超簡単な問題

このゲームでは、いかに伝わりやすい「答え」を選ぶかが重要になっていました。
しかし、「簡単な単語を選ぶ」というだけでは、伝えるのにも限界があります。
もっとうまい方法はない物でしょうか？

例えば、問題文の例に使われている「部分分数分解」「墾田永年私財法」を使うという作戦が考えられます。これは２回目以降、どうするかという問題はありますが、１回目に選ぶ単語としてはある程度、有効な手と言えそうです。気づいてもらえれば、早い段階で答えにたどり着けるでしょう。しかし、２回目以降に続けにくいという問題があります。

ゲームを３回行うということから「３つ１組になっているものを選ぶ」という作戦も考えられます。
例えば１つ目の答えが「キャビア」だった場合、２番目、３番目の言葉を「トリュフ」、「フォアグラ」にすれば、かなり予想しやすくなるでしょう。
ある意味、１番目の単語は多少難しくても問題ないかもしれません。
残りの２回を速攻でとれば１回目はどれだけ質問を重ねていても勝てるのですから。

３つの中で順番が決まっていると、なおよいです。１つ目の答えが富士山だった場合、２つ目の答えを鷹、３つ目の答えをなすびと予想することは不可能ではないでしょう。意思疎通がうまくいけば一発正解も不可能ではありません。富士山だと北岳に続く可能性もありますが・・・
そのあたりはチーム内で共有できそうな単語をうまく選ぶ必要があります。

しかし、この作戦も完全ではありません。「キャビア」「トリュフ」と続けた場合、相手チームにも最後の答えは「フォアグラ」だろう、と予想されてしまいます。
そして、このゲームでは「答えが被った場合、再度選びなおす」というルールがあります。
つまり、あえて相手チームの選びそうな「答え」を自分で選ぶことで相手チームの答えをつぶす、といった戦略が考えられます。
１つ答えをつぶされても大丈夫なように、別ルートから連想しやすい答えを用意しておくことも必要かもしれません。
なんにせよ、初手はとても重要になりそうですね。

妨害の影響も考えると、１回目を勝利したうえで、２回目のゲームで１回目と関連する答えを選ぶことで速攻で終わらせるのが最善手でしょうか。
もしかしたら、もっとうまい方法もあるかもしれません。