

良質部門
さなめ。「問題文の構造に仰天するところから、読み手の推理が開始すると思います。名前を問うというトリッキーな形式ながら、よくよく見れば短歌に紛れるのみで答え自体は簡単に分かった、と考えてしまいました。
どんな背景なのか気になって解説を見てまたびっくりしました。綺麗な歌を前に思わず見逃してしまった仕掛けに気づくと、普段は穴が開くほど言葉遊びを警戒しているのにこうして形式を少し変えられるだけで煙に巻かれてしまうものだと感じます。短歌を上手く利用した巧妙な仕掛けに背景の描き方の丁寧さ、そしてそれを普通にはない形式の問題にまとめ上げてしまう点に脱帽します。」
どんな背景なのか気になって解説を見てまたびっくりしました。綺麗な歌を前に思わず見逃してしまった仕掛けに気づくと、普段は穴が開くほど言葉遊びを警戒しているのにこうして形式を少し変えられるだけで煙に巻かれてしまうものだと感じます。短歌を上手く利用した巧妙な仕掛けに背景の描き方の丁寧さ、そしてそれを普通にはない形式の問題にまとめ上げてしまう点に脱帽します。」


物語部門
霜ばしら「シチュエーションの切り取り方のセンスが素晴らしいと思いました。急に自分がパンを食べていることに驚くという状況が意味不明で面白いです。これがチャームというものか…。ちゃんとパンの種類が書いてあるのも納得感を高めています。」