新ラテシン　らてクエ1　リサイクル-25　あの日の誓い

リュウジの突拍子もない宣言にユタカは「またかよ・・・」と思った。



今まで何度リュウジは同じことを言い続けてきたことだろう
そして何度失敗すれば気が済むのだろう。



まぁリュウジにとっては{これが初めての一大決心}なのだから仕方がない。



そう、リュウジはこの発言後、スーパースターを目指し奮闘するのですが
そうそう夢が実現することなく挫折を味わうのです。



するとなぜか時間が巻き戻りいつもこのリュウジが自分の夢を宣告する場面に戻ってくるのです。


どうやらリュウジをスーパースターにするまでこのループを抜け出すことは出来ないらしい。


しかし励まそうが応援しようが実ること無い物は実らず
では逆に諦めるよう諭して見ても

リュウジの本心が諦めない限りずっとこの覚めない悪夢は続いて行った。




ユタカは諦めかけたその時、



リュウジがなぜ自分にだけそのことを明かしてくれたのかと考えたのです。


ただ単に誰かに話したかったから?

俺に応援してほしかった?




違う、それは何度もループしてきたじゃないか













あっ(´・ω・｀)




リュウジは





俺も一緒に2人でスーパースターになって欲しいんだ・・・




星は1人で輝ける星も居るが誰かに照らされて輝ける星もある。

お互いが引き合うからこそ生きている星もある。


リュウジにとってユタカは


頂点を目指すにふさわしい対等な星であったのです。








それからはもうループは起きていない

これからは俺たちは最強無敵のスーパースターとしていつまでもお互いの道を照らし続けていこうぜ（｀・ω・´）

























ちなみにファン投票ではユタカの方が人気だった。



気づけばユタカは懐かしい星空の下にいて
若々しい夢溢れるリュウジが決意を込めた表情で夜空に向けて指をさしたのです



「俺もスーパスターになりたいな．あの星のように．」