→ https://late-late.jp/mondai/show/10397
こんにちは!再びのマクガフィンでございます。今回はなんと15人のシェフによる22もの作品が生まれました!どたばたと慌ただしい時期にも関わらず多くの方々にご参加いただけていること、本当に嬉しく思います。
さて!そんな創りだすもいよいよ後半戦、投票フェーズのお時間です。票も感想も、もらって嬉しくないはずがありません!みなさんでシェアハピしていきましょう^ ^
それでは投票についての確認事項をどうぞ!
● 投票の手順 ●
《メイン投票》
投稿期間内に作品を投稿したシェフは3票、投稿していない観戦者は1票を、気に入った作品に投票してください。
質問欄にはそれぞれの
①タイトル
②作者
③票数
④感想
を記入お願いします。(↓にテンプレートがありますのでご活用ください!)
また、『最も組み込むのが難しかった(難しそうな)要素』も1つお答えください。
※投票は、1人に複数投票でも、バラバラに投票しても構いません。
※自分の作品及び投票対象外の作品に投票は出来ません。その分の票を棄権したとみなします。
※こちらの質問欄は闇スープに設定しております。発表まで他の人の投票を見ることはできません。
※投票締め切りまで何度でも投票内容を編集できます。
《サブ投票》 ※任意
投票外だけどこの作品も投票候補だった、このフレーズや発想が気に入った……そんな方のためのサブ投票です。
なお、投票対象外の作品にもサブ投票は可能です。
・匠票:要素、問題文の回収が上手い! そう思ったら1票!! いわゆるトリック・納得感イイネです。
・エモンガ票:とにかく泣ける! 笑える! エモい! そう思ったら1票!! 物語イイネです。
本投票と共に、<匠…◯番、◯番…>のように添えるなどしてご投票下さい。
※匠、エモンガ賞は1作品につき1票ずつ、何作品でも投票できます。
※雰囲気など、詳しくは前回をご参照ください。https://late-late.jp/mondai/show/10271
皆様の投票により、
《メイン賞》
◆最難関要素賞:最も票を集めた要素
◆最優秀作品賞:最も票数を集めた作品
◆シェチュ王:最も票数を集めたシェフ
(※次回の正解を創りだすウミガメを出題していただきます!)
《サブ賞》
◇匠賞:感想にて《匠》を最も多く集めた作品
◇エモンガ賞:感想にて《エモンガ》を最も多く集めた作品
が決定します。
● スケジュール ●
〇投票フェーズ
投票会場設置後~4/28(火)23:59まで ※予定
〇結果発表
4/29(水・祝)21:00 ※予定
● 投票テンプレート例 ●
『◯◯◯』(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
『◯◯◯』(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
『◯◯◯』(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
最も組み込むのが難しかった要素『◯◯◯』
● 要素一覧 ●
①薬を探しに森にやって来ます
②性別を間違えます
③いちばん、は重要です
④歓迎されませんでした
⑤馬が出てきます
⑥白旗をあげます
⑦夕日は綺麗です
⑧呪いは解けます
⑨意外と可愛いです
⑩その時は笑顔でした
● 作品一覧(提出順、敬称略)●
※文字が大きくなってしまう都合で、作品の題名は二重鍵括弧に統一させていただきます。ご了承ください。
①『末路』(作・OUTIS)
②『世界で一番大切な人』(作・イナーシャ)
③『消えた歌』(作・ジャンプ)
④『かなりや(※要知識問題)』(作・リンギ)
⑤『あなたのための歌』(作・ジャンプ)
⑥『いちばんの先』(作・藤井)
⑦『欲張り』(作・イナーシャ)
⑧『VRしりとり』(作・イナーシャ)
⑨『カメオと魔女の薬』(作・ジャンプ)
⑩『題知らず』(作・ハシバミ)
⑪『どうしてこうなった』(作・ひややっこ)
⑫『忘れないうちに、またね。』(作・ビッキー)
⑬『許してあげない』(作・くろだ)
⑭『天空の城ラテラ』(作・くろだ)
⑮『綿密な計画』(作・Hugo)
⑯『斜陽と屈折』(作・Duffyφ)
⑰『スキヤキ』(作・イナーシャ)
⑱『呪いの歌』(作・ラピ丸)
⑲『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花)
⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すを)
㉑『呪いと鎧と冒険者』(作・シチテンバットー)
㉒『ミュージカル』(作・OUTIS)
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以上22作品の中から、あなたの心を最も震わせた作品…それは一体どれなのでしょう?
創りだした方もそうでない方も、己の感情に任せてお気軽にご参加ください!(投票いただいた方にはささやかながらコインを進呈いたします^ ^)
皆様の投票、お待ちしてます!!
結果発表致しました!皆様のご参加、心より御礼申し上げます!
6.11.19に一票ずつお願いします。
最難関要素は①にお願いします。ドラクエしか頭に出てこなかった(^^)
とても楽しかったです(^^) 主催者の彼と、素敵な物語を届けて頂いた皆さんに心から感謝します。
置き手紙のようにさりげなかった最後の作品に五万票位お願いします。私にも障害があって、将来は福祉の道を歩みたいと考えていました。喜怒哀楽の入り混じった複雑な感情の中で、綺麗に涙することができました。まさか外出自粛中に涙を流すことになるとは(^^) どんな世界で生きてきたらこんな描写ができるんだ、、。匿名だから掘り下げないけど、とても人間らしい気持ちを抱くことができました。作者がこのコメントを読んでくれることを、感謝が届くことを願います。めちゃ長々とごめんなさい。本当に素敵な作品をありがとうでした。
[編集済]
ビッキー投票ありがとう!
私が主催する段になると毎回駆けつけてくれるのがとても嬉しいです。ロスタイムの作品の見え方も、私なんかとはまた違ってくるのかなって、そんな気がしてます(めちゃ長々と、なんて、もっと長い人いくらでもいるんやで^ ^)
【投票】
・メイン
⑥『いちばんの先』(作・藤井さん)
⑱『呪いの歌』(作・ラピ丸さん)
㉒『ミュージカル』(作・OUTISさん)
上記三作品に一票ずつ投票します。
どれも出来が良く迷ったのですが、匠とエモンガを高水準で両立しているものから選びました。
個別の感想は下の方で。
・匠
①『末路』(作・OUTISさん)
⑤『あなたのための歌』(作・ジャンプさん)
⑥『いちばんの先』(作・藤井さん)
⑨『カメオと魔女の薬』(作・ジャンプさん)
⑭『天空の城ラテラ』(作・くろださん)
⑮『綿密な計画』(作・Hugoさん)
⑯『斜陽と屈折』(作・Duffyφさん)
⑱『呪いの歌』(作・ラピ丸さん)
㉑『呪いと鎧と冒険者』(作・シチテンバットーさん)
㉒『ミュージカル』(作・OUTISさん)
・エモンガ
⑥『いちばんの先』(作・藤井さん)
⑩『題知らず』(作・ハシバミさん)
⑪『どうしてこうなった』(作・ひややっこさん)
⑫『忘れないうちに、またね。』(作・ビッキーさん)
⑱『呪いの歌』(作・ラピ丸さん)
⑲『あめあめ、ふれふれ。』(作・ごがつあめ涼花さん)
⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すをさん)
㉒『ミュージカル』(作・OUTISさん)
㉓『【ロスタイム】君の声を』(作・フェルンヴェーさん)
・最難関要素
①薬を探しに森にやって来ます
そのまま使う場合、舞台設定がかなり限定されるので。
現代日本だと中々ないシチュエーションですよね……
【一言コメント】(ネタバレ有り)
①『末路』(OUTISさん)
要素確定から投稿まで僅か25分という早業。
それでいてしっかりコンパクトにまとまっているのは凄いとしか言えません。
熟練の技を感じます。
②『世界で一番大切な人』(自作品)
「雷が落ちた→怒られた」「歌→指切り歌→約束」の二本柱。
速度も重視してましたが、OUTISさんが早すぎた……
③『消えた歌』(ジャンプさん)
OUTISさんが早すぎるだけで、こちらも一日足らずと充分早いです。
内容的には無理に変化球を狙わず基本に忠実という印象。
④『カナリア(※要知識問題)』(リンギさん)
夢の内容が不気味で印象的。
自分はこの問題で初めて童謡『かなりや』を知りました。
要知識なのがむしろプラスに働いていたように思います。
⑤『あなたのための歌』(ジャンプさん)
アンドロイドが雷で記憶を取り戻すという発想がとても良い。
納得感で言えば今回の投稿作の中で屈指かと。
⑥『いちばんの先』(藤井さん)
死ぬほどエモいストーリーが素晴らしいのですが、その根幹となる「雷(ライ)という少年の名前」という設定がとても良い。
そう来たか、と思わされました。
⑦『欲張り』(自作品)
第一回の時に要素コンプしてる作品を見て、いずれ自分もやりたいと思ってたので。
無理矢理な所もあったと思いますが、とにかく完成させられて良かった……
でもやっぱり、質考えるとちょっとアレな気がしますね。
⑧『VRしりとり』(自作品)
「目の前と言っても現実である必要はないよね」という発想から。
完成後、前回のシチテンバットーさんの作品と丸被りなのに気付きました。
ごめんなさい。
⑨『カメオと魔女の薬』(ジャンプさん)
「落雷→火事」の流れがとても自然。
ストーリーも考えさせられる内容です。
⑩『題知らず』(ハシバミさん)
なんとも風流な作風、いとおかし。
全体的に完成度が高いですが、中でも「③いちばん」を素直且つ上手く使っていたように思いました。
あと今回「②性別勘違い」は女性を男性だと勘違いする作品がほとんどでしたが、この作品は逆パターンなのも面白い。
⑪『どうしてこうなった』(ひややっこさん)
ストーリー以前にまず文章が面白い。
そしてストーリーも面白い、特に最後のオチは笑いました。
要素をしっかり使った上でこのクオリティは脱帽。
偶々他作者様の作品と同じ短歌が採用されてはいますが、ストーリーの内容的には全く違うので実際安心。
⑫『忘れないうちに、またね』(ビッキーさん)
涙腺破壊作品。
もうね、ただただ切ない……それしか言えません。
⑬『許してあげない』(くろださん)
問題文と各要素を、日本のどこかで実際に起こっていそうな状況に上手く落とし込んでいます。
特にラストは普段寂しさを感じている子供心が良く表れてるかなと。
⑭『天空の城ラテラ』(くろださん)
まさかの某有名アニメ映画ネタ。
これはなんというか、素直に感心してしまいました。
⑮『綿密な計画』(Hugoさん)
創り出すに上手く話を絡めた作品。
雷で電化製品がダメになるという流れも納得感が高いです。
文章もなんだか不思議な魅力があります。
⑯『斜陽と屈折』(Duffyφさん)
「⑦夕日」と「⑧呪い」の組み合わせが面白い。
自分には出来ない発想ですね。
タイトルも◎。
⑰『スキヤキ』(自作品)
あえて捻りは入れず、努めて普通に作りました。
意外性とかはないですが、個人的にはお気に入り。
⑱『呪いの歌』(ラピ丸さん)
歌を使ったギミックが面白いです。
「歌を切っ掛けにかつての想い出を思い出した」系の作品が多い中、独自の存在感があります。
⑲『あめあめ、ふれふれ。』(ごがつあめ涼花さん)
もはや短編小説、満を持して登場した超大作その一。
長いのに読みやすい、むしろ引き込まれるストーリーが素晴らしい。
大人の庇護下にある子供、それでも人格を持った人間
である主人公。
その叫びが聞こえてくるようでした。
⑳『雷雲の晴れ間に』(すをさん)
もはや短編小説、満を持して登場した超大作その二。
全体的に高品質ですが、兎にも角にも一行目が格好良すぎました。
あれで心を掴まれた方も多いのではないでしょうか。
㉑『呪いと鎧と冒険者』(シチテンバットーさん)
もはや短編小説、満を持して登場した超大作その三。
⑩とは別の意味で「③いちばん」の使い方が面白い。
サスガニ草は流石に草生えました。
㉒『ミュージカル』(OUTISさん)
男の友情、いいですね。
最初は仲が良くなかったけど、切っ掛けを経て互いに認め合い、友人になるという王道展開はやはり良いものです。
雷を登場人物の意思で落とす(落とさせる)というのも他にはない作り。
㉓『【ロスタイム】君の声を』(フェルンヴェーさん)
文字数三万三千オーバー、中編小説には届かないものの短編小説の枠に収まらない驚異の文章量を誇る超大作を越えた超大作。
内容的には障害をテーマにした重く切ない恋愛物で、描写もかなり力が入っておりそのまま小説投稿サイトに上げて問題ないレベル。
正直、ロスタイム枠なのが勿体ない気さえします。
イナーシャさん、投票&全レスありがとうございます!
匠とエモンガを高水準で両立、という表現になるほどと思いました。サブ票もやはり投票の指針になりうるのですね!
⑧『VRしりとり』(作・イナーシャ)に1票
言葉の使い道として自由度が爆上がりする設定に脱帽。どんな単語でも消費できるのでは?
落雷の落ち方も好みでした。
⑩『題知らず』(作・ハシバミ)に1票
平安という慣れない舞台設定ながらも自然に世界観に入っていけました。
順番という要素もありましたが、和歌、という設定が衝撃でした。風流が過ぎる。
⑫『忘れないうちに、またね。』(作・ビッキー)に1票
最近祖父母の事をよく考えるので特に響きました。あとさだまさしさんのサナトリウムをよく聞くので。設定は全然違うんですが、老いていく彼、彼女たちの心のうち、胸がぎゅっとなります。家族の描写も苦々しい部分もありますがそれがとてもリアルで。主題とは若干異なるラインでの批評で申し訳ないです。
最も組み込むのが難しかった要素①薬を探しに森にやって来ます
森には本当に用事がありませんでした・・・。僅差で馬です。
今になれば馬鹿とかで入れられたなとは思うんですが、もっと馬である必然が出したかったです。
エモンガ④⑥⑱⑳
えもすぎぃ
匠②③(フルンヴェーさん)
なんでなん、なんでフルンヴェーさん投票させてくれへんのん。
全然投票対象が絞れていない自分にがっかりです。
あと絶対猫を出そうと思っていたのを完全に忘れていました。
[編集済]
くろださん、投票ありがとうございました!
難関要素として挙げておられる2つはやはり皆さんを苦しめたようです。これを上手く回収してらっしゃる方はやはり匠!ということでしょうか^ ^
観戦者です。
メイン:⑩『題知らず』(作・ハシバミ)に1票。
「歌」の解釈として和歌を持ち出した点がウミガメ的であると感じましたし、
実在の和歌を多数引用することで物語に厚みが生まれており、
和歌集の編纂にあたってこんなやり取りがあっただろうなと思わせる説得力があります。
最も難しそうな要素:⑤『馬が出てきます』
匠賞:⑪
エモンガ賞:②、⑥、⑲、㉒
休み鶴さん、投票ありがとうございました!
創りだすでははじめましてということで、これから裾野がもっと広がっていけばなぁと楽しみにしております。完全に余談ですが、しばらく『休み鳩さん』だと読み違えておりまして申し訳ないのです、、、
バッジカラーの趣味が合いそうなのでこれからも仲良くしてやってください(^^)
■投票
⑤『あなたのための歌』(作・ジャンプ)に1票
⑩『題知らず』(作・ハシバミ)に1票
⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すを)に1票
最も組み込むのが難しかった要素『①薬を探しに森にやって来ます』
匠
①『末路』(作・OUTIS)
⑦『欲張り』(作・イナーシャ)
⑧『VRしりとり』(作・イナーシャ)
⑩『題知らず』(作・ハシバミ)
⑪『どうしてこうなった』(作・ひややっこ)
⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すを)
㉑『呪いと鎧と冒険者』(作・シチテンバットー)
㉒『ミュージカル』(作・OUTIS)
エモンガ
②『世界で一番大切な人』(作・イナーシャ)
⑤『あなたのための歌』(作・ジャンプ)
⑥『いちばんの先』(作・藤井)
⑩『題知らず』(作・ハシバミ)
⑰『スキヤキ』(作・イナーシャ)
⑱『呪いの歌』(作・ラピ丸)
⑲『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花)
⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すを)
■感想
読者の妄言を一方的に垂れ流しているような箇所が多々ございます。今回もご容赦ください。
①『末路』(作・OUTIS)
RTAお疲れ様です(震え声)。こんなきれいに要素回収の運び方できる人いますか?要素の持つイメージを「疲れ切った会社員」に近づける手腕、見習わせていただきます。それぞれが短文で分かりやすく状況を伝えていて、文章全体のまとまりもよく、やはりなぜあの短期間で書けたのか不思議なくらいです。
ところでなんですが、OUTISさんが「有り金を全部すっちまった。」なんて文章書くとは個人的に思っていなかったので(今までのどこかで書いていたかもしれませんが)、驚きました。「ちまった」が大好きな人間なので楽しくなっちゃいました。
ありがとうございました!
②『世界で一番大切な人』(作・イナーシャ)
RTAお疲れ様です。いやエモくね?脳内の自分が全会一致でエモい判定出してるのでこれはエモいです。
今回、要素的にも問題文的にもファンタジーが思い浮かべやすく、その路線で書く人はいるだろうなとは思っていました。ですが、歌の処理が非常に巧みで、あっと舌を巻きました。指切り歌、なるほど記憶と親和性が高いし、なによりファンタジーの中にあって現実の納得感を演出しています。いやあこんなのよく思いつきますよね、この速さで。水平思考的な爽快感と、物語のエモさを同時に感じることができてとても面白かったです。
ありがとうございました!
③『消えた歌』(作・ジャンプ)
思い出すという言葉を、普通よくあるように、忘れていたことをふとアウトプットするというものだとばかり思い込んでいたので、記憶喪失というワードに気づかされるところがありました。
呪いが解けた、の使い方が素敵ですね。これは刺さりました。よくあるような比喩なのですが、雷鳴の衝撃と解呪の取り合わせがなんかしっくりきます。
ありがとうございました!
④『かなりや(※要知識問題)』(作・リンギ)
要知識問題。いきなり一本取られた感がありますね。「かなりや」という歌が知識要素だったんですね。この歌を全く知らなかったのですが、ストーリーの筋と柔らかく合致しており、心地いい引用だと感じられました。その発想はどこから、、?
雷を叱咤と読み取った場合、物語にかけられる制約が大きいように自分には思えたのですが、引用を交えつつここまで自由に書けるのだと教えられた気分です。ストーリーそのものに関して、記憶をなくした状態から始まるので人物の関係性に関して触れるのが後半以降となるのが痛いところです。しかしこれも引用によって大事なものとしての記憶だと強調されていて、「かなりや」の使い方が巧みだと感じました。
ありがとうございました!
⑤『あなたのための歌』(作・ジャンプ)
ああああ!!!アンドロイド!!創り出す三種の神器!!実はちゃんと使わないとエモくならないんですが「新しい家で働くことになる度に、記憶は消された。」という設定めちゃくちゃいいです。盲点、中古のアンドロイドは当然メモリをリセットされますよね。ここに特に注目し、歌を思い出すという問題文につなげるなんて。卑怯です、、こんなのエモいに決まってんだろ。
たくさんの家庭で働いたことの表現に台詞の羅列使ってるのも生々しくて大好き。というかこなれてませんか?家にアンドロイドいます?
そして最後。感情に関する言葉を徹底的に排除してるの正解ですッッ!少なくとも僕に刺さりました。うわぁああえげつない。ここまで短い文章に、こんなに心を揺さぶられることになろうとは。全twitter民に見習ってほしいですね。
もう全部大好きです。これやばい。創り出すの投票数が足らなくなる予感がしてまいりました。いやあもう。感想書いてる間に4回読み返しましたが、ずっとエモいんだよなあ。短さが武器。要素の不自然感ないし。完ぺきでは??
何度でも言います。好きです。大好きです。ありがとうございました!!
⑥『いちばんの先』(作・藤井)
ヒュッッ(心肺停止)。文章上手い人の一行目やめてください、、ぁぁぁ。文章がエモいんだよなあ(謎)。いや、、どうしてくれようこの、読後感?感情?わけわかめです。
上からになって申し訳ないのですが、やっぱり人物の描写が上手いですよね。生き生きとしている、本当にそこにその人物がいるかのように感じられます。どうやったらそれできるんですか?
あと「泣けるほどの晴天」大好きです。この言葉のために今まで生きてきた。藤井さんの作品では、こういうカッコつけた表現が浮つかないんですよ。知った風に書いてますけど。自然に頭に入ってくるんです。それで読み返したり思い出したりしたときに「うわあああああそこの表現うわああああああ」ってなるんですね。はい。
さっきから感想になってないのごめんなさい、、。あと要素の使い方なのですが、馬を回転木馬と解釈して遊園地という場面を設定していたのにはベテランの手管を感じます。要素一つとっても妥協していないというか、考えて作られています。
めっちゃ良かったです。ありがとうございました!
⑦『欲張り』(作・イナーシャ)
え、、まってくださいこれ、、もしかしてすべての要素使ってる??うわ、凄い!この欲張りさんめ!!!没になった自分の要素も使ってもらえるの純粋に嬉しくないですか?
妖精の長に記憶を奪われる展開には納得です。ファンタジーの取り入れ方に独創性というか、個性が出ますよね。あの男は妖精の長が化けていたのだ、とか完全に童話的展開。大好きです。
また双子の娘のいじらしいこと。簡単に男の人物関係を説明できるパートでしたが、感情がちゃんと乗っかれる余地があります。
ありがとうございました!
⑧『VRしりとり』(作・イナーシャ)
スーパーコンピューターで笑ってしまった。VRしりとりというアイデアは普通にあったら面白いですよね。基本無料プレイでスキンや演出などに課金をするスタイルで。あったら遊びます。
思い出すの解釈、幅広いですよね。自発的に思い出すというかんじでしょうか。いままで無かった捉え方で感嘆いたしました。イナーシャさん単独で見ても、要素や問題文にこれほどのヴァリエーションが存在するのはあっぱれというほかありません。四作目にも期待がかかりますね。
会話だけで進んでいく形式で、テーマがしりとりなので要素の回収がストレートなものになるかとも思いましたが、それぞれに工夫がされていて面白かったです。今後の創り出すでも同じようにしりとりがあっても良いですね。
ありがとうございました!
⑨『カメオと魔女の薬』(作・ジャンプ)
意外なことに、歌そのものを主題とした作品はこれが初めてであるようでした。現実世界での物語なので、薬や馬、呪いの要素をどのように回収するかが作品にとって大きな山場となったと思います。
そこで上手かったのが、「呪い」を「作曲家のスランプ」としていたことです。ジャンプさんの他の二作品にも言えることですが、作品のテーマと要素回収を繋げるやり方が器用だと感じます。それこそウミガメのスープの解説としてぜい肉になってしまうような部分が少なく、それでいて物語の情緒も損なわれていません。だから全体的に読みやすく、素直に腑に落ちてくる作品となっていると思います。
ありがとうございました!
⑩『題知らず』(作・ハシバミ)
歌!短歌という解釈もありましたね。万葉集はおろか日本史にも明るくない自分ですが、物語を通して知識に触れる時ほど心躍ることはそうありません。そういう意味でこの作品は物語そのもの以上に好きになりました。またいたるところに短歌を媒体としたやり取りを散りばめ、知らないのに「うわ!平安時代っぽい!」と思わせられました。読んでいて非常に楽しい。
誰が詠んだのか知られていない短歌を物語の中核に据えて。読者には歴史の暗がりに思いを馳せる感動を、物語には説得力を与えます。この直後に起こったドラマを強調し際立たせ、つまりそれはウルトラエモい。
あーーー今、限界化のスイッチが入りましたね。もう語彙が出てこねぇや。なんだろう、この作品読んだ瞬間、自分がこれに投票する運命が虚空からグッドモーニングしてきました。分かります分かります。
いやあこれすごいですよ。読後感ほんと最高。夏の午前四時の露天風呂を凌ぎます。夏の君、白妙の君って呼び方がいいですよねえ。遊び心満載じゃないですか。登場人物が楽しそうにしているのが伝播してくるんですよ。楽しいなあ。
物語単品でもう無限に語りたい。広辞苑一冊分の語彙があれば、この作品よりも長く感想をつづることができたでしょう。作品の奥行きがとんでもねえ。なのに!!!なのにこれは創り出す、問題文も要素も回収してるんです。どこ、どこだ。ウォーリーを探せで眼鏡とかの小物見つけるよりも難易度高いですよ。これがまあまた見事なんですわ。はい。
だって白旗→白妙のですよ!?!?!会うための合図、それからよくも見事に「夏の君」、、、あぁ、、エモさで脳が溶けるぅ。いや違くて、これが要素回収だなんて。鮮やか。鮮やかがすぎますよ。性別を間違える、呪いが解ける。どれをとっても完璧です。ハシバミさんのこれまでの作品からは想像もつかないストーリーでした。前回、「これがハシバミさんワールドなんです!」などとのたまっていた馬鹿は吊るし上げていい。こんなこともできるなんて。作品のレンジが広いなあ。
いやほんっっっと最高でした。記憶に残したい名作です。ありがとうございました!!
⑪『どうしてこうなった』(作・ひややっこ)
古今和歌集は教養だった。こんど書店で買ってきます、、
ここまできれいにネタが被るのも珍しいですが、作品の趣は大きく異なっていて完全に別物として楽しく読むことができました。
というかめちゃくちゃ笑いました。平安でコメディ書ける人間って存在したんだな。マロ、残念イケメンなどの言葉選びがいちいち面白いし、テンポが良く退屈な箇所がありませんでした。
「「ほ、本日はお日柄もよく」
「今日雨ですけどね」」
ここ好きです。笑うしかない。主人公が頭を抱える様子が目に浮かびます。混乱と緊張で何言っているのかよくわからなくなっているアレですよね。
そしてオチもいい。現代、平安、ウエスタン(?)と全く違う場面を書いているんですが、そのデフォルメの仕方や台詞がテクニカルで「何を伝えたいのか」が非常に分かりやすかったです。だから笑いに集中できる。
とても面白かったです、ありがとうございました!
⑫『忘れないうちに、またね。』(作・ビッキー)
伴侶が亡くなってそれから記憶障害が進行するって、人間の本能みたいなところもあるんでしょうか。会話する相手がいなくなった、日常から変化が失われたというのも要因ですが、愛する人が死んでしまったということで思い悩むのも大きいようです。
一般的に記憶障害を患う人は怒りっぽくなるらしいので、この作品のおじいさんは実は病気とかではなく単純に現実逃避していたのかもと推測しています。おばあさんの死を受け入れて回復する描写も納得です。
家族の受け入れ方というか、関わり方というか。今回はおじいさんの精神的な成長を主眼に作品を書かれていて、もしかしたら別視点の物語が続きとしてあり得るかなと思いました。想像させられる作品でした。
ありがとうございました!
⑬『許してあげない』(作・くろだ)
足の速い奴に文句言われるって描写が現実感マシマシでした。よくわかる光景だけど、いざ自分で学校の様子とかを書こうとすると忘れがちです。想像力や観察力に秀でていらっしゃる方ですか?とりあえずグリフィンドールに20点です。
要素を至妙にさばきますよね。馬よりも速く、や一着の白旗などは本当に文脈との親和性が高くて、やはりそういった着眼点に驚かされます。要素を使うのが上手い人は、このように具体的な場面や使い方を想定してから作品を書いているのでしょうか。
読み終えた後、タイトルに目が行きます。許してあげないんですか、、?すねている娘の茶目っ気だといいな。
ありがとうございました!
⑭『天空の城ラテラ』(作・くろだ)
誰かがやると思っていました。脳内に電流が流れるやつ。シチュエーションとして大変好きなのでこれが見られて嬉しいです。実際にある作品をベースとして、よくここまで難易度の高い要素群を盛り込めましたね。
暗がりで静かにたたずむ=スクリーンを見るという解釈も好きです。ここらへん水平思考が光ってます。
固有名詞が使えないのがものすごい難点で、短い文章の中で人物がたくさん出てくるため若干「こいつは、、誰だ?」となってしまいましたが、そこは元ネタを知っている人間であれば補完できるようになっていますね。うまく省略していたと思います。
ありがとうございました!
⑮『綿密な計画』(作・Hugo)
創り出すの作品は親切な友人に読んでもらい、アドバイスをいただいているのですが。
「批判してもいいかい?なんかとっ散らかってない?」
「うん、、はい」
「文章で遊ぶのはいいにしても物語として何が言いたいのか分からないよね」
「はい、、」
というようなやり取りが今回ありました。申し開きのしようがない。この第22回は特に難しく、問題文や要素が綺麗にかみ合わないと悩んだ回でした。その中で作品として仕上げてこられた皆さんを尊敬してます。
つたない文章を読んでいただいた方、本当にありがとうございました!
⑯『斜陽と屈折』(作・Duffyφ)
こんな雑に呪いかけることがありますか。笑いました。「家路に気をつけるんですね。」が何故かツボにはまり、何度か読み返してくつくつ笑ってます。こんな序盤の雑魚みたいな暗殺者に殺されるなんて、、
遺書だというのにふざけ始めるし、コメディ色を前面に押し出してきてますよね。人死んでるのに。読者にはタイトルで殺害の手段が分かるようにしていますが、殺された当人は「私はあいつが怪しくて怪しくてたまりません。」どまりなのが滑稽です。考えれるほど笑えてきます。
ありがとうございました!
⑰『スキヤキ』(作・イナーシャ)
好きな人って欠点があっても有り余るほど好きですよね。尊いなあ。ギャンブル依存でも好きだから強く言えないみたいな。亡くなった人の記憶で、そういう場面が切り取られて「でもやっぱり好きだったんだよなあ」とか思って泣きますよね。知りませんけど。
終わり方もいいですね。すっきりします。なんというか、雷に直撃して死亡するところで感情がぐちゃぐちゃに、わけわからなくされるのですが、ラストの文章が抜群に奇麗で物語をまとめる力を持っている気がします。ぜんぶエモくされてしまう。雷にひどくおびえる成人男性の姿は嘲笑すら誘いますが、やはりラストシーンとの対比でエモくなってしまう。盤石。
ありがとうございました!
⑱『呪いの歌』(作・ラピ丸)
クラス内民主主義の産物である委員長がこんな嫌な奴だとは、、猫被ってたんでしょうか。終始胸糞というか、モヤっとさせられますね。北見さん怖い()
学校の雰囲気みたいなものが上手く醸し出されていて、そのおかげで人間関係のぎくしゃくがはっきりと読み取れるようになっていました。委員長の独裁やだなあ。こういう時、何かを言い返したら自分がすごい責められるんだろうなという感情があって誰も言い出せないんですよね。やだなあほんと。
あと、雷が落ちる(物理)大好きです。雷と認識できるなんらかの物体が上から落ちてきてほしい。今回の創り出すで、物理落雷は初めてですよね?素直に凄いです。
ありがとうございました!
⑲『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花)
おおおおおおおおおい雨降らすなあああああああああ!!すげえ!!ずるいずるいそれはずるい。こんなの反則ですよすげえ。「『やべっ、雨降ってきたっ。』」じゃないが。降ってんじゃん。
いやエモいわ。エモいわ、、エモい。再会のシーンが大げさじゃなくて良い。嬉しさが徐々に心に染みてきて。雨の音と歌声だけが、聴こえて。
、、、?
き、聴こえるぞ!?あのとき、バス停にいたのは二人だけだったはずなのに。聴こえる、、なんで?しとしとと降る雨、濡れた制服のいやな感触、遠慮がちに喉からこぼれる歌声、どこからか澄んだ声がそれに重なって。冷えた体と熱く頬を伝う涙が。ぜんぶある、、ぜんぶあるぞ!!
ラストの怒涛の描写。これまでの文章がすべてこのラストシーンのために用意されていたかのような、約束された感動。最高です。ひどくありふれていて平凡な童謡がバッハの旋律にも勝る瞬間がこの作品にはあります。
ヒーローのように生きることができると言い放ったハルヤが大きな壁に阻まれ(物理的な山道という壁と、精神的な子供と大人の壁ですね!!!)、一度諦めざるを得なくなった。しかし長い時間を経て、壁をいつのまにか乗り越えている。良い、、
一方で、物語に特別性を持たせているのはカズハです。普通の歌を特別なものにしたのも、幸せを待ちのぞむお姫様を卒業して決意を固めたのも。作品の重要な箇所に不可欠な要素を持っている登場人物です。
はっ。また妄想を吐いてしまった。
並外れた描写力、構成、想像力。やばい作品でした。創り出すの制約があったことに気づく余地はすべて、この恐ろしい作者によって奪われていました。
やばかったです。エモい。大好き。ありがとうございました!!
⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すを)
冒頭で心を鷲づかみにされました。これが「物語を紡ぐ」ということか。いやあすごい。優勝です優勝。乾杯。読んだ後、体力を使ったような感覚が身体に残る作品でした。なんて言えばいいんだ、好きすぎる。
どこからどこまで計算して作られているんだ。簡易解説まで完成度が高いなんて。これすごいなあ。中学受験の国語で出てくるやつじゃん。傍線引いて設問作りたくなっちゃいました。作っていいですか?堅実な文章でありながら、全体でみるとエレガンスを感じさせます。流れるようで統一感のある言い回し、ですが抑揚がしっかりときいていて、物語の構成に文章がぴったりと寄り添っています。いや知りませんが、僕がそう感じたってことです。
内容もエモい。コンプレックスの克服という主題がすっごい分かりやすい。井浦さんの物語も、作品をより複雑で重厚なものに織りなしています。人物が言葉を発するとき、その人の内側にあるものや囲まれている状況が反映されています。だから心情の描写が唐突とは思われず、説得力や現実感がしっかりと乗っかっているのです。
また語彙がえぐい。すをさんに死角はなかった。
本当にとんでもない作品でした。好みでなくとも好きにさせられる。本当に良かったです、ありがとうございました!!
㉑『呪いと鎧と冒険者』(作・シチテンバットー)
これは、、なんだ、、?わからん、が、とにかくすごい。
圧倒的な物量と世界観。がっつり刺さりましたとも。ええ。毎回すごい手の込んだコメディを書かれますね。プロレスシリーズのようなテンポの良い笑いとはまた違い、ところどころに仕込まれたネタでくすりとなります。それに普通にワクワクするファンタジーでもあります。続編お願いします。
問題文、要素の回収も、この世界観だからこそ違和感なく溶け込んでいました。むしろ要素の出てくる箇所が面白いというか。他の作品と比べてかなり異色であるような気がします。
毎度小うるさい感想失礼してますが、本当に大好きです。ありがとうございました!!
㉒『ミュージカル』(作・OUTIS)
メタOUTISさんですね、いつもの童話解説を作中作として活用しておられます。ゆるいBLみたいな展開でしたが、なんか普通にどきどきしますね。いや女の子のように可愛い男の子とかもはや女の子なのでは?まあこれは冗談で、実際のところOUTISさんの書き方がこの作品に「読ませる力」を与えているのだと思います。今更ですけど、つっかえることなく面白く読めるってすごくないですか?読んでいるときかなり没頭してしまいました。
以前から複数のキャラクターを同じ作品内で書き分けていたということもあり、今回もキャラの描写がとても巧みでした。OUTISさんの書かれるキャラは大抵魅力的になりますね。楽しく読ませていただきました。
ありがとうございました!
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フゴさん、投票&全レスありがとうございました!
前回より作品数も多かったので文章量がすごいですね!個人的には創りだす三種の神器なるものについてもっと詳しくお聞きしたいところです。
【本投票】
⑩『題知らず』(ハシバミさん)に1票
……全体を通して一切の無理がない。これに尽きます。
創りだすにおいて私が強く意識するのは、「問題文に呼応する解説を作った上で、いかに要素を核に結びつけていくか」というところです。ただ単に物語に差し込んでいくだけならいくらでも作りようはありますが、FAを導くための要素として組み込むにはそれなりの意味付けが必要になります。その意味付けができなかった要素を私はいつも最難関要素に挙げます。
その点においてハシバミさんの作品は、各要素がきちんと物語の核に結びついていて大事な役割を担っており、しかもそれが違和感なく綺麗に一枚の絵になっている、そんな感じがしました。
特に凄いと思ったのは「①薬を探しに森にやってくる」「⑥白旗をあげる」の組み込み方です。①は誰かが病気であるとか必ず森に行かねばならないとか、かなり方向性を限定される要素で私も苦戦しました。しかしハシバミさんの作品は、歌の才のない男がせめてもの知識のために読み漁った書物の中で薬草に興味を持ち、庭や道端では物足りず森へと向かう。誰も病気でないのに、森へ行く理由に無理がないのです。その森が男の住む家から見下ろせる場所にあり、そこからの要素⑥、白い布を掲げて男を呼ぶという案……結びつけられる歌。すごくないですか。薬草は趣味だといって自身の進むべき道を決めあぐねている男、そこからの要素③「いちばんやりたいことをやればいい」の台詞。ねぇ、すごくないですか。挙げればキリないですが、本当に自然に繋がってるんですよね。最優秀要素回収賞があったら私はハシバミさんに全票突っ込みたいです。すごい。パン焼いちゃう。
⑳『雷雲の晴れ間に』(すをさん)に1票
……涙が出ました。
創りだすとしての評価に照らし合わせる気にもなれないほど、もっと深く深く自分の感情を揺り動かす何かがありました。
とにかく言葉の扱いが素晴らしく、知識量もさることながら、見逃してしまうほどの細やかな感情・情景描写がひたすらに美しかったです。例を挙げるなら、井浦さんのお父さんが送ってくれたシーンの『もう一度目礼。それは見えていたかどうか、軽自動車は夜道を引き返していく。』の一文だとか。すごい繊細じゃないですか、この一文なくても普通に成り立つシーンです。でもこの一文でより磐城くんの性格がわかるし情景も浮かぶ。すをさんはこういった文章を、狙って付け加えるというよりはもう自然にそこに置ける人なんだろうという印象を受けました。
そしてこれは余談ですが、すをさん、ごがつあめ涼花さんのご友人だそうで。わかる~~~(?)涼花さんも繊細な文章を書く方なので、何か近いものを感じました。成人したらびわこの底で乾杯しましょう。
㉑『鈍いと鎧と冒険者』(シチテンバットーさん)に1票
……毎度異彩を放つシチテンさん、今回もその存在感は圧倒的でした。今回の問題文と要素は、解釈が結構限定的になりがちな印象でした。みんな記憶飛ばしがち(例外なく私も)。そして飛んだ記憶が雷のショックで戻るというクライマックスへ向けて物語を展開していく形になりがちだったと思うんですが、シチテンさんは問題文が中盤あたりで経由地点かのごとくさらりと回収されていったのが印象的でした。RPGの世界を見ているようなワクワク感と、思わず笑ってしまうようなネーミングセンスと、先へ先へと読ませるテンポの良い文章。それなりの長さがあるはずなのに苦痛なく読めて、読後感も爽やかです。シチテンワールド、最強でした。
【サブ投票】
▼匠賞▼
①『末路』(OUTISさん)
……お話としては二つ目に投稿された『ミュージカル』の方がより好きだったのですが、この作品における要素①の回収がとても印象的だったので匠に投票させていただきます。面白い解釈の仕方だなと思いました。
⑤『あなたのための歌』(ジャンプさん)
……雷が落ちて回路が繋がる、という発想がとても面白かったです。登場人物が記憶を失くす作品は多くありましたが、アンドロイドが新しい家で働くことになるたびに記憶を消される(前の家の記憶は不要)というのもまた納得度が高く、素材をうまく生かした解説だと思いました。
⑩『題知らず』(ハシバミさん)
……繰り返しになりますが、要素回収が見事。無理がない。ハシバミさんに文章力があることは創りだす常連メンバーの間では周知の事実ですが、それ以上に最近のハシバミさんは要素回収がプロフェッショナル。とにかく巧いです。
㉑『呪いと鎧と冒険者』(シチテンバットーさん)
……発想力。インスピ力。他の人にないシチテンさんだけの魅力が作品に溢れています。ファンタジーものはどちらかというととっつきにくく感じる私ですが、何の苦もなくスラスラと読めてしまいます。さすがサングラスの猛者は一味違う。
▼エモンガ賞▼
⑪『どうしてこうなった』(ひややっこさん)
……なんだろう。匠なのかエモンガなのか迷うところですが、ユーモアたっぷりで非常に読みやすく楽しかったです。オチも好き。
⑫『忘れないうちに、またね。』(ビッキーさん)
……うぅーん。切なさと、あたたかさと。何とも素敵でした。ビッキーさんにはぜひ、ミドリカワ書房の『恍惚の人』という曲を聴いてほしい。YouTubeで。
⑲『あめあめ、ふれふれ』(ごがつあめ涼花さん)
……本投票、持ち票がもう一票あればこの作品に投じていました。涼花さんの作品からはいつも涼花さんが見える気がするんです。胸の奥で育っていく感情をすんなりと外へ出せず見えない何かに押さえつけられているような息苦しさとか、そういった中で思いがけず出会う自分だけの秘密の救いみたいなものとか。読んでいて苦しくなるし、温かくもなる。文章の奥にあるものと自分の中にあるものとが共鳴するような感覚でした。
⑳『雷雲の晴れ間に』(すをさん)
……今大会のエモンガ大魔王です。エモーショナルどころの話じゃない。雷のごとく私の心をぶち抜いていきました。ありがとうございました。
【番外編】
『君の声を』(フェルンヴェーさん)
……ヴェエ(嗚咽)ロスタイムに素晴らしいものを読ませていただきました。
すをさんの作品が感情を揺り動かす嵐(もうちょっと他に表現ないんか)だとしたら、フェルンヴェーさんの作品はしとしとと胸の奥に沁みてくる雨といった印象で、一定のテンポで丁寧に綴られるストーリーに自然と引き込まれていきました。キャラクターの作り込みがすごい。映像作品にできそう。この良さを表現するには語彙が足りない、困った。
『雷が落ちたことで忘れていた歌を思い出す』という問題文に対し、このアンサーは実に見事でした。『忘れていた歌を思い出す』というと、大抵はその人にとって何らかの思い入れがある記憶が呼び起こされる(それに付随してメロディーを思い出す)という解釈がなされるものですが、レイ自身がこの童謡に特別思い入れがあるという描写はなされていません。ミズキが聴覚障がい者であり、発音できるものは聴いたことがあるもの=幼い頃の記憶であること。同様にそれはレイにとっても長く触れていない音楽(幼い頃の記憶)であったこと。レイの前で口笛を吹けるほどの信頼関係が築かれており、暗闇でレイを呼ぶ意志がミズキにあったこと。様々な要素がこの問題文に凝縮されており、それが丁寧に丁寧に描かれているのです。そして最後の最後で「愛してる」の一言。こんなに美しい「愛してる」を他に知りません。なんなんだいったい(錯乱)
ロスタイム投稿はサブ投票も対象外なんでしたっけ。私は匠とエモンガ両方に票を入れたいです。書くだけならいいよね。心の投票しておきます。ありがとうございました。
【最難関要素】
⑤馬が出てきます
……馬出さんといて。馴染みないねん。私に歴史ものは無理。どうせならもっとイレギュラーな動物にして。タカアシガニとか。
次点で『①薬を探しに森にやって来ます』でした。
この二つの要素は無理矢理組み込んだ感がすごいです。溶け込まなかった。
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【余談】
らてらてでの活動を休止していましたが、創りだすに参加したい欲がすごかったので参加させていただきました。やっぱり文章を書くのは楽しい。今回はとにかく書きたい話を書くということで、粗っぽい部分もありましたが楽しく書けたので満足です。
そして今回は好きな作品がたくさんありました。好きなものに対して針が振り切れる傾向にあることから投票に悩むことはあまりないのですが、今回はなかなか難しかったです。
また文豪が多く参加されたことから、創りだすの評価とは別に純粋に物語を楽しませていただいた作品も多かったです。
個人的優勝予想はハシバミさん。
改めてガフィーさん、MCお疲れさまでした。抜群の安定感でした。
この後の結果発表も楽しみにしています!
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藤井さん、投票ありがとうございました!
藤井さんがらてらてを離れられてから2ヶ月以上が経ったわけですが、今回こうしてご参加いただけただけでもうマクガフィンは満足してしまいました(余談ですが、藤井さんのエモンガ票がごがつあめファミリー×2,マクガフィンファミリー×3なのにおおってなりました)。
スープでもご一緒させてください^ ^
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メイン投票
12『忘れないうちに、またね。』(作・ビッキーさん)
19『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花さん)
21『呪いと鎧と冒険者』(作・シチテンバットーさん)
に一票ごと
エモンガ投票
19『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花さん)
匠は難しかったので省略させてください!
/感想/
12 ただ一回の雷から回り回って「人の死」という重大なものを受け入れる物語構成が非常にスッキリしていました。
また、思い出した。なぜ?という疑問に対して「認知症」という正反対の要素を組み入れており、「一部しか思い出せなかった」という点も忘れることへの苦しさを教えてくれるような気がしました。
19 エモすぎてエモンガになったわね。エモすぎてエモンガになったわね。(二回目)エモー!(エモンガの鳴き声)
12もそうなのですが、「雷」や「歌」の部分を弄らずに、美しい解答がなされていることに驚きました。文章を読むのはあまり好きではないのですが、映画と同じように引き込まれて、胸が締め付けられました。だからこそハッピーエンドで終わってくれたことにも安心しました。
21 普通に笑いました。学校あるあるでもありますね。(小学校の卒業式で、リハーサルは完璧にこなせこの解説のようにフォローもできたのに、本番でミスった自分と重なりました。)
【取り入れるのに難しかった要素】は
⑧呪いは解けます でした。「呪い」だけに目を取られ呪いがかかったまま終わらせようとしていていました。「呪いが…解ける!?!?」と焦って変えたのでこじつけ感が生まれた気がします。難しかった。
開催お疲れ様です!
だっふぃーさん、投票ありがとうございました!
だっふぃーさんも初創りだすとなったわけですが、いかがでしたでしょうか?この後の結果発表まで含めて楽しさを味わっていただければ幸いです^ ^
完全に余談ですが、だっふぃーさんのお名前の最後の文字はなんて打ったら出てくるか教えてください(^^;;
≪メイン投票≫
⑩『題知らず』(作・ハシバミ)に1票
歌=和歌という発想もさることながら、その和歌をちりばめながら素敵なストーリーでした。和歌の内容と要素の絡め方も素敵です。個人的には②の間違え方が刺さりました。
最も組み込むのが難しそうな要素『①薬を探しに森にやって来ます』
時代・舞台背景が固定されそうな感じがしました。
≪サブ投票≫
匠票
⑩『題知らず』(作・ハシバミ)
メイン投票でも触れましたが、歌=和歌という発想と白旗を上げるの回収がうまいなぁと思いました。特に「白旗を上げる」を降参以外の意味に捉えつつ、キチンと和歌という全体のコンセプトに沿っているのがすごいと思いました。
エモンガ票
⑥『いちばんの先』(作・藤井)
「雷を待ってた」のダブルミーニングにやられました。あとは個人的にライくんのコンプレックスに親近感があるのでそれが解消されてよかったねぇ、という思いもあります。
⑪『どうしてこうなった』(作・ひややっこ)
ハシバミさんの作品と同じ発想ながら、こちらはめちゃくちゃ笑いました。結局なんで海子姫は亀長にメロメロなんだろうか。
※4/26 見にくかったので編集(内容は変えていません)
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ほずみさん、投票ありがとうございました!
企画ものへの初参加ということで、今回がほずみさんのご活躍の礎となっていけばこんなに嬉しいことはありません!シェフなら3票投じられますよ!と、声高に宣伝させてください^ ^
「マクガフィン」さん、主催ありがとうございました!
前回ガフィンさんが主催をしたときは参加できなかった気がするので、今回が初めてですね。なんとか参加できて良かったです。
問題文について。
得られる情報は「場所は暗がり」「人物:男(ここに「性別を間違える」が関わらせることが可能。)」「雷が落ちる→歌を思い出す」「男は何かしらの理由で歌を忘れていた」など、補完しなければならないものが多く、面白かったです。歌を忘れていた、というのが何か素敵な響きですね。
私が特に苦戦したのは雷の扱い方ですね。自分の部屋でも言いましたが、雷というのは脈絡もない自然現象なので、ストーリーをどれだけ組み立てて、キャラクターの心情変化の過程を作ってもそれとは何も関係がなく突然やって来るので…かといって、自分は「雷を落とす」って比喩を使うのはなんだかちょっとアンフェアな気がして、どう扱うか悩みまくった挙句、雷を「雨」に内包する事にしました。皆さんがそれでも滅茶苦茶納得のいく解説を書いていて凄いなぁって…。前回シチテンさんに指摘して頂きましたが、自分の課題は解説の納得感とか、そういうところにあると思っています。今回も時間の都合上比較的納得感のある方をいくつか没にして書きやすいプロットを選んだので、克服できているわけではないんですよねぇ…。ウミガメのスープのユーザーとして参加している身ですし、何とか、何とか精進して直していきたいと思います。
【要素】
⑩その時は笑顔でした に投票します。
これは完全に個人的な事情です。だって前回似たような話を書いたから。
同様の理由で ⑧呪いが解ける の処理にも苦戦しました。
① 薬を探しに森に行く も難しかったですね。行動と場所、目的まで指定されているので、真面目に受け取ると、物語の中に大きく関わる部分にしないといけないのですが、内容がなかなかにメルヘンチックというか、現代日本で成立させにくいものなので。
【作品】
⑥『いちばんの先』(藤井さん)
⑫『忘れないうちに、またね』(ビッキーさん)
⑳『雷雲の晴れ間に』(すを) に、一票ずつ投票します。
今回は好みがはっきりしていたので、選ぶのがそこまで難しくなかったです。フェルンヴェーさんの作品に10万票を給付できなかったのが唯一の心残りです。
この3つとフェルンヴェーさんの作品は、きっといつもなら全部3票を投じていた作品だと思います。それくらい大好きです。
下に感想を書きますが、好みで選んだ「好き」は物凄く言語にしにくいので、曖昧なものになってると思います。
(藤井さんの作品)
まず、藤井さんが参加しているだけでも、凄く心が温かくなりました。ほんっとうに大好きですし、心配だったので。そのおかげで自分もモチベーションが出来て、作品を何とか投稿することが出来ました。
藤井さんの作品って私は物凄く感想を書くのが難しいんですよね。最初から、最後まで。世界の色の付け方というか、その見方というか、なんというか…なんでしょうね。うまく言葉にはできないですが、そういう言語化の難しい部分で私の中に沁みてくるんです。
不思議な力という非現実部分がありながらも解説に納得感があり、それでいて簡易解説だけでもうエモい。最後に⑥を回収してくるのずる過ぎません???(大讃美)
ライといろは、男女それぞれの距離感も、その内面を描く時の描写や言葉選びも全部が好みでした。
(ビッキーさんの作品について)
何というか、凄いリアルな文章だなあ、と感じました。多分、脳内の心象風景をそのまま描写するのが物凄く上手いんだと思います。
ビッキーさんの作品、前のも好きでしたが、今回の作品も好きです。
句点の打ち方とか、語りの文体が物凄くハマっていました。だから、言葉も心情も、ダイレクトに届いてきます。
そして何より、前にも思いましたが、例え同じプロットで物語を書こうと、この作品はビッキーさんしか書けないんだろうなぁって改めて思いました。
(すをの作品について)
タイトルからしてもう素敵。かと思ったら一文目も素敵。その章の最後に同じものを確信を持たせて持ってくるのも素敵。…全部素敵では??
人生二周目してないか君????って思うくらい繊細かつ詰まった文体。
描写の何もかもが巧いし、呪いの要素と一番の要素の扱い方が今回で一番上手いと思ったのも君でした。
それは多分、世界も人物も要素に対する説明も全部が全部丁寧だからですね。自分には真似できない筆致。凄いです。
文字数が多いけれど、その一文字一文字が全く無駄にならない感じ。それが人を物語の世界に惹き込むし、読者にも世界を共有させる。憧れるなぁ。
【匠】
①②⑥⑧⑩⑱⑳㉑㉒
【エモンガ】
①④⑥⑩⑪⑫⑳㉑+フェルンヴェーさんの作品 でお願いします!
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涼花さん、投票ありがとうございました!
毎度ながら問題文の丁寧な分析には頭が上がりません。雷の脱脈絡性なんかは確かに!と声を上げていました。ごがつあめファミリー恐るべし!
最も組み込むのが難しかった要素『⑧呪いは解けます』
匠賞
④『かなりや(※要知識問題)』(作・リンギさん)
⑥『いちばんの先』(作・藤井さん)
⑦『欲張り』(作・イナーシャさん)
⑩『題知らず』(作・ハシバミ)
エモンガ賞
④『かなりや(※要知識問題)』(作・リンギさん)
⑥『いちばんの先』(作・藤井さん)
⑩『題知らず』(作・ハシバミ)
⑪『どうしてこうなった』(作・ひややっこ)
全て作品を読むことができなかったため、メイン賞以外の投票をさせてもらいます。
(「マクガフィン」さんに許可をいただきました)
ジャンプさん、投票ありがとうございました!
初参加にして3作品も投稿していただけて嬉しいです。全作品を読めなかったということで、残念ではあるのですが、ぜひまた次回にでも投票者の気分を味わっていただければと思います^ ^
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《メイン》
【作品】
問題文に対する納得度を主な観点に投票いたしました。
④『かなりや(※要知識問題)』(作・リンギ)に1票
暗がり→雷→歌を思い出す、の流れが綺麗にまとまっていたと思います。
⑤『あなたのための歌』(作・ジャンプ)に1票
不要になったから記憶を消されて捨てられる、捨てられたから雷に当たる、雷にあたったから回路が繋がって記憶が蘇る、と綺麗に繋がっていて、実際に問題として解けそうな納得度でした。
⑨『カメオと魔女の薬』(作・ジャンプ)に1票
雷で直接ではなく燃え残った物を見て、というのが以外かつ納得できました。
【要素】
⑧呪いは解けます
解けるためにはまず呪われなくてはいけないので、全体の世界観と合わせるのが難しかったです。
というか、自作では途中で少し変えたために予定していた回収時点で呪われていないことに気づいて頭を抱えました……。
《サブ》
【エモンガ】
②『世界で一番大切な人』(作・イナーシャ)
あっけらかんとしているラテコが、だけどなんともいじらしくて可愛かったです。
④『かなりや(※要知識問題)』(作・リンギ)
男の語り口調や挟まれる歌詞がなんとも雰囲気がありました。
⑤『あなたのための歌』(作・ジャンプ)
短いながらもしっかりと物語があって、その光景が目に浮かぶようでした。
⑥『いちばんの先』(作・藤井)
「雷」のことを知らないいろはと記憶を失ったライが、それでも正しく互いを求めるところがエモいです。
⑦『欲張り』(作・イナーシャ)
「欲張り」のタイトルからラストの一文がとても良いです。
⑬『許してあげない』(作・くろだ)
狸寝入りを決め込む海子と「許してあげない」というタイトルがいじらしくて可愛かったです。
⑱『呪いの歌』(作・ラピ丸)
北見さんが怖いけど動機に納得はいくし、因果応報とも言えるし……良いとも悪いとも言えない後味です。
⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すを)
悩む者同士が「一緒に考えようよ」と前を向く流れがとても良かったです。
【匠】
⑦『欲張り』(作・イナーシャ)
全要素回収とか恐ろしいことを……それもこの短さでどの要素も綺麗に繋がっているのはまさしく匠です。
⑧『VRしりとり』(作・イナーシャ)
実際にできるならぜひやりたい……思わぬ繋がり方をするところが面白かったです。
⑱『呪いの歌』(作・ラピ丸)
雷=看板で、嵐のシーンが存在することで意味のあるものとなっていて良かったです。
⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すを)
「それを僕は、どんな顔で眺めただろうか。⑩」と直接描写しないところが憎らしいです。
㉑『呪いと鎧と冒険者』(作・シチテンバットー)
「一番」が歌の一番というのは、問題文もあって思いついても良さそうなのに読むまで全く思いつかなかった発想です。
《後書》
自分の要素を出した辺りから歌=和歌が離れず、現代的な要素が出ないことを祈りながら使えそうな和歌を検索していましたが、投稿後のコメントを見る限り誘われてましたかね……?
世界観が限定されない分、色々な世界観の作品が見られて面白かったです。
ハシバミさん、投票ありがとうございました!
コメントの時点では、『歌』と一口に言っても色々あるよなーくらいで発言してましたので、ここまでの完成度は私の想定なんてはるかに超えてきてしまいました。呪いについても、皆さん多様な表現がなされていて興味深いですね^ ^
⑲『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花)に1票
最も組み込むのが難かしいと思われる要素『①薬を探しに森にやって来ます』に1票
匠 票…⑤⑦
エモンガ票…⑥⑨⑲⑳㉒
個人的には開幕の『よろしくにゃん』もある意味エモンガ
キャノーさん、投票ありがとうございました!
キャノーさんにまで猫語をいじられたらもう立つ瀬がないじゃないですかΣ(゚д゚lll)
簡素で素っ気ない投票で申し訳ない…。
②『世界で一番大切な人』(作・イナーシャ様)に1票
シンプルイズベスト。無理のないストレートな感じが好きです。
⑪『どうしてこうなった』(作・ひややっこ様)に1票
好みで決めました。風流なのにコメディチック。
⑲『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花様)に1票
エモ―――――イ!!!一目ぼれに近いなにかで投票させていただきます。
最も組み込むのが難しかった要素:『⑤馬が出てきます』
馬を出すために薬草をめちゃくちゃ調べました。おかげでこじつけくさくなりました。難しかった…。
リンギさん、投票ありがとうございました!
今回は創りだすにあたって下調べをなさった方も多かったようで、その熱意には頭が下がります。リンギさんの馬の回収もまた粋でした^ ^
⑮『綿密な計画』(作・Hugo)に1票+エモンガ票+匠票
テンポ良く言葉が紡がれていく様がなんとも言えず素敵で、要素回収の仕方が凄く好みでした。
今に凄くマッチした内容で、パソコンの電源が落ちてしまったところは思わず一緒に終わりだぁ、と呟きたくなりました。あの絶望的な感覚は想像したくもないですね。
私も駅で発着の音楽が流れた時に、これなんて曲だっけ……と過去の記憶を揺さぶられたことがあるので、凄く共感というか納得感がありました。
これだけ日常に寄り添った内容が、これだけお洒落な文章で書かれているというのが本当に堪らなくて、強く印象に残った作品でした。何回か読み直してしまうくらい、取り敢えず好きすぎました。正直言って一目惚れです。
⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すを)にエモンガ票+匠票
『僕はきっと、雷と出会ったのだと思う。』という一文での導入、とても痺れました。『雷に出会う』なんてとんでもないワードが分かりやすい訳もないのに、こんなにもピタリとこの作品に寄り添ってしまうのが、もう好きすぎて溜息が出てしまいます。
今回、雷の部分を比喩で使っているものよりはそのまま雷として取り入れているものの方が受け入れやすかったのですが、この作品はそんなことなかったです。
感情を発露するシーンがとても良かったです。終わり方も凄く好きですね。
最も組み込むのが難しかった要素
『①薬を探しに森にやって来ます』
フェルンヴェー投票ありがとう!
一番の大作を創りだしながらも持ち票は1票というのがなんともシュールだね。あなたの作品がロスタイムじゃなかったら、全体の結果にどんな影響を及ぼしていたか、なんてのも気になるところ。
投票させていただきます。
【メイン票】
リンギさん作『かなりや』に一票
ダーク!!とてもダークで素晴らしかったです!男が語る夢の描写が細かすぎるわけでもないのに、すごく不気味さが伝わってきました。そして、歌のチョイスも好きです。リンギさんのおかげで、こんな物語性にあふれた歌を知ることができました。
藤井さん作『いちばんの先』に一票
藤井さんの、ほろ苦さがあって、けれど最後は心が芯から温まるような作品が大好きです。今回も、すれ違って、葛藤して、それでもコンプレックスを受け入れられるようになる素敵な最後が待っていて。二人とも輝いていました。
ハシバミさん作『題知らず』に一票
情景描写が本当に美しい!そして、詠み人知らずを巧みに使った物語!和歌がかぶっってしまったなんて思いましたが、とんでもなかった。このお話本当に好きです。できることならお二人の続きが読みたいです。ありがとうございました!
【匠票】
イナーシャさん作『欲張り』
個人的に今回の問題はとても苦しんだのですが、まさかの全要素を取り入れた作品。正直、≪30≫を見たとき、ふぁ?ってなりました。しかも、50超えたところまで網羅するっていう。作品全体としても伏線とかも張ってあって、クウォリティーの高さに度肝を抜かれました。匠の一言に尽きます。
【エモンガ票】
すをさん作『雷雲の晴れ間に』
作中の描写の美麗さはさることながら、一瞬一瞬を苦しみながら精いっぱい生きているキャラクターたちが素晴らしいです。「嫌いになんかなれるかよ、そんな簡単に割り切れないよ」という言葉に心臓を撃ち抜かれました。エモンガ!!
【最も組み込むのが難しかった要素】
③いちばん、は重要です
意外だったんですけれども、最後の最後までこれに悩まされました。いちばんです、じゃなくていちばんが重要、なので、いちばんってなんだ?!何が重要になるんだ?!って頭抱えてました。
第22回正解を創りだすウミガメ、ありがとうございました!
久々の参加でしたが、あれこんなに難しかったっけって位何も思い浮かばず、ひーこらしてました。結果できてしまったあのカオス。めちゃくちゃ楽しかったです。
マクガフィン、お疲れさまでした!
[編集済]
ひややっこ投票ありがとう!
確かに今回もクセの強いお題と要素だったかもだけど、ひーこらした結果があのコメディとは恐れ入るね。いろんなジャンルの作品が見たいところです。
投票します
要素 ⑥白旗
作品 ⑩題知らず ハシバミさん2票
⑲あめあめ、ふれふれ ごがつあめさん1票
ラピ丸さん、投票ありがとうございました!実は同作品に複数票を投じたのはラピ丸さんだけだったりします。それだけ甲乙つけがたい作品群だったってことですね^ ^
【最優秀作品】
⑧イナーシャさん作「VRしりとり」
まさしく発想の勝利。ウミガメとして出題されても中々に楽しめそうでした。
⑨ジャンプさん作「カメオと魔女の薬」
ウミガメとしては最も納得度の高い作品です。ストーリーとしても読みごたえが十二分にありました。
⑬くろださん作「許してあげない」
雷ではなくそれに照らされたカレンダーにフォーラム当てる着眼点がユニークで面白いです。
バースデーソングを思い出せるかはアリナシが別れそうですが、俺は一応アリにしました。
【最難関要素】
③「いちばん、は重要です」
やはり「重要です」を上手く使いこなせてない、あるいはこの部分が抜け落ちてると思われる作品がいくつか見受けられたからです。
【匠】
③④⑥⑧⑪⑫⑬⑰⑲
【エモンガ】
②⑥⑰⑲⑳
【以下感想など】
【各作品の感想】
No.1「末路」OUTISさん
絶望的ながらも絶望感が薄い感じです。
ウミガメの問題のように簡潔にまとめられています。
しかし登場人物が抱いてる絶望の描写が軽いために絶望感が薄く描かれていることと、そもそも「雷が落ちて木が燃えたのでキャンプファイアーを連想した」という主軸に納得感が薄いというのが気になりました。
⑧ギャンブル中毒を呪いと例えたのは面白い表現だと思います。
あの頃は良かったと思えるだけまだマシな可能性()
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No.2「世界で一番大切な人」イナーシャさん
ファンタジーのような感じ。
ストーリーだけでなく、謎としての納得度も高かったです。
しかし要素の印象が薄く、もう少し攻めても良かったと思いました。
「雷が落ちる」→「誰かがぶちギレる」の発想が被った()
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No.3「消えた歌」ジャンプさん
子供の頃の経験とか記憶とかって大事ですよね。
簡潔にまとめられており、通常のウミガメを読んでるようで読みやすいです。
しかしながら、雷が落ちたのを見たことで記憶を取り戻した際の展開は少々強引というか唐突だと感じました。そこに至るまでの描写とかがもう少しほしかったのかもしれません。
②⑧の記憶が無い故に中性的な顔の弟を女性と思い違えてしまうのはかなり上手いと思いました。
記憶が戻ったことで前向きになれて良かった。場合によっては記憶を取り戻したことでさらに塞ぎこむパターンも考えられるので。
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No.4「かなりや」リンギさん
何かふわふわとした不思議な感じの話。
前にも書きましたが、「雷が落ちた」のを「誰かがぶちギレた」と解釈するのはウミガメチックで俺好みです。
しかし前々から描写があったとはいえ、怒号で思い出すのか?と少し微妙に感じました。
④「歓迎されない」を「ここではなく他に行くべき所がある」と解釈したのはかなり上手いと思いました。
皆幸せになってほしい。
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No.5「あなたのための歌」ジャンプさん
近未来の話。
ストーリー自体は面白かったです。また「雷が落ちたので歌を思い出した」というかなり難しい展開を「雷の電流が流れたことで回路が繋がった」と如何なる形でも理由を付けたのは良かったと思います。
しかしながら、⑥の箇所を「白旗を上げずに」と解釈されましたが、⑥は「白旗をあげます」とあるので、それを否定するような描写はアウトだと思います。
⑩がストーリーと上手く合致していて良かったと思います。
③が表記されてませんでしたが、それは「一番普及してたのは人型」の箇所でしょうか?
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No.6「いちばんの先」藤井さん
わあい藤井さんだあ。サンダーだけに(訴訟も辞さない)。
まず、ストーリーは非常に良かったです。キャラクターや描写など、流石藤井さんと感服しました。
しかしながらウミガメ問題と考えると単純にストーリーのみで評価はできません。「雷が落ちる」から「歌を思い出した」のプロセスが重要なのですが、そこが「身体が反応し無意識に歌い出した」となっています。小説ならこれでも十分すぎるのですが、ウミガメとしては非常に残念としか言えません。
⑦色彩を取り戻した(という感覚がある)ことで夕日が綺麗に見えた、というのはストーリーにも合い非常に見事な表現だと思います。
名前をからかってきた生徒とも仲良くなれてたらいいな。
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No.7「欲張り」イナーシャさん
大きな妖精をください!(そういう話じゃない)
ストーリーは面白かったです。所々にクスリと笑える要素もあり読んでいて楽しかったです。
しかし、何と言葉に表せばよいか分かりませんが、ウミガメの謎としてはあまりにも微妙すぎました。簡易解説を読んでも、何故そうなるのかがハッキリ分かりませんでした。
③「重要」を上手く扱えてない作品もそれなりにありましたが、この作品はちゃんと「重要」を扱えてました。お互い一番に愛し合う必要があるのだからめっちゃ重要。
関係ないですが、最初は「男の娘(おとこのむすめ)」を「男の娘(おとこのこ)」と読んでしまい、一人で勝手に混乱してました(末期)。
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No.8「VRしりとり」イナーシャさん
仲良くてよろしいことで()
何よりも発想がとても面白いです。描写も面白く、短く上手い具合にまとめられています。
「雷→思い出し」の点は「『落雷』と言われたことで『いろは歌』を思い出し言った」と解釈しましたが、別の解釈によって「これらに因果関係があるのか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。自分は考えて腑に落ちました。
特定の要素が、というわけでなく、多くの要素を上手い具合に組み込めていて面白かったです。
「グリズリー」とか「カエンダケ」とか言ったらどうなるんだろうか。
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No.9「カメオと魔女の薬」ジャンプさん
華々しく見える人も苦労してるんだな、という話。
「落雷」→「納屋炎上」→「納屋整理」薬草「昔の楽譜発見」→「初めて作った歌を思い出す」の流れが見事でした。この展開に苦労してる人が多い中、(すくなくとも俺は)とても自然に展開してたと思います。
しかし③は「重要です」と書かれてますが、ここの描写ではあまり重要さが見られてないように思います。余計なお世話ですが「商品やドラマの知名度のためには1位を取った男の曲を使うことが重要だった」みたいな表現があればいいなと思いましたがたぶん蛇足ですね()
⑧スランプを呪いに例えたのは「ほぅ」と思いました。シンプルながら面白い表現です。
レモンの人を思い浮かべながら読んでました。
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No.10「題知らず」ハシバミさん
平安的なお話。最初タイトルを「恥知らず」と空目してしまいました。パープルヘイズ!
表現や描写などが上手く、その時代や詩についてよく知らない俺でも容易に情景を思い浮かべられました。俺が詩的表現の知識をもっと持っていればさらに深く読み込めたかもしれません。すまねぇ、古文はさっぱりなんだ。
しかしウミガメとしてはやや微妙に思えます。「かつて雷の詩を聞いたから落雷でそれを思い出した」、というのはプロセスとして不自然でないように思えますが、謎としては味気ない感じに思えます。
①薬草自体がほしかったために森に入ったというより、周りの視線が気になって森に入ったというのは独特で面白かったです。
というか実在の和歌を基に作るなんて凄いですね。
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No.11「どうしてこうなった」ひややっこさん
まさかの二回連続平安かと思ってたら、引用した短歌も全く同じで流石に笑ってしまいました。
作風は俺好みです。シリアスよりコメディ派なので、こういった作品はスラスラと読めます。
しかし、前の作品と同様に、流れとしては不自然ではないが謎としては味気ないと思いました。
⑤馬をそう使うかと思いました。お見事です。
雷を基に読まれた詩ってそう多くはないのかも。
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No.12「忘れないうちに、またね。」ビッキーさん
何とも物悲しい話。
表現や描写に様々な工夫が見られてたのは良かったと思います。
しかしやはりウミガメとしてはとても微妙だと感じます。簡易解説が見られなかったので自分なりに「老化で記憶をほとんど無くしてる男は、落雷によりかつて亡くなった妻が唄っていた歌を思い出した」と大雑把に要約しましたが、これでは謎としては微妙と言わざるを得ません。
⑧「記憶は時に呪いとなる」→「記憶を無くしてる彼は呪いが効かない」という解釈は非常に独特で面白かったです。
一瞬この人の息子も亡くなったのかと思ってしまいました。無事でよかった。
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No.13「許してあげない」くろださん
お子さんもお父さんもお疲れさまです。
「雷が落ちてカレンダーを照らしたので誕生日を思い出した」という発想は非常に良いと思います。雷そのものより別のものにフォーカスを当てる、まさに水平思考。
しかし、「誕生日を思い出したことによりバースデーソングも思い出した」というのは各々で良し悪しが別れそうです。自分もこれがアリかナシか決められませんでした。
⑨意外とかわいい文字(笑)・・・じゃなくて、これは人などの生き物、あるいはそれに準じるものに対して使われてた印象なので、文字を可愛らしいとしたのはユニークだと感じました。
父親に誕生日を忘れられた娘のために神様がクラッカーを鳴らしたのさ。まさしく神鳴りなんてなHAHAHAHAHA。
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No.14「天空の城ラテラ」くろださん
あの地平線が輝く話。
パロディネタは賛否別れやすいですが、俺は好きです(というか元作品が好きだからかもしれない)。というかあの作品で今回の要素と被ってるのこんなにあったのね()。
しかしながら謎としては微妙に思えます。また細かい部分では「暗がり」のところがどうしても投げやりに思えてしまいました。
②そういえば変装して逃げてましたね()
俺の顔文字が某大佐由来てことを知ってる人はどれだけいるだろうか(不要不急の自分語り)。
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No.15「緻密な計画」Hugoさん
ずっと要素探してました(締め切りギリギリまで取りかからないお前が悪い)
「落雷」から「歌を思い出す」までの流れがちゃんと存在しており、かつ不自然でなかったのは良かったです。
極めて個人的なことで申し訳ないのですが、時事ネタは苦手です。センシティブなものは特に。それに気を取られて内容が頭に入ってこなくなるので()。スポーツとか楽しいことや好きなものは例外。また③は「密林で探すのが一番だ」と解釈しましたが、その場合は「重要です」に該当しないように思われます。間違ってたらごめんなさい。さらに、書かれてる話題が唐突に移っていることで少々読みづらく感じました。
②仏陀像が両性モチーフなのは知りませんでした。
この出来事がリアルなのか創作なのか分かりませんが、リアルだったら本当にお疲れさまでした。
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No.16「斜陽と屈折」Duffyさん
前々から恨まれてたのか、それとも歓迎しない人を焼死させてるのか。
この問題文で殺人事件を起こそうとした発想がユニークで面白いです。
しかし個人的に納得度はそれほど高くないといった感じです。あっさり聞き流したのに、思い出せることが出来るのか?とかなり細かいところで引っ掛かりました。
⑦夕日を情景としてではなく、モロにストーリーと関連させるのは難しいことだと思いましたが、上手く組み込めてました。
平安時代の警察(的なもの)の捜査能力ってどれくらいなんでしょうね。やはり低いのでしょうか。
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No.17「スキヤキ」イナーシャさん
上を向いて歩く話。
落雷から思い出すまでのプロセスが不自然なく描写されていて良いです。
しかしどうしても雷に反応→段ボールが倒れる→オルゴールが流れる、の箇所で引っ掛かってしまいました。描写としてはそんなに不自然でもないのですが何故か引っ掛かってしまいました。
⑧「呪い」という単語を使わずに呪いが解けるのを表してるのは非常にGood。
タイトルを見てたら、なんかお腹が空いてきました()
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No.18「呪いの歌」ラピ丸さん
怒らせると怖い話。
ストーリーの展開自体は良かったです。呪いの歌の意味が判明した際は盛り上がりのピークとなり、とても面白かったと感じます。
しかし簡易解説でその点が書かれてない通り、謎の軸としては少々物足りない印象です。
⑧呪いではなく「呪いの謎」が解けるという発想は面白いです。
何を聞かされたのだろうか。まさか大きなイ(以下自重)
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No.19「あめあめ、ふれふれ。」ごがつあめ涼花
ぴっちぴっちちゃっぷちゃっぷらんらんるー(クソリプ)
雨を文字で表現?はい匠。ストーリー?はいエモンガ。といった具合に、表現としてもストーリーとしても極めて高いレベルに到達してると感じました。
しかしながら、ウミガメとして考えると「雷が落ちた」と「思い出した」の間に何のプロセスもないのは少し物足りないように感じます。
③「一番」がここまでストーリーの根幹に関わる作品はそうたくさんは無いでしょう。とても印象に残りました。
虐待よくない。
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No.20「雷雲の切れ間に」すをさん
思春期に少年からの話。
人の心情が上手く描かれています。こういうのを書くのってけっこう難しいと思うのですが。
しかし、簡易解説で「雷を落とされて、かつて聞いた歌を思い出す」と書かれているのは、やはり落雷(あえてこう記載します)と思い出すまでの間に何かしらのアクションやプロセスが無いように思えてしまいます。実際は「雷が落とされる」→「声を聞く」→「声から歌を連想して思い出す」という過程がしっかり存在してるので勿体無いです。
⑩あえて直接書かずにこういった形で感情を表すのは面白いです。
ナンバーワンにならなくても以下略。
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No.20「呪いと鎧と冒険者」シチテンバットー
プロレス?早々に諦めたよ。
謎の軸としては悪くないと思う。「雷が落ちる」を「誰かがぶちギレる」としたのはいい発想だった。だからこそ被ったのかもだけど()。というかガチの落雷だと何も思い付かなかった。
前の人がぶちギレて近くの人が歌詞を確認するように呟くのは分かる・・・スゲーよく分かる・・・不安になるのは仕方ないからな・・・
だが、こいつが思い出してるのは「歌詞」じゃねえかああーーーっ!?「歌を思い出した」って書いてあるじゃねえかよーーーっ!!!要素とかでイチイチ細かいところ突きながら、問題文の根幹を読み誤ってるじゃねえかー!!!人のこと言う前に自分をどうにかしろってんだチクショーっどういうことだ!どういうことだよっ!くそっ!・・・えっと、正直これがアリなのかナシなのかは分かりません。締め切りになってから気付きました()。
⑩個人的に思い出したときに気色悪い笑顔を浮かべた下りは好きです。
RPGぽくしたかったが、上手くいかなかった。
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No.21「ミュージカル」OUTISさん
青春だねえ。
キャラクターの心情描写などが分かりやすく面白かったです。
しかしやはり「落雷」と「思い出す」の間に何かしらのアクションが欲しかったような気がします。
①森を舞台装飾とする発想は思い付きませんでした。
友情が芽生えてよかったよかった。
【創りだす感想清書その2】
【問題文】
今回はかなり難しかったと思います。ここ最近は毎回そう言ってる気がするけど()。
要素がかなり尖っていたというのもありますが、それ以上に謎の主軸となる「雷が落ちたので歌を思い出した」が普通にウミガメでやろうとしてもかなり難しいからです。それを要素という縛り要素があるのだから、そりゃもうムズいムズい。
「暗がりで」「静かに」「佇む」と地味にシチュエーションも特定されているのも難易度の高さに拍車をかけています。
「雷が落ちる」も表現としては広くありません。「本当の落雷」「誰かがぶちギレる」もしくは「雷に模した何かが落下する」くらいでしょう。さらに「目の前に」とシチュエーションが固定されてるために、さらに狭まります。
そして「歌を思い出した」。ウミガメ問題は大まかに二種類に分けられると考えて「出来事により本来予想されてる結果とは真逆の結果になった」パターンと「出来事とは本来関連性がないと思われる結果になった」パターンです。前者は「娘が誘拐されたと電話があって喜んだ」問題が、後者は「本家のウミガメ」や「ターミナルテイスト」が該当します。今回は完全に後者のパターンで、これは二つのイベントを上手い具合に結びつけないと途端にチープで台無しになります。これも今回の難しさに拍車をかけた理由かと。
だからなんで21作品(ロスタイムを含めると22作品)投稿されたか分かりません。俺が考えすぎただけでそこまで難しくなかったとか?
あと俺としては「雷が落ちたこと自体で思い出すのではなく、それにより何かが起こり、それで歌を思い出す」、要するに「雷が落ちる」→「歌を思い出す」にどんな形でも理由というかプロセスがほしいので、単に「雷が落ちたので歌を思い出しました」、つまり落雷から直接歌を思い出すことに移行している作品には高得点は付けられなかったです。しかし今回はそういうのがわりと多く見かけられた気がします。俺が複雑に考えすぎたのでしょうか。というか今回は評価が支離滅裂気味だったかもしれません。ごめんなさい。
とりあえず⑧⑨は入れるのを決定。最後は⑬⑮⑲で悩みましたが、落雷から思い出すまでのプロセスの存在や自然さ、そして発想や着眼点で⑬にしました。
【要素】
今回はわりとぶっ飛んでましたね()
特徴が強いのが一つ二つあった方がそれが一つもないのより作りやすかったりするのですが、ここまで尖ったのが多いと流石に扱いに困りそうです。
①「薬を探しに森にやって来ます」→これは俺が出したやつですね。以前にあった一つ出したのが必ず選ばれるやつを除けばクリスマスのやつ依頼の採用です。特に何も考えずどぶろっくネタを連投したのですが、一番やべえのが選ばれちゃった()。
②「性別を間違えます」→これによってボーイッシュな女の子がめっちゃ増えた気がする(歓喜)
③「いちばん、は重要です」→今回最難関に入れた要素。これに限らず「重要です」要素は扱いが非常に難しいです。
④「歓迎されませんでした」→皆さん三者三様に歓迎されませんでしたね。しかし「されませんでした」と過去形だったからか、最後は普通に歓迎されてる作品も多々見られました。
⑤「馬が出てきます」→ガチの馬を始め、本の中での登場、アンドロイドなど、こちらも多様な馬が見れました。一番笑ったのは「桂馬」。
⑥「白旗をあげます」→本当に白い旗を上げるだけでなく、「どうしようもない」「降参」「敵わない」などといった意味で使われてたパターンもあり、今回の要素では最も活用の幅が広かったのではないでしょうか。誰か白い旗を差し上げる人もいるかなと思ったけどそんなことなかった()
⑦「夕日は綺麗です」→こちらは逆に幅が狭い要素。まあ風景とかだと厳しいよね。
⑧「呪いは解けます」→呪いが消えてなくなる、という点ではほとんど同一でしたが、呪いの内容が様々でした。白旗の次に幅が広かった要素だと思います。
⑨「意外と可愛いです」→これでクールだけど可愛らしい美少女がたくさん出てきたぜグヘヘ(最低)。生物だけでなく「文字」も可愛らしくされてました。
⑩「その時は笑顔でした」→その時とは?が焦点になるかなと思いましたが、考えすぎでした()。俺は「落雷」あるいは「思い出した」時と解釈してました。
【以下自分語り】
今回は色々と紆余曲折してます。
RPGを基にしようと最初は考え、その後は勇者育成学校的なのにしようかな?となり、最終的にはRPG要素があまりない感じになりました。
あと戦闘とかもう少し書きたかったなと思ってたりします。時間が無かったんだ()
【問題文】
「暗がりで静かに佇む」→これ途中まで忘れかけてました()。舞台を学校にして音楽室を暗くしようかなと考えましたが、紆余曲折の末に実技となり、じゃあ場所はどうしようか、洞窟でいいか、となりました。
「目の前で神成が落ちたことで」→落雷だと何も思い付かなかったです()。幸い「雷が落ちる」という表現に至ったので、それを使いました。
「歌を思い出した」→しかし落雷と歌を思い出すのにどう関連があるんだ?単に雷を見ただけで思い出すのは面白くないし、それなら他の要素でも思い出せるし納得度が低くなりそう、などと考えた末「歌をド忘れしたことに気付く」→「前の人も同様に忘れたので怒られる」→「その説教の中で歌詞について触れたので思い出す」という流れになりました。しかしまあ舞台とか色々変わったし教師がわざわざ答えを漏らすか?となったので「心配になった周りの人が歌詞を呟き、それを聞いたことで思い出す」となりました。
【要素】
①→今回のストーリーの軸を決めた要素。本来はRPGぽくしようとした名残になってます。ストーリーの中ではモンハンぽいけど。
②→マリンが出てきた元凶。名前を決めたはいいがあまり男っぽくないな。どうしよう?と考えた末「高身長」「パワー型」「僕っ娘」となりました。おかげでとあるアイドルみたいなキャラクターになったよね。
③→今考えれば「一番の成績で卒業することが重要」とも解釈できたのかな?まあそれだともっと二人の間がギシギシしてただろうし、これで良かったのかもしれない。歌って実際一番が重要だしねタブン。
④→本来はRPGを基にしてギルド的なのに加入しようとしたら、みたいな感じでした。まあ勇者が冒険者に、ギルドが企業になったくらいで大きく変更はしてません。
⑤→始めは単に敵が馬を出して終了にしようかと考えましたが、歌の下りを書いてる途中に思い付いてねじ込みました。こんな感じで要素はわりとアドリブで入れることが少なくありません()
⑥→単に降参と解釈。敵と戦うという考えが序盤からあったのでこれはずっとそのままでした。
⑦→ある意味一番処理に困ったかもしれない。まあ情景や背景として普通に使いました。
⑧→今回のストーリーの軸を決めた要素その2。RPGで呪いと言えば外せない装備でしょ。というわけでそのまま採用されました。結果として性別を間違えたり可愛いのが判明したりと色々と役に立ってます。
⑨→可愛い!可愛い!
⑩→途中まですっかり忘れてました()。「その時」を「落雷、あるいは思い出した時」と解釈したので、ハルには気色悪くなっていただきました()。そういえばハルて名前もとあるアイドルを連想してるのかも。
最後に、主催のマクガフィンさんに最大限の感謝を、全ての参加者に最高級の敬意を、ありがとうございました。
[編集済]
シチテンさん、投票&全レスありがとうございました!
せっかくリアルタイムで要素を確認できる仕様にしたのに、皆さん容赦ないじゃないですか!作品の問題点をきちんと指摘していくスタイルはとても貴重で、ウミガメ重視の視点はすごくためになります^ ^
メイン投票させていただいた作品に感想を追加させていただきました。
メイン投票
『題知らず』(作・ハシバミ様)に1票
脱帽です。なんですかこのクオリティ。本が出たら10冊買います。これと勝負してたんですかぼくたち。
まずもって、古今和歌集の選者を視点主に据える時点で圧倒的に匠です。問題文の『歌』から本歌取りの手法を取れるのがもう凄い。発想しかり技量しかり、時代背景や和歌への知識理解が相当ないとそもそも物語が作れませんから。しかも、『馬並めて』を引いて⑤の馬を回収したり、『春過ぎて』で白妙の衣を⑥の白旗になぞらえたり、『天の原』で問題文の雷を思い出したり。活かし方が最高にイカしてます。すいません。
そして、そこまで情報量を詰め込んでいるのに、読んでいて全く粗がないどころか登場人物の人柄や背景や舞台の雰囲気までも精緻に伝えてくる。何者でもなかった主人公は白妙の君との日々を捨てて出仕を決め、再会したと思ったら男とかいうスパイス。そこで何も言わずにいなくなった罪悪感への救済を得つつ、自らの道を模索し始める。物語としてもものすごく綺麗でした。短いのにエモいから濃度が半端ないんです。エモンガ!!
あと、物語を通しての淡々とした空気感もすごく好きです。長々と語らないのに伝わってくる風情というか。空気が饒舌というか。この絶妙な筆致、もしかしなくてもプロの方ですか?
……と思わずにはいられないほどに、ベースにある深い知識とそれを活かす技量がずば抜けていると感じました。
『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花様)に1票
あああ瑞々しいみずみずしいみずみずしくて溺れる!ごぼぼb、この川、深い!恥ずかしいところをお見せしました。こういう物語、大好きです。
読んでいてまず感じたのが、『こどもらしさ』でした。稚拙という意味では決してなく。けっっして。一人称の飾らない文体、かわいらしい擬音、衒いのない鮮やかな情景描写、素直な語りと会話劇、といったような物語のあらゆる部分から瑞々しさが溢れていて、読んでいて懐かしいような、自分にもこんな頃があったなー……あったかー……ないわー……というような。うまく言えない。
しかし、そうした筆致の反面、物語自体はとてもえぐい。この人いつもそうなんですよ。親の束縛によって学校に行けないカズハにとって、外の世界を教えてくれるハルヤはまさに王子様ですよね。そうして雨の逢瀬を重ねる二人を、容赦なく引き裂くカズハ母。ハルヤの語りでは「バケモノ」と表現されてましたが、こどもにとって親ってあまりにも大きな存在で、それがこうも無情に立ちふさがってくるとなれば、そりゃあ怖いですよと。そして、追い討ちのように引っ越しが決まったと告げられる。もうやめてくれ。
そこから嵐の中の逃避行、雷に怯えつつ歌を歌って自らを鼓舞する二人、しかし十二時を過ぎるとあえなく捕まってしまう。そういうところだごがつあめ。ここまでこども視点からの鮮やかで瑞々しい物語を描いておいて、一度無慈悲に幕を下ろす。逃げて終わり、じゃなくて、抗いきれず分たれてしまう。ほんとそういうところですよ。主人公をあまりいじめないでやってくれ。……だからこそ生まれるリアリティとか好きなんですが。
……で。まだ終わらないごがつあめワールド。あると思ったよ後日譚。こういうカタルシス一番好きです。エモい!説明不要!!これをやられたら票を入れますよぼくは。本当に、一行も読み飛ばせない物語でした。気が休まらねえ。
『かなりや』(作・リンギ様)に1票
とにもかくにも「歌」の活かし方が素晴らしかったです。正直、今回の問題文の『歌を思い出す』という部分、自分でも書いててかなり困ったんですよね。劇中で勝手に歌を作るのでは読み手が置いてけぼりになりやすいし、歌詞に全く言及しないのでは印象が薄いし。そんな中で、広く知られる童謡を主軸に持ってくるセンス。しかも、主人公を苦しめた悪夢の内容を歌詞にバッチリ絡めて、一見荒唐無稽なはずの夢にも後から納得感を植え付けてくる。どう見ても匠の仕事です。なんということでしょう。
ここまで作中に散りばめられた技巧についてばかり触れてきましたが、もちろん話の内容も美しいですよね。妻の死を受け入れられず、記憶に蓋をしていた男が、幼馴染の雷(≒一喝)によって全てを思い出し、妻の死と向き合って悼む。切なくて、しかし優しいストーリーが温かな筆致によって脳内に注入され、無事にエモンガで死にました。無理尊い。
あと、個人的にウミコさん(ウミオさん)の人情に惚れました。彼がオネエやってるのって、ユキコさん以外の女性を愛さないという覚悟の表れだったりしません?オネエなのに男前すぎんだろうが。
最も組み込むのが難しかった要素『⑧呪いは解けます』
自分で出した要素ですし、これを軸に物語を作っていたんですが、それにもかかわらず途中で解き方がわからなくなるという。これが呪いか……。
サブ投票
エモンガ
④『かなりや(※要知識問題)』(作・リンギ様)
⑥『いちばんの先』(作・藤井様)
⑨『カメオと魔女の薬』(作・ジャンプ様)
⑩『題知らず』(作・ハシバミ様)
⑫『忘れないうちに、またね。』(作・ビッキー様)
⑰『スキヤキ』(作・イナーシャ様
)
⑲『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花様)
番外『君の声を』(作・フェルンヴェー様)
匠
④『かなりや(※要知識問題)』(作・リンギ様)
⑧『VRしりとり』(作・イナーシャ様)
⑩『題知らず』(作・ハシバミ様)
⑪『どうしてこうなった』(作・ひややっこ様)
㉑『呪いと鎧と冒険者』(作・シチテンバットー様)
[編集済]
これぞホントの滑り込み!すをさん投票ありがとうございました!感想書けずにすみません!
①『末路』(作・OUTISさん)に1票
最難関要素『①薬を探しに森にやって来ます』
エモンガ:6、15、19、21
匠:6、15、19、21
<感想>
①『末路』(作・OUTISさん)(ネタバレあり)
→もうね、投稿フェーズが始まって1時間経ってなかったんだと思いますけれども、OUTISさんの作品が一番最初に飛び込んできてそれを読んだ瞬間に「ああ、もう正解出たやん…」と画面の前で笑ってしまいました。今回の大会の様子としてみなさん非常に難産で投稿作品も少し時間が経ってからドドドッと現れはじめましたがやはり最初の一作目のインパクトが凄まじかったです。私の驚きも含めてこの作品に1票入れさせていただきました。内容としまして、問題文で最も理論t付けしずらかったであろう「雷が落ちた」という自然現象をうまく作品内に溶け込ませていたのが好印象です。雷、山火事、炎、林間学校と要素がひとつひとつ順を追って明かされていくので、読者の頭の中に情景がスッと浮かんでくるというか。ウミガメのスープ問題としても雷に付随した現象を連想することで質問者が解答にたどり着いていく過程がなんとなく想像できていい問題だなと感じました。やはり創りだすは「水平思考クイズ」の一環であるので、解説文が「問題としてしっかりと楽しめるか」という目線で考えるのが良いように思えます。最終的にも男は雷によって歌を思い出し、雷によって死に、完結する。といった問題文に非常に則した解説文でありました。素晴らしい〜!(OvO)♪
弥七さん、投票ありがとうございました!
こちらとしましてもあの速さでの投稿は想定外なのです(^◇^;) 創りだすの楽しみ方も評価基準もまさに十人十色ですが、そうした点で見てもこの投票所は興味深い場所ですね!
弥七さんもお忙しいとのことで、創りだす作品を見るのもしばらく後になってしまうでしょうか…(´・_・`) 陰ながら応援しております!
本投票は3つの票をそれぞれ別のベクトルで投げ入れさせてもらうヨ
まずは⑤『あなたのための歌』(作・ジャンプ)
ネタが被ったヨ
雷⇒電気⇒機械が動いてという流れは解説としてはおそらく最も有意であり、納得感のある流れだと思うヨ
そして、私のように陳腐な小説に流されず一本の『水平思考の解説』というそもそもの芯が最もしっかりしている回答だと感じたヨ。
次に⑲『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花)
エモンガハァッ(吐血)
と、もはや月一で吐血するようになり輸血パックの代金を請求したくなる作品だったネ
某アニメーション映画を彷彿とさせる逃避行、サントラを聴きながら書いたと聞き納得したヨ。
次回も楽しみにしているけれど、健康、とくに精神的に参りやすい状況だからメンタル的な面でも健康に気を付けてネ。
あと、|とかiを使った雨の表現好きだヨ
最後は⑥『いちばんの先』(作・藤井)
何を書こうか、私史上最もまとまらないヨ
これだから藤井さんは…
はぁ…全く。
この一票は、別に藤井さんが顔を出してくれたから等の贔屓というワケではなくて、純粋な作品への評価としての一票だヨ。
でも、この一票で少しでも藤井さんの居場所を支えることができるなら、それも悪くないネ。
最難関要素投票と共に要素への全レス、という名の中の人の愚痴
①薬を探しに森にやって来ます ←最難関要素投票
全ての元凶。こいつに苦しまされた。
どぶ〇っく入れたの誰だよ!(シチテンさんに悪意はないです。本当に。
②性別を間違えます
エモの種 うまく使えなかった。
③いちばん、は重要です
なんやかんやでこいつも使いづらかったけど①程じゃなかった。
④歓迎されませんでした
意外と使いやすかった。
⑤馬が出てきます
生き物としての馬がそこそこ使いやすかったせいで走馬灯という使い方を思いついたものの使えなかった。
⑥白旗をあげます
降参の比喩表現。使いやすいけれども使い方が安易なものに走りやすく悩んだ。
⑦夕日は綺麗です
エモの種Ⅱ、まとめに使うといい気がしたけれど安っぽさがでてしまった。こういうの上手く使える人本当羨ましい。
⑧呪いは解けます
急に来るファンタジー要素、こいつのせいで現実物が書けなくなったと悩んだ人もいそう。
⑨意外と可愛いです
エモの種Ⅲ 可愛いキャラ書けない・・・ギャップっていいよね
⑩その時は笑顔でした
エモの種Ⅳ 今は笑顔じゃないの?って考えたけどそうでもないのよね
以上! 時間無ェ!!!
[編集済]
OUTISさん、投票ありがとうございました!
投稿はともかくとして、投票は余裕を持って参加なさってるイメージだったので、こちらとしても焦りました(^^;;
喋り方に素が出ちゃってる感じがなんだか好ましいのです^ ^
参加者一覧 20人(クリックすると質問が絞れます)
◇最難関要素賞◇
🥇① 薬を探しに森にやって来ます(シチテンバットーさん)・・・9票獲得
🥈⑧呪いが解けます(すをさん)・・・4票獲得
🥉⑤馬が出てきます(ジャンプさん)・・・3票
以下、③いちばん、は重要です(ごがつあめ涼花さん)・・・2票獲得
⑥白旗をあげます(ハシバミさん)
⑩その時は笑顔でした(すをさん)
・・・1票獲得
◇匠賞◇
🥇㉑『呪いと鎧と冒険者』(作・シチテンバットー)
・・・7票獲得
🥈⑩『題知らず』(作・ハシバミ)
・・・6票獲得
🥉⑥『いちばんの先』(作・藤井)
🥉⑦『欲張り』(作・イナーシャ)
🥉⑧『VRしりとり』(作・イナーシャ)
・・・5票獲得
以下、
4票獲得
①『末路』(作・OUTIS)
⑪『どうしてこうなった』(作・ひややっこ)
⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すを)
3票獲得
④『かなりや(※要知識問題)』(作・リンギ)
⑤『あなたのための歌』(作・ジャンプ)
⑮『綿密な計画』(作・Hugo)
⑱『呪いの歌』(作・ラピ丸)
㉒『ミュージカル』(作・OUTIS)
2票獲得
②『世界で一番大切な人』(作・イナーシャ)
③『消えた歌』(作・ジャンプ)
⑲『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花)
[ロスタイム]『君の声を』(作・フェルンヴェー)
1票獲得
⑨『カメオと魔女の薬』(作・ジャンプ)
⑫『忘れないうちに、またね。』(作・ビッキー)
⑬『許してあげない』(作・くろだ)
⑭『天空の城ラテラ』(作・くろだ)
⑯『斜陽と屈折』(作・Duffyφ)
⑰『スキヤキ』(作・イナーシャ)
◇エモンガ賞◇
🥇⑥『いちばんの先』(作・藤井)
・・・12票獲得
🥈⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すを)
・・・10票獲得
🥉⑲『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花)
・・・9票獲得
以下、
5票獲得
④『かなりや(※要知識問題)』(作・リンギ)
⑩『題知らず』(作・ハシバミ)
⑪『どうしてこうなった』(作・ひややっこ)
4票獲得
②『世界で一番大切な人』(作・イナーシャ)
⑫『忘れないうちに、またね。』(作・ビッキー)
⑱『呪いの歌』(作・ラピ丸)
[ロスタイム]『君の声を』(作・フェルンヴェー)
3票獲得
⑰『スキヤキ』(作・イナーシャ)
㉒『ミュージカル』(作・OUTIS)
2票獲得
⑤『あなたのための歌』(作・ジャンプ)
⑨『カメオと魔女の薬』(作・ジャンプ)
⑮『綿密な計画』(作・Hugo)
㉑『呪いと鎧と冒険者』(作・シチテンバットー)
1票獲得
①『末路』(作・OUTIS)
⑦『欲張り』(作・イナーシャ)
⑬『許してあげない』(作・くろだ)
開幕の『よろしくにゃん』
◇最優秀作品賞◇
🥇⑩『題知らず』(作・ハシバミ)
・・・9票獲得
🥈⑲『あめあめ、ふれふれ』(作・ごがつあめ涼花)
・・・7票獲得
🥉⑥『いちばんの先』(作・藤井)
・・・5票獲得
以下、
3票獲得
④『かなりや(※要知識問題)』(作・リンギ)
⑤『あなたのための歌』(作・ジャンプ)
⑫『忘れないうちに、またね。』(作・ビッキー)
⑳『雷雲の晴れ間に』(作・すを)
2票獲得
⑧『VRしりとり』(作・イナーシャ)
⑨『カメオと魔女の薬』(作・ジャンプ)
⑪『どうしてこうなった』(作・ひややっこ)
㉑『呪いと鎧と冒険者』(作・シチテンバットー)
1票獲得
①『末路』(作・OUTIS)
②『世界で一番大切な人』(作・イナーシャ)
⑬『許してあげない』(作・くろだ)
⑮『綿密な計画』(作・Hugo)
⑱『呪いの歌』(作・ラピ丸)
㉒『ミュージカル』(作・OUTIS)
〈シェチュ王〉
👑ハシバミ👑
遅ればせながらハシバミさんおめでとうございます!大作が多すぎて頭パーンして返って投票もパーン(?)してるのは本当に申し訳ない。(投票はもちろん真剣です。)投票してくださった方、感想をくださった方には深い感謝を。そして進行の「マクガフィン」さんも本当にお疲れさまでした。[20年04月30日 19:58]
ハシバミさんおめでとうございます!今回良作が多い中、激戦を制したのは正にお見事。マクガフィンさんも運営ありがとうございました!あと自分の作品にも予想以上に票、感想をいただけていてとても嬉しい……じっくり読ませていただきますね。皆さんお疲れ様でした![20年04月30日 09:29]
マクガフィンさん進行ありがとうございました!今回も超大作がたくさんで、よいstayhomeができました。ハシバミさん、おめでとうございます!!皆さんの感性の美しさたるや。あと藤井さんのアカペンバットー果てしなく同意です。書評をくださった方々に深い感謝を。[編集済] [20年04月30日 08:32]
たのしかったです。えへへ。みなさんの投票・コメント嬉しくよませていただきました。シチテンさん、もはや創りだす界の赤ペン先生で超タメになる。アカペンバットーに改名したらどうですか(適当) そしてハシバミさん、二度目のシェチュ王おめでとうございます!今回も優勝予想が当たった。そしてガフィーさん、MCお疲れさまでした!やっぱり創りだす好きです。たのしかったです。えへへ。[20年04月30日 01:44]
「マクガフィン」さん、主催ありがとうございました。投票・感想くださった皆様、本当にありがとうございます。自分の好きなフィールドで評価をいただけたこと、本当に嬉しいです。ありがとうございました![20年04月29日 22:47]
ハシバミさんおめでとうございます!マクガフィンさん運営ありがとうございました!次回の「創りだす」にぜひ参加してみたいと強く思わせる名作の数々で、大いに楽しませていただきました![編集済] [20年04月29日 22:09]
ハシバミさん、おめでとうございます!そしてマクガフィンさん、ご進行ありがとうございました!皆様の感想を読みあさりながら、本日は眠りにつこうと思います![20年04月29日 21:40]
ハシバミさんおめでとうございます、最高でした!!そしてマクガフィンさん進行お疲れ様です!今回作品数が多く大変だったと思います。次回の創り出すがもう楽しみです、ありがとうございました![20年04月29日 21:21]
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これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!