さなめ。「娘の好きなものを絵本から出していく。魅力的で簡潔な謎の中には、出題者様が敷かれた種も仕掛けもある魔法が施されています。真相を見たときの衝撃が一入でした。」
さなめ。「無季俳句が表す情景を答える問題。その形式はとても興味が惹かれるものであり、また17文字に込められたトリックは、ここでは頻出気味ながら緻密に仕組まれたおかげで納得感の方が大きいです。」
さなめ。「道幅が狭いわけでもないのにすれ違いに傘をすぼめる人々。問題文の言い回しの妙や読み手の先入主を誘導するそれとない技により、行動原理的には明確な行為が謎に見えてしまいます。そうした点がとても上手いです。」
さなめ。「後世に語り継がれる、というニュアンスが面白いです。具体的なシチュエーションをこのトリックに丁寧に当てはまることで、読み手に与える衝撃の威力がふつふつと高まっています。」
さなめ。「洗濯機に雑誌を放り込む。こうした奇行の理由を求める形式は問題の典型ですが、こちらの問題の理由には有無を言わせない強烈な納得感を覚えました。非常に作り方が絶妙です。」
さなめ。「プレイボーイの連れの女の子エールを送る。カメオサイドに立っているのか、と不思議な考察が出てくる問題文ですが、「引っ掛けてきた」「エールを送る」などの巧妙な言い回しに隠された綺麗な真相が面白かったです。」
さなめ。「いつも思うことですが、炎帝さんの問題は、ある「気づき」を問題として形にするのがとても上手だと思います。本問においても、私では問題には到底できない話題から、興味の惹かれる物語を編まれています。」
さなめ。「言われてみればそもそも不自然な感じなのに、意外と気づかないなあと思いました。きっとそれを気づかせないような巧みな問題文の誘導の賜物だと思います。」
さなめ。「」
さなめ。「問題文の細かい表現や、likeとloveの違いなど、なかなか問題として形にするのは難しそうなお題ですが、そうした表現の使い方が非常に洗練されており、無駄がありません。」