くろいてのおひめさま

部屋の中は質素なつくりで、ベッドくらいしかものは置かれていない。本当に寝るためだけの部屋といった様子だ。

ごく一般的なベッドだ。さすが王宮、ふかふかだ… ここを調べていてもしかたがない、どこかに移動してみようか？

壁をコンコンと叩いてみる。そんなに分厚くはなさそうで、耳をつければある程度の音は聞こえてきそうだ。

ここは1階のようだ。

ガサゴソとした後に混じって声が聞こえてくる。「姫、また手が汚れていますわ。」「あら本当。寝相が悪いのかしら？ふふ」「もう…すぐに洗ってきてくださいね。」「えぇ、そうするわ」 [良い質問]

1日目<act朝・姫の部屋>
姫の部屋は豪奢な家具がセンス良く配置され、いかにも王族の娘の部屋といった様相だ。どこで寝ているんだろう？見回してみると、どうやらこの部屋の奥にある扉が姫の寝室に繋がっているようだ。
姫は快くカメオを招き入れてくれた。話に聞いていた通り、この世のものとは思えないほどの美人だ。 [良い質問]

部屋の中には万年筆などの筆記用具類はあるものの、手全体が汚れるほどのものではなさそうに見える。

カメオが「お綺麗ですね」と声をかけると、姫は「あら、ありがとう」とにこやかに答えてくれた。 [良い質問]

姫はまだ手を洗っていないようだ。手をとるとその汚れはぼんやりと指に移った。汚れたままの手の甲にキスをすると、姫は「あら、まだ汚れているのに…あなた結構情熱的なのね」と頬を赤らめています。好感触だ！ [良い質問]

「さきほど起きたばかりで身支度をしていたわ。」

「これからは朝ごはんを食べてからこの部屋でバイオリンのレッスン、それから経営学の家庭教師、それからピアノのレッスンがあってそれからまた法学の家庭教師…勉強だらけだわ」 [良い質問]

「うーん、みんな忙しく働いているからあまり集まらないの。話を聞きたいのなら廊下でお屋敷の使用人を捕まえるか、いつも広間にいるお父様に話を聞いたらいいんじゃないかしら？」 [良い質問]

ほんのり指に移った汚れを観察してみる。何だろうこれは？印刷されたインクを擦ったような…そんな仄かな汚れだ。 [良い質問]

「身支度を手伝ってくれていた使用人ね。私付きのメイドなの。」

見たところ、特に汚れはないように思える。朝起きた服は着替えてしまったようだし服の汚れはなくて当然だろう。

「その汚れは一体…」カメオはたずねるが、姫は「私ってば寝てる間になにか土いじりでもしているのかしら？そうだったら面白いわね」「寝相がすっごく悪いのかも」などと言いはぐらかされてしまう。 [編集済]

すっごく大きくて豪華な西洋風のお城です！たくさんのお部屋があるみたいなんですけど、王様のいる広間と大臣のいる執務室くらいしかわからないんですよね。

2018年12月ですよ。

魔法？そんなものはないですよ。

タルト王国は王国とあるだけあって、王様が支配する国なんです。王の下には3人の大臣が仕えていて、それぞれジェラート大臣、マカロン大臣、プリン大臣っていいます。仕事内容はむずかしくて僕にはよくわからないけれど…国のために働いてくれているんです！ [良い質問]

1日目<act昼・広間>
広い空間には、赤いビロードの長い絨毯が敷かれ、その先には王の座る玉座が鎮座している。そこに構える王は僕の姿を見つけると「頼んだぞ」と声をかけてきた。うう…この人に殺されるかもしれないと思うと少し怖い。 [良い質問]

「気立てのいい出来た娘だよ。一体何をしているんだか…」

「なにか悪さをしないようにいつも寝室には外から閂をかけているのにいつも娘は手を汚している。一体どういうことなんだか…」 [良い質問]

「メイドによれば朝になっても閉まっているそうだ。部屋の外に出歩いているわけではないと思うのだが…」 [良い質問]

「確かに娘の部屋は1階だが、姫の部屋には窓があるが寝室の方には窓はついていないんだよ」

他には警備の兵士さんがいるくらいですね。

「あるわけない！私が大切に育てている娘をそんなどこの馬の骨ともわからんやつと交流させるわけには…ぶつぶつ…」 [良い質問]

「そ、それは考えていなかったな…だとすると一体誰が…？」 [良い質問]

「姫の部屋に夜近づけるとすれば、マスターキーを持つ自分か、それは夜遅くまで仕事をするため鍵を持っている大臣たちか…でも大臣は皆信頼しておる。そんなはずは…それに今までのカメオ同様やってきた見張りからも人が出入りしていたという報告はなかったのだがな…」 [良い質問]

「なっなっなんてことを言うんだ君は！！！そんなことあるはずないだろう！！！一体相手は誰だと言うのだ！！！」少々怒らせてしまったみたいだ…

「うーむ、姫付きのメイドたちか、家庭教師か…それかこの私かもしれないな。」

「半年ほど前からだ。朝の世話係の使用人から報告があってな。それから君のような見張りや探偵を呼んでは調査しているんだが原因が分からないんだよ。最近は物騒だし悪いことに巻き込まれていないといいんだが…」

国にはいろいろな仕事があるが、大臣たちと協力して仕事をしているのだ。特にジェラート大臣とマカロン大臣には助けられているぞ。
ジェラート大臣は力持ちで雑務は任せきり…少し申し訳ないと思うがな。でもジェラート大臣はなんでも明るく引き受けてくれるのでつい頼ってしまうのだよ。
マカロン大臣はとても頭が良く仕事については右腕のように思っとるぞ。政策を作ったり重要な仕事を任せることが多い。
プリン大臣は…よく居眠りをしている困った大臣じゃよ。見る目は確かなんだが…おまえさんからも仕事をするよういってくれんか？ [編集済] [良い質問]

「ありがとう、頼むよ。特にそのようなことは聞いたことがないな。」

「見張りは君のように謎の解明に志願してきたものにさせているが、特にこれといった収穫はなかったな。」

「この城に来たはじめからずっとだよ。そういう性格なんだろう。仕事の腕は確かなんだが困ったものだ。」

「人や物の価値や本質を見抜くのに長けていると私は評価しているよ。」 [良い質問]

「特にないと思うが…ふつうの親子の会話しかしていないよ。もう少し遊びたい！とか言われたりな。ハハハ」

「昔はお人形あそびをよくしていたよ、今も部屋にはたくさんのぬいぐるみやお人形が置いてあるんだ。」 [良い質問]

「最近は反抗期なのかあまりわたしに笑顔を見せてくれなくてな…」 [良い質問]

「全然ないからこまっているんだよ…」

「この国では当然のことだと思うがなぁ」

大丈夫です！深夜はちゃんと寝る予定だし、合間合間に休憩はとっていますよ。

「なるほど一理ある。そう思うならばぜひその証拠をつかんで報告してもらいたい。」

もちろんいますよ！身体が弱いみたいなので自室で休まれているのではないでしょうか？

「大臣はみな執務室で働きづめなのだが…プリン大臣に限ってはどこか別の場所でサボって寝ていることが多いから断言はできんな。」 [良い質問]

「17才だよ。この謎を解いた優秀かつ勇敢な男を婿に迎えようかとも考えているんだが、君どうかね？」

うすくはなってきているけどまだついていますね。ｽﾝｽﾝ…やっぱりインクっぽい臭いがする気がします。 [良い質問]

「そんなものはないよ。一般的な父親として禁止するものを禁止しているだけだ。ゲームや娯楽は言語道断、それからあれも禁止これも禁止…ぶつぶつ…」

「プレイルームはあったと思うがね」

「大臣だからね、全員それなりにキャリアを詰んだおじさんだよ。夢を壊してしまったかな？それなりに若いのはジェラート大臣だけさ」

1日目<act夕・執務室>
大きな机に乱雑に資料が積み重なっている。その中にあくせくと働く人影が２つある。 [良い質問]

「こんばんわ、姫の手の謎について調査に来た者です」と挨拶をすると「あぁ、話には聞いているよ。何か僕たちに話があるのかい？」と青い服の男は友好的に返事をしてきた。紫の服の男は奥の方で書類を見てうんうん唸っている。

青い服の男「姫はああみえていい子だし気にしすぎだと思うけどね。まぁ気になるのは分かるよ！誰も解明できていなくて謎は深まるばかりだしね。」
紫の服の男「確かに謎が気になると言うのはあるな。謎が解けたらわたしちも教えてもらいたいものだ。」

青い服の男が答える。「大臣になってからは姫とはすっかり話してないなぁ… それにしても王様はそんなこと言っていたのかい？照れちゃうな〜へへ…」 [良い質問]

紫の服の男が答える。「ショコラ王国との取引は上々だよ。しかし最近は物騒だし自国のことで精一杯さ」 [良い質問]

紫の服の男「彼はまたさぼりだよ。もういつものことで慣れてしまったが…きみからも見かけたらマカロン大臣が怒っていたと言っておいてくれ。」
青い服の男「彼は自由で羨ましいよ。僕もたまには一緒にお昼寝してみたいなぁ…なんてね」 [編集済]

紫の服の男「この国は物取りが多くて困るよ…それに加えて最近は大規模な強盗も増えているし、偽札なんかも出回っていて…頭がいたいよ。」 [良い質問]

青い服の男「ぼくはジェラート大臣だよ。」
紫の服の男「私はマカロン大臣だが？」

マカロン大臣「そりゃあたくさんいるよ。隣国との国交も盛んで客人は毎日のようにやってくるし、姫の家庭教師だって毎日入れ替わり立ち替わりやってくるしね。」

「小さな物取りは昔からあるが…この程度の治安の悪さはここ最近のものだよ。」

「ショコラ王国とは食料品から衣料品、スパイスから精密機器に至るまで様々な取り引きを行なっている。」

マカロン大臣「確かいなかったはずだが……」

ジェラート大臣「最近だよ。前のポジションでの仕事ぶりが評価されて抜擢されたんだ。」
マカロン大臣「もう10年は大臣をやっている。」 [良い質問]

ジェラート大臣「一日中ここにいるよ。さすがに夜中は寝るけどね。仕事は山積みなんだ。」
マカロン大臣「ここにいない大臣なんてプリン大臣くらいのものさ。まったく…」 [編集済]

「前は姫の身辺警護を担当していてね。昔は姫と話すことも多かったんだ。そこでの働きが王に認められて大臣になったんだ。」 [良い質問]

「姫の身辺警護だよ。SPっていうのかな？」 [良い質問]

マカロン大臣「そんなの知っていたら叱って連れてきているよ。」
ジェラート大臣「こんな天気のいい日は外にいるんじゃないかな。いつも外でお昼寝をしているんだ。」 [良い質問]

ジェラート大臣「結構進んでいるんじゃないかな？車も走っているしね。最近はポケ○ンの新作が発表されて盛り上がっているよ。ってそれは関係ないか…」

マカロン大臣「フルーツア・ラ・モードだよ。」

ジェラート大臣「半年ほど前と聞いているよ」

マカロン大臣「いや、まったく。本当にどうにかしてほしいものだよ。」

「ピアノのレッスンで怒られたーとか、新しいぬいぐるみを買ったーとか、そんな他愛も無い話ばかりだよ」

「た、たまたま、たまたま噂で耳にしただけだ。その話題は誰しもがしる謎だからね。」 [良い質問]

「噂には聞いているよ。すごく不思議だよね。でも心当たりは特にないんだ。役に立たなくてごめんね。」

ジェラート大臣「SPをやっていたからね、それなりにガタイはいい方だと思うよ」
マカロン大臣「身長は普通くらい、みればわかるだろう。体重は…最近ちょっと太り気味だから気をつけないといけないな…」

ジェラート大臣「本来はマカロン大臣と協力して重要な仕事をするはずなんだが…彼は自由だな」

「だ、誰だったかな…」 [良い質問]

マカロン大臣「半年くらい前だな」

マカロン大臣「執務室で働きづめといえど、大臣はみな夜はさすがに自室に帰って寝ているよ。プリン大臣も自室で寝るだろうな。」
ジェラート大臣「夕方までは城のどこかで寝ているだろうけど、夜は自室に帰っていると思うよ。」

マカロン大臣「はじめからだな。」
ジェラート大臣「はじめからだよ。」

ジェラート大臣「法律を作ったり、行政の監督をしたり、予算を練ったり、国にとって重要な仕事だよ。」

最近は少し物騒ではありますけど、基本的にいい国ですよ。問題点だなんてとんどもない！

ジェラート大臣「そんなこと言わないでくれよ！やるときはやるんだ、彼は」
マカロン大臣「やつらたしかに昼も夜も寝ているしもう少ししっかりしてほしいものだが、仕事の腕はかっているんだ。彼がいてくれないと私としても困る。」

「確か今は後任がいたはずだよ、誰だったかな…」

「特にそういうわけではないよ。それまでの仕事の積み重ねが認められたっていう感じかな」

マカロン大臣「そうだ。古くからのつきあいだよ。」

ジェラート大臣「箱入り姫！たしかに的確な表現だ。王は姫に対してちょっと厳しいからね、かわいそうに思うときもあるよ。」 [良い質問]

ジェラート大臣「昔からずっとだよ。厳しいというか過保護というか…」

ジェラート大臣「ほぼ許されていないんじゃないかなぁ。禁止されているわけではないだろうけど、レッスン漬けでそんな暇なさそうだからね。」 [良い質問]

ジェラート大臣「すきな遊び…ゲームやってみたい！買ってもらえない！って嘆いていたのはよく聞いていたよ。王様はぬいぐるみしか買い与えていないみたいだからね。人形遊びも嫌いではないようだけど…」 [良い質問]

ジェラート大臣「そういうのはきいたことないなぁ」

ジェラート大臣「ネット環境はばっちりだよ。」

マカロン大臣「わたしは姫とあまり話したことがないから分からないな。」
ジェラート大臣「姫はごくふつうの女の子だよ。好奇心旺盛で、明るくていい子だと思うよ。」

ジェラート大臣「僕はゲームのことはよく分からないけれど…ポケ○ンの新作を欲しがっていたかな？」

マカロン大臣「姫のことはよく知らないんだ」
ジェラート大臣「僕が警護をしていたときはめんどくさがっていたように思うよ。」 [良い質問]

ジェラート大臣「か、カツラ！？そういうのはないなぁ…それにお人形といっても小さなものが多いから着ぐるみとかも姫の部屋にはないよ。」

1日目<act夜>
招待され晩御飯を城の者たちと共にしてから自室に帰り、もう一踏ん張り探索に出かけようとする。しかし身体に力が入らない。急に強い眠気が襲ってくる。そのままカメオはベッドに倒れ込み意識を失った。
そして目を覚ますと…陽の光が差し込み鳥が鳴いている。朝だ。
(1日目のact夜は終了です。場所を移動すると2日目act朝が開始します。) [編集済] [良い質問]

すこし頭痛が…急にものすごく眠くなってそのまま寝てしまったみたいです。寝不足だったわけじゃないんだけどな…

薬！？た、たしかにそうかも…食事会ではワインを飲んだんですけど、それかもしれません…！ [良い質問]

今は自室にいます。王宮に見合わず相変わらず殺風景な部屋ですね。

いろんな人と話しましたよ。王も姫も大臣もいたし…だから1人誰っていうのはないですね

「あぁ、姫、また手が汚れていますわ」「あら本当。手を洗ってこなくちゃね。」「一体何故なんですの？姫」「私にもわからないわ。寝ながら手紙でも書いてるのかしら？ふふ」「もう姫ったら…」

姫の部屋になら声は届くかもしれないけれど…目上の人にそんな失礼な呼び方はできないですよ。

確かマカロン大臣だったかな…？ [良い質問]

姫とジェラート大臣だったと思います

マカロン大臣に注いでもらいました

特に意識して見てなかったから分からないです、すみません…

特になかったけれど、飲み物はワインしか飲んでいないから薬を盛られたとしたらワインだと思います

普通の一般人ですよ。でもすこし借金があって…富を得たくてこのチャレンジをしています。

特にいないみたいですね。

姫はアリア姫といいます。王様はレオ王ですよ。

得意なこと…あんまりないですね、恥ずかしながら…

王様は民のことをよく考えているって世間でも評判です。姫はすごく美しいから別の意味で評判ですよ。

申し訳ないんだけれど、何も持ってきていないんです。

2日目<act朝・廊下>
廊下に出ると王宮で働く職員たちが忙しく歩き去って行くのが見える。話しかけようか？ [良い質問]

今話しかけられそうなのは、廊下の掃除をしている清掃係くらいだろうか。同年代の女性は歩いていないようだ。

「おう、あんたは姫の謎解きに来たっていうやつか。話には聞いてるぜ。で、俺になんの用だ？」

「インク？そんなもん見たことねえな」

「噂は聞いたことあるが詳しいことは知らねえな。詳しい話が聞きたければ情報通のやつに聞いた方がいいんじゃねえか？」 [良い質問]

「姫が乗馬の訓練をしている隙に掃除したことは何度かあるよ。」

「ベッドと大きなクローゼットとドレッサーがあるくらいだな。あんまりものは置いてなかったと思うぜ。最近は入ってないから分からねえけどな。」

「城下町に酒場があるだろ？夕方ごろから開くんだけどよ、そこのババアがいろんな噂を仕入れてんだ。メガネかけた端の席に座って1人で飲んでるババアだからすぐわかるはずさ。」
(まとメモ更新しました) [編集済] [良い質問]

「さっき中庭の噴水広場で見かけたぜ。あの人はいつもあそこのベンチで寝てるからな。」 [良い質問]

「うーん特にねぇけどなぁ、ちょっと王は姫に対して過保護すぎだとは思うな。」

「姫付きのメイドじゃねぇか？姫の周りのことは王が認めた女の使用人がやってるみたいだな」

「腕っ節の強い女を採用したとかなんとか聞いたな」

「俺は下っ端だから大臣たちのことは詳しくねぇんだ。そういうことは本人か酒場で聞いた方がいいぜ。」

「みんな処刑されていったさ。具体的な人数は分からねぇが、初めの頃はたくさんの人が挑戦していたな。最近は謎が難問とわかって挑戦者は減っているところにお前が来たってとこだ。本当に殺されることなんてこの国では当たり前だろう？」

女性の使用人が通りかかるのが見える。

「俺はジョンだ」

「私はクロエです。アリア姫さまの身の回りの家事を担当していて、今はお洗濯をしていたところです。」

「えぇ、もちろん。姫の朝のお世話をすることもありますし、見たこともありますよ。不思議ですよねぇ。」

「えぇ、いままさに姫さまのお着替えのお洗濯をしていたところなんですよ。」

「えぇ、パジャマも汚れていました。でもうっすらと汚れているだけで、手のようにはっきり黒くなっているわけではありませんでした。」

「えぇ、私が外すときもありますよ。朝のお世話の担当の者が外しているんです。」

「私がすることもありますよ。」

「そうですねぇ、部屋の扉に鍵もかかっているのに、閂なんてやりすぎだと思うんですけれど、王の命ですから逆らえませんね。」 [良い質問]

「キーは使用人の仕事部屋にもあります。朝キーを取りに行って開けて、夜閉めてキーを使用人室に返し、キーを入れている箱自体にも鍵をかけて、その鍵は王に預けています。」

「ベッドと大きなクローゼットとドレッサーがあるだけですね。クローゼットやドレッサーは姫の部屋の方にもあるのでほぼ使っていませんし、本当に寝るための部屋といった感じなんです。」

「わたくし共使用人も姫さまとお話しすることはありますけれど、ご友人の類はほとんどいらっしゃらないと思います。」 [良い質問]

「今朝は姫さまがフルートのレッスンを受けずに遊びたいと申されたのでなだめました。」

「その通りです。」

「そうですねぇ、私たち使用人でしょうか？毎日のように姫とお話をするのは私どもか王くらいですから。」

「『お父様は心配しすぎなのよ』と憤慨されている光景はよく見かけますね。」

「寝室には置いてなかったと思います。」

「いえ、姫さまはたくさんのぬいぐるみを持っていますが、どれがお気に入りとかは聞いたことがないですねぇ。」

「はいそうです。」

「インクをつけなくてもいいタイプの万年筆はあります。印刷物は姫の宿題プリントくらいでしょうか…」

「本！本のことを忘れていました。本棚には教科書や参考書はありますね。」

「タルト王国の古典やショコラ文学、歴史書などはありますが、漫画本なんかはありませんね。」

「全体的に汚れていますが、指の先が特に黒かったように思います。」 [良い質問]

「えぇ、欲しいものは王に頼んで買ってもらっているみたいです。といっても姫の欲しがるものは禁止されているみたいですが…」

「特になかったと思います。」

「いえ、夜寝るまでは開いたままです」

「いろんなものを欲しがってますよ。ポケ○ンだの、ス○ブラだの、どう○つの森だの…まったくどこで覚えているのかしら。」

「持たされていないですね。仕事でも使いますし城にネットの設備は完備されていますけど、姫は使っていません。」

「半年ほど前からでしょうか」

「景気は悪くないですよ！政治のことはあまりわからないですが、儲かっているんじゃないでしょうか」

「事件？これといったものはねぇな」

「ええっ、検討もつきませんが…毎日お勉強されてますから、復習や予習をされて手が汚れている…とかでしょうか？

「今は女性のSPの方がついていますよ。」

「たしかにどこから得ているんでしょう…一般的に流行っているものですからねぇ、特に詳しい人などは思いつきません」

「姫さまの寝室には手袋なんてありませんから。隠すに隠せないのではないでしょうか？姫さまの身の回りのことは姫さま自身ではなく私たちが管理していますから」

「私ども姫さま付きの使用人たちは朝実際に手を見ていますから知っていますが…それ以外の方は知らないんじゃないでしょうか？特に話したりはしていませんから」 [良い質問]

みんな忙しそうで他に話しかけられそうな人はいませんね。

「乗馬のレッスンで外に出ることはありますけれど、他はほとんど自分の部屋で過ごされていますね。」

「それはそうですよ！住み込みではない職員たちもいますしね」

「大臣？そんなお偉いさんが来たら俺らはリラックスして飲めねぇよ！」

「たしかにここ最近は眠そうにしてることがおおいかもしれません。」 [良い質問]

噴水を囲むように花壇に花が咲き誇り、太陽の光が水面に反射してキラキラと輝いている。ベンチには誰かが寝ているようだ。…ん？ [良い質問]

地面に何か光るものが落ちてる…これは…コイン？ [良い質問]

丸くて小さいですね…金色の綺麗なコインです

いえ、この国の硬貨は銀色なので全く異なります

いやぁ、大臣に関係あるかは分からないですね

いえ、特に他に気づいたものはないですね。ベンチで寝ているのはプリン大臣のようですが、それくらいです。 [編集済]

わかりました。カメオはコインをポケットに忍ばせた。(まとメモ更新しました)
「プリン大臣！起きてください…！」そう声をかけるとプリン大臣は大きなあくびをしながら答える。「ふぁ〜あ、何〜？」 [良い質問]

「姫〜？姫はあんまり話したことないから知らない〜」

拾ったコインはカメオの柄がついていますね…僕じゃない方の、ですよ！この国の硬貨はタルトの絵が書かれています。

「ん〜？あんまり知らない〜。」

「悩み？眠いから寝てるだけだよ〜」

「夜は寝てるよ〜」

「いい人〜。好き〜。」

「ん〜。ずる賢くてあんまり好きじゃない〜。」 [編集済]

「ジェラート大臣かな〜。いざというとき守ってくれる性格だから〜。」 [良い質問]

「マカロン大臣かな〜。わるいことしてそう〜。」 [良い質問]

「偽札事件が半年前からはじまって、犯人が捕まってないからね〜。」 [良い質問]

「王は基本的にはいい人だと思うよ〜。姫は話したことがあまりないから分からないな〜。」

「触った感じで分かるよ〜。偽札の方がぺらぺらしてる〜。」

「結構よくできてると思うよ〜。もう半年も経つから量もそれなりに出回ってるみたい〜。」

「ん〜。ジェラート大臣と姫がなかよしなのは知ってるけど、その2人はどうだろ〜？聞いたことはないよ〜」

「分からないけど、早く捕まってほしいよね〜。」

「う〜ん、兵士の人にも少しいるかな〜。」

「警察の人が調べてるよ〜。わかってることは分からないことばっかりってことかな〜。」

「特にみてないよ〜。寝てたから見逃してるかもしれないけどね〜。」

「これはショコラ王国の財宝だよ〜。すっごく高価なものみたいだね〜。」 [良い質問]

「ん〜？イメージだから、そうとは言い切れないけど、組織的になにかしていそうかな〜。」 [良い質問]

「軽く500ホイップくらいはすると思うよ〜。」 [良い質問]

「人の形をかたどった彫刻の柄のことだよ〜。これはショコラ王国の紋様だね〜。」

「日本円…？よく分からないけれど、車が買えるくらいかな〜。」

「外交は専門の外交官が担当してるよ〜。」

「ショコラ王国の人じゃないかな〜、ショコラ王国にしかないものだしね〜。」

「う〜ん特に思いつかないな〜。」

「最近羽振りがいいとは聞いたことがあるよ〜。」 [良い質問]

「宝石とか高級時計とかそういう高いものだね〜。」

わかりました、集めます！(まとメモ更新しました)
でもドレッサーに忍び込む…できるでしょうか？また寝てしまったらどうしましょう？ [良い質問]

「それなら聞いたことあるよ〜、なかなかの腕前だと思うよ〜。」

「謎を解くならきみなんじゃないかな〜、がんばってね〜」 [良い質問]

「似てるけど、ショコラ王国民の方が彫りが深いって言われているよ〜。」

「ほぼ金持ちからだけだね〜。」

「はっきりとは分からないけど、あってもおかしくはないんじゃないかな〜」 [編集済]

噴水は透明な水を吹き上げ、水に陽の光が反射しキラキラと光っている。金色のコインを見つけたのもこの近くだ。

ベンチの正面は噴水なので部屋を監視は難しそうですね。

「え〜？なんだろう〜、ねむい人かな〜？」

「きまりをつくったり、おかねを管理したりとかかな〜。」

「年に2000ホイップは超えてると思うよ〜。」

いや、全然見かけないですね。

「お札を数えたりはしないよ〜。何の政策にいくら使うとかを決めるだけで、実際にお金を触ったりはしないからね〜。」そう言いながらも手を見せてくれた。特に汚れたりはしていない。

「5、6年前かな〜？」

アリア姫の部屋のドアの前の廊下が中庭に面しているみたいです。姫の部屋は面していないみたいですね。

「サボってないよ〜。起きてるときにちゃちゃっとやって寝てるだけだよ〜。」

「大臣の部下みたいな仕事だよ〜。昇格して今の仕事についたんだ〜。」

いやぁ、知識だけです。そこまで詳しくはないんですけど…そうだ、カメオって検索すれば実際に出ると思いますよ！

「城のお金が偽札にすり替わっていたことはないよ〜。」

「よろしくお願いするよ〜。」

「いいよ〜。えっと、ミキペディアには『瑪瑙、大理石、貝殻などに浮き彫りを施したショコラ王国の装飾品・工芸品。』って書いてあるね〜。」

「知らない〜。」

「ショコラ王国のひとが招かれて中庭に来ることもあるからね〜、落としたんじゃない〜？」

「姫は1人娘だから、姫のお婿さんが王になるんじゃないかな〜。」

他に人はいません。

「買収されそうな人もいるし、根からちょっと悪そうな人とかもいるしね〜」

「すべて城の外のはなしだよ〜。」

「聞いたことはないけどな〜」 [良い質問]

「夜でも城の見張りはいるから、部屋から抜け出せたとしても城から抜け出すのは難しいんじゃないかな〜。」

「誰だろう〜…金儲けして喜びそうな人ならやっぱりマカロン大臣や兵士たちかな〜。」

「姫以外は朝一で使用人に会うなんてことはないから分からないね〜、洗っちゃうだろうからね〜。」

「そんな部屋は聞いたことがないよ〜。」 [良い質問]

「そうだよ〜。この国では普通のことだよ〜。」

「変化はないと思うよ〜？」

「それは面白そうだね〜、聞いたことはないけどね〜。」