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管理人による新ゲーム「THE合成ゲーム」誕生

【正解を創りだすウミガメ】コレステローリング【第39回】

◆◆ 問題文 ◆◆

油が気になった男は、急いで横になった。
いったいなぜ?


──────────────────────────
さあ始まりました第39回正解を創りだすウミガメ!
司会のクラブです。よろしくお願いします。

※「正解を創りだすウミガメって何?」という方はこちらをどうぞ
→(https://late-late.jp/secret/show/d8MCaJqldjB6JV9SOlry2do4DhGUmmpYsCcIDbNu04c.

※実際の様子はこちらから
→(https://late-late.jp/tag/tag/%E6%AD%A3%E8%A7%A3%E3%82%92%E5%89%B5%E3%82%8A%E3%81%A0%E3%81%99%E3%82%A6%E3%83%9F%E3%82%AC%E3%83%A1

──────────────────────────
スケジュール(予定)

1⃣要素募集フェイズ
11/14(日)出題後 ~ 11/14(日)23:59

2⃣投稿フェイズ
11/15(月)要素決定後 ~ 11/22(月)23:59

3⃣投票フェイズ
11/23(火)投票会場設置後 ~ 11/29(月)23:59

4⃣結果発表
12/1(水)21:00

──────────────────────────
参加方法
(1フェイズのみの参加も大歓迎ですので、お気軽にご参加ください。)

1⃣要素募集フェイズ
・出題直後から「YESかNOで答えられる質問」を受け付けます。
・質問は1人1回までですが、何名でもご質問頂けます。
・質問内容は、問題文と矛盾していたり、全く関係ないものでも構いません。
・11/14(日)を経過しましたら、ヒント欄で締切のアナウンスを行います。
締切時点で投稿されていたすべての質問に、YESの返答と共に[良い質問]をつけます。
・[良い質問]をつけた質問を「要素」と呼びます。
・要素が揃った後、まとメモに全て書き出しますのでご活用ください。

2⃣投稿フェイズ
・問題文に対する「解説」を質問欄からご投稿ください。
・解説を書く際は、要素群の中から最低5個を選んで解説の内容に取り入れて下さい。
・自分の投稿した要素も選択できます。
・解説の文字数・投稿数に制限はありません。
・ 簡易解説(=解説文の要約)を付けるかは任意とします。
・投稿フェイズ中は、本文・タイトル共に自由に編集して頂いて構いません。フェイズ終了時に編集できなくなるのでご注意ください。

☆解説投稿の手順

①作品は予め別の場所(文書作成アプリなど)で作成してください。
質問欄で書いていると、その間他の方が投稿できなくなってしまいます。

②前の作品の末尾に「おわり」などの終了を知らせる言葉があることを確認してださい。
記述がない場合、まだ投稿の最中である可能性があります。

③まずタイトルのみを質問欄に入力します。

④次の質問欄に本文を入力します。コピペで一挙に投稿をお願いします。
作品の末尾には、「おわり」などの終了を知らせる言葉を必ずつけてください。

※エントリー辞退
タイトルに「投票対象外」と付記することで、シェチュ王(=次回主催)にならなくなります。
作品はメイン投票の対象になりません。サブ投票の対象にはなります。

※ロスタイム投稿
タイトルに「ロスタイム」と付記することで、投稿フェイズ終了後でも作品投稿が出来ます。
作品はメイン投票の対象になりません。サブ投票の対象にはなります。

※次回主催辞退制度
シェチュ王になっても次回主催を務める自信・時間がない…という方は、投稿フェイズ終了後に設置される投票所にて、その旨をお伝えください。
投票所の相談チャットにて「出題者のみに表示」にチェックを入れて書き込むか、主催までミニメールを送る形でも結構です。
作品はメイン・サブ両方の投票対象になります。

3⃣投票フェイズ
・投稿フェイズ終了後、「正解を創りだすウミガメ・投票会場」を出題致します。
・「メイン投票」「最難関要素」「サブ投票(匠賞、エモンガ賞、スッキリ賞)」にご投票頂けます。
・各投票の詳細については投票会場でご確認ください。

4⃣結果発表
・この問題と投票会場、両方の解説欄で結果発表を行います。
・結果に応じて、下記の特典を送らせて頂きます。
・「シェチュ王」が同率一位の場合、投票者の頭数が多い方が受賞です。それでも同率なら最終作品の投稿が早い方が受賞です。
・「最優秀作品賞」「最難関要素賞」が同率一位の場合、同率受賞となります。しかしながら、コインは1名分しか用意がございませんので、こちらは先に投稿された方のみに贈らせて頂きます。

★シェチュ王(最も票を集めたシェフ=全作品への票数の合計)
→全ての作品に[正解]、400コイン、唯一称号[◇シェチュ王◇]、次回出題権

★最優秀作品賞(最も票を集めた作品)
→その作品に[正解]、100コイン

★最難関要素賞(最も票を集めた要素)
→その質問に[正解]、10コイン

★参加賞(解説投稿、投票)
→各5コイン


長い説明にお付き合い頂きありがとうございました。
疑問点などあれば、相談チャットやミニメを通してお気軽にご質問ください。

ではこれより、第39回・正解を創りだすウミガメを開始いたします!
まずは要素募集フェーズ!1人1回までですよ!


よーい・・・・・・スタート!!!
[クラブ]

【新・形式】21年11月14日 21:00

結果発表!シェチュ王に輝いたのは……?

新・形式
正解を創りだすウミガメ
No.1[ドンマイサイン]11月14日 21:0111月15日 00:49

死神は踊りますか?

YES!①死神は踊ります [良い質問]

No.2[靴下]11月14日 21:0111月15日 00:49

1分間は80秒ですか?

YES!②1分間は80秒です [良い質問]

No.3[ほずみ]11月14日 21:0711月15日 00:49

最後の一枚ですか?

YES!③最後の一枚です [良い質問]

No.4[きの子]11月14日 21:0911月15日 00:49

いたいですか?

YES!④いたいです [良い質問]

No.5[アルカディオ]11月14日 21:1311月15日 00:49

刑事が首を突っ込みますか?

YES!⑤刑事が首を突っ込みます [良い質問]

No.6[シチテンバットー]11月14日 21:1511月15日 00:49

パイプ椅子は登場しますか?

YES!⑥パイプ椅子は登場します [良い質問]

No.7[HIRO・θ・PEN]11月14日 21:2311月15日 00:49

MPPがすごい ですか?

YES!⑦MPPがすごい です [良い質問]

No.8[ハシバミ]11月14日 21:4111月15日 00:49

語尾に特徴がありますか?

YES!⑧語尾に特徴があります [良い質問]

No.9[闇汁]11月14日 21:4111月15日 00:49

卵の白身の部分だけ焼きますか?

YES!⑨卵の白身の部分だけ焼きます [良い質問]

No.10[うつま]11月14日 21:4211月15日 00:49

大きくなりますか? [編集済]

YES!⑩大きくなります [良い質問]

No.11[弥七]11月14日 21:4211月15日 00:49

ツメのところが1番おいしいですか? [編集済]

YES!⑪ツメのところが1番おいしいです [良い質問]

No.12[ひゅー]11月14日 21:4611月15日 00:49

油が滑りますか?

YES!⑫油が滑ります [良い質問]

No.13[ベルンカステル]11月14日 22:2511月15日 00:49

上司のカツラで遊びますか?

YES!⑬上司のカツラで遊びます [良い質問]

No.14[アカガミ]11月14日 22:3311月15日 00:49

十字架を担ったのですか? [編集済]

YES!⑭十字架を担ったのです [良い質問]

要素募集フェイズ締切です!ご投稿ありがとうございました!
これより投稿フェーズに入ります。
要素一覧をまとメモに書き出しましたのでご活用ください。
-[編集済]
No.15[きの子]11月16日 21:1312月01日 21:14

子豚と主夫

くっきー くっつき あらすてきー [編集済] [良い質問]

No.16[きの子]11月16日 21:1411月23日 00:24

要約:作っているクッキーがくっついていないか心配になったが娘が前にいたから。

娘が食べていたクッキーが最後の一枚(3)であったことに気が付いた。
まだ食いたい(4)ようだし、たしかプリンの残りの卵白があったはずだからそれで新しく作ろう。
基本砂糖と小麦粉とバターに卵の白身の方を焼く (9) だけで作れるから簡単な方だ。
あらかじめオーブンを予熱して、うちのおんぼろ備え付けオーブンだから1分が60秒じゃなくて80秒(2)の心づもりで。
その間に生地作りだ。室温に戻したバターをボウルに入れて練る。砂糖を2,3回に分けてそこに投入する。
卵白を少~しずつ練らずに切るようにして混ぜていく。バニラオイルやレモンを加えると香りが良くなる。
ビニール袋の中でふるっておいた小麦粉も投入してさっくり混ぜて粉っ気が無くなったら生地の完成。
絞り袋に入れてクッキングシートを敷いた天板に絞りだしていく。焼くと結構大きくなる(10)ので小さめに間隔をあけて絞ること。
あとは予熱完了したオーブンにお任せだ。

焼き上がりが気になるようで娘がオーブン前に陣取っている。
やけどでもしたら大変なので自分もキッチン内で待機することにした。

ふと中の様子が気になり横になって娘の脇からちらりと覗いてみたところ溶けたバターの油が滑った(12)らしく生地同士がくっつきそうだ……済まない娘よ、お父さんのためにちょっとどいてはくれないか。え?ダメ?そうか…

幸いにもそれほどの被害はなく焼きあがったクッキーを冷ましようやくコーヒーで一息つく。娘はさっき食べたのにも関わらずまたパクついている。
妻が帰ってきた。「また食べさせてるの!?太っちゃうじゃない!」すまない、あまりもいい食いっぷりなものだから、つい。
~おわり~
[編集済]

No.17[弥七]11月18日 23:5412月01日 21:14

『蟹の爪、蟹の鋏』 [編集済]

地獄であぶれた空虚な男、こぼれた油に活路を見だす。 [編集済] [良い質問]

No.18[弥七]11月18日 23:5411月23日 00:24

「結局のところ、蟹の爪が一番おいしいのは、その希少価値故に違いない。」(11)

砂浜に立つ男は、水平線に浮かんだ夕日がゆっくり沈んでいくのを眺め物思いに耽っていた。ロマンチックなことは何もなく、ただ食べ終わった蟹の足先をぶらぶらと振り回し途方に暮れていたのである。

親爪はどんな種類であれ甘味が強い。寿司や天ぷらにして食べるのはもちろん美味しく頂けるだろうが、炙ったり単に身を掻き出して海水に浸すだけでも実に良い。

しかし一杯の蟹に2つしかないということ。たいして味覚におぼえのない貧乏人とっては、その特別感こそが最も重要なステータスであった。

「なのにどうだい、この有り様は。」

視線を落とせば、うんざりするほど海岸に広がる蟹の群れがあった。何も知らない人間なら産卵の時期かと勘違いするほどにおびただしい。だが決してそのような生命の神秘を垣間見ることは何もない。みんな、ことごとく死んでいるのだから。

潮が満ち、波が打たれるごとにその集合体は大きくなってゆく。(10)はるか遠い場所から流されてここへやってきたのだ。おそらくは船の貨物など、誤って海に落ちたのだろう。運の悪いことだ。絞められる前であったら、元の住処に帰ることもできたろうに。

貴重な蛋白源といえど、このままでは全て腐る。腐って生き物は寄り付かなくなる。
それなら食う以外にないだろう、たったひとりで。

「これを全部??馬鹿馬鹿しい。」

男はまた、途方に暮れる。

「しかも…よりにもよって、蟹とはね。」





ーーーーーーーーーー





男は農家の三男坊として生まれた。未子に継がせる家などなく、出稼ぎに行くしか未来のない奴。この時代では、よくある話だった。

どんな内容、条件であれ、引き受けなければ生きるという選択肢を簡単に失ってしまう。そんな生活の最後に拾われたのが蟹工船であった。

仕事は、海で蟹をとり、そのまま加工を済ませる。港に運んだ蟹は工場へ行くのが常だが、長期間も遠洋に出る漁船では運搬中に蟹が腐ってしまう。それなら船の上で加工をしてしまえば良い、という考え方だ。その環境は劣悪を極める。

毎日16時間以上も鋏(ハサミ)で蟹を捌いたが、時間などという概念はそもそも存在しない。上司の一言で、1分は80秒にもなるし1時間にもなる。(2)当然休みも風呂もない。仕事が終われば臓物庫に閉じ込められ、乾パンと卵の白身を焼いたもの(黄身は栄養があってすぐに腐ってしまう)を食べた。(9)狭い部屋で立ったまま寝る奴もいた。

船員は皆、男と同様に船にしか居場所のない人間ばかり。家を追い出された者、家族が死んだ者、借金を抱えた者。掃き溜めのようにみんな集まっていた。

「おい、ここは地獄だど!」

聞いたことのない方言で会話しているのがよく聞こえた。(8)少なくとも頭上では死神がずっと舞っていたことだろう。(1)しかし誰も上司には逆らわない。勇気ある行動を起こせば、たちまちに弾圧、拷問されるのがわかり切っていたからだ。

命を削って働き、力あるものに搾取される。
そんな現実に耐えきれず、男は海に飛び込んだのであった。

人のいない島に流れ着いたのは、ただの偶然だ。
今はこの新天地で、自分を救ってくれる誰かを待ち続けていた。





ーーーーーーーーーー





蟹が漂着して3日。

相変わらず、海岸には本当に似つかわしくない紅色で砂浜は埋め尽くされている。男は朝の行水を済ませ、その日の食事にと腐りかけを掴んだところ何かに足を取られて転んだ。(12)

丸石を踏んだのだろうがやけにぬらねらとした感触だった。

振り返って水平線を眺め、そして足先まで目線を下ろしていく。
そこには重油と思われる黒い油膜が、ゆったりゆったりとこちらへ流れてきていた。

油をしばらくみつめると、男は急いで横になった。





ーーーーーーーーーー





///………次のニュースです。

航海中の貨物船が転覆し乗組員11名が行方不明となった事故で、巡航ルートより■■km離れた小島にて全員の生存が確認されたことが海上保安庁の発表で明らかになりました。

また同領海では以前、北洋工船蟹漁に従事していた「■■丸」の船内にて指揮官の組合員5名が刃物で刺殺される事件(4)があり、依然犯人が逃走・潜伏中との報道がありましたが11名に怪我などはありませんでした。犯人に関しては海上で今も捜索が続けられています………///





「自分は、まるで砂浜の蟹だ。」

遠い場所から、あてもなく流され。
あらがいようのないものに、今にも締め殺されようとしていた。

このままでは腐る。生き物も寄り付かないほど腐ってしまう。

しかし、今なら。
生きてさえいれば、元の住処に帰ることもできるだろう。

その後、男の行先を知るものは誰もいなかった。

(おしまい)(この物語は全てフィクションです)
要素8個:1、2、4、8、9、10、11、12

※参考文献:『蟹工船』(小林喜多二)
[編集済]

No.19[弥七]11月18日 23:5411月23日 00:24

簡易解答:漁船で殺人をし、逃亡の末無人島で生活をする男がいた。そして彼は新しい人間として生まれ変わることを望んでいた。ある日島にコンテナからこぼれたと思われる大量の蟹と、重油が流れ着いた。男は貨物船が転覆し、事故が起こったことを察すると漂流者に紛れて脱出するため海岸で倒れたふりをはじめたのである。

No.20[きの子]11月19日 18:4712月01日 21:16

金持ちん家の猫とか勝ち確って思うだろ?

つれー MPPでつれーわー [編集済] [良い質問]

No.21[きの子]11月19日 18:4811月23日 00:24

吾輩は猫である。そこ、文豪のパクリとか言わない。
かの猫とは違い俺にはチーと言う名前がある。最初雌だと思って付けたらしいが大きくなって(10)雄だと判明したが結局そのままだった。
突然こんなことを言うと病気を疑われそうだが実は俺には人間だった前世の記憶がある。
とはいっても駅で電車を待っていた際に歩きスマホにぶつかられてホームに転落というロクでもないものだが。あいつは一生重い十字架を担え(14)ばいい。
ちなみに俺の飼い主はなかなか稼いでいるらしく小綺麗なマンションで多頭飼いをしている。
先輩同居猫の名前はカンとポンだ。…家に機械仕掛けの4人掛けテーブルがあるが因果関係はないはずだ。
気楽な猫ライフを謳歌している俺だが不満が無いわけではない。
その最たるものが食べ物だ。
背脂ギットギトのどろどろしたスープのラーメンが時折無性に食べたくなる。
何故そんなことを言い出したかと言うと、

飼い主が出○館でさっき言ったようなラーメンを注文しやがったからだ。

あああああめっちゃいいにおいする食べたい食べたい!!!
でも猫の体で食ったらニンニクとかネギとか塩分でたぶん死ぬ!

たまらなくなって目を閉じ煩悩を払おうと…匂いが!!邪魔する!!!
急いで他の部屋へ移動し俺は紙袋にダイブしつつ引き続き食欲と戦った。
落ち着け、落ち着くんだチー。
何か食欲が萎えるようなことを思い出せ!……そういえば小さいころ食うものに困ってヤバいもん食ったなぁ。
あとでMPP(マジポンポンペイン)がすごくて(7)死神が腹の上で踊ってる(1)みたいだった。ガチでもうダメだと思った。あんな思いはもう嫌だ。俺はここにいたい(4)。食うものも寝るところも保証された安全な場所でダラーっとして過ごしたい。よし、食欲も落ち着いてきた。食べ終わる迄もうしばらくここにいよう…

【おしまい】

※要約
猫に転生した男は好物だったラーメンを飼い主が食べているので食欲を抑えるべく横になった。

No.22[弥七]11月21日 12:1512月01日 21:16

『ねこなり坂』

きまぐれに 足を運んで ねこなり坂 [編集済] [良い質問]

No.23[弥七]11月21日 12:1611月23日 00:24

僕と祖母の住む家は、東北の深い山中に在った。

交通の便や豪雪などの理由から住民が離村したゴーストタウンは日本の各地にあったが、
その場所も準じてまた隔絶された社会の外にあった。

人はこのような土地を『限界集落』と呼ぶこともあるらしい。
祖母は畑を耕し、鳥を飼い、自分で収穫したもの以外は
僕が時折下界で買ってくる米や物持の良い缶詰などで生活していたのである。





街へ行く道中、『ねこなり坂』と呼ばれる近道があるのだが、
僕は決してそこを通らず、迂回して山を降りるように言い聞かされてきた。

日本の神様は八百万。
例えばこんな小さな坂にも、土着の神と言い伝えは存在するらしい、





「そのさかでころぶと、ねこになるよ、あんた」

祖母は自分の足をさすりながらよく話してくれた。





その急坂は冬の間、よく凍結をする。
春が来てもしばらくは、雪解け水に足を取られてまともに歩けたものではない。
だから坂を歩いた人間はみんな転んで2度と起き上がれなくなる。

つまり「寝子(ねこ)」に「成る(なる)」のだ。

それほど信心深くない僕は神様を思わずとも、論理的にそれが名前の由来に違いないと納得した。





「なあばあちゃん、こんな山奥に住むの、いっそやめたらいいのに。」

街で暮らせば、祖母が悪い足を無理して引きずってまで、自給自足の生活を続けることもない。
僕は自分が面倒を見るから街で暮らさないかと提案した。
最近の彼女はすでに、畑に出ることさえ難しくなっていたのだ。

しかし今の暮らしで十分、と強情を張る。
そしてそれに、と付け加えるのだ。

「山には山の神様がいる、置いて離れるわけにはいかん」

はあ、また神様の話か。
半ばうんざりした表情を浮かべながら、また今度までに考えておいてね、とその時は話を切った。





ーーーーーーーーーー

その夜。
僕はむせるような煤煙と大きな呻き声で目が覚めた。

「あつい、あつい、助けてくれえ」

布団から飛び起きると、裏手の土間から回った火の手が寝室まで届いていた。
外は真冬の寒気が流れているのに夕立かと錯覚するほどに弾けた火粉と轟音を立てて蠢いていた。

酷い有様だった。

八百万に消火器の神様がいるのか知らないが。
神様の消火器だろうが普通の消火器だろうが、それは等しくもって30秒だ。

火柱から小さな逃げ道をつくって、僕たちは外へと逃げた。命からがらである。
火で照らされた祖母の足は火傷で真っ赤に染まっていた。

「薬はどこだ?」
「あるわけなかろう、ああ、いたい」(4)

祖母の足は炎を避けることもできず。
まるで卵の白身だけを焼いたかのように大きな瘢痕ができていた。(9)

なんてことだ。

この場所から下界の病院までは3里程、それにこんな深夜である。
街灯などあるはずもなく、
提燈がどの程度もつかもわからぬが、闇夜の山道など灯りがなければ永久に彷徨うことになるだろう。
豪火が行先を照らしているが、それも10歩もすれば視界などなくなる。

迷っているうちに祖母の容態は刻一刻と悪くなっていく。

「もし神様がいるとすれば、今すぐにでも救って見せろ!」

頭上に死神でも今は踊っているのだろうか。(1)仏壇でも十字架でも、そんなもの担ぐことになればお前を呪うぞ。(14)
あたりに叫び散らしながら、僕は怒りに任せて近くにあった灯油を桶一杯にかぶった。

そうして袖元にたっぷりと提燈用の油を染み込ませると祖母を背負い山を走った。





ーーーーーーーーーー

頭の中に、祖母の声がこだまする。





「そのさかでこけると、ねこになるよ」

山の麓、又の分岐点。
『寝子成り坂』の頂上で僕は足を止めた。
迂回をすべきか、降りるべきか?

当然転べば、全身油まみれの体など一瞬のうちに引火して祖母子もろとも火達磨だ。(12)
しかしここで降りなければ手遅れになるかもしれない。
足元が暗く斜面の様子などわからない、どうすればいい…??

僕は意を決して、坂に這いつくばって坂を進んだ。

さ、寒い…。

なにしろ衣服の全てが油で濡れているのだ。
想像を絶する地面の冷たさが、直接体温を奪ってくる。

まだ終わらないのか、まだ終わらないのか。
この先に、到着というものがまるで存在しないかのように感じ、意識が落ちて来た頃。
僕はふと、

闇の先に光る二つの粒を見つけた。





照らされているのは奇妙なほどどでかい図体をした山猫の眼だ。
それが坂の上でこちらを伺っている。

奴は偶然の鉢合わせに驚いたようであるが、そのうち甲高い声でひと鳴きをすると、
わらわらと仲間が藪から出てきては坂に沿って大きな毛鞠の行列を作った。(10)

呆気にとられて理解が追いつかなかったが、
しかし気づいた。
奴らが歩いたその道は、凍っているわけでも濡れているわけでもない。
あそこなら大丈夫だ。

僕は一心不乱に坂を駆けた。
そして提燈の灯が消える前に、町まで辿り着くことができたのである。

院のブザーを押し続けたら、寝巻き姿の先生が起きてきて薄黄色い点滴パックやら清潔な包帯やらを出してくれた。
祖母は助かった。

僕の方は赤チンのついた脱脂綿で傷を消毒された。
灯油をかぶるなんて馬鹿げている、とも言われた。松田先生の息が少々酒臭かったのを今でも覚えている。





ーーーーーーーーーー

あの時山猫が助けてくれた…

遠思うほど僕は信心深くはないが。

当時の話をするたびに元気になった祖母は喜んで「それは猫の神様のおかげだ」としきりに言った。
言い伝えや伝説は案外それほどいい加減なものなのだ。

それから毎日、2人で蟹の爪など少々の贅沢ものを坂の下に供えるようになった。(11)

太々しい奴らは、時間になると鳴き声を上げながら決まって現れる。

今では『猫鳴り坂』なんて看板が立っていることが、可笑しくてしょうがない。

(おしまい)(この物語は全てフィクションです。)
※要素:1、4、9、10、11、12、14

参考:「こけたら猫になる坂」(毎日新聞)(https://mainichi.jp/articles/20200821/k00/00m/040/073000c)
[編集済]

No.24[弥七]11月21日 12:1611月23日 00:24

簡易解答:深い山中に祖母と2人で暮らしていた僕。ある日家事により祖母が足に重傷を負ってしまう。街灯もない道のりを進むため燃料の油を被り、彼女を背負って山道を走るが途中の坂で転んだ場合はそのまま命に関わるため、横になって這って進むことにしたのである。

No.25[ハシバミ]11月21日 18:1612月01日 21:17

「いくひ」

武士は食わねど高楊枝、母を食わせる罪と意地。 [編集済] [良い質問]

No.26[ハシバミ]11月21日 18:1711月23日 00:24

【簡易解説】
 灯りに用いる油の減りが気になった男は、急いで火を消して眠りについた。

――――――――――――――――――――

「困ったならばこれを使え」
 残された金も、ついに最後の一枚だ。(3)
 これでいつまで生活できるというのか。吐く溜息すらも惜しい。
 僅かな金貨を残すのならば、要らぬ矜持を冥土に持っていってほしかった。
 それともあの男は一人でパライソなんぞに行ったのだろうか。

 
 パライソ、という言葉を初めて聞いたのは五つになったばかりのころだった。
 家にいるばかりの父がふと、「パライソにでも行きたいものだ」と漏らしたのだ。
「はらいそ?」
「ああ、冥土――じゃねェか、浄土さ」
「じょうど」
「死んだら行ける、いいところだよ」
 信心の欠片もない俺が行けるようなところじゃあねェがな。そう言って笑いながら幼い俺の頭を撫で回した父の手の大きさは、今でも覚えている。
 適当なことばかりを言う人ではあったけれど、確かに憬れ、尊敬していた。
 そうして記憶にあるような大きな手を持つようになった今はただ、恨めしい。(10)
 
 父が死んで十余年。家に入る禄なんて一つもなかったのだと知って、十余年。
 働きに出ようとすれば母に止められる。しかしそれでどうして飯を食おうというのか。
 母の目を盗んで金を稼いでは、引き戻されて説教を食らう。
「貴方は武士の子なのだから」
 それが最早、母の語尾となっていた。(8)
 口を開けば武士、武士と。身分なんぞで腹の膨れるものか。言えば頬を叩かれる。

 飯よりも身分が大事ならば、さっさと父のところへ行けば良いのに。

 それは果たして、口に出したのだったか。 
 ただ、はたと見遣った母の顔は歪んでいた。思えばそれが始めて見たあの女の泣き顔だった。父の遺体を前にしても涙の一つも見せなかったのに。(4)
 気丈な女であったことは違いない。支えとするものが間違っていたのだ。意味のない身分に、ありもしない名誉にすがっていては、ただの馬鹿に変わりない。

 それでも俺は、僅かばかりの情と惰性と、後は意地で飯を工面してきた。己一人ならば奉公に出ればよいのだが、ついぞその道は選ばなかった。
 馬鹿は俺も同じだ。要らぬものを残した父も、ありもしないそれに縋る母も、何も捨てられぬ俺も。
 捨ててやるのが実際、母のためでもあるはずだ。それを分かって猶、ただ綱渡りを続けている。
 それは紛れもなく俺の罪だ。
 灯芯の先で炎が揺れる。
 愚かだろうと、意味がなかろうと、生憎俺はまだ生きているし、生きていたいと願っている。(4)
 火を消して布団に潜る。油ももうじき尽きるのであった。食料はどれほど残っていたか。日銭を稼げる仕事は。
 生きている。生きていく。いつか母を捨てる日が来るのだろうか。捨てずとも死ぬか。或いは俺が先か。
 それでも。

 パライソになど、俺は行けないのであろう。(14)



(終)
[編集済]

No.27[とろたく(記憶喪失)]11月21日 19:2912月01日 21:17

『その後、このネタはいろいろあって優勝した』

生殺与奪を預けたら、命を救う潤滑油。 [編集済] [良い質問]

No.28[とろたく(記憶喪失)]11月21日 19:2911月23日 00:24

 私、堂本は暗闇の中にいる。

 後ろ手には手錠がかけられており、冷たいパイプ椅子に縄できつく縛り付けられていることは容易に想像できる。(6)

 身動きもとれぬまま数分が経過し、なぜだかじっとりと汗が全身からまんべんなくにじみ出ていることに気づいてから、私はやっと異変に気がついた。


「……あの……女王様……?」


 呼びかけても返答がない。
 何が起こったというのだ?

 ここは新宿のSMクラブ「女王蜂の館」なのだから、いつもならとっくに痛みと辱めのロングコースを受けているはずなのだが。(4)

 状況を把握したいところなのだが、今は運悪く目隠しをしていて視界は塞がれている。

 それにさっきから全身より噴き出てくるこの汗。
 ブリーフと靴下しか身に着けていないからか、なんとなく多めに出ているような感覚にさえ陥っている。

 だが、今は冬だ。
 寒さを楽しむために暖房を切ってもらっている。

 だがそういえば、先程からなにかバーナーで燃やすような音が部屋中に響き渡っているような――


「大丈夫ですか!!」
「何!? 何が起きたんですか女王様!?」
「火事です!!」
「火事!? そういえばパイプ椅子の金属部分がめっちゃ熱い!!」
 吸血鬼プレイの時に担わされた熱したアッツアツの十字架ぐらい熱い!!!(14)
「落ち着いてください、まずは目隠しを外しますから!」

 そして視界に飛び込んだのは、同じくパンツ一丁と頭にストッキングを被った男だった。

「あ、ありがとうございま……うわっ誰!?」
「今は逃げるのが先だ! 縄を解くのでじっとして! ……くそ、縛りがきつすぎる!!」
「ちょっと痛いぐらいにしてって頼んだので……」
「だとしても体に食い込みすぎですよ! こんなのチャーシューじゃないですか!」
「すいません! 私は卑しい豚野郎です!」
「同じ豚野郎でもせめて語尾を『ブヒ』にしてからにしてください!」(8)
「わかりましたブヒィ!! ……そういえば、女王様は?」
「ご心配なく。従業員の方々は私が避難させました。今この階にいるのは、私とあなたの二人だけです」
「な、でもこういうのって普通従業員が避難させるんじゃ……」
「私は……消防士です」
「消防士!?」
 火災現場で消防士がパンイチ手錠にストッキング頭だと!?

「店を予約する時の名前は加護村です。よし解けた……この部屋を出ると非常階段がありますので、それを下まで降りて避難してください」
「え……加護村さんは?」
「わたしは他の階で逃げ遅れた人を探してきます。なぁに、この程度の炎、大きなロウソクみたいなもんですよ」
「そんな……私も行かせてくださいブヒ!」
「駄目です。一般人を危険に晒すわけにはいきません」
「いいえ行かせてください!」
「駄目だ!」

「私は刑事です!!」(5)
「何ィ!!?」

「……オフなので手帳は今ありませんが赤羽警察署警部補の堂本です。店を予約する時の名前は……堂本です」
「警察が本名で来ている上にブヒブヒ言っていい店ではない……!」
「目の前の命は助けます、だから行かせてほしいブヒ……!」
「……」



「……はは、止めても無駄だって目ぇしてるよ」
「……」
「……絶対に、生きて帰るって、約束できますか」
「……知れたこと」


「――私達は今日、この日のために女王様のすごいM(ムチ)P(パン)P(パン)に耐えてきたんだブヒィ!!!!」(7)
「その通りだァ!!!!!」


《ドゴォ!!!!!》


「地面が少しぬるついているブヒ……これはもしや」
「ええ。ここは油まみれでヌルヌルプレイを愉しめるエリアのようですね。滑らないように気をつけてください」
「やはり油のせいか炎は上の階より少し強い気がしますブヒ……」
「とはいえ、防火扉などの設備はしっかり作動しているようです。火の手があってもこれなら最小限の犠牲で済むでしょう」
「しかし……なぜ火災が起きたんブヒょうか」
「ああ、どうもプレイ用に目玉焼きを作っていたのが原因のようですよ」
「目玉焼き……?」

「知りませんか? 体の上に直接できたてホヤホヤの目玉焼きを乗せてもらうんです」
「できたてホヤホヤ……?」
 私は思わず唾を飲み込んだ。

「火傷しないよう卵の白身部分だけ固める程度に焼いたのを乗せ、手を使わずに貪り食うさまを女王様に罵ってもらうんですよ」(9)
「な、なんて羨まブヒィ……」
 私も生きて帰ったらやってもらおう……



 ====================


「……よし、この階も大丈夫そうです。では次の階に――」


《ドカァン!!》

「!! 今の音は!?」
 私達は振り返る。

 ……火が、先ほどよりも大きくなっていた。(10)

「ついに油に引火しちまったか……!」
「ぶ、ブヒーッ!! どうするんです、非常階段はあっちの方にありますよ!!」
「大丈夫です、安心してください。さきほど防火扉が何箇所かにあったでしょう、あそこをたどれば反対側の階段に行けるはずです」
「わ、わかりました。……でも大丈夫かな……」
「何か問題が?」
「……い、いえ。なんでもありませんブヒ。……行きましょう」
「……?」



 ====================


「……くっ、やはり高温の油じゃ炎が広がるのはあっと言う間か……!」
「ですが防火扉もこれが最後の一枚のはずです。このまま一気に行きましょう」(3)
「……」
「……堂本さん?」

 私は防火扉を見つめた。

「……まずいブヒ、私じゃ通れない」
「な……何を言ってるんですか、防火扉は目の前なんですよ? ここは油まみれで危険ですし早く……」

 私は首を横に振った。



「私の体重、ご存知ですか」
「え……」
「100kg超えです。……まあ、加護村さんはあんまり驚かないでしょうけど」

 ……そう。私は見た目通りの豚野郎なのだ。

「これじゃ……私の体型の幅的に、通れない」

 くそ……ここまでなのか……?
 私の人生、こんなところで散々死神と踊っちまった挙げ句に終わってしまうのか……?(1)

 ……心なしか、走馬灯が見えてきたような気がする……



 ***


 私は、子どもの頃からずっと刑事にあこがれていた。
 厳しい警察学校の教習を終え、やっと手に入れた警察手帳に、最初のころは期待に胸を膨らませていた。

 だが……現実は甘くなかった。
 同期たちがどんどん出世しても、私はなかなか警部補に上がることができなかった。
 それどころか後輩の足さえ引っ張って、1分でできるような仕事さえ80秒かけるほどのタイムロスの積み重ねが、私の心をより押し潰していた。(2)

 そんなある日、大学時代の先輩に連れられて入った店で衝撃の体験をする。

「まさか部長がカツラだったなんてね……」
「お、お願いします。このことは部下には……」
「どうしよっかなぁ……じゃあ部長は何してくれるんですか?」
「えっ……」

 カツラがバレた上司と部下、という設定で遊んだだけなのに、私はその中に喜びを見出していた。(13)
 頭髪が薄いことはコンプレックスだったはずなのに、そのコンプレックスさえも幸福に感じられたのだ。

 これが被虐心か。これが嗜虐というサービスなのか。
 私は、この需要と供給をその時理解した。
 仕事で積み重なったストレスが、一気に爆ぜるように解き放たれた気分になった。

 私はSMにのめり込んだ。
 
 自分の頭髪だけでなく体型さえもSMで克服した。
 飼い猫に爪で引っ掻かれたりした時さえも、懐かれない怒りや悲しみでなくSM的には爪で引っ掻かれたところもオイシイという喜びの感情が湧き上がった。(11)
 そして身についたタフさを仲間たちも買ってくれ、私は警部補に昇進することができた。


 痛みこそが私を強くし……そして、耐え抜いた結果成功することができたのだ。



 ***


「堂本さん!!!!」
「……ハッ! 30分延長で……」
「何言ってるんですか! 二人で生きて帰るって約束したでしょう!!」

 ……くっ、そうだった。
 私を信じてくれた加護村さんを、ここで裏切るわけにはいかない。


 なにか……なにかないのか。

 この場所で、例えばこの難関を突破できるようなものが――


 ……くそ! 床に油がぶちまけられているせいでずっとプレイのことばっかり考えてしまう!
 油にばっかり目が行っていては意味が……


 ――『ここは油まみれでヌルヌルプレイを楽しめるエリアのようですね。滑らないように気をつけてください』――



 ……待てよ?



「……油は――『滑る』……?」(12)

 私は油まみれの床を見据えた。

 そして――一か八か、その床の上にゴロゴロと寝転がった。

「! 堂本さん、なぜ横に……?」
「見ればわかるでしょう、油まみれになってるんです」
「なっ……ここに来て最期のSMプレイだと!? 無茶だ、女王様もいないのに……」
「……ただのSMプレイかどうかは……」


 ――見ればわかるさ!!!


 私は油まみれの体で防火扉から遠ざかる。
 炎から伝わってくる熱が、豚の丸焼きよろしくこの身を焦がしていくような気がする。

 熱い。だがこの距離なら、十分だろう。


「うおおおおおおおおおっ!!」
 私は全速力で防火扉の方へと駆け出し――






 ――スライディングした100kgの巨体は、ギリギリの防火扉の隙間をスルリと抜けた。



 ====================


「……まさかプレイ用の油を、潤滑油として使うとはね」
「はは……運が良かっただけですよ。それにあなたがいなければ、きっと怪我人もゼロでは済まなかったでしょう」
「あなたの協力があってこそです。本当に、感謝します」
「……」
「……堂本さん?」


「これで……あなたとは、お別れですね」
「……そうですね……あなたとは一時間も満たない時間しか過ごさなかったのに、なぜだか仲間と離れ離れになってしまうような、そんな気持ちになります」
「……また、どこかで会えますか?」

 私がそう言うと、加護村さんはストッキングで捻れた口角を上げて笑ってみせた。

「……何の根拠もありませんが、あなたとはまたどこかで会える気がします。そう――」




 ――五反田あたりでね!



 ~完~


【まとめ】
 油が気になった男は、急いで横になった。
 いったいなぜ?

 ↓

 火災現場、床には油がぶちまけられているがまだ引火していない。
 ふくよかな体型の男は狭い防火扉をくぐりぬけるため、床の上に横になり、油まみれになり滑りをよくした。(潤滑油がわりにした)


【参考元】
・空気階段「火事」【キングオブコント2021 決勝披露ネタ】
 https://www.youtube.com/watch?v=47vrrq1Ihbc

【使用要素】
・全部
[編集済]

No.29[うつま]11月21日 23:1812月01日 21:18

「醜態」

語尾が独特すぎる男 [編集済] [良い質問]

No.30[うつま]11月21日 23:1811月23日 00:24

男は刑事。いつものように愛車に乗り込もうとすると、地面の油が滑って(12)転けてしまった。
もしかしたら車から油が漏れているかもしれないと思った男は横になって地面に寝そべり、首を突っ込んで(5)覗き込んだ。
やはり車から油が漏れていて、それを確認し終えた男は首を上げようとするが、距離感をミスってしまい、頭を車にぶつけてしまう。
ガコンと音が大きく鳴り(10)、男は「痛いっぴょ(4)(8)」と思わず変な声を漏らしてしまったのだった。

使用要素:4,5,8,10,12(5個)

No.31[シチテンバットー]11月22日 23:1712月01日 21:20

タイトル「11月21日のLTW興行」

鋼の 拳骨 痛そう [編集済] [良い質問]

No.32[シチテンバットー]11月22日 23:1711月23日 00:24

【簡易解説】
プロレスリング内から落ちないように相手をリングから落とすルールにて、油をリング内に撒いて相手を滑らせようとしたレスラーがいたため、滑り落ちないように急いで横になった。

【以下簡易でない解説】
「さあLTW特別興行『The War Remember November~勤労感謝の日なので全力でプロレスラーの仕事を果たしてみた~』も残すところ一戦のみとなりました。多阿取市民体育館に集まった800人の観客も、メインイベントの開始を今か今かと待ち構えております!引き続き実況は海見戸蘭、解説は元丸々井レスリング世界王者である78バテオさんにお越しいただいております。バテオさん引き続きよろしくお願いします」
『こんばんは、よろしくお願いします』
「さあメインイベントは今回史上初めての形式である『40人スーパーカオスランブルマッチ』となっております。来月の25日に開催される特別興行『Single Hell~クリボッチ?孤高の言い間違えだろ~』のメインイベントであるLTW世界王座6way戦に参加できる最後の一枠を賭けて40人が死闘を繰り広げます!」
『ええ。元々は先月16日の特別興行『Fatal Fall~秋の夕日に散るバカ紅葉~』にてマーク・ゴールドアイ選手が朝原義人選手から王座を奪還。およそ1年8か月続いた朝原王者時代にピリオドが打たれたことが発端でした』
「いやぁあれは本当に驚きましたね。過去10年にで一番の衝撃だったのではないでしょうか」
『ええ。まあ始まったものはいずれ終わりが来るのは当然なのですが、それでも長らく続いた物が終わる時は何かしらのインパクトというか影響があるのは避けられないですからね』
「ええ。それで、LTWには王者が王座を落としたら再戦権が付与され、それを使うことで優先的に王座戦を組める制度があるのですが、敗戦直後の興行にて再戦権行使を宣言。しかしただの宣言では終わりませんでした朝原選手」
『ええ、流石は観客の熱狂を最優先する朝原選手、単なる再挑戦では物足りないと感じたのでしょうね』
「ええ。再戦権の行使は11月ではなく12月の特別興行で行うとのこと、そして自分だけでなく二人の挑戦者を加えて6way戦での王座戦を希望。運営にこれを受理されました。するとゴールドアイ選手が対戦相手はこちらで決めたいと発言。何でもこの王座を狙うに値する人間が誰か必死に考えて、来週の興行で発表するとのことでした」
『『朝原が二年弱も戦い続けて格を上げ続けた王座だ。試合に増える人数が増えることで試合がエキサイトすることは俺も歓迎だが、生半可な奴に参加させたくない』とも発言してました。彼なりの朝原へのリスペクトとも受け取れますね。しかし多人数形式は基本的に王者にとって不利なのですが、それにもかかわらず二つ返事で受け入れるとは、彼もよほどのエキサイト好きですね』
「勝ち負けに関わらずとにかく興奮したいという信念がありますからね。そして次の週になりましたが、ここで彼は驚くべき発表をしました」
『ええこれも本当に驚きましたね』
「はい。彼はこの試合への挑戦権を『クリスマスバケーションへのチケット』と称して順に発表しました。一人目は当然朝原義人選手。二人目は去年のデビュー以来破竹の勢いの快進撃を続ける玖丈ケン選手。三人目は現役12年目にして今年遂に覚醒したデイビー里崎選手」
『里崎選手の名前が挙がった時は観客席から歓声とどよめきがあがりましたね』
「確かな才能を持ちながら怪我や不運に苦しめられ続けてましたからね。そして四人目が先月誕生したイギリスの新進気鋭の団体、英田部レスリングから殴り込みをかけたサム・ガブリエル選手。そして五人目ですが、決めきれなかったというのと可能な限り候補を増やしたいということで、争奪戦を行うことを要求。すると運営は『30人スーパーランブルマッチ』の勝者を最後の一人とすることを発表しました」
『発表時点では普通のランブル戦だったんですね』
「ええ。しかし日が経つにつれてレスラーたちがもっとグチャグチャにしようと言い出し、途中で何か人数も少し増えて、最終的には『40人スーパーカオスランブルマッチ』となりました」
『大丈夫なんですかね』
「分かんないです。まあとにかく40人がクリスマスバケーション行きのチケットの最後の一枚を賭けて戦うわけです(3)

「会場では着々と準備が進んでおります。それでは改めて・・・えー・・・『40人スーパーカオスランブルマッチ』のルールを説明します。まあその前にそもそもランブル戦が何か、という説明からですね。それではバテオさん、よろしくお願いします」
『はい。まず通常の『スーパーランブルマッチ』ですが、まあ詳細は『ランブル戦』でググっていただくとして簡潔に説明しますと、まず二人がリング内で試合をして、一分後に一人が入場、その一分後にまた一人が・・・といった感じで最終的に40人、いつもは30人ですが今回は40人が試合を行います。そして場外に落ちた選手は脱落、というルールとなります』
「ここで注意すべきは『オーバー・ザ・トップロープ』ルールのことですよね」
『ええ。プロレスリングはご覧の通り三本のロープが張られていますが、これの一番上のロープ、所謂トップロープですね、これを超えて落とさないと脱落扱いにならないということです。つまりこれを超えないように意図的にリング外に避難するという戦法も当然アリというわけです』
「はい。で、ここまでが通常の『スーパーランブルマッチ』のルールなのですが、今回は特別に『スーパーカオスランブルマッチ』となっております。これはルールにどのような変更があるのでしょうか?」
『はい、まあ変更というより追加といった感じですが、武器の持ち込みや使用が許可されております。はいもうメチャクチャですね』
「はい。この団体で武器持ち込み可となるともう嫌な予感しかしないのですが、何せ今回は40人。ハプニングは必至でしょう。さてまもなく試合スタートです!」

「さあ現在まで35人が入場してきました。脱落者は21人!現在リングには14人が争っています!そしてまだ入場していない選手がまだ5人。誰が登場するでしょうか!」
『まだ残っている選手にも有力選手がたくさんいますよ!先ほど35番目として入場したショウジ選手も先月の特別興行でのLTWサイタマ王座戦など熱戦を数多く繰り広げています。あとは結果がついてくれば申し分ないのですが』
「さあそのショウジ選手、葛葉選手に得意のローリングエルボー!そしてリングから出した!葛葉圭一郎選手脱落です!・・・あっと!ここでショウジ選手に竹刀!!隙を突いた小豆畑選手が竹刀で一閃!!ショウジ選手悶える!!そこに平良選手がパイプ椅子!!(6)流石のコンビネーションです!!」
『素晴らしいですね。今年7月に彗星のごとく現れた新生タッグ『MPP』正式名称『The Most Principal Players』。小豆畑巧選手と平良耕太郎選手の驚異的な身体能力やテクニックに抜群のコンビネーションから対戦相手を圧倒し続け、今最もタッグ王座に近い二人と評判です』
「しかし二人はタッグ王座は勿論のこと、個人の王座も視野に狙っているとのことです」
『タッグ王座に専念していたらすでに王座への挑戦権を手に入れていただろうという話を一度や二度ならず聞いたことがあります』
「MPPとデーモンコア・ブラザーズの王座戦、想像しただけでワクワクしますね!さあそのMPPがショウジ選手を攻め立てる!あっとしかし鋼拳骨選手がMPPを攻撃!竹刀を奪い取り、二人を殴打!そしてショウジ選手も殴打!リング内に14人いる現状、一瞬たりとも気を抜けません!さあそろそろ次の選手が・・・」
『来ないですね?』
「ええ。先ほどの入場からもう一分は経ってるはずですが・・・」
『何かトラブルですかね?大丈夫でしょうか』
「ええこれは・・・あ、今カウントダウンが始まりました」
『あ、良かった。大丈夫か』
「さて36番目は・・・安藤・ザ・ジャイアント選手です!団体最長身の210cmを誇る大巨人!過去LTWサイタマ王座戴冠歴三回を誇る彼ですが、まだ世界王とは縁がありません。彼にとって絶好のチャンスと言えるでしょう!」
『はい、その巨体を生かした豪快なファイトスタイルと、独特の訛りが残った喋り方から観客人気も高い選手です。頑張ってほしいですね』
「はい、特に語尾に特徴があるとのことです(8)。そして先ほどですが、20秒近く本来よりも入場が遅れてしまったそうです。まあ試合自体に大きな影響はないと思われます」
『この時だけ一分間が80秒になってたんでしょうね(2)
「まあそうなんでしょう。さあ安藤選手がリングイン!リング内の選手に強烈なチョップを浴びせています!」
『今残ってる選手はほとんどが十分以上戦い続けて多少なり疲弊してる一方で、今入場した安藤選手はまだ元気一杯ですからね』
「一般的に最後の方に入場する方が有利と言われる所以ですね。入場順はクジで決まってますので、運も試されているということです」
『そうですね』
「はい、おっと鯉沼選手が背後からパイプ椅子で殴打!安藤選手をパイプ椅子で連続で殴打しています!(6)・・・が、効いていない!うろたえている鯉沼選手に・・・カウンターで張り手!!これは痛い!!(4)凄まじい音が会場に響き渡りました!!一発でグロッキー!!見た目に違わぬ怪力の持ち主です!!!そして鯉沼選手を場外へ放った!!!さらに近くにいた紺田選手にも張り手を与え場外へ放り投げる!!!そしてロープにもたれかかってる井上選手にも張り手!!!勢いそのままに場外へと落ちていった!!!さあ後ろから馬原選手が殴り・・・いや止められた!!そのまま担ぎ上げてボディスラム・・・場外へと直接落としていった!!!安藤選手、あっという間に四人を排除!!!」
『いやあ凄いですね!!疲弊してたとはいえ短時間で四人を!!』
「はい・・・あっとMPPが見事な合体技!!小豆畑選手、平良選手を踏み台にジャンプをし、見事な延髄斬りを安藤選手に決めました!!安藤選手の巨体が一撃で揺らぎます!!」
『やはりMPPの合体攻撃は何度見ても凄いですね(7)
「はい。そして二人がかりで安藤選手を・・・あっと振り払われてしまいました。さあそしてカウントダウンが開始!37番目に登場したのは・・・倉持健斗選手です!今年の7月にデビューした機体のルーキーレスラー。まだシングルでの勝利はありませんが、玖丈選手や現世界王者のゴールドアイ選手といった一流レスラーとの試合でも一歩も引かないガッツを見せました。9月にはノンタイトルながら当時の王者の朝原選手とも熱戦を繰り広げております。さあこの試合でどんな爪痕を残すか!」
『倉持選手、何かデビュー当時より身体が大きくなってません?(10)
「たしかに一回り以上大きくなっているように見えます!入団当初から筋トレやビルドアップに取り組んでいました」
『卵の白身や鶏のささみを積極的に摂取していたようですが、生卵が苦手らしく、黄身と白身を分けた後に白身だけ焼いて食べていたそうです(9)
「そうですか!さあ倉持選手が豪快なヒップトス!!さらにショルダータックルを決めていく!!動きが鈍ったレスラーにとって彼の勢いは間違いなく脅威!!」
『いいですね!!』
「おっと背後からデイブ・キンケイド選手が必殺のスリーパーを狙う・・・が背負い投げで反撃倉持選手!!そして背中に蹴りを決めていく!!」
『これは上手いですね。彼のスリーパーは一度決まったら脱出不可能と称されてますが、それに対しても焦らずパワーとテクニックを使ってカウンターを決めました』
「キンケイド選手は『リッパー』、すなわち『死神』という異名が付けられるほどのサブミッションの名手ですが、誰に対しても一歩も引かないのが倉持選手の長所!!」
『おっと安藤選手が狙っている!』
「安藤選手が倉持選手にラリアット・・・をかわしてお返しのラリアット!!ラリアットの連発!!安藤選手交代!!ロープによりかかった!!」
『これは凄い!!安藤選手ほどの巨体をよろめかせるとは、かなりのインパクトですよ!!』
「倉持選手、安藤選手の脱落を狙う!!助走をつけて・・・ああっと安藤選手がかわした!!そして勢いのまま場外へ転落!!倉持選手ここで敗退!!」
『これは残念ですねー。彼の持ち味である勢いの良さが裏目に出てしまったというか・・・、あるいはそれを利用した安藤選手を褒めるべきか』
「しかしリング内の選手はダメージを隠し切れない様子!一分にも満たない出場時間でしたが確かに爪痕を残しました!さあカウントダウンが始まりました!38番目は・・・おっと霜浦大吾選手!今年8月に結成されたユニット『LTW警察署』のリーダーを務めます」
『警察をモチーフにしたユニットとのことなので、霜浦選手は署長と呼ばれてますね』
「ええ、そしてユニットメンバーの巡査ことJUNTARO選手、巡査部長こと田中真尋選手はすでに入場済みです」
『しかし安藤選手や倉持選手の猛攻でだいぶへこたれているようですね』
「そうですね。さあ警察らしく警棒を片手にリングイン霜浦署長。そして警棒で殴打!殴打!高笑いしながら警棒で相手選手に殴りかかっています!何という悪徳警官!プロレスでなければ大炎上間違いなしでしょう!!」
『まあここでやってることってプロレスじゃなきゃ炎上するやつしかない気もしますけどね』
「あっとここで安藤選手が立ち塞がる!しかもいつの間にか竹刀を手にしている!霜浦署長後ずさり!強者に対して縮こまるその姿は何とも小物臭い!」
『あっと背後から!』
「おっと安藤選手の背後からJUNTARO巡査と田中巡査部長が攻撃!各々の武器を用いて安藤選手を攻撃してます!霜浦署長も加担!有利になってから攻めに転じる様はやはり小物!」
『なんで田中巡査部長は手錠で殴ってるんですかね?』
「メリケンサック代わりかもしれません。さあ流石に三人がかりでは安藤選手も分が悪い・・・いや、安藤選手反撃!!二人を放り投げ、そして真下署長に強烈なラリアット!!!ああっと何ということだあ!!!!!ラリアットの衝撃で真下署長のカツラが吹き飛んだ!!!!!」
『これは大変なことだ!!!』
「真下署長カツラが無いことに気付いた!!!明らかに慌てている!!!あっとJUNTARO巡査と田中巡査部長が後ろから安藤選手に攻撃を仕掛けた!!!明らかに油断していました安藤選手!!!」
『明らかに呆然としてましたね。突然カツラが取れたことで志向が止まってしまったのでしょう』
「その隙が命取りとなった安藤選手!!しかし窮地なのは霜浦署長も同じ!!カツラを探している!!その間に二人が安藤選手を・・・あっと何ということだ!!!JUNTARO巡査が持っているのは署長のカツラです!!!カツラを鞭のように安藤選手に叩きつけている!!!仮にも上司のカツラをもてあそんでおります!!!(13)田中巡査部長がそれに気付いて・・・あっと田中巡査部長もカツラで攻撃し始めた!!!二人で交互にカツラで攻撃!!何故巡査と巡査部長が明らかにヤバそうな所業に首を突っ込んだのか理解不能です!!!(5)
『カツラはともかくとして、安藤選手はけっこう辛いのではないでしょうか』
「ええ。猛攻を受けた安藤選手、ロープにもたれかかります!JUNTARO巡査が今拾ったかのようにカツラを霜浦署長に渡しました。カツラへの狼藉はバレてないようです。さあJUNTARO巡査と田中巡査部長が片脚ずつ持ち上げる!絶体絶命か・・・おっと霜浦選手が止めましたね?」
『どうしたのでしょうか・・・』
「これは二人に何か言っているような・・・あっと霜浦署長、安藤選手を自分の手で脱落させたいようです。二人の貢献を無視して手柄を横取りしようとしています!」
『まあ安藤選手ほどの強豪なら、それを脱落させる『詰め』という一番美味しいポジションは譲りたくないですよね(11)
「流石の二人も不服な表情!霜浦署長が二人に怒鳴り散らし・・・あっと!!後ろから隙をついてMPPがJUNTARO巡査と田中巡査部長をドロップキックで場外へ落とした!!!そして動揺した霜浦署長、安藤選手に喉を掴まれた!!!これは必殺のダブルハンド・チョークスラムの構え!!!持ち上げて・・・場外へ落としたあああ!!!悪徳警官三人衆がまとめて脱落!!!」
『これはやってしまいましたねえ。霜浦署長が口を出したりしなければ安藤選手を脱落させていた可能性が高かっただけに痛恨でしょう』
「自分の手柄欲しさにせっかくの機会を逃してしまいました!!さあカウントダウンが始まる!!39番目は・・・おっととうとうやって来ました!!!凶器を使わせれば団体一の名手、志島潤選手が登場!!!麻袋の中には詰め放題かと言いたくなるほど武器が詰め込まれている!!」
『観客のボルテージが一気に上がりましたね!!』
「さあある意味彼のための形式と言っても過言でもない今回の試合!!彼の武器捌きには注目です!!!」
『さあまずはどんな武器を使うかに興味がありますね!』
「はい、まずは竹刀でしょうか、それと鞭・・・いや取り出さない!!武器が入った麻袋をそのまま振り回して殴打しています!!一通り殴ってから袋から・・・木製バットを取り出しました!!!そしてフルスイング・・・は避けられて鋼選手に反撃されてしまった!!!そして追撃に・・・はいけない!!!攻撃後に跪いてしまった鋼選手!!!」
『鋼選手は6番目の入場でしたからね。かなりキツイと思いますよ』
「鋼選手何とか立ち上がり・・・おっと麻袋に興味があるようですね。中から・・・これは?何でしょう・・・あっとこれは!!!」
『おおこれですか!!!』
「レゴブロックです!!!玩具でありながらあらゆる人類の足裏に甚大なダメージを与えてきた兵器を持ち込んでいました志島選手!!!そして・・・バラ撒いたあああああ!!!鋼選手、レゴブロックをリングにばら撒きました!!!そして小豆畑選手を担ぎ上げ・・・ボディスラムううううう!!!レゴブロックの上にボディスラム!!!救援に来た平良選手にもボディスラム!!!悶絶する二人!!!あっと舞浜選手が鋼選手に殴りかかったが・・・カウンターのボディスラム!!!痛みに悶える舞浜選手をラリアットで場外へ!!!1番目に入場してからしぶとく残ってた舞浜選手ですがここで脱落です!!!」
『舞浜選手もナイスファイトでした!』
「そして止まらない鋼選手!!!志島選手もボディスラム・オン・レゴ!!!キンケイド選手もボディスラム・オン・レゴ!!!池谷選手も餌食に!!!ショウジ選手も!!!無差別レゴです!!!誰もかれもレゴの餌食にしようとしてます鋼選手!!!さあ最後は安藤選手を・・・持ち上げ・・・れない!!!反対にボディスラムを喰らってしまたあああ!!!」
『まあ因果応報ですね』
「しかし何ということでしょう!!!安藤選手を除いて全員背中にレゴを受けてしまい死屍累々の地獄絵図!!!恐ろしいのは麻袋にまだ武器がたくさん入っていそうだということです!!!そして・・・」
『おっきた!!』
「さあ40番目、すなわち最後のレスラーのカウントダウン!!現れたのは・・・ちょっと待ってください!!?この曲は!!?」
『は!!?嘘だろ!!!』
「何ということだ!!!聞き間違いや記憶違いでなければ・・・この入場曲は!!!あの!!!」
『うわマジだ!!!マジで出てきた!!!』
「最後の最後に!!!とんでもない人間が!!!姿を現した!!!ジャーヴィス・アブドーラ・マイケルズ!!!去年の敗戦以来完全に消息を絶っていた破壊の権化が!!!今ここに復活!!!」
『これはちょっと予想外でしたね!!!』
「観客の悲鳴の中ゆっくりと花道を歩いていきますJAM選手!!!その両手には有刺鉄線バットの二刀流!!!やはりこの男が歩くところに血が流れないことはないのか!!!」
『これ大丈夫かよ!!?』
「さあ今ゆっくりとリングイン!!!リング内のレスラーたちも唖然となっております!!!LTW世界王座を賭けた戦い!!!この場に最もふさわしく最も歓迎されざるレスラーが現れました!!!」
『総がかりで何とかするというのも手かもしれません!!』
「さあまずは・・・安藤選手にラリアット!!!そして・・・ボディスラムだ!!!鋼選手が出来なかった安藤選手へのボディスラム・オン・レゴを敢行した!!!」
『軽々と持ち上げてましたね!!!』
「身長で上回る相手を当然のように持ち上げた!!!パワーは去年と何一つ見劣りはありません!!!あっと池谷選手がパイプ椅子で(6)・・・いやビックブート!!!強烈なビッグブートで池谷選手をぶっ飛ばしたそして・・・あっとこれはマズイ!!!」
『うわっこれは!!?』
「パワーボム・オン・レゴおおおおおおお!!!!!何という蛮行!!!!!何という凶行!!!!!レゴブロックの上に全力のパワーボム!!!!!鋼選手の暴走が可愛く思えるほどの攻撃です!!!!!」
『いくらなんでもヤバいよ!!!』
「さあそのまま池谷選手を場外へ排除しました!!!完全にグロッキー池谷選手!!!残り8名!!!LTW世界王座戦の最後の一枠はこの8名に絞られました!!!しかし状況は圧倒的にJAM選手に有利!!!」
『これはマズイな・・・』
「足でレゴブロックを払うJAM選手。自分がしてもされるのは御免のようです!!気持ちはとても分かります!!・・・おっと志島選手、麻袋から何かを・・・JAM選手が急接近、気付いたようだ!!!志島選手・・・あっとこれはサラダ油か!!?」
『えっ?油?』
「志島選手油を・・・ブチ撒けたあああああ!!!リング中に油をブチ撒けた!!!あっと安藤選手転倒!!!ショウジ選手もスリップ!!!(12)MPPも立ち上がれない!!!張本人の志島選手も転んでる!!!キンケイド選手も足元がおぼつかない!!!死神がダンスを踊っています!!!(1)そしてJAM選手はこの表うううううううう!!!!!」
『どうなってるんだこれ!!?』
「JAM選手完全に困惑!!!残虐無比で知られる彼のこんな表情は出来れば見たくなかった!!!まさに阿鼻叫喚の地獄絵図!!!家庭用のサラダ油一つでこんな惨劇が発生してしまうのがプロレスです!!!」
『これをプロレスと称していいのか自信がないです』
「さあ呆然と立ち尽くしているJAM選手を除いて皆スリップしている惨状ですが・・・ショウジ選手がロープを頼りに立とうと・・・あっと、滑った反動で場外へ落ちてしまった!!!」
『これは勿体ない!!!』
「トップロープを超えて落ちてしまったので、ショウジ選手はここで脱落となります!!!何という不運だ!!!・・・おっとJAM選手が突然横になりました。これは一体?」
『おそらく先ほどのショウジ選手を見て、下手に立ち上がって滑ってしまうより、横になった方がリスクが少ないと感じたのでしょう【問題文】』
「なるほど。こういった頭の回転の良さも彼の武器の一つです!」
『しかしこれ完全に隙だらけですよね。相手が攻めてきても瞬時に対応するのは不可能ですよ?』
「問題ありません。リング内にいる全員、攻めるどころか歩くのもままならないので・・・おっと小豆畑選手がリング外へ降りました」
『これはトップロープは超えてないですよね?』
「はい。ですので小豆畑選手はまだ脱落しておりません・・・おっとリング下からデッキブラシ!!デッキブラシを取り出しました!!これでリング内の油を排除しようとしてるのでしょう!!」
『考えましたねえ』
「さあ小豆畑選手がデッキブラシで油を排除しようとしてます。それをただ眺める屈強な男!シュールです!!とても世界王座への挑戦権を賭けた試合の映像とは思えません」
『まあ今に始まった話ではないですしね』
「さああらかた油の排除は終わったでしょうか・・・?さあゆっくりと立ち上がって・・・とりあえず多少はマシになったようですね。さあ今リング内にいる7人!!!鋼!!!小豆畑!!!平良!!!キンケイド!!!安藤!!!志島!!!そしてJAM!!!この中の一人!!!たった一人がLTW世界王座戦への最後の挑戦権を手にすることが出来ます!!!」
『さあどうなるでしょうか!!!』
「さあキンケイド選手が攻める・・・いや、安藤選手に捕まった!!!強烈な張り手!!!そして・・・あっとこの構えは!!!」
『久しぶりに見た!!!』
「キンケイド選手をハイジャック・バックブリーカーで持ち上げた!!!これは安藤選手最大の必殺技、投げっぱなしレイザーズ・エッジを出そうとしてる!!!」
『キンケイド選手が十字架のような体勢になってます!!!』
「安藤選手が十字架となったキンケイド選手を担っている!!!(14)死神が十字架とは何たる皮肉!!!そして・・・そのまま場外へ投げ飛ばしたあああ!!!!!残り六名!!!!!」
『これは豪快だ!!!』
「そしてMPPが二人がかりでJAM選手に・・・しかし抑えきれない!!!無尽蔵のパワーで人数差をかき消している!!!小豆畑選手を、そして平良選手を場外へ放り投げた!!!残り四名!!!ここにきて試合が急加速を始めた!!!」
『さあどうなる!!?』
「おっと志島選手がいつの間にか拾った有刺鉄線バッドでJAM選手に殴りかかった!!!二発!!!三発!!!」
『いけ!!!いけ!!!』
「四発!!!五発!!!ろっぱ・・・あっと!!!??素手!!!!!」
『そうやって止めんの!!!??』
「なんとJAM選手!!!有刺鉄線バッドの猛攻を素手で抑えた!!!有刺鉄線が巻かれているにも関わらず、バッドを素手で握りしめて抑えている!!!苦悶の表情JAM選手!!!しかし目は生き生きとしている!!!志島選手も驚きを隠せない!!!」
『おっとこっちはどうだ!!?』
「そして反対側では安藤選手と鋼選手が一進一退の攻防!!!どっちが制するか・・・あっとJAM選手がバッドを奪い返した!!!そしてフルスイングううううううう!!!!!」
『うわあ!!!!!マジかよ!!!!!』
「バッドを奪い返してから躊躇なく志島選手にフルスイングでリングから叩き落した!!!!!そして安藤選手が・・・いや鋼選手が持ち上げた!!!!!ボディスラムで持ち上げた!!!!!先ほど持ち上げられなかった安藤選手を場外へえええええ!!!!!残り二名!!!!!」
『うわすげえ!!!』
「両者共に疲弊しきってます!!!しかしそれ以上に勝利へのアドレナリンが全身をめぐっております!!!彼らはそういう人間です!!!」
『鋼いけえ!!!』
「さあJAM選手が鋼選手の胴体へフルスイング!!!しかしひるまない!!!お返しにエルボーを浴びせる!!!しかしJAM選手も負けじとエルボー!!!エルボーの応酬です!!!」
『いけ!!!最後まで!!!』
「さあ・・・鋼選手が優勢か!!!打撃を得意とする鋼選手がここで退くわけにはいかない!!!一発!!!もう一発!!!そして助走を取って必殺の・・・いやカウンターのビッグブートおおおおおおお!!!!!」
『うわあ!!!』
「さあJAM選手、鋼選手をロープにもたれさせ・・・有刺鉄線バットを取り出した!!!!!フルスイングでこの試合に決着をつけるつもりだ!!!!!」
『避けろ!!!避けろ!!!』
「さあJAM選手、ダッシュしてフルスイング・・・いや避けた!!!!!間一髪回避!!!!!そして必殺のゲンコツ・ラリアットおおおおおおおおおお!!!!!そして場外へ放りだしたあああああああああああ!!!!!生き残ったのは鋼選手!!!!!鋼拳骨選手!!!!!昨年2月に王座を落とし、翌月の再戦以来の世界王座戦です!!!!!」
『うおおおおおおお!!!!!やったああああああああああ!!!!!』
「陥落してからは絶不調でした!!!!!一部では引退が囁かれました!!!!!しかし彼は諦めずに鍛錬を続けました!!!!!そして!!!!!12月に!!!!!その苦労が報われるかもしれません!!!!!」

「さあ以上で今日の特別興行の全試合が終了しました。いやーs、しかしメインはもう驚きの連続でしたね」
『ええ。タートルネックスの突然の裏切りや、突如乱入した謎の男が島井選手を襲撃したり、そして何と言ってもJAM選手の登場!あれは本当に驚きました』
「ええ、彼がこの団体で朝原選手と王座戦を繰り広げてから一年以上経ちますが、その強烈なインパクトは中々忘れ去ることが出来ないでしょう」
『ええ。復活した彼が今後プロレス界にどのような嵐を巻き起こすのか、期待と不安が半々といった感じです』
「はい。そして死闘を制し王座への挑戦権を得た鋼選手。本当にお見事でした」
『ええ。これが昨年3月以来の王座戦ですか。復活を期待してもいいでしょうね。本当に素晴らしかったです』
「はい。しかし忘れてはならないのがこの熱闘もあくまで12月25日の特別興行の前哨戦であるということ!!王者マーク・ゴールドアイ選手、前王者朝原義人選手、衰え知らずの勢いを持つ玖丈ケン選手、遅咲き満開のデイビー里崎選手、イギリスからの挑戦者サム・ガブリエル選手、そして今回の勝者である鋼拳骨選手。いやあ錚々たる顔ぶれ。誰が王座を手にしても全くおかしくありません」
『そうですね。王者は勿論ですが、リベンジに燃える朝原選手に、勢いのまま王座獲得を狙う玖丈選手、悲願の王座獲得を狙う里崎選手に、勝って自身や団体に箔を付けたいガブリエル選手、復活の狼煙を上げた鋼選手と、役者が勢ぞろいですね。いやあこれは見逃せませんよ』
「はい。そしてもちろん世界王座だけでなく、女子王座を始めとした様々な試合が予定されております!本格的に冬が始まりどんどん冷え込んでいきますが、LTWは常にホットですね!!見ている我々も熱中症に気を付けなければなりません!!」
『まあ水分補給を怠って暖房が効いた室内に長時間いると、冬でも熱中症になるらしいですけどね』
「そうですか。さあ王座戦への期待が高まったところでそろそろお別れの時間になりました。本日の実況は海見戸蘭、解説は元丸々井レスリング世界王者の78バテオさんでお送りしました。バテオさんありがとうございました」
『はい、ありがとうございました』
「それでは熱気が冷め止まず、リング外に排除された油とレゴブロックの処理が終わらない多阿取市民体育館から失礼いたします。次回興行で会いましょう。さようなら」


【了】(たぶん要素全部使用)
余談:刑事は巡査や巡査部長などの階級にあたる警察官らしい

No.33[布袋ナイ]11月23日 00:0012月01日 21:21

『ガラス越しに。』ロスタイム投稿 [編集済]

油と共にこぼれゆく命 [編集済] [良い質問]

No.34[布袋ナイ]11月23日 00:0111月23日 00:24

遺書の最後の一枚(3)を描き終えたその男は、もう用済みとなったペンを、部屋の片隅に放った。
そして薄いゴム手袋を両手に嵌めた、茹でていた蟹の湯切りをして殻を剥き、ボウルの中でざっくりと身をほぐしていく。
調理には使わない蟹味噌と、一番美味しいツメのところ(11)は別の皿へと除けて置いておいて、粗くほぐした蟹の身と、塩茹でしておいた枝豆とを入れたボウルに、少しの調味料を加えて混ぜて、フライパンで炒めていく。
ざっくり火が通ったら、全体に卵白を流し込んで、ふわふわのそぼろ状になるように炒めていく。
何種類かの材料と共に卵白の部分だけを加えて焼く(9)この料理は、5年前に亡くなった、男の母親が良く作っていた料理の一つだった。
…尤も、それを食べた男が倒れ、彼が重度の甲殻類アレルギーであると発覚してからは、その炒め料理の中に蟹が入っていた事は無かったのだが。
謂れの無い罪の十字架を担わされて(14)全てを失い世を儚んだ末に、好きなものだけに囲まれて死んでしまおうと心に決めていた男は、最期の晩餐を、幼少期に1度だけ食べた、蟹の入った炒め料理にしようと考えたのだった。

炊飯器の終了ブザーと共に調理を終えた男は、持っている中で一番綺麗な大皿に、完成した蟹の淡雪炒めを盛り付けていく。
それと同時に、炊き立てのツヤツヤとした白米を、炊飯器内て軽くほぐした後で、大きめの茶碗によそう。
男はそれらを食卓とも呼べない粗末な机の上に並べて、錆びたパイプ椅子(6)に腰掛ける。
そして、戴きますと1人手を合わせて、ゆっくりと最後の晩餐を口に運んだ。

…ところで話は変わるのだが、男には幼少期からの宝物があった。
それは、透明な液体で満たされた平たい直方体のガラス容器の中、底に蛍光色の色水が沈んだ物…
死神の絵の滑車が特徴的な、オイルタイマーであった。
オイルタイマーは、"タイマー"とは言う物の、途中で色水が引っかかったり、温度によって色水の落ちる速度が変わってしまったり、ひっくり返しても上部で引っかかってしまって中々落ちて来なかったりと表示された時間通りに全ての色水が落ち切る事は滅多に無い。
そして、例に漏れずそのオイルタイマーも、想定された時間から20秒程の誤差が出てしまう傾向があった。

そんなオイルタイマーが、3回ひっくり返されて、油が3回落ち切るくらいの短い時間。
ゆっくり晩餐を噛み締めていた男は、同時に蟹によるアレルギー反応で、少しずつ、少しずつ、自身での呼吸が儘ならなくなっていくのを感じていた。
そして遂に自身の限界を悟った男は、慌てて除けておいたツメの部分を頬張って、それを最後に食事を止めた。
そして、酸素が足りずに霞がかかりつつある視界の中で、宝物のオイルタイマーに手を伸ばした。

ガシャン。

慌て過ぎたのか、ひっくり返そうとした筈のオイルタイマーが、手から溢れて床に落ちていく。
青褪めた男はパイプ椅子を倒し、体を打ちながらも慌てて床の上で横になる。
そして、震える手でオイルタイマーを掴み、自身の顔の真横でひっくり返した。
そして男は、小さなそれを、揺れる視界の中じっと見つめた。

80秒の1分間(2)、蛍光色の水が勢い良く滑り落ち、くるりくるりと死神が踊る(1)
蛍光色の粒達が底で合流してくっついて、少しずつ、少しずつ、大きくなっていく(10)
意識は既に朦朧とし、視界もぐちゃぐちゃで、男には油が落ちていく様すらも正確には見ることは出来ていなかった。
それでも男は、最期に望んだ景色を見る事が出来たと、満足気な顔で眠りについた。

それから一月が経った頃、異臭を気にした近隣住民からの通報によって孤独な男の遺体(4)は発見された。
その横では、小さく入ったヒビから油が床に流れ落ちた、オイルタイマーだった物の中、動きを止めた死神がガラス越しにじっと男を見つめていた。
-了-

使用要素:①②③④⑥⑨⑩⑪⑭…9個
簡易解説:死ぬ間際にオイルタイマーを眺めようと決めていた男は、うっかりオイルタイマーを床に落としてしまったので、慌てて床に寝転がり、床の上でオイルタイマーをひっくり返した。
[編集済]

投稿フェーズ終了です!お疲れ様でした!
投票会場はこちらです↓
https://late-late.jp/mondai/show/15424[編集済]
なお、これ以降もロスタイム投稿を受け付けます。
ご投稿の際は題名に<ロスタイム>を付記してください。
ロスタイム投稿作品も、サブ投票は投票対象となります。

参加者一覧 16人(クリックすると質問が絞れます)

全員
ドンマイサイン(1良:1)
靴下(1良:1)
ほずみ(1良:1)
きの子(5良:3)
アルカディオ(1良:1)
シチテンバットー(3良:2)
HIRO・θ・PEN(1良:1)
ハシバミ(3良:2)
闇汁(1良:1)
うつま(3良:2)
弥七(7良:3)
ひゅー(1良:1)
ベルンカステル(1良:1)
アカガミ(1良:1)
とろたく(記憶喪失)(2良:1)
布袋ナイ(2良:1)
※こちらは臨場感を重視したなが~い結果発表になります。
結果だけさらっと見たい方は投票所(https://late-late.jp/mondai/show/15424)をご覧ください!


お待たせいたしました!結果発表です!
始めに、投稿においては7名の方に、投票においては9名の方にご参加いただきました。
本当にありがとうございました。

ということで、早速発表と参りましょう!まずは最難関要素です!





☆最難関要素賞

🥇⑦MPPがすごい です(HIRO・θ・PENさん)

MPPとはいったい何なのか?すごいとは?
無理矢理に使うこともできるが、自然に組み込もうとすると非常に難しいこの要素。
2位に大差をつけての受賞は、その絶妙な難易度を物語っていました。
HIRO・θ・PENさん、おめでとうございます。





続いてサブ賞の発表です!まずはスッキリ賞!
最もスッキリした解説は……?





☆スッキリ賞

🥇『醜態』(うつまさん)

使用要素5個!アンカーを除いた文字数は197文字!
サラっと読めてクスっと笑える。そんなドジっ子刑事の醜態は、まさにスッキリ賞にふさわしいでしょう。
うつまさん、おめでとうございます!





つづいて、エモンガ賞の発表です!
最も読み手の感情を揺さぶった解説は……?





☆エモンガ賞

🥇『その後、このネタはいろいろあって優勝した』(とろたく(記憶喪失)さん)

コントを元にしたこちらの解説が、笑いのエモンガを獲得!
要素を活かした自然な改変は、元ネタの面白さを消すことなく、新鮮な笑いを提供してくれました。
とろたく(記憶喪失)さん、おめでとうございます!





サブ賞最後は、匠賞の発表です!
最も技術力が光った解説は……?





☆匠賞

🥇『その後、このネタはいろいろあって優勝した』(とろたく(記憶喪失)さん)

元からそんな台本かと思うほど、自然に組み込まれた要素の数々。
全要素を使用しながら笑いの流れを壊さない技術力は、匠賞も獲得です!

🥇『醜態』(うつまさん)

問題への解説、要素の回収、そして笑い。
短い文章の中でこれら全てを表現し切った技巧派作品は、匠賞も獲得です!

なんと、エモンガ賞の作品とスッキリ賞の作品は、同時に匠賞も獲得しました。
とろたく(記憶喪失)さん、うつまさん、おめでとうございます!





ではいよいよ、メイン投票の結果発表です!
こちらはベスト3の発表となります!





☆最優秀作品賞





🥉『その後、このネタはいろいろあって優勝した』(とろたく(記憶喪失)さん)
3票獲得

火事場でM男が大活躍。
全ての要素を組み込んでいながら、読みやすく、面白く、納得できる。
エモンガ、匠に続いて、最優秀作品賞でも入賞したこちらの解説は、全てにおいてハイレベルな作品といえるでしょう。
とろたく(記憶喪失)さん、おめでとうございます!






🥈『いくひ』(ハシバミさん)
4票獲得

貧しい生活の中で、油の残りを気にして急ぎ床に就く。
高い納得感のある解答としての側面。生々しい独白による読み物としての側面。
それらが合わさった、ウミガメ解説としての高い完成度が評価されました。
ハシバミさん、おめでとうございます!





さあついに、1位の発表です!
最優秀作品に選ばれた解説は……?





「自分は、まるで砂浜の蟹だ。」





🥇『蟹の爪、蟹の鋏』(弥七さん)
5票獲得

油を見た男は急いで横になった。生きるために、腐らぬために。
まさかの蟹工船です。
解説としての納得感、引き込まれる物語、原作を活かす手腕。
原作の設定や流れを活かしつつ、ウミガメの解説として成立させたこの一作が、接戦を制してみごと最優秀作品に選ばれました!
弥七さん、おめでとうございます!





では、最後にシェチュ王の発表と参りましょう!
第39代シェチュ王は……





👑弥七さん👑

です!おめでとうございます!🎉🎉🎉
皆さま拍手をお願いいたします!👏👏👏

弥七さんには、唯一称号[◇シェチュ王◇]と、次回である「第40回正解を創りだすウミガメ」の出題権が賞与されます!
本当に、おめでとうございました!


それでは、これにて「第39回・正解を創りだすウミガメ」を終了いたします。
改めて、皆さまご参加ありがとうございました!
次回もよろしくお願い致します!
21年11月14日 21:00 [クラブ]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
弥七
やった〜〜〜〜〜〜!!!🎉🎉 投票してくださったみなさま本当にありがとうございます〜〜〜!!!シェチュ王と、次回の作りだすの司会をお引き受けいたします^ ^3年連続、年末の創りだすは私にお任せあれー![21年12月02日 19:25]
4
布袋ナイ
クラブさん、主催ありがとうございました!!弥七さん、シェチュ王おめでとうございます!!そして、投票と感想を下さった皆様、ありがとうございました!!!初めての正解を創り出すウミガメ、問題文を書くのも、皆様の書いた問題文を読むのもとても楽しかったです!!!次回も楽しみにしております!!![21年12月02日 19:25]
2
シチテンバットー[1問正解]
クラブさん、主催お疲れさまでした。弥七さん、シェチュ王オメです。妄想を暴走させるのもけっこう楽しいです(読者置いてきぼりなのはよくない)。[21年12月02日 02:43]
1
とろたく(記憶喪失)
クラブさん、主催ありがとうございました。弥七さんシェチュ王おめでとうございます! 久々の創りだすでしたが楽しかったです!![21年12月02日 01:19]
1
ハシバミ
クラブさん、主催お疲れさまでした。弥七さん、シェチュ王おめでとうございます! 拙作に投票・感想くださった皆様、本当にありがとうございました。今回も楽しく参加させていただきました。次回も楽しみにしています![21年12月01日 21:56]
1
クラブ
ということで結果発表でした!皆さまご参加ありがとうございました! コインコードの送付および正解付与については、ネタバレ防止のため後日に行わせて頂きます。[編集済] [21年12月01日 21:28]
1
布袋ナイ
遅れました、参加させて頂きます![21年11月22日 23:59]
1
とろたく(記憶喪失)
お邪魔しました。[21年11月21日 19:30]
1
アルカディオ[☆2020良いお年を]
参加させていただきます![21年11月14日 22:41]
1
アカガミ
参加します。[21年11月14日 22:33]
1
ベルンカステル
参加します![21年11月14日 22:24]
1
ひゅー
要素で参加させていただきます。[21年11月14日 21:45]
1
ハシバミ
参加します![21年11月14日 21:41]
1
闇汁
要素で参加します。[21年11月14日 21:41]
1
うつま
参加します[21年11月14日 21:40]
1
HIRO・θ・PEN
多くの方が参加すれば要素の難易度が下がっていくと聞いたので来ました・θ・[21年11月14日 21:24]
1
弥七
参加します!^ ^[21年11月14日 21:18]
1
くろだ
参加します!とりあえずもう少し考えます![21年11月14日 21:17]
1
クラブ
ちなみに、確定前であれば要素の変更は自由です。あとから良いのが思いついたら変えて頂いても構いませんので( ˙꒳˙)ノ[21年11月14日 21:14]
1
シチテンバットー[1問正解]
参加しまする。[21年11月14日 21:07]
1
ほずみ
参加します![21年11月14日 21:02]
1
きの子[オールラウンダー]
参加させていただきます!今回質問は一人につき一回迄なんですね 慎重に考えます(;'∀')[編集済] [21年11月14日 21:02]
2
ドンマイサイン
参加させていただきます。[21年11月14日 21:01]
1
靴下[◇カカ王◇]
参加します! 取り急ぎ要素を。[21年11月14日 21:01]
1
クラブ
皆さまあらかじめ歓迎いたします![21年11月14日 21:01]
◆問題文◆
油が気になった男は、急いで横になった。
いったいなぜ?

◆要素◆
(1)死神は踊ります
(2)1分間は80秒です
(3)最後の一枚です
(4)いたいです
(5)刑事が首を突っ込みます
(6)パイプ椅子は登場します
(7)MPPがすごい です
(8)語尾に特徴があります
(9)卵の白身の部分だけ焼きます
(10)大きくなります
(11)ツメのところが1番おいしいです
(12)油が滑ります
(13)上司のカツラで遊びます
(14)十字架を担ったのです

◆ルール◆
※要素は最低5個を使用してください。
※使用数による文字数制限などはありません。
※作品の投稿締切は 11/22(月)23:59 です。

☆主催の感想

①『子豚と主夫』(きの子さん)
ほほえましい親子のお話。家庭的なお父さんよいですね~。
あと、60秒って書いてあったら80秒やっちゃうの凄く分かります。40秒を二回に分けて、途中でひっくり返したりとか…。

②『蟹の爪、蟹の鋏』(弥七さん)
要素の使い方が匠です。
各要素の味わいをそのままに、過酷な環境を表現するツールとして活かされています。
世界観を演出する力というのでしょうか。常に緊迫感のある解説で、圧倒されっぱなしでした。

③『金持ちん家の猫とか勝ち確って思うだろ?』(きの子さん)
マジポンポンペイン!マジポンポンペイン!
これが好きすぎて他が入ってきません!
でも、「気になった」「急いで」といった問題文の表現にとてもフィットする解答で、とても納得感の高い解説だったと思います!マジポンポンペイン!

④『ねこなり坂』(弥七さん)
言葉の捉え方によって、まったく違った意味になる坂。まあ、神様にしても猫様にしても、きまぐれなお方には変わりありません。
幸も不幸も、結局は気持ちしだいなのかもしれません。にゃあ。

⑤『いくひ』(ハシバミさん)
やはり流石の表現力です。男の苦しみや葛藤がヒシヒシと伝わってきました。
男と母はこの先、どうなるのでしょう。知りたい気持ちと知りたくない気持ちが、両方湧いてきます。

⑥『その後、このネタはいろいろあって優勝した』(とろたく(記憶喪失)さん)
急いで全身を油まみれにする男の図……合理的なんでしょうが想像して笑っちゃいました。
空気階段さんのコントは今回初めて拝見したのですが、独特の空気感があって面白いですね。このネタは絵面も強烈でした。

⑦『醜態』(うつまさん)
痛いっぴょ、好きです。凄く。
私も追い込まれると、予想だにしない言葉が口から出て、自分で驚くことがあります。
最近一番驚いたのは「プーマ」でした。なんで?

⑧『11月21日のLTW興行』(シチテンバットーさん)
うおおおおおおおお!!!!!
…って感じでした。読んでるとき。
プロレスは全然詳しくないのですが、何故か読んでいて凄く盛り上がりました。刃牙とか読んでる感じ。
この作品を読んで面白いと感じたということは、プロレスにハマる素質があるのかもしれませんね。

⑨『ガラス越しに。』(布袋ナイさん)
オイルタイマー、始めて知りましたが綺麗ですね。最期に見たいものって考えてみると思いつかないものです。
何と言っても死の間際だったわけですから、「急いで」という表現へのフィット感は抜群でした。
この問題が良かったらGoodしよう!Goodする・みんなのコメントを見る