ドラマ化

カメオが最後まで放送を見届けることがなかった理由は{自殺}したからである。

原作は大人気作品、更には人気俳優陣を起用しヒット間違いなしだと思っていたカメオ。
しかし彼はやってしまったのだ。
原作の設定を大きく変更した上ドラマオリジナルキャラクターを登場させた。

結果、視聴者からは批難轟轟の嵐、ラテラテ局には苦情の電話やメールが殺到した。
その苦情の一部が以下である。

「設定を変更し過ぎている」「あんなものAじゃない」
「全くの別物」「Aの盗作だ」「同タイトルを名乗った詐欺作品」
「原作を侮辱している」「原作ファンをバカにし過ぎている」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　などなど。
更には、原作者にまで批難が来るまでに発展した。
「何故あんな出来上がりに許可を出したのか」と。

原作「A」が大人気だったことがより批判を大きくしたようだ。

数々の非難に耐えきれなかったカメオは自ら死を選ぶこととなった。


何故あんなにも設定を無視するのか。
何故やたらとドラマオリジナルキャラを登場させようとするのか。
そんなことをしなければならないなら初めからドラマ化するなと。
設定を大幅に変更し別物に仕上げたものをドラマ{化}なんてなんという侮辱であろうか。
原作をリスペクトしていない証拠である。