みんなのGood

「お名前を教えて下さい」
「カワシマと言います。石川県の川に、島根県の島で、川島です。」
と、石川県出身、島根県在住の川島氏は伝えるのであった。

男はタクシー強盗を目論んでいた。

タクシーを止めるために手を挙げていたのだった。

｢見て、これ、見て！｣

興奮冷めやらずといった様子で、行きつけのレストランのシェフがスマホを差し出してきた。

『にゃーにゃーにゃっ、ににゃーなーなー』

子猫が3匹並んで、元気に鳴いている。

｢あ、産まれたんだ｣

納豆♂とバナナ♀は、シェフの飼い猫である。

｢そうなんだよ！ね、わかる？この美しきハーモニー｣

｢まぁ、控えめに言ってめっちゃ可愛い。天使｣

ただ、シェフのネーミングセンスは酷い。
猫に食べ物の名前を付けるのはありふれたことだが、こう…食べ合わせ？とかあるじゃないか。

｢で？名前は決めたの？｣

ふふへへ、と不気味な笑みを浮かべながらシェフは。

※ご想像にお任せします

人気俳優としてメディアで引っ張りだこな水森。彼の特技のひとつはピアノの演奏であり、プロにも引けを取らないことで知られている。

そんな彼の別の趣味は太鼓の達人。なんでもこちらも非常にうまい。

ある日、彼はオフの日にゲームセンターでプレイしたところ

｛【　良　　１１３４
　可　　０
不可　　０｝】

と可もなく不可もないいわゆる｛全良｝を叩き出し、その達成感で嬉しくなったのだった。


要点解説。
太鼓の達人で良判定だけで曲を完走した。

【簡易解説】
カラーコンタクトレンズを落としたことで、彼女のカメコが｛オッドアイ｝だと分かった、彼氏のカメオ。

その目は、｛以前に轢き逃げで殺してしまった女｝と、同じオッドアイだった。

脳裏に焼き付いていたその女の目と同じ目が、目の前にある。

そう思ったカメオは、｛カメコが母＝女の復讐のために自分に近づいてきたのだろう｝、そう瞬時に悟ったため、思わずカメコの首に手をかけてしまい、そのまま殺してしまった。


【長～い解説】（文章力無くてごめんなさい）

２０代のカメオはあまり容姿や能力に恵まれず、あまり裕福とは言えない日々を一人で過ごしていた。

そんなある日、車で50代くらいの女を轢いてしまった。
その女はオッドアイで、轢く直前に綺麗な青と灰色の目でカメコの方を見た。
その驚きと、絶望が混ざったような色の違う目は、カメオの記憶にとても深く刻まれた。
その場に倒れ込む女。
車の中からでは、息があるかさえも分からない。

（これはやばい、ただでさえ人生上手くいっていないのに、この上殺人犯になるなんて人生終わる）

と、後先考えず、その場を車で立ち去った。
つまり、轢き逃げをした。

しかし、奇跡的に男は轢き逃げで捕まることはなかった。


それから数ヶ月経ったときのこと。
今まで全くモテなかったカメオは、カメコという素敵な女性と出会い、恋に落ちた。

カメコの目は綺麗な青色をしていた。

なんでこんな人が俺と付き合ってくれるんだろう、と不思議に思っていたある日のこと。

カメコが、ふとした弾みに、つけていたカラーコンタクトレンズを落としてしまい、｛灰色と青色の目だったことが、カメオにバレてしまった｝。
カメオはそれで、｛以前轢き逃げで殺してしまった女と同じ目だ、と目に焼き付いていた女の映像が重なった｝。
そして、カメコが、過去に轢き逃げで殺した女の娘だと分かり、
（｛カメコが俺に復讐するために自分に近づいてきたのだ｝）
と瞬時に悟り、咄嗟にカメコの首を絞めてしまった。







ーー実際、カメコの母は、轢き逃げされ、病院に搬送されたが数日後、亡くなってしまった。

亡くなる直前、つまりカメオが轢き逃げした直後のこと、カメコは母からこっそりと「男を捕まえて」と頼まれていた。

母からの情報もあり、カメコは、母を殺したのがカメオだとを突き止めたが、
｛ただ警察に突き出すだけでは母は報われない。｝
そう思ったカメコがとカメオに近づき、恋人になることで、こっそりと男の財産を持ち出したり、カメオにとっての「最愛の」恋人に裏切られたという絶望を与えたりしようとした。

そうして、全てをカメオに知らしめた後に警察に突き出そうという計画を立てていたのだった。

「轢き逃げした女の娘」だと気付かれないように、片目だけ青色のカラーコンタクトレンズをして、両目とも青色の目である、と思わせておいて。