海也は犬上の後をついて歩きたがる。
しかしあまり心地よくはないと言う。
それでもやっぱり、海也は犬上の後をついて歩きたがる。
一体なぜだろう?
しかしあまり心地よくはないと言う。
それでもやっぱり、海也は犬上の後をついて歩きたがる。
一体なぜだろう?
息抜きスープをひとつ
No.14[パブロン]07月06日 00:0207月06日 00:04
後をついて歩くとは(比喩的な意味でなく)文字通り真後ろをついて歩いてますか?
YesNo?「一緒に行動する」といった感じに捉えてもらえれば良いかと! [良い質問]
No.15[日向夏]07月06日 00:0207月06日 00:06
女性が犬神に好意を寄せており、犬神と一緒にいると海也は女性に会えるものの、女性は犬神が好きなので居心地が悪いですか?
Noですがニュアンスとしてはだいぶ近いです!海也は犬上と一緒に居なくとも女性には会えるのですが… 女性は犬上が好きYes!! [良い質問]
※もう一人の人物は「亀野さん」といいます
No.19[パブロン]07月06日 00:0907月06日 00:13
犬上を見る亀野さんの表情がとても可愛いから犬上と一緒にいるけど、あの笑顔は俺には向かないんだよなあ、ですか?
おおおお詳細に多少の違いはありますがほぼ合っていますYes!!!コンプリート!!! [正解]
参加者一覧 4人(クリックすると質問が絞れます)
全員
日向夏(6良:4)
コウCHA(6良:1)
わんだら(4良:2)
パブロン(3良:2正:1)
気づけばいつも、あの子を目で追っていた。
「海也くんて、サッカー部だよね」
それはたまたまバス停で亀野と二人になった時のことだった。クラスは同じだけどろくに喋ったことがない。でも黙ったまま二人でいるのは気まずくて、何か話題をと焦っていた俺に彼女が発した一言だ。
俺がサッカー部だなんて話をした事はなかったし、もちろん知ってるはずなんかないと思っていたから、その時ばかりは一人舞い上がってしまった。もしかして少しは俺に興味持ってくれてたりするのかな、なんて淡い期待を抱いたりもした。
その日をきっかけに、単純な俺は無意識に亀野のことを目で追うようになっていた。
放課後のグラウンドで部活に励む俺は、下校する亀野がいつもこちらを見ていることに気付いた。
ある時「サッカー好きなの?」と尋ねると、亀野は少し照れ臭そうに頷いた。
休み時間なんかに時々亀野の視線を感じたりもした。
次第に亀野から目が離せなくなった俺は、ついに気付いてしまう。
自分のとんだ勘違いに。
亀野の本当の想いに。
亀野の視線の先は俺ではなく、いつも俺と一緒にいる犬上だということに。
(…なんだ、そういうことか)
俺がサッカー部だということを亀野が知っていたのは、同じサッカー部の犬上をいつも見ていたからだ。
全てを理解した俺は、できるだけ犬上と行動を共にした。元々仲が良くて一緒に居ることが多かったけど、それまで以上に犬上の隣に居るようになった。そうすれば、亀野の視界に入れることが分かっていたから。
「海也、犬上、お前ら最近やたらベッタリだな」
「いやどっちかっつーとコイツが一方的に俺にベッタリなだけで俺は別に」
「おいやめろよ犬上!なんか傷付くから!」
周りにからかわれても、ふざけて笑い飛ばしていればそれでいい。
彼女の視界の片隅に居れたなら、それでいい。
亀野を目で追うようになったからこそ気付いた、彼女の視線の先。
胸の奥のチリチリとした鈍い痛みに、俺は今日も気付かないふりをする。
________________
要約
海也は亀野さんが好き。
亀野さんは海也の友達の犬上くんが好きで、いつも犬上くんのことを見ている。
海也は犬上くんの隣にいることで亀野さんの視界に入ることができるが、彼女の想い人は自分ではないと分かっているので、複雑な気分になる。
「海也くんて、サッカー部だよね」
それはたまたまバス停で亀野と二人になった時のことだった。クラスは同じだけどろくに喋ったことがない。でも黙ったまま二人でいるのは気まずくて、何か話題をと焦っていた俺に彼女が発した一言だ。
俺がサッカー部だなんて話をした事はなかったし、もちろん知ってるはずなんかないと思っていたから、その時ばかりは一人舞い上がってしまった。もしかして少しは俺に興味持ってくれてたりするのかな、なんて淡い期待を抱いたりもした。
その日をきっかけに、単純な俺は無意識に亀野のことを目で追うようになっていた。
放課後のグラウンドで部活に励む俺は、下校する亀野がいつもこちらを見ていることに気付いた。
ある時「サッカー好きなの?」と尋ねると、亀野は少し照れ臭そうに頷いた。
休み時間なんかに時々亀野の視線を感じたりもした。
次第に亀野から目が離せなくなった俺は、ついに気付いてしまう。
自分のとんだ勘違いに。
亀野の本当の想いに。
亀野の視線の先は俺ではなく、いつも俺と一緒にいる犬上だということに。
(…なんだ、そういうことか)
俺がサッカー部だということを亀野が知っていたのは、同じサッカー部の犬上をいつも見ていたからだ。
全てを理解した俺は、できるだけ犬上と行動を共にした。元々仲が良くて一緒に居ることが多かったけど、それまで以上に犬上の隣に居るようになった。そうすれば、亀野の視界に入れることが分かっていたから。
「海也、犬上、お前ら最近やたらベッタリだな」
「いやどっちかっつーとコイツが一方的に俺にベッタリなだけで俺は別に」
「おいやめろよ犬上!なんか傷付くから!」
周りにからかわれても、ふざけて笑い飛ばしていればそれでいい。
彼女の視界の片隅に居れたなら、それでいい。
亀野を目で追うようになったからこそ気付いた、彼女の視線の先。
胸の奥のチリチリとした鈍い痛みに、俺は今日も気付かないふりをする。
________________
要約
海也は亀野さんが好き。
亀野さんは海也の友達の犬上くんが好きで、いつも犬上くんのことを見ている。
海也は犬上くんの隣にいることで亀野さんの視界に入ることができるが、彼女の想い人は自分ではないと分かっているので、複雑な気分になる。
18年07月05日 23:44
[藤井]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
藤井
>>パブロンさん aikoのアスパラって曲の歌詞がまさにこんな感じで、インスピレーションもらいました。「表情がとても可愛いから」っていうパブロンさんの解答にキュンでした。FAお見事です、ありがとうございました![18年07月06日 00:25]
>>パブロンさん aikoのアスパラって曲の歌詞がまさにこんな感じで、インスピレーションもらいました。「表情がとても可愛いから」っていうパブロンさんの解答にキュンでした。FAお見事です、ありがとうございました![18年07月06日 00:25]
藤井
>>日向夏さん 自分にもこんな青い時代が……( ´∀`)早い時点で登場人物が二人でないことが明らかになったのでその後の流れもスムーズでしたね!こちらこそ遅くにご参加ありがとうございました。楽しかったです![18年07月06日 00:23]
>>日向夏さん 自分にもこんな青い時代が……( ´∀`)早い時点で登場人物が二人でないことが明らかになったのでその後の流れもスムーズでしたね!こちらこそ遅くにご参加ありがとうございました。楽しかったです![18年07月06日 00:23]
ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
ブクマ:2
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