みんなのブックマーク

巨人、大鵬――「3ブックマーク」
カメオの卵アレルギーが治った。
しかし、彼は卵アレルギーが治っても、卵焼きを食べようとしなかった。
いったいなぜ?
19年05月09日 22:14
【ウミガメのスープ】 [時野洋輔]



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五年前、カメオは自分の卵アレルギーを治す薬を開発し始めた。
薬を飲んで、卵焼きを食べ、アレルギーの発生具合を見る毎日。
別の卵料理が食べたいと思っても、薬の効果を確かめるために、同じ料理にしたほうがパターン分析がしやすい。

そして、五年間の努力が実り、見事に卵アレルギーを治療する薬が完成した。

「え? なにが食べたい? とりあえず卵焼き以外かな。嫌いじゃないんだけど、五年間毎日卵焼きばかり食べていたからさ」
学校の七不思議:第2視聴覚室「3ブックマーク」
存在しない視聴覚室、その正体を知ってしまったものはその部屋に永遠に閉じ込められる。

とある中学校には七不思議が存在する。
その内の一つが第2視聴覚室である。
存在しないにも関わらず存在が噂されている視聴覚室、勿論どんな教室かすらも分かっていない。
しかし、ある人は第2視聴覚室に行けばそこが本当に第2視聴覚室であると分かるという。
どうして分かるのだろうか?
19年05月11日 17:59
【ウミガメのスープ】 [ゲクラ]

半分実話ベースなので本当に存在すらかどうかは、分かりません…




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第2視聴覚室の噂の発端は職員室の鍵掛けにある使われない鍵に第2視聴覚室と書かれていたからであった。
そのためその鍵に合う教室が第2視聴覚なのである。
存在している視聴覚は第1視聴覚室であり、第2があってもおかしくはないのだが…
校長、OBの教師、に聞いても知らなかった事から昔あったわけではなさそうだ。
結局第2視聴覚室がどこにあるのかなんだったのかは、未だに謎のままである…
言葉の錬金術師②「3ブックマーク」
第2回錬金術入門の講義へようこそ。わしは教授の「しーざ」じゃ。よろしく頼む。
今日は、君たちに賢者の石について学んでもらう。
第1回の講義の内容は知っている前提で話すので、欠席した者は復習してくるがよい。
https://late-late.jp/mondai/show/5626

本日の講義の目標は、加工を利用せずに「いし」から「きんかい」を作り出すことじゃ。
錬金術の基本は等価交換じゃ。錬成の前後の内容は等価である必要がある。
よって、基本的に錬金術によって文字数の異なるものを生成することはできない。
作ったものを加工することで、文字数を変更することはできるが、これにはそれなりのコストがかかる。
例えば、「紳士」を「眼科医」に育て上げるにはそれなりの時間が必要じゃろう。
「鉄」を「フライパン」にするのだって、それなりの技術が必要じゃ。
なんとか錬金術だけで文字数を変更したい。

そこで登場するのが賢者の石じゃ。賢者の石の力を使うことで、例外的に等価でないものを交換することができるようになる。
とはいえ、賢者の石の力も万能ではない。この力を使うには代償が必要じゃ。

また、一人一人が持つ属性によっても、賢者の石でできることは変わってくる。仲間と協力することで錬金はやりやすくなるじゃろう。

賢者の石による変換は基本的に不可逆変換なので、注意するように。
では、幸運を祈る!
19年05月12日 18:04
【亀夫君問題】 [seaza]



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賢者の石を使うと、自分の名前を代償に、錬金術の対象となるものの文字数を増やすことができる。
「自分の名前の連続する2文字」と「対象の1文字」を交換できる。
錬金術の対象となるものは、意味のある言葉に変換する必要があるが、名前の方は特に意味は無くても良い。

一度賢者の石の力を使用すると、それ以降、名前が変わってしまうので注意が必要じゃ。
また、「自分の名前の1文字」と「対象の連続する2文字」を交換することはできない。
「自分の名前の連続する3文字」と「対象の連続する2文字」なども不可能じゃ。
交換する文字以外の文字の位置を変更できないのは錬金術の基本通りじゃな。

具体例を出そう。わし、すなわち「しーざ」は「糸」を「シート」に変換することができる。そして、わしの名前は「いざ」になる
【「いと」の「い」】と【「しーざ」の「しー」】を入れ替えたわけじゃな。

この時点で、わしはもう「糸」を「シート」に変換することはできなくなった。名前の中に「しー」という文字列が存在しないからじゃ。

さて、わしが「いし」から「きんかい」を作り出すには例えば以下のようにすればよい。
①「石」と「都会」から「糸」と「歯科医」を錬成。
②「糸」に賢者の石の力を適用し、【「しーざ」の「しー」】と【「いと」の「い」】を交換する。
「シート」が生成され、わしの名前が「いざ」になる。
③「シート」と「コーン」から「シーン」と「コート」を錬成。
④「シーン」と「酒場」から「士官」と「サーバ」を錬成。
⑤「士官」と「エイ」から「歯科医」と「円」を錬成。
⑥「歯科医」と「舌」から「他界」と「獅子」を錬成。
⑦「他界」と「ラード」から「たらい」と「カード」を錬成。
⑧「たらい」と「けんか」から「けらい」と「担架」を錬成。
⑨「けらい」に賢者の石の力を適用し、【「いざ」の「いざ」】と【「けらい」の「ら」】を交換する。
「経済」が生成され、わしの名前が「ら」になる。
⑩「経済」と「機械」から「軽快」と「機材」を錬成。
⑪「軽快」と「円」から「見解」と「エイ」を錬成。
⑫「見解」と「生糸」から「金塊」と「毛糸」を錬成。

また、「いし」から「えんさん」を作り出すには以下のようにすればよい。
①「いし」からなんやかんやで「経済」を作る。(金塊を作る手順①~⑨参照)
②「経済」と「猿」から「掲載」と「ざる」を錬成。
③「掲載」と「罪」から「警察」と「意味」を錬成。
④「警察」と「カツ」から「計算」と「缶」を錬成。
⑤「計算」と「缶」から「研鑽」と「貝」を錬成。
⑥「研鑽」と「英語」から「塩酸」と「敬語」を錬成。

本日の講義は以上!
「その字じゃないよ」「3ブックマーク」
レストランでハンバーグとアイスクリームを食べたこと
を夏休みの絵日記に書いたカメオ君。
それを読んだお母さんは、カメオ君が字を間違えていることに気がついた。

お母さんがその間違いを言うと、
カメオ君は鉛筆と消しゴムを持ってきて、
「きょうは」

「さょうは」
と書き直した。

カメオ君は何故『き』を『さ』に書き直したのか?
19年05月18日 05:44
【ウミガメのスープ】 [ニックネーム]

「えっと、こう?」




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きょうはみんなでれすとらんにいきました。
はぢめにはんばーぐをたべました。
そのあとあいすくりーむをたべました。
おいしかったです。

カメオ君の間違いに気づいたお母さんは言った。
「『はじめ』の『じ』はその『ぢ』じゃないよ」

カメオ君は言われた通り、
『初めの字』の『き』を『さ』に書き直したのだった。

※「『はじめ』の『じ』はその『ぢ』じゃないよ」
⇒「『初めの字』はその『字』じゃないよ」

【要約】
カメオ君は母親の言葉の意味を取り違え、最初の文字が間違えている、と思ったから。
ねこはいます「3ブックマーク」
男は、猫の鋭い視線を恐れて立ち去った。
何故?
19年05月18日 09:23
【ウミガメのスープ】 [アメリ]

よろしくおねがいします




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男は空き巣犯だ。
ある日の夜中、いつもの通りに家に侵入し金目の物を探しているとふと視線を感じ、振り返ると窓際に一匹の猫が佇んでいた。
「なんだ猫かよ…」と安堵し物色を続けていると、また同じ所に猫はいた。

「…待てよ?この猫、さっきから全く動いてないか?」

そう思って近づきよく見ると、猫の身体の部分は置物で右目がレンズになっていた。男は気付いた、これは猫型監視カメラだったのだ!

男は自分の姿をバッチリ撮られている事に恐れを成し、急いで立ち去った。