男は以前、難破してしまい、漂流の憂き目にあった。
食料に瀕した男ら一行は、体力のない者から死んでいく。
生き残っているものは、生きるために人間の肉を食べ始めるが一人の男はこれを固辞、みるみる衰弱していく。
見かねたほかの者が、「これはウミガメのスープだから」と男にスープを飲ませ、救難まで生き延びさせた。
しかし、いま、明らかに味の違うこの「ウミガメのスープ」とやらに直面し、すべてを悟り、死に至る。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この解説には問題文がありません。皆様のアイデアで、問題文を創り出してください。
ルール
決められた1つの解説に対して、各参加者が独自の問題文を作成するという企画です。
上記の文章がそのまま解説になるような問題文を自由に作成してください。
つまるところが正解を創るウミガメの逆ヴァージョンです。(共通の解説から、各々で問題を作る)
さらに皆さんには、その問題の中から「この問題が一番上手い!」と思った問題文に投票してもらい、MUS(もっとも うならされた 職人)も決めたいと思います!
見事、MUSに輝いた問題を作った方には勝手にMUSI( MUS いち号)の称号を送ります
MUS発表後は、各々が各々にアドバイスをし合う、感想戦も行います。(チャットルームにて)
目的
いろいろな設問の仕方を目にし刺激しあうこと、そしてその刺激をもとに、より良い設問スタイルを互いに築きあげることを目的とします。
「こんなアプローチの仕方があるんだ」「こんな書き方もあるんだ」といった感想が出れば大きな収穫です。
みんなでアドバイスをしあえるのも、大きなメリットでしょう。
スケジュール
本企画は[推敲フェーズ、投稿フェーズ、投票フェーズ(要項は別記)、結果発表、感想戦(お互いにアドバイスし合う)]に分かれています。
以下、目安のスケジュール。
推敲フェーズ:〜4月6日23:59前後迄
投稿フェーズ:4月7日00:00〜4月7日23:59迄
投票フェーズ:4月8日00:00〜4月11日23:59前後迄
結果発表:4月12日(準備出来次第)
感想戦:4月12日〜
注意点
・設問にあたって、必要であれば解説を書き換えることはアリです。
ただし、現解説から大きくかけ離れたモノにするのはダメです。
その場合は、解説も投稿してください。
・問題文は一人が何パターン作っても大丈夫です。
・投稿する方は必ず参加表明をお願いします。
・投稿フェーズまでは、雑談欄で問題作成について議論するもよし、雑談するも良しです!しかし、投稿は必ず投稿フェーズ時に行ってください。
・投稿フェーズ時に投稿出来そうにない場合、もっと早く投稿したい場合は、出題者にミニメールで事前に問題を送ってください。まとめ欄にて掲載します。
・投票は、一律一票でお願いします。
・投票の際は、出題者宛にミニメールを送信して下さい。期間内なら変更も受け付けます。
・感想戦用にチャットルームを開設しております。どうぞご自由にお使いください。
・感想戦では、あからさまな批判のような発言はしないこと。(なぜそう思ったのか、理由を添えるとGood)
・問題投稿時に、こだわりポイントを添えておくと良いです。
・投稿された問題には、私の個人的な感想も僭越ながら添えます。不必要でしたら、問題の頭に明記して下さい。
・自分の設問は他所で出題しても構いません。(他人の問題の場合、連絡をして個人で許諾を得て下さい)
最後に
この企画は、ラテシン板でなささんが出題されたものを、ラテラテでも(勝手に)出題してみたものです。事後報告となりましたが、この場を借りてお礼を申し上げます。
さらに、スープパートナーを引き受けてくださったおだんごさんにも、重ねてお礼申し上げます。
(出典:http://sui-hei.net/mondai/show/5508
http://sui-hei.net/mondai/show/1
https://wikiwiki.jp/umigamevip/
ラテシンの企画のらてらて版です。皆さん奮ってご参加下さい!!
【待ちに待った同窓会】
今日は同窓会。苦楽を共にした仲間たちが集まった。
ところが、みんなでまったく同じ料理を食べたはずなのに、カメオだけが死んでしまった。
一体なぜだろうか?
ただしカメオの健康状態(年齢やアレルギーなど)は重要でない。
(過去の出来事を"どことなく"匂わせるスタイルです。事件・サスペンスを感じてもらえれば期待通りです。
「食べた」から カニバリますか? あっ・・・ な流れも期待しています。
但し書きは蛇足なのですが、別解潰しのために必要だと考えています。
※「男」のままだと「男性全員」ととらえられてしまう可能性があるのでカメオにしています。
また、参加者は元ネタ「ウミガメのスープ」を知っていると想定しています。)
【こだわり】
・「"苦楽"を共にした仲間」 (私の中では うまくクルー(糸口)を溶け込ませられた つもりです。)
・タイトル (解説を読んだときの、"そういうことだったのか" に期待しています。)
【改変解説】※原文でも(一応)伝わるとは思います。改変部を()で表現しています。
(カメオら一行)は(卒業旅行で)、難破してしまい、漂流の憂き目にあった。
食料(難)に瀕した(カメオ)ら一行は、体力のない者から死んでいく。
生き残っているものは、生きるために人間の肉を食べ始めるが(カメオ)はこれを固辞、みるみる衰弱していく。
見かねた(同級生)が、「これはウミガメのスープだから」と(カメオ)にスープを飲ませ、救難まで生き延びさせた。
しかし、いま、明らかに味の違うこの「ウミガメのスープ」とやらに直面し、すべてを悟り、死に至る。
(後日、カメオの死を知り、なにやら嬉しそうな幹事・・・)
【こだわり2】
裏ストーリー(FA条件ではない設定)として、カメオに恨みを持った幹事が、その後どうなるかを予想した上で
カメオが本物の「ウミガメのスープ」を飲む機会を作った。 と想定しています。
(具体的には、カメオを助けた同級生その人。カメオに想い人をとられたので あの時見捨てていれば・・・と後悔しています。)
(シェフの気まぐれや幹事のうっかり が原因でもいいのですが、
それだと今度は シェフや幹事が 良心の呵責にさいなまれかねない ので止めました。
それはそれで次のスープ(問題)に繋がりそうではあるのですが・・・)
[編集済]
シンプルでわかり易い問題文ですね。「同じ物を食べた筈が、一人だけ様子がおかしい……なぜ?」と解くべき謎が明確になっています。ただ、カメオが「人肉スープ」を「ウミガメのスープ」と勘違いしていたという要素が、やや薄味になるようにも感じられます。具体的な名詞や勘違いの描写などがクルーとして入っていても良いかもしれません。
【カメオ、修行中】
カメオは師匠から課題を出された。
驚き、喜んだカメオだったが、課題を終えることなく自殺した。
一体なぜだろうか?
(シェフの師弟関係を利用したスタイルです。ちょっとベール厚めですが、格闘家などを連想してもらえれば期待通りです。
※タイトルの語呂を重視して、カメオにしています。
また、参加者は元ネタ「ウミガメのスープ」を知っていると想定しています。)
【こだわり】
・ミスリード(トリック) (とにかく「ウミガメのスープ」からの距離を離そうとしました。)
・「死んでしまった」でなく「自殺した」 (熊などの動物に襲われて死んだ可能性等を潰しました。チャームにもなると思います。)
【改変解説】※原文でも(一応)伝わるとは思います。改変部を()で表現しています。
(カメオ)は以前、難破してしまい、漂流の憂き目にあった。
食料(難)に瀕した(カメオ)ら一行は、体力のない者から死んでいく。
生き残っているものは、生きるために人間の肉を食べ始めるが(カメオ)はこれを固辞、みるみる衰弱していく。
見かねたほかの者が、「これはウミガメのスープだから」と(カメオ)にスープを飲ませ、救難まで生き延びさせた。
(この時カメオは思った。 この世にこんな美味しいものがあったのか! そうだ シェフになろう!!)
(・・・・・)
(師匠「今日はウミガメのスープを作ってもらう!」)
(カメオ「思い出の料理とこんな形で巡り合うなんて運命だ!!」 師匠の作った「ウミガメのスープ」を口にするカメオ。)
()明らかに味の違うこの「ウミガメのスープ」とやらに直面し、すべてを悟り、死に至る。
【こだわり2】
裏ストーリー(FA条件ではない設定)として、カメオはあの出来事をきっかけにシェフを目指している。 と想定しています。
真相が明らかになる中で、カメオの「思い出の料理とこんな形で巡り合うなんて運命だ!!」
と"驚き、喜ぶ姿"を想像できれば、その後の自殺という結果に より「納得」がいく のではないでしょうか。
(救いのない話になってしまったのが心残りです。カメオの料理が人を救ったエピソードなんかを盛り込みたかったのですが、改変がすぎるので止めました。)
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仰った通り、初見では格闘技の師弟関係だと思ってしまいました。「ウミガメのスープ」「漂流」などから大分離してあるので、解説の方向に持っていくのが大変そう。ミスリードが上手く作用しただけに、「喜んだのに自殺した」の謎として惹きつける力が弱いことが惜しいです。
【リフレイン】※亀夫君問題です
どこかに男が1人。何度目の朝だろうか。記憶がない。空腹だ。何か食べないと。
辺りには、山、木、小屋、炭、布切れ、骨がある。小屋の中には、ベッド、机、鍋、食器、カバン、日記がある。
あなたは神様になって、男を導いてあげてください。
【こだわり】
・亀夫君問題 (「問題を創り出す"ウミガメ"」において、明らかに"邪道"ですが、断り書きがなかったのでやってみました。すみません。)
・山、木 (辺りが山地であること だけでなく お墓を表現しています。)
・神様 (亀夫君問題ならギリギリ違和感なく存在できるのではないか と考えています。)
【改変解説】※改変部を()で表現しています。
男は以前、難破(に巻き込まれて)しまい、(十数名の乗客と共に無人島にたどり着いた。)
(船に残った道具を活用して小屋を作ったが、助けはなかなか来なかった。)
食料(難)に瀕した男ら一行は、体力のない者から死んでいく。
生き残っているものは、生きるために人間の肉を食べ始めるが一人の男はこれを固辞、みるみる衰弱していく。
見かねたほかの者が、「これはウミガメのスープだから」と男にスープを飲ませ、救難まで生き延びさせ(ようとした・・・)
しかし、いま、(神様の導きによって)、すべてを悟(る。)
(「ああ、俺、死んでたんだ。」 安らかな顔で、まばゆい光と共に天に昇る男。)
【こだわり2】
解説に表現していない(出来なかった)部分になりますが、元ネタ「ウミガメのスープ」の中で自殺した"男の魂"が、
例の出来事の場所(解説では無人島)に縛り付けられている と想定しています。
なんとか男に救いを と考えていたら、文字通り「救い」をテーマにした仕上がりになりました。
(リフレインは「繰り返し」を意味し、抜け出せない男の魂を表しています。)
調べられそうな対象を列挙しましたが、具体的な回答までは考えていません。
日記をどこまで読めるようにするのかで難易度、惹き込まれ度が変わってきそうです。
[編集済]
力作三連続ありがとうございます! ウミガメのスープ指定をしていなかったので「ウミガメ以外も来るだろうな」とは思っていましたが、亀夫君問題は驚きでした。とても面白い仕上がりだと思います。しかし、少し具体性に欠ける問題文で質問のとっかかりが掴みにくいかと。なかなかに未知で楽しそうな分、進行が難しい問題だと思います。
何ヵ月も家に帰ってこない夫のことを妻は何年も前から愛想を尽かしていた。しかしある日、夫が数ヶ月ぶりに家に帰って来て以来、夫は毎日家に帰って来るようになったが、妻はそれを疎ましく思いはじめる。
夫の友人に家を空けていた間の夫の様子について上手く聞き出すことができた妻は、何の変哲もない『ウミガメのスープ』を食べさせるだけで、夫を死に至らしめることに成功したという。
どういうことだろう?
男の妻目線で作ってみました。「何ヵ月も帰ってない」はミスリードにもなるかもだけど、「遭難」も出やすくなるかなと思ってます。遭難した夫を心配しない妻っていうのは自分の中で想像しにくかったのでその前から愛情はなかったのだと「何年も前から」にしてます。
解説の「男」は「夫」に変更で「以前」「いま」「この」は消します。
[編集済]
周辺人物から見た男という構図がとても面白いです。話にも具体性があり、殺害方法として『ウミガメのスープ』を持ってきた事がチャームをグッと増させています。登場人物がどんな人なのかも掴みやすく、解いてみたいと思わせる問題です。
【問題】
男は旅の好きな二人兄弟の兄でした。
ある時、旅の食事から弟の料理の味を思い起こした男は、
そのまま弟の待つ家に帰り……死んでしまいました。
男に何があったのでしょう?
【改変解説】※[]内が大まかな改変箇所です。
男[たち兄弟]は以前、難破してしまい、漂流の憂き目にあっていました。
食料に瀕した[兄弟たち]一行は、体力のない者から死んでいきます。
[男の弟もまた、早くに死んでしまいました。]
生き残っているものは、生きるために死んだ彼等の肉を食べ始めました。
しかし男はこれを固辞、みるみる衰弱していきます。
見かねたほかの者が、「これはウミガメのスープだから」と
男にスープを飲ませ、救難まで生き延びさせました。
しかし、いま、明らかに味の違うこの「ウミガメのスープ」とやらに
直面した男は全てを悟り、[自宅の庭先に建てた弟の墓前で、]死に至りました。
◆余談
肆式のいつもやる家に帰るシリーズです。
原作スープの時点で既に男が"帰宅してから"死んでいるわけですが、
「この内容だと自分だったら、せめてかつての仲間たちと一緒に眠れるように海に身投げするなあ。ちょうど海が近いんだし…」
という疑問から転じて、家に帰るべき理由を少し味付けしてみました。
その過程で「弟の料理の味」……「弟を食材として使った料理の味」と言葉遊びました。
「旅」と「料理」という帰宅に繋がりやすい二語から、どこまで過去の話を引き出せるかな……と思っています。
[編集済]
「ウミガメのスープ」の素材に弟属性を付与した一品。解説を見てから問題を見返すと、言葉が丁寧に選ばれているのがわかります。「弟」という言葉が問題の奥深さを作り、それがそのままチャームとなっている。過去に遡るのが大変そうなのですが。是非参加したい問題です
※解説文の「明らかに味の違う」の部分が「全く味が同じ」に変わっている世界線です。
【難破からのナンパ】
ある男が、難破した後生き延びることが出来たという自らの経験を、武勇伝としてナンパに活用していた。
その甲斐あってか、一人の女と交際することになり、その後めでたく結婚した。
結婚後は女の為に毎日遅くまで真面目に働く男だったが、
ある日仕事が終わり家に帰ると、そこには共に難破を経験した親友が居た。
「何故ここにいるんだ?それで妻は何処にいる!?」
その男の質問に対し、親友は
「まあ落ち着けって。それより久しぶりにウミガメのスープでも飲んだらどうだ?」
と言うと、台所から「ウミガメのスープ」を運んで来た。
そして親友はこう話す。
「お前が悪いんだぜ・・・俺が嘘をついてまでお前を生かしてやったのに、お前はその恩を返すどころか、俺と同じ女を好きになっちまってよぉ・・・」
その話を聞いた男は、顔を真っ青にしながらその「ウミガメのスープ」を飲んだ後、すぐさま親友を殺し、自らの命も絶った。
一体何故?
[感想]
拘りとしましては、やはり「難破」と「ナンパ」を掛けた点ですね。後は解説文に結び付くようなストーリーを流れで考えました。ただ冒頭で述べたように、死ぬ前に飲んだスープも人肉スープだったという結末にせざるを得ない流れになってしまいました。あとはオリジナルに比べベール要素が少な目になってしまいましたね。
[編集済]
難波はナンパに使えない、ですね笑。ナンパで発想を縛ってしまったせいか問題が少々無理矢理になってる印象を受けます。登場人物の行動に無理があるので、スッと参加はしないかもしれないです。ただ、難波×ナンパは面白いので、あとはどうやって行動の無理を無くすか、ですね。
タイトル『誰が為頷くイエスマン』
「これは本当にウミガメのスープですか?」
以前YESと言われて生きた男は、今回YESと言われて死んだ。
一体どういうこと?
問題がスッキリしてますね。バタルン星人さんの一つ目の問題と同じで、「同じ反応に対して、違う応答を見せるのはなぜ?」という基本的なWHYの問題になっている。ただ、勘違いは割と早く導けてしまいそうですが、「なにと勘違いしてたか」が当てろになってしまわないように注意したいです。
タイトル『むっかし〜むっかし〜ウラシマは〜♪』
どんな状況でもウミガメを傷つけることがなかった男は、その日ウミガメと出会い、一緒に海の底に行くことになった。
一体どういうこと?
(一緒に→お腹の中、ということです、ミスリード注意。どんな状況でも→過去を想起させます。 海の底に行く→海への投身自殺です。)
ちょっと抽象的な気がします。「いつ、どこで、なにを、どうしたか」が大幅にカットされているため、「まず何を訊けばいいのか」が難しい。もう少しクルーが欲しい問題です。言葉の使い方には上手に気を配れていると思うので、それがいい方向に作用されれば素敵!
タイトル【思い出の味】
海辺の貧しい家の出身である男には、忘れられない母の味があった。
それは、母が浜辺で時々捕まえてくるウミガメの肉を使った、塩水で煮込むだけの簡単なスープだ。
子供の頃のご馳走であり、ある時は命をも救ってくれたこともあるスープ。いつかまた食べたいと思っていたが、ウミガメの肉は貴重で、願いは叶わぬままだった。
しかしある時偶然、丸ごとのウミガメを手に入れることができた男は、ウキウキとそれを持ち帰り、その夜自殺した。なぜだろうか。
【補足】
最後のスープは自作なので、丸ごとの素材と簡単な調理法でその正体は疑いようもなく、難破中のスープから母の殺人まで気付いてしまったというストーリーです。前提条件を問題文に盛り込むと長くなってしまうのが難しいところでした。
[編集済]
電磁ボーナスさん特有のゾクっとする雰囲気が満載の一品ですね。解説の肝である「ウミガメのスープ」違いトリックをメインに据えて他をカットし解くべき謎の焦点を当てやすくしてあります。反面、その他の要素が大幅に削がれているので、男の過去の重要さが軽くなり、ともすればスープの素材を「当てろ」にもなりかねないので、進行の際に注意したいです。ただ、参加者に「なぜだろう」と思わせる力は強いのは、さすがだと思います。
問題文
「学者の苦悩」
ある男は何度も学術調査にでるが、一度たりとも男の求める結果がでることはなかった
そして最後の調査の結果を見て男は絶望して死んでしまった
解説文との相違点
ウミガメのスープによって命を救われた男はそれをきっかけに海洋学者になり、遭難した海域でのウミガメの頭数の確認をはじめるが、その海域に一頭も存在しないという結果に、当時ウミガメのスープを作るのを不可能と知り、絶望に至る
[編集済]
具体性に欠ける表現が見受けられます。これだと参加者が「そもそも何を解けばいいのか」が不明瞭で、参加に二の足を踏んでしまう恐れがあります。せめて「ウミガメに関する」などの具体的なクルーが二つ三つあれば、伝わりやすい問題だと思います。ただ、ウミガメのスープからウミガメの頭数に目を付けたのは「なるほど!!」と思わされました。発想はとても良いので、あとは発想を活かせる問題作りを目指しましょう。 [編集済]
問題文
「フラッシュバック」
結婚式を控えたカップルが披露宴で出す料理のチェックに店に来店した
まず、スープが出てきて二人は口にすると、彼女はその一口でスプーンを置いてしまう
「どうしたんだい?キミが飲みたがっていたウミガメのスープだよ?」
少し不思議に思いながら、彼女を気づかった男は自分のスープをスプーンですくい一息かけて冷ますと、それを彼女にさしだした
それを見た彼女は泣き崩れてしまった
解説文との相違点
遭難したのは女性である点
そして最後に婚約者がさしだした時に言った
「これなら、飲めるだろ?」
と言った言葉が遭難時に彼女にウミガメのスープを飲ませようとした言葉と同じだった
きっと彼女はこれから婚約者と食事をするたびにそれを思い出してしまうだろう
こだわり
解説文を脚色してみました
元の題材より絶望感を色々出してみた形です
[編集済]
上の作品もそうでしたが「何を訊いているのか」がわかりません。これは問題なのだと言うことを意識して「なぜ?」と一言加えましょう。結婚式の準備で泣くと言うのは、マリッジブルーだったなど別解も無数に浮かんでしまう上、謎としての惹きつけ力も弱いので、例えば一言「殺した」といった状況に似つかわしくない言葉を放り込んで問題文の中の調和を乱すようにした方がいいと思います。
タイトル【食材、そして贖罪】
ここはレストラン。
頼んだウミガメのスープの味が「ウミガメのスープ」であったがために、男は自殺した。
状況を説明してください。
こだわり
いかにシンプルにチャームを高めるか、考えました。タイトルも少しヒント
[編集済]
三段法の要領でトン、トン、ドン、と謎を提示してくるのは読む方のテンポも良いのでスッと頭に入ってきます。問題にも無駄な部分がなく、かと言って具体性が欠けているわけでもない。とても良い意味で纏められていると感じられるスープです
【タイトル】アラビアン・シンデレラボーイ
「ぅわっはっはっは!もっと珍しい食材はないのかね?トドの背中焼きなんぞもう100回は食っとるわ!」
大きな腹をゆすって笑うのは、この国一番の大富豪の「ラテシンドバッド」さま。
7つの海を暴れまわった元冒険家で、世界中の珍味を食べ尽くしたらしい。
「ワシが食べたことの無い料理を持ってきた者に、遺産を全てやろう!」
そのお触れをみて、ぼくは故郷の珍味を料理して差し出した。
「私の故郷の島でしか生息しない、緑で硬い殻を持つ、龍の仲間の生物です。」
ぼくの料理を食べたラテシンドバッドさまは目を見開いた。
「これは…!こんなもの、わしは一度も食べたことないぞよ!約束どおり、ワシが死んだあとの遺産は全てお前にやろう。して、この料理の名前は?」
「ウミガメのスープ。」
「うん…うっ?あっ…わしは…」
呆然としたラテシンドバッドさまは突然泡を吹き、そのまま倒れてしまった。
ラテシンドバッドさまは死んでしまい、ぼくは一夜にして世界一の金持ちになった。
もちろん毒なんか入れてないのに…。
きみたち、ラテシンドバッドさまに何かあったのか、考えてみてくれないかい?
【解説文】
口語体に変える
男→ラテシンドバッドさま
遭難した理由→財宝を手に入れるため。命からがら生き残ったラテシンドバッドさまは大金持ちになった。
【こだわり】
本家ウミガメのスープがコンソメスープなら
こってりカレースープ…というイメージです。
「冒険家」「食べたことがない」など、ヒントを散りばめたので、本家よりはマイルドで大衆向けかもしれません。
本家の「珍味」「冒険」という所をフィーチャーして、わくわくする世界観に仕立てました。
[編集済]
アラビアンナイト風の世界観はスケールが大きく、それだけに解説の「ウミガメのスープ」もまた違った輝きを放つ面白い問題ですね。口語文で問題のチャームを高めるやり方を上手く使っている方は(個人的に見るに)少ないと感じています。(私も出来たらやりたい)(Tん童さんはよく使ってらっしゃいますね)これだともう少し説明くさい感じになりますので、もうちょっと口語調の砕けた方向に振っても良いかもしれません。
タイトル:【運が良いのか悪いのか】
とある調理師専門学校で、「世界各国のスープ現地で味わい、実際に調理する」という課題があった。
くじ引きで課題のスープを決めるのだが、中には「燕の巣のスープ」など、
現地への移動を含めて難易度の高いスープも紛れており、くじを引き終わった生徒達は一喜一憂していた。
そんな中、生徒の一人である男は「ウミガメのスープ」を引いて大いに喜んだ。
ウミガメのスープは自国の隣国が本場であり、また、男自身も過去にウミガメのスープを食べたことがあるため、味の再現には自身があった。
しかし、男が学校に戻ってくることは二度となかった。
一体なぜ?
こだわり:
敢えて「ウミガメのスープ」を堂々と使おうと思い、架空の調理学校の課題として扱いました。
タイトル通り、男としては楽な課題かと思ったら、まさか自殺することになるとは・・・というどんでん返し感も出せましたし。
ただ、問題文に余分な要素が結構多く入っているので、その改善が課題になりますね。
また、「隣国にある名物なのに、この課題まで食べたこと無いのか?」等の微妙な疑問点も残りますが、その点は大目に見てください(ちょ
[編集済]
「学校に戻らなかった」など含みのある表現を使うことでベールを厚くしている作品です。「ウミガメのスープ」という素材が最大限活かされている点は、さすがだなと感じました。ただ、仰っている通り無駄な部分も多く、それが悪い意味で参加者の視点をバラけさせてしまうかもしれません。出題する際は、その無駄をシェイプアップしたいですね。 [編集済]
滑り込みですみません・・!
タイトル:【スープじゃなければ死ななかった】
とある調理師専門学校で講師をしている男が、生徒に対して「各国名物のスープを知り、調理しよう」という課題を出した。
生徒たちは「ブイヤベース」、「トムヤムクン」、「ボルシチ」等、ありとあらゆるスープを調理し、男はそれを飲んで評価した。
しかし、最後のスープである「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、生徒に聞いた。
「これは本当にウミガメのスープなのか?」
「え?調理工程は先生も見てたでしょう?間違いなくウミガメのスープですよ。」
男は全てのスープを評価し、帰宅した後、自殺した。
一体、何故?
こだわり:
こちらも架空の調理学校を舞台にした問題文となっております。こちらは講師目線。
本家の問題文をオマージュして作りました。ただ、悪く言えば手抜き且つパクr(ああっと)
[編集済]
元問題文をベースに作られているため良く言えばオーソドックス、悪く言えばありきたりになっています。舞台状況で魅せようとしているようですが、講師目線だと「なんで講師なのに人バージョンしか食べたことないのぉ!?」がより際立ってしまいます。そこの説得力があれば、よりチャームの高い問題になりそうです。
参加者一覧 11人(クリックすると質問が絞れます)
「らてらて」では初のこの企画。開催前は不安な事も沢山あり、また、開催中も十全にスムーズな進行とは言えないながら、こうして完走出来たのは、皆様のおかげでございます!
投稿されたスープは全部で15品!!
バラエティー豊かな問題ばかりで、やって良かったなと思えました!
それでは発表に移りたいと思います!数多くの中から見事MUSに輝き、MUSI(ムシ)の称号を得たのは…………
No.4「きっとくりすさんのスープ」でした!!!!
得票数は見事4票!!
「解いてみたくなる問題だった」などたくさんの方の興味をそそる問題文!まさにMUSの称号に相応しい出来映え!!
きっとくりすさん、おめでとうございます!
第ニ位は得票数二票で
No.5 肆式さんの弟よ。遅くなったが、待っていてくれでした!おめでとうございます!!
同率三位で
No.7 「マクガフィン」さんの『誰が為頷くイエスマン』
No.9 電磁ボーナスさんの思い出のスープ
が続きました!おめでとうございます!
ここからは感想戦。チャットルームにあります感想戦会場にて、互いの問題に対してだったり、この企画の感想だったりを語ってくれると嬉しいです!
それでは、ここでみん設をシメさせていただきたいと思います。
(反省会もやってるので、宜しければそちらにもいらして下さい。「反省会」なるルームキーです……)
この企画に関わってくださった全ての方々に、心からの感謝を!
(こっちへの書き込み忘れてました><)ラピ丸さん 開催・進行ありがとうございました!お疲れ様です! きっとくりすさん 初代MUSおめでとうございます! 皆様お疲れ様でした![19年04月13日 13:02]
ありがとうございました!解説でレストランで食べたと限定されてないので、男にどういう状況で「ウミガメのスープ」を食べてもらうかというところで個性がでていたように思います。[19年04月12日 18:41]
質問ありがとうございます。回答しますと現在作る予定はありません。感想は会場を作りましたし得票先を透明化する必要もないと思いますので。結果発表で得票数は公開しますし。絶対ないといけないわけでもないので、作りません。失礼しました。[編集済] [19年04月07日 17:53]
肆式さん、ようこそ
感想戦会場で仰っていらした疑問、こちらで回答させていただくと、大幅にズレる(例えば、現解説から、いきなりステーキ大食い選手権の話に飛躍する)ような事がなければ、解説に+αしてもOKです。ただし、書き換えるのならその書き換えた解説もよろしくお願いします[編集済] [19年04月06日 20:38]
Punkoさん (おそらく)同様の認識だと思います。 「目的」からして問題の多様性・可能性を模索しよう ということですし。 その上で、投稿に関してはフライングなしの「早いもの勝ち」ととらえています。 (提案に関してあえて補足をすると、部分的に素晴らしい作品(細部や言い回しなど)が埋もれてしまう可能性と(闇が明けたときに)〇〇さんと同じ発想だった嬉しい! を主に想定したものだったので、目的からやや逸れる提案だったことを反省しています。)[19年04月02日 13:42]
バタルン星人さん、ようこそ。
投稿フェーズは一日だけですし、被らないか探りを入れる意味でも推敲フェーズがあるので、闇スープにはしません。
ただ、仰る通り先に出されてしまうと投稿しにくい部分もありますので、他の人の為にも必ず投稿フェーズに必ず投稿して下さい[編集済] [19年04月02日 08:15]
告知見て気になってました。参加したいです。 出題が完了してから言い出すのもあれなのですが 投稿フェーズまでの間は闇スープにするのはいかがでしょうか? ネタが被ると投稿できない(しにくい)と思います。[編集済] [19年04月02日 07:08]
「マクガフィン」さん
バタルン星人さん
Punkoさん
おだんごさん
コウCHAさん
ガキさんさん
シチテンバットーさん
きっとくりすさん
電磁ボーナスさん
太陽が散散さん
tsunaさん
肆式さん
ミザリーさん
【問題文一覧】(タイトル無表記のものに関しては、仮題をつけさせていただきました。ご了承下さい)
No.1【待ちに待った同窓会】「バタルン星人」
No.2【カメオ、修行中】「バタルン星人」
No.3【リフレイン】「バタルン星人」
No.4「妻の殺人計画」(仮題)「きっとくりす」
No.5【弟よ。遅くなったが、待っていてくれ。】「肆式」
No.6【難破からのナンパ】「Punko」
No.7『誰が為頷くイエスマン』「「マクガフィン」」
No.8『むっかし〜むっかし〜ウラシマは〜♪』「「マクガフィン」」
No.9【思い出の味】「電磁ボーナス」
No.10「学者の苦悩」「ガキさん」
No.11「フラッシュバック」「ガキさん」
No.12【食材、そして贖罪】「太陽が散散」
No.13【アラビアン・シンデレラボーイ】「ミザリー」
No.14【運が良いのか悪いのか】「コウCHA」
No.15【スープじゃなければ死ななかった】「コウCHA」
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!