合言葉は「カニバリますか？」

略解
船内レストランで食事をとった2人。
カメオのみ船に酔ってしまった。
カメコの手前、強がって我慢してしまったカメオは、
1人になったところでマーライオンしてしまった。




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カメオとカメコはクルーズ旅行に来ていた。（過去の問題参照）







「なんだい、このデカイ船は…学校より大きいよ」
「フフフ、カメコくんは面白いことを言うね」










“全くである”











2人は船内レストランにやって来た。
カメオはカメコを海の見える特等席にエスコートする。










「うわー…あの世みたいに綺麗だよ」
「ここのウミガメのスープは絶品なんだ、一緒に飲もうじゃないか」
「えっ…、カメを食べるのかい？本当に美味しいのかねえ…」










2人の席に、2杯のスープが運ばれて来た。
芳しい匂いが鼻腔をくすぐる。








「！？……美味しい」
「そうだろう？ベイビー。シェフの作るスープは天下一品なのさ」








2人は談笑を交えながら、スープを楽しんでいた。
しかし、ふとカメコは気付く。








（カメオのやつ、さっきから顔色が悪いね…。手も震えているみたいだよ）








「ちょっとカメオ、アンタ大丈夫かい？」
「…ああ、カメコくん。ボクは問題ないよ…？それにしても…このスープは美味しいね」









心配をよそ目にスープを完食するカメオ。
カメコは心配しながらも、美味しいスープを一滴残らず飲み干した。








“良い食い意地である”











そのままお会計を済ませ、2人はレストランを出た。









「ちょっとちょっと、本当に大丈夫かい？救急車を呼ぶよ？」
「……カメコくん、船に救急車は…来ないと思うよ？」
「あ゛っ…」







“馬鹿丸出しである”












「………心配してくれるのは嬉しいよ…ベイビー、ならば少し部屋で休むとしよう…」
「…何かあったらすぐに呼んでおくれよ」











2人は各々の部屋に戻った。
部屋の扉を閉めた瞬間、カメオは膝から崩れ落ちた。



















「ま、まさか船に酔ってしまうとは…。…ボクもまだまd……うっ」



















※自主規制

“カメオも大概である”










“後半へ続く”