良質部門
とかげ「「Hello.」を「またね。」と訳した理由は? 日常あるあるを組み込んだ、無理無駄のない解釈が見事。誤訳だが全く無関係とも言い切れない、2語の微妙な違いまでもきちんと回収されている。シンプルでわかりやすく、これ以外ないと思わせる納得感の高さだ。」
トリック部門
とかげ「シンプルでさほど難しくもない8つの問題と、そこから生まれる9つ目の問題。8つの答えだけでなく、その問題の難易度や形式までも実はヒントという、ユニークな仕掛けが見事。」
トリック部門
とかげ「文章に登場する①~⑦は一体何か? 物当てかつ要知識だと、普通ならただのクイズなのだが、 この工夫の仕方は洒落ている。このギミックを思い付いても、問題として仕上げるのはかなり難しかったはず。」
トリック部門
とかげ「「ある食材」以外のものを料理に使おうとしたタカシ。物当てだけど、物当てのつもりで解こうとしたらきっと解けない、華麗なトリック。綺麗に騙された。」
納得部門
とかげ「ただの点を描いた絵にしか見えないのに、タイトルは「かえる」? 一歩間違えると消化不良ななぞなぞになりそうなアイディアを、しっかり納得させる問題に仕上げている。」
納得部門
とかげ「ナイフを探す僕に、妻が言った言葉は一体……。もしその特徴に気づけたとしても、問題として成立させるのは至難の技だろう。わかった瞬間、これが正解に違いないと確信させるほどの納得感、さすがです。」
納得部門
とかげ「一万円を借りた友達に、更にもう一万円借りて二万円を返す。ごく普通の借金返済に見える行為に、納得感抜群の真相が隠されている。題材の料理の仕方のセンスも良い。」
トリック部門
とかげ「美術の時間、カメオが用いた絵の具は何色か。この類いのトリックはさほど珍しいわけではないのだが、文章表現が巧くてあっさり騙された。トリックを生かす状況設定や問いかけのセンスも良い。」
納得部門
とかげ「カメオの部屋には、夏にストーブ、冬に扇風機がある? ただひとつの情報さえわかればスッキリ解けるシンプルさが良い。ベールの薄い、納得感たっぷりの日常の謎だ。」
納得部門
とかげ「冒険者達が馬車の護衛をするとき、後ろを任されるのは必ず一番の若手である理由は? ファンタジーな世界観だからこそ、余計に笑える。現実味たっぷりの、納得の真相だ。」