貴方の元に、亀子と名乗る記憶喪失の女子高生が訪ねてきました。
数年前に彼女の住んでいたシェアハウスで殺人事件が起こりました。
亀子は、当時の事件の真相が知りたいそうです。
質問をしたり、行動を起こしたりして事件の真相を解き明かしてあげましょう。
解き明かすべき謎は、被害者、犯人、動機です。
※他サイトで出題させていただいた問題です。少し変えて出題してみました。
あなたの携帯に、電話がかかります。
電話の相手に「誰ですか?」と聞きます
電話の主『さあね。…まあ、うさぎさん、とでも名乗っておこうかな?この事件について、証言してあげるんチーノ♪』 [良い質問]
うさぎさんの正体です。
※ただし、直接的な質問とローラー作戦は禁止です。[編集済]
うさぎさん、殺害の手口ってわかりますか?
うさぎさん『んー知ってるけど、…別に、あんたは知らなくていいんじゃね?それで犯人が特定できるわけでも無えし。』 [編集済]
ところでカメコさん、事件はあなたが6歳の頃に起こったらしいですが、なぜ今更真相を知りたいのですか?
亀子「…最近、ハウスの証言者が近くにいるっていう噂を聞いたんです。…だから、この機会にって…」
ところで、住人の年齢層がかなり広いですね。住人の中に家族といえる繋がりはありますか?
うさぎさん『無えよ。全員、側から見りゃ血の繋がりのない他人だ。』 [良い質問]
亀子さん。変な事を聞きますが、あなたが本当に「海辺亀子」さんだという証明は出来ますか?
亀子「…はい。」
亀子は、自分の生徒手帳を見せる。
間違いなく本人だ。
亀子「…ご納得いただけましたか?」
[編集済]
うさぎさん、当時シェアハウスに住んでいた他の方たちに話を聞くことは可能でしょうか? [編集済]
うさぎさん『No、だ。』 [良い質問]
亀子さんは、いつ頃からの記憶を失っているのですか?
亀子「えっと…事件前後の数日間です。それからは、事件の事に関しては、はっきりとした記憶は…」
…まさか、亀子さんとうさぎさん以外の住人が全員殺されているのですか?
うさぎさん『ん゛ー…ちょっと言い方に語弊があるが、まあそうだな。』 [良い質問]
うさぎさん、もしかして当時の住人の亀子さんとあなた以外全員殺されたのですか?
うさぎさん『…厳密には違うが、間違いじゃねえな。』 [良い質問]
亀子さん、学生証ありがとうございました。お2人に聞きますが、当時仲が良かった住人さんはいましたか?
うさぎさん『一部以外は、基本的に平和だったよ。』
No8の「家族はいない」とNo20の「家族のことをよく思っていない」が矛盾しているように思いますが、シェアハウスの住人に戸籍上含めて家族の関係の人はいないんですよね?
うさぎさん『ああ。側から見りゃ家族じゃねえが、ハウスの住人達は、互いの事を大切な家族だと思ってた…つもりだったんだがな。』
No19の自殺された方はいつ自殺しましたか?
うさぎさん『思いついたのは事件直後、実際死んだのは2年前だ。』 [編集済] [良い質問]
自殺した住人が殺人の犯人ですか? [編集済]
うさぎさん『No、だ。あの人は、死んでも尚美しかった。あの人が人を殺すなんて事、する訳が無えんだよ。…発言には気をつけな。』 [良い質問]
事件で殺されたのは亀子さん、うさぎさん、自殺した人以外ですか?(直接的な質問に含まれるなら無視してください)
うさぎさん『ああ。』 [良い質問]
15と24より、住人の中で生き残ったのはカメコさん、うさぎさんと自殺した方なのですか?
うさぎさん『そうなるな。』 [良い質問]
ハウスの家計を支えていたとありますが、兎耳山 長子さんのお仕事は何かは分かりますか?
うさぎさん『パートだ。家では、殆どの家事をしてくれてたよ。』 [良い質問]
亀子「事件に関係ない事ばっかり言うなら、電話を切りますよ。」
亀子が、電話をかわる。
うさぎさん『あれ?亀子じゃん。なんでそんなに余所余所しいの?』
うさぎさん『えー。家族の声も忘れちゃったの?ひっでえなあ。…あ、そっか。声変えてるんだった。うさぎさんったらドジっ子〜www』
うさぎさんは亀子さんと年が近いですか?
うさぎさん『近いとは言い難てえ年齢差だが、家族の中では近かったな。』 [編集済] [良い質問]
円「コングラッチュレーショーン♥︎」
円「あー、どっこいしょ。」
ドサッ
円は、行儀悪くソファーに座り込み、テーブルに両足を組んで乗せる。
そして、煙草に火をつけ、吸いながらニタニタとこちらを見る。
円「キッヒヒ。正解おめでとう、探偵さん♥︎」[編集済]
兎月さんが長子さんに嫁いびり的なことをしていましたか?
円「違う。…まあ、義祖父(じい)さんが絡んでたのは合ってるよ。」 [良い質問]
兎月さんの介護を長子さんだけがやっていたのですか?
円「義父(とう)さんや義姉(ねえ)さんも手伝っていたが、義母(かあ)さんが抱えていたものは、その程度では解消できなかったようだな。」
長子さんが事件の犯人。でも住人で生き残ったのは貴方達とありすさんだけ。ということは、ありすさんは長子さんを殺してしまったのですか?
円「…あ?」
今まで、見下した態度でヘラヘラ笑っていた円が、怒りを露わにする。
ガン!!
円は、テーブルの上に乗り、あなたを至近距離で睨む。
円「…てめえ、それ以上義姉(ねえ)さんを侮辱したら殺すぞ。」
亀子「…お兄ちゃん、やめて。」
円「チッ…」[編集済]
円「あの人に罪が無かったからに決まってんだろ。」
亀子「いや、なんか、お兄ちゃん、お姉ちゃんにすごく懐いてた気が…」
円「うっせぇ。ホントは記憶戻ってんじゃねえだろうな?」
亀子「…まさか。断片的に記憶が少し戻っただけよ。」[編集済]
47.の間、お互いに連絡は取っていましたか?
円「…俺はな。義姉(ねえ)さんと、連絡を取ってた。亀子は、事件を思い出すといけないからって理由で、面会できなかった。」
亀子「事件に関するニュースは、施設の人が教えてくれなかったから…」
円「マジかよ…。あんな事があったのに、か?」
ありすさんは真犯人を隠すために現場を荒らして証拠隠滅しましたか?
円「ああ。お陰で、無能なおまわり供は、みんなして犯人を義姉(ねえ)さんだと決めつけたよ。」 [良い質問]
…住人を殺したのは全部自分だという発言をしたのですか?
円「…ああ。あの人は、最期まで残酷非道な殺人鬼を演じたんだ。…そのせいで、あの人は…」 [良い質問]
来肥住 強さん、因幡 白夜さん、馬場 新奈さんは佑々木 兎月さんと兎耳山 長子さんが殺されたのと同じ日に殺されましたか?
円「…ああ。」
来肥住 強さん、因幡 白夜さん、馬場 新奈さんを殺した犯人と兎耳山 長子さんを殺した犯人は同じですか?
円「…答えにくい質問だなぁ。ノーコメントだ。…そもそも、あんた何か勘違いしてねえか?」 [編集済] [良い質問]
兎耳山 長子さんは来肥住 強さん、因幡 白夜さん、馬場 新奈さんも殺しましたか?
円「その中の全員を殺したわけじゃねえぞ。」 [良い質問]
円さんも、殺人を犯していますか?
そして、それを全部ありすさんが背負い込んでしまったのですか?
円「…ああ。俺は、人を殺しちまったんだ。…あいつは救いようのないクズだったが、俺みてぇな人殺しのせいで何の罪もない義姉さんが死を選ぶくらいなら、殺すべきじゃなかったんだ…!」 [編集済] [良い質問]
長子さんは目撃者全員を殺すつもりでいたのですか?
円「そのつもりは無かったと思うぜ。ムカつく奴全員ブチ殺せれば満足、だったんじゃねえの?…だからこそ、殺された訳だしな。」 [編集済]
介護を手伝っていたありすさんは長子さんのターゲットから外れていたのですか? [編集済]
円「いいや?バッチリターゲットに入ってたぜ。…まあ、義姉(ねえ)さんを殺す前に殺されたがな。
色々と衝撃の事実が暴露されていますが…。亀子さん、大丈夫ですか?
亀子「…ええ、大丈夫です。…まさか、お母さんがおじいちゃんを殺していたとは驚きでしたけど…」
亀子「ええ。とっくに覚悟は出来てます。真実がどんなものであれ、しっかり受け入れます。」
白夜さんが長子さんを殺害し、更にありすさんに手を掛けようとしたので…、円さんが殺害したのですか?
円「いいや、いい線いってはいるが、あの野郎には、義姉さんに対する殺意は無かった。」 [良い質問]
長子さんが兎月さん、強さん、新奈さんを殺し、長子さんを白夜さんが殺し、白夜さんを円さんが殺しましたか?
円「いいや、正確には、義母さんが殺したのは、義祖父(じい)さんと新奈義姉(ねえ)さんだけだ。」 [編集済] [良い質問]
白夜さんは亀子さんを殺そうとし、それをありすさんがかばい、それをさらに円さんがかばおうと白夜さんを殺しましたか?
円「…白夜のクソ野郎にも、義母さんにも、亀子を殺す気があっても殺せなかったんだよ。」
亀子さんは、白夜さんが円さんに殺害される瞬間を目撃してしまったのですか?
亀子「…思い出しました。…はい、私見ました。白夜お兄ちゃんが、死ぬところを…」
ありすさんがすべての罪を被ったのは、亀子さんの心を守るためですか? [編集済]
円「…それもあるが多分、一番の理由は、俺が殺人を犯した事実を完全に抹消するためだったんだろうな。」
長子…兎月と新奈を殺害。動機は介護疲れと鬱憤晴らし
白夜…強と長子を殺害。動機は鬱憤晴らし?
円…白夜を殺害。動機は日頃から気に入らなかったからと殺人を犯した白夜を止めるため
ありす…円を殺人犯にしたくない一心で現場を荒らし、すべての罪を被り死刑となった
これが事件の真相ですか?
円「白夜のクソ野郎の動機が明らかになってねえぞ。寧ろ、あの事件のメインはあいつだったんだからよ。…あと、俺がなんであいつを殺したのかもな。」 [編集済] [良い質問]
白夜さんは長子さんと強さんに引きこもりであることを責められていましたか?(引きこもらないで仕事しなさいなど)
円「まあ、無いことはなかったが…」
白夜さんは、住人になった当初は働いたり学校に行ったりしていたのですか?
円「学校には行ってたが、すぐに人間関係に疲れて不登校になったぜ。」 [編集済]
白夜さんは「自分とありすさん以外はいなくなってしまえばいい」と思って犯行に及びましたか?
円「そうなんだが…実は、その考えに至るまでに過程があるんだ。」 [良い質問]
白夜さんに優しく接していたのが、ありすさんだけだったのですか?
円「そんな事ねえよ。だが、あいつにとってはそう感じたんだろうな。」 [編集済]
白夜さんとありすさんは、ハウスに来る前からの知り合いだったのですか?
円「いいや、あの人が入居する時に、一目惚れしたらしい。…それからは、クソ白夜は義姉さんに異常なまでに執着するようになった。」
家庭内ストーカー、という表現が正しいのかは分かりませんが、そんな感じだったのですか?
円「ああ。あいつの目は、完全に妹を見る目じゃなかったよ。」 [良い質問]
白夜さんがありすさんに手を出した(性的な意味で)のを、長子さん強さん含む家族に止められたのですか?
円「あの時はまだ手を出してねぇよ。」
白夜さんが告白した勢いで手を出そうとし、円さんはそれからありすさんを守ろうとしましたか?
円「…ああ、既に手遅れだったがな。」 [良い質問]
白夜さんはありすさんに手を出したことを長子さんや強さんに咎められ、それに逆上し二人を殺しましたか?
円「違ぇよ。殺した後で手を出したんだ。」
白夜さんが円さんを殺さなかったのは、それを円さんに見せつける為だったのですか?
円「いいや、すぐに俺の事も殺すつもりだったんだろう。だが、俺が先にあいつを殺しちまったんだ。」
時系列は
①長子が兎月、新奈を殺害
②白夜が長子、強を殺害
③白夜がありすに手を出す
④円が白夜を殺害
②~④の間に亀子が帰宅?
ですか?
円「一部違うところがあるが、大方合ってる。」 [良い質問]
白夜さんの殺害には刃物を使いましたか? [編集済]
円「…何も使用しちゃいない。あの時は、ただ義姉さんを助ける事しか頭に無かったからな。」
それで認められなかった事が、白夜さんの凶行の動機なんですね?
円「ただ認められなかっただけなら、あそこまで頭おかしい行動には出なかっただろうな。」 [良い質問]
長子と強は白夜だけでなく、ありすも否定するようなことを言いましたか?
円「違ぇよ。義姉さんを悪く思う奴は、精神を病んでいた義母さん以外は、あの家にはいなかったからな。」
長子はありすにきつく当たっていて、それに対して白夜はよく思っていませんでしたか?
円「いいや。あの人も、表面上はうまくやってたから、それは無えな。」
長子と白夜は共犯で、ハウスの皆を殺す計画を立てていた。白夜は更に長子を殺すことでありすとの仲を邪魔されないようにしたかった?
円「…まあ、そうだな。クズ白夜にとっては、共犯だったとはいえ邪魔だったからな。」 [良い質問]
長子…白夜と共犯。兎月と新奈を殺害。動機は介護疲れと鬱憤晴らし。
白夜…長子と共犯。強と長子を殺害。動機はありすへの思いを認められなかったからと、ありすと2人だけになりたかったから。
円…白夜を殺害。動機は日頃から気に入らなかったからと、ありすを犯した白夜を許せなかったから。
ありす…円を殺人犯にしたくない一心で現場を荒らし、すべての罪を被り死刑となった。
犯行動機はこれですべてですか?
円「まだ解明できてない点がある。…それに、俺はそこまで考えて殺してねえぞ。」 [編集済] [良い質問]
ところで、このハウスの住人は他人の寄せ集めですよね。なにか目的があって作られた場所なのですか?
円「…今は亡き義祖父(じい)さんが、家族のいない人たちのために設立した施設だよ。」
白夜はハウスの他の人を嫌ってましたか?
円「ああ、もともと好いてはいなかったが、ある出来事をきっかけに、それは殺意へと変わった。」 [良い質問]
ある出来事とはありすに関わることですか?
円「いいや、あいつ自身に関わることだ。そうなった原因は、あいつが義姉さんへの想いを家族に打ち明けたことだがな。」 [編集済]
被害者
ありす、円、亀子以外の全員
犯人と動機 116より
長子…白夜と共犯。兎月と新奈を殺害。動機は介護疲れと鬱憤晴らし。
白夜…長子と共犯。強と長子を殺害。動機はありすへの思いを認められず家を出るよう言われたからと、ありすと2人だけになりたかったから。
円…ありすに手を出した白夜を階段から突き落とし殺害。動機はありすを犯した白夜を許せなかったから。
ありす…円を殺人犯にしたくない一心で現場を荒らし、すべての罪を被り死刑となった。
円「せーかい♪」 [正解]
参加者一覧 4人(クリックすると質問が絞れます)
白夜「あ、ああ…うん。おはよう。」ドキッ
白夜は、ありすに恋心を抱いていた。
事件数日前
白夜「じいちゃん、親父…僕、ありすの事が、好きなんだけど…」
兎月「何!?白夜、貴様、ありすの事を何だと思っとるんだ!!」
強「第一お前は引きこもりじゃないか。白夜、お前は一旦頭を冷やせ。」
白夜「何だよ!!僕は、こんなにもありすの事…」
兎月「ええい、貴様など、家族ではないわ!!この家から出て行けい!!」
新奈「えぇえ!?ちょっと、おじいちゃん!それはいくらなんでも…」
兎月「ええい、もう決めたんじゃ!!反論は受け付けんぞ!!」
白夜「…チッ、家族ごっこに酔ってるだけの老害共が。…ん?」
長子「ああ、もう、なんでこんな事毎日続けなきゃなんないのよ!!…毎日毎日介護をしては家事をして、パートの繰り返し!!…もう、みんな居なくなってくれないかしら。」
白夜「…なあ、お袋。ちょっと、話があるんだけど。」
こうして、二人は家族殺害計画を立てた。
事件当日
円「じゃあ、行ってきます。」
亀子「ねえ、おにーちゃん。なんできょうはほいくえんいくのー?」
円「…ナイショ。…行ってきます。」
ありす「…亀子ももう6歳か…早いわね。…さて、誕生日パーティーの準備しなきゃ!」
長子「ねえ、ありす。あなたは買い出しに行ってちょうだい。」
ありす「はーい!」
長子(計画通り…)
ピンポーン…
強「…宅配便かな?…はーい。」
グサッ
強がドアを開けた瞬間、白夜がナイフで突き刺した。
強「…え?」
ドサッ
新奈「お父さん、どうしたのー?お客さ…」
新奈「お…とう…さん…?」
新奈「いや、いやああああああああ!!!」
新奈「お父さんが、お父さんが…!」
長子「…あら、新奈。」
新奈「お…かあ…さん?」
ザシュッ
長子が、新奈の喉元をナイフで掻っ切った。
長子「…あなたは少しうるさいわ。」
兎月「あっ、あああああ…!」
長子「…あとは、あなただけよ。お父さん。」
ギュッ…
長子が、兎月の首を絞め、絞殺。
長子「…ふう。」
白夜「ありがと、お袋。」
長子「ええ。なかなか面白いシナリオだったわね。でも、さっさとお片づけしないとね〜♪」
白夜「…何言ってんの?僕のシナリオは、まだまだこれからだから。」
長子「え?」
ゴッ
白夜は、長子の後頭部を花瓶で殴り、撲殺。
白夜「…俺の計画には、あんたも邪魔なんだよ。オ、バ、サ、ン!!」
ありす「ただいま〜!」
ありす「…え。何これ。…お父さん!?…新奈!?…そうだ、他の3人は!?」
ありすが2階に上がる。そこには、
無残に屍と化した二人と、血塗れの兄の姿があった。
ありす「お…にい…ちゃん?…これは、どういう事…?」
白夜「ああ、帰ってきてくれたのか、ありす。」
白夜「見てくれ!これは僕が、君に捧げる愛だ!!」
ありす「愛…?何を言って…」
白夜「僕は、君を一人の女性として愛していた。だが、家族ごっこに酔った連中が、僕たちの愛を邪魔したんだ!…だから、邪魔は全部排除した。…これで、二人で愛し合えるよね?」ニタァ…
ありす「と、とにかく警察を…!」
白夜「おっと、何をしようとしてるんだ。」ガシッ
ありす「きゃあっ!?」
白夜「…ダメじゃないか。僕の愛から逃げようとするなんて。」
ありす「何が愛よ…!ふざけないで…!みんなを返してよ、人殺し!!」
白夜「あんまり抵抗するようなら、円と亀子も殺すぞ。それでもいいのか?」
ありす「…!!」
白夜「…わかったら、僕の言う通りにしてくれるよね?」
数時間後
亀子「ねえ、おにーちゃん。なんでそんなにうれしそうなのー?」
円「…ナイショ。家に帰ってからのお楽しみだよ。」
円「ただい…!!」
亀子「おにーちゃん?」
円「見るな!!」
亀子「!!」
円「お父さん…新奈お姉ちゃん…!なんで…!」
円「…そうだ、他のみんなは無事!?」
円が2階に上がる。するとそこには、
血塗れの姿で、姉を無理矢理辱めている兄の姿があった。
円「お…ねえ…ちゃ…」
ありす「ま…どか…!」
白夜「ありす、ありす!愛してるぞ!!…あぁ?」
円「何やってんだてめぇえええええええええ!!!」
円は、体当たりで白夜を引き剥がす。
白夜「うわっ!…てめえこそ何しやがんだクソガキ!!」
円「黙れ!!もう、お前を兄だとは思わない!!この、人殺し!!」
白夜「…そうだなぁ。あいつら全員邪魔だったんだよ。だから、僕が、ブチ殺してやったんだよォ!!」
円「ッ、うぁああああああああああ!!!」
ドンッ
円が、白夜を階段から突き落とす。
白夜「うぉわあああああああ!!?」
グチャッ…
白夜は頭から真っ逆さまに落下し、頭から血を流して絶命した。
ありす「まど…か…」
円「あ…あああ…!…僕は、なんて事を…!」
亀子「お…にー…ちゃ…」
ありす「…ねえ、円。私に考えがあるわ。よく聞いて欲しいの。」
ありす「…これで、証拠は見つからないわ。…ちゃんと証拠を残さないように殺してくれてて助かった。」
円「お姉ちゃん…やっぱりやだよ…!僕、できない…!」
ありす「円、男の子なんだから、泣いちゃダメ。これからは、亀子の事は、円が守ってあげるのよ。いいわね。」
円「なんだよ…これからはって…!そんな、二度と会えないみたいな事言わないでよ…!」
ありす「…大丈夫よ。また、いつでも会えるから。」
バンッ
警察「…通報があったのはここか。」
ありす「…ははっ、あーあ。バレちゃった。うまくやってたつもりだったのに。」
警察「…君が、これを?」
ありす「…そうよ?私が、全員殺したの。ほら、逮捕しなよ。…ほら!」
警察「…貴様を、殺人容疑で逮捕する。」
円「いやだ、やめて、お姉ちゃんを連れて行かないで…お姉ちゃん!!」
ありす「…。」
バイバイ、私の可愛い天使たち…
円「ーッ!!」
数年後、拘置所
円「…姉さん。」
ありす「…円、大きくなったね。元気にしてる?」
円「…おかげさまで。」
ありす「亀子は?」
円「…別の施設にいる。事件の情報や関係者との接触を一切絶たれてな…」
ありす「…そう。」
円「…姉さん、俺、姉さんの事迎えに行くよ。…大丈夫だよ。姉さんはやってないんだし。きっと無罪だよ。…その時は、俺はあなたを、一人の女性として、迎えに来るから。」
ありす「…ありがとう。」
それから数日後、ありすには死刑判決が下った。
そして、全ての罪を被り、処刑された。
円「…義姉さんに貰った手紙がある。」
円、そして亀子へ
この手紙を読む頃、私はもうこの世にはいないでしょう。
円、亀子。元気にしていますか?ちゃんと、施設の人と仲良くしていますか?
まず、二人に謝らなきゃいけない事があります。
私は、二人に嘘をつきました。いつでも会えると言ったけど、私は、もう二度と二人に会う事は出来ません。本当にごめんなさい。
そして法廷でも、嘘をつきました。いい演技だったでしょ?
私は、これから天国に行きます。後悔はしていません。だから、円、亀子。どうか私のために、みんなの事を恨まないでください。お姉ちゃんからの、最後の言いつけです。
最後に、私、二人に会えて本当に良かった。みんなの前では家族じゃないって言ったけど、二人は、私にとっては何よりも大切な弟と妹だから。その事は、どうか忘れないでください。
こんな事しかしてあげられなくて、本当にごめんね。
こんな私と、家族になってくれてありがとう。
大好きよ。円、亀子。
お姉ちゃんより
円「…これが事件の真相だ。」
亀子「…そんな、こんな事が、事件の真相だったなんて…!」
亀子は、ナイフを取り出して、胸に当てる。
「おい、何する気だ!」
亀子「…私、事件の真相がわかったら死ぬつもりだったんです。覚悟はとっくに出来てました。…早く、みんなに会いたい。…さよなら。」
ピシャッ
円が亀子に平手打ちする。
円「…やめろ。」
亀子「お兄ちゃん!…邪魔しないで!」
円「聞け!!…亀子。あの事件の真実がどんなに残酷だろうと、俺たちは前を向いて生きていかなきゃいけない。…それが、若くして亡くなったあの人への、俺たちにできる唯一のできる恩返しだ。」
亀子「…お兄ちゃん。でも、私…」
円「…生きる理由が無えなら、これから見つければいい。まずは、美味いもんでも食いに行こうぜ。」
亀子「…うん!」
「…やれやれ、一件落着ってとこかな?」
END
最後までご参加いただき、ありがとうございました。
ところで、住人たちにはすごくどうでもいい共通点があります。
全員、うさぎに関する名前です。
佑々木 兎月(そのまんま。)
来肥住 強(ラビット)
兎耳山 長子(耳が長い)
因幡 白夜(因幡の白兎)
雪村 ありす(雪兎+不思議の国のアリス)
馬場 新奈(バニー)
十五夜 円(満月)
海辺 亀子(兎と亀)[編集済] [19年10月11日 20:57]
直接的な質問とは、被害者や犯人などの名前を直接質問する行為の事です。それ以外の質問なら、していただいても構いません。(例えば、あなたの趣味はなんですか?あなたの性別はどちらですか?等はOK。)[編集済] [19年10月11日 19:46]
数年前、とあるシェアハウスで殺人事件が起こった。その手口はあまりに残虐だった。
ここに、当時の住民の情報を書き記す。
佑々木 兎月(うさぎ うづき)
71歳。ハウスの家長。
来肥住 強(らひずみ つとむ)
45歳。会社員。
兎耳山 長子(とみやま ちょうこ)
38歳。強とともに、ハウスの家計を支えていた。
因幡 白夜(いなば はくや)
22歳。引きこもり。
雪村 ありす(ゆきむら ありす)
20歳。美人(ここ重要)で賢いお姉さん。全ての罪を被って処刑された。
馬場 新奈(ばば にいな)
14歳。活発なお転婆娘。
十五夜 円(もちづき まどか)
12歳。引っ込み思案。
海辺 亀子(うみべ かめこ)
6歳。明るい女の子。
事件の関係者(現在)
海辺 亀子
15歳。高校生。記憶喪失。口数の少ない少女。事件の真相を知りたいと思っている。少しだけ事件の記憶が戻った。
十五夜 円
22歳。大学院生。自称うさぎさん。一応美形(ここ重要)だが、髪がボサボサで、服装がだらしない。
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!