「…そうね」

ハルカのスマホの中の連絡先が1つ減るまで、あと5分。
ある晴れた日のこと「12ブックマーク」
朝起きたらテレビをつけ、窓を開けてぼうっと過ごすのがカメコの日課になっていた。
もうそんな生活は終わらせなければいけないと思いながらも、臆病なカメコはいつも窓辺に佇んで動けないでいた。
しかし今日は違った。
テレビから突然流れてきた子供たちの元気な歌声。それを聞くともなしに聞いていたら、彼女の脳裏にある言葉が閃いた。

「そうだ!■は●●なんだ!何も怖がる必要はない!」

カメコはそう言うと、外へ飛び出した。


[問]
■と●●に当てはまる言葉は何か。


22年05月19日 21:41
【20の扉】 [メラ]



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■は幸せ。どうかあなたと同じところにいけますように。

ーそう願いながらカメコは窓から外へ飛び出した。

答え
■:死(シ)
●●:幸せ
「ふははははは!」
まおう いんふぃ が あらわれた! まおう を たおせ ! ▼


皆様が質問欄に書き込めるのは、
【1と2と3と4と5と6と7と8と9】
の中の【どれか1文字だけ】です。(例:「5」とだけ書き込む 等)

魔王を倒して下さい。
22年05月25日 21:30
【新・形式】 [いんふぃ]

2度目の新・形式!




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「ぐああああああああぁぁぁぁ」
まおう いんふぃ は ゆうしゃ ぎーた に よって ほろぼされた !
せかい に へいわ が もどった !


「1」と書き込むと「1どめの いちげき !」と回答され、
「8」と書き込むと「8どめの いちげき !」と回答される。
{つまり、「○」→「○どめの いちげき !」と返答されるシステムになっていたのです。}
しかし、どれだけ攻撃を重ねても魔王は倒せません。決定打に欠けます。

ここで、問題文をよく見てみましょう。

皆様が質問欄に書き込めるのは、
{1 と 2 と 3 と 4 と 5 と 6 と 7 と 8 と 9}
の中の【どれか1文字】です。

どれかの数字とは言っていません。{どれか1文字}です。
つまり、「1『と』2『と』3~~」の【「と」も使っても良いのではないでしょうか。】

それでは「と」と打ち込んでみましょう。
先ほどのシステムより、【「と」→「とどめの いちげき !」となります。】

これで、魔王に止めを刺すことができました!