【らてクエ4リサイクル】テクテク帰宅でゴクゴクスープ

長めの解説
ウミガメのスープは、世にも珍しい炭酸がシュワシュワしている冷製スープである。しかしなにぶんウミガメ肉が珍しいのであまりこの事実は有名ではない。
その男も、「ウミガメのスープ」の存在こそ知っているものの、炭酸シュワシュワであることは知らなかった。

その日たまたま訪れたレストランはウミガメのスープを扱う数少ないレストランだったので、男はウミガメのスープを初体験することにした。
楽しみにしていたウミガメのスープを一口飲んだ男は気づいた。
「これ俺の苦手な炭酸シュワシュワじゃねーか！」
大の炭酸シュワシュワ嫌いの男は思わずシェフに尋ねた。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか？」
「はい･･･　ウミガメのスープに間違いございません。」
「まじですか？ ウミガメのスープって炭酸シュワシュワの冷製スープだったんですか？」
「はい･･･　ウミガメのスープの伝統的な料理法通りでございます。」
男はしばし考えた。有名なウミガメのスープ、せっかく出会えたのだから完食したい。しかし炭酸シュワシュワはどうも苦手だ･･･
そして、男はシェフに尋ねる。
「これ、持って帰ってもいいですか？ 家で温めれば炭酸シュワシュワ抜けて飲みやすくなると思うので」
「わかりました、お持ち帰り容器にドバドバ移しますね」

かくして家にウミガメのスープを持ち帰った男は、家で鍋に移し、十分グツグツ加熱して、炭酸シュワシュワを飛ばしてから飲むことにした。


果たして、温製ウミガメのホカホカスープは変わらず美味しかったのでしょうか･･･

簡易解説
炭酸シュワシュワが苦手な男は、どうしてもウミガメのスープを完食したかったので、家に持ち帰ってからグツグツ加熱して炭酸シュワシュワを飛ばしてから食べることにした。


〈補足〉
No.12について、「家で味を薄めるため」でも成立しそうですが、冷製スープを温製にするほどの加工はメニューを変えるくらいなのでレストランの責任範囲外、ということにさせていただきます＞＜