みんなのブックマーク

とある国で新しい国王が就任し、祝賀パレードが行われることになった。
そしてパレードまであと3日、というときに何者かから「パレードの道中に爆弾を仕掛けた。王の命を守りたければパレードを中止しろ」という脅迫状が届いた。
しかし、王は「特に警備を増やしたりパレードを中止したりする必要はない」と言い切り、当初の予定通りパレードを進行させた。
実際何事もなくパレードは終了したのだが、王は一体なぜ脅迫が狂言であると見抜けたのか?
20年11月28日 23:40
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]

初ラテクエなので緊張しております…!よろしくお願いします!




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【筆跡が明らかに自分の娘カメコ(5歳)のものであったから。】

王様「カメコ、どこでこんな文を覚えたんだい?」
カメコ「おじい様のお部屋にあったの!お父様の名前が書いてあったし、パレードとか書いてあるからお祝いのメッセージだと思って頑張って写したのよ!」


王様「…そうか、私もこんないたずらを父にしたなぁ」
遭難「3ブックマーク」
A、B、Cの男たち三人は雪の降りしきる山道で迷っていた。

道中、偶然見つけた無人の小屋で地図を広げた。

A「このまま進めば、本来のルートに合流できるのではないか」
B「引き返して、こっちの道から行くほうがいいんじゃないか」
C「この辺り一帯はかなり道が複雑なようだから注意しないと……早く雪がやめばいいんだが」

話し合いの結果、この先の道を進むことになった。

しかし、しだいに吹雪く勢いが増し、道の見通しも悪いため、これ以上進むのは危険であった。
A「やはり引き返そう」
三人は小屋へと戻り、しばらく待機することにした。

雪がおさまったのは夜も更けた頃だった。
それから朝になるまで、AとBが交互に寝て起きてを繰り返したが、その間Cはずっと眠ったままだった。

AとBは、なぜCを起こそうとしなかったのだろう?
20年12月04日 22:38
【ウミガメのスープ】 [ぷらすちっく]



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X町に住む大学生の男たち三人は、Y町まで車で旅行することにした。

X町からY町に行くには果てしなく続く険しい雪山を越えていかなければならず、長時間にわたる運転を強いられる。
しかし、三人のうち、運転できるのは免許を持っているAとBのみ。彼らは交互に休憩を取りながら運転することにした。

しばらく走っていると、道に迷った上に猛烈な吹雪に遭った。これ以上運転するのは危険だと判断したAは、道中あった山小屋へと引き返し、雪がやむのを待った。
朝まで待たなければならないかと三人は思ったが、夜中には雪がやんだので小屋を出て運転を再開した。

翌朝、車は無事にY町に到着した。

一晩交互に運転し続けるAとBを尻目に、どうせ起きていても運転できないCは後部座席で眠っていたのであった。
防止策「3ブックマーク」
カメオはコンビニのアルバイトの予定が入っていた日にうっかり寝坊をしてしまった。
普段であれば遅刻を覚悟するほどの時間を寝過ごしてしまったが、その日はクリスマス当日だったためにギリギリ遅刻せずに済んだという。
バイトの時間も道の込み具合もいつもと同じだというのに、一体なぜ?
20年12月16日 22:08
【ウミガメのスープ】 [甘木]



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カメオ「やべっ!寝過ごした!顔洗って寝癖直して……間に合うか!?あっ!そういえば今日のアルバイトはサンタクロースの帽子を被るんだったな!じゃあ寝癖直す時間は無しでいいや!その時間を省けば……よし!ギリギリ間に合う!」
右も左も「3ブックマーク」
殺人事件の担当刑事、井上の元に目撃者を名乗る女性が現れた。
彼女の証言と現場の証拠はほとんど一致するが、腑に落ちない点が2つある。

1つは目撃したという地点から現場まではけっこう距離があり、
彼女の視力で状況を視認できたとはとても思えないこと。

もう1つは、彼女の証言と現場の状況とでは
物や人物の位置関係が左右反転していたこと。

いったいなぜ彼女はそのような証言をしたのか。
20年12月19日 21:13
【ウミガメのスープ】 [kinnsada]

ここでの出題ははじめてです。おてやわらかにおねがいします。




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目撃者の名前はキャシー、来日して間もない留学生
日本語はよく勉強しているようだが、右と左の単語を逆に覚えてしまっていたらしい。
だから証言の内容が左右逆になってしまっていたし、
本当は視力もめちゃめちゃ良くて事件の状況もちゃんと見えていたのだが、
視力検査で左右を逆に答えてしまっていたので数値が悪く出ていたのだ。
美味しい!の次は。「3ブックマーク」
一張羅のスーツを身に纏い、ビーフシチューを一口啜る直子。

彼女がこのあと行うことを具体的に、{実際に示して下さい}。

{※}FAを除き、YES/NOで答えられる質問を受け付けます。FA以外は通常のスープと同じと考えて頂いて構いません。
20年12月24日 00:00
【新・形式】 [さなめ。]

たびたび離脱するかと思いますが、置き手紙歓迎です。




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【FA:】
一人娘への{置き手紙}を書く。

【簡易解説:】
時刻は夕方を過ぎた夜。これから夜勤のあるシングルマザーの直子は、暫くすると学習塾から帰ってくるであろう一人娘の朱莉への晩御飯を調理していた。
味見を済ませた彼女が次に、出掛ける直前に行うのは、朱莉へのビーフシチューについての置き手紙である。


+++++おまけ+++++

ただいま~。と、玄関に放った声は、虚空へと消えていった。なんだ、今日も変わらずお仕事なのか。

算数のテキストが詰め込まれたリュックを部屋に投げ、キッチンに向かった朱莉。手を洗う用の水道付近には、予想通り、お母さんからの{置き手紙}があった。

【朱莉へ

ビーフシチューがお鍋にあります。
温めてご飯と一緒に召し上がれ。

母。】

…も~ぉ。なんとなくため息を出してみる。同じ塾の友達の由美子ちゃんの家では、今日は家族4人でケーキを食べるそうだ。別にそういう欲望が今まで強くなったことなんてないのに、何となく寂しい感じがする。

クリスマス。イルミネーションで街中はすっかりおめかしして、みんなを盛り上げる役目を満喫する。自分だけはなぜか、テレビ越しの熱狂に上手く乗れなかった。

お母さんが少しでも気分の足しに、と作ってくれたであろうビーフシチュー。もちろん世界で一番美味しいけれど、一人にはちょっともったいない。

{置き手紙}の端っこに書かれたトナカイの可愛いイラストを眺めながら、今日は早めに寝ちゃおうなんて考えていた。

…ごちそうさまでした!

シチューを食べ終えて立ち上がった時、一瞬、満月が暗くなったような気がしたが、気にせずに部屋に戻る朱莉。

…外からは、{獣が空を駆けるような風の音}がこの街に近づいていたのだが、朱莉はまだ、それには気づいていなかった。


…ということで、皆さま。

【Happy Xmas!】

おわり。