草木も眠る丑三つ時に彼らがとても慄いているのは、数日前にカメオが自分を神だと信じてしまったからだという。
一体どういうこと?
一体どういうこと?
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BGMは世にも奇妙な物語で。
No.12[鶴宮]02月27日 01:0002月27日 11:47
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カメオはテストの点数凄く良くて「俺天才じゃねw神じゃんw」みたいな感じで自分は神だと思いましたか? [編集済]
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no イキりません!
No.35[「マクガフィン」]03月03日 12:0603月03日 13:00
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なぜ彼らはカメオが生き返ったと思ったのかがわかればFAですか?
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そうですね、それが分かって纏めたら解答を出すつもりです。
彼らが「ある事」をしたら、
「カメオが生きていると思うような事」が起こったので、
カメオが生き返ったと思ったのです。
「カメオが生きていると思うような事」が起こったので、
カメオが生き返ったと思ったのです。
要素はすべて出揃いました!
纏められますか?
纏められますか?
No.40[U.Makoto]03月04日 18:5603月04日 19:37
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カメオは自分を神だと思い、神である事を証明するために自殺して、生き返ろうと思った。彼らは丑三つ時にカメオに電話をかけたら死んだはずのカメオの声だったので、カメオが生き返ったと慄いた。しかし、それは留守電のカメオの声であり、実際にはカメオは生き返ってなかったのですか? [編集済]
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yes! 正解です! [正解]
参加者一覧 12人(クリックすると質問が絞れます)
全員
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下に簡略解説あります
「カメオ、良いやつだったのになぁ」
カメオを偲んだ葬式後。
カメオとよくつるんでいたメンバーは辛気臭い雰囲気を取っ払おうと酒場に入ったが、如何せん酔いが回るとカメオのことを思い出す。
「カメオ、どうして事故死しちまったんだ?」
「さぁ、何しろ10年位会ってなかったからなあ」
「いや、死因は自殺に近いんじゃなかったか?」
「あんな良心の具現化が何でまた」
「いや、世の中何が起こるか判らんぞ」
「そういえば、カメコはカメオの恋人だったよな」
時刻は12時過ぎた頃。はじめのうちこそ押し黙っていたカメコだが、ぽつりぽつりと話し始めた。
「皆と別れてから1年くらいして、彼は突然居なくなってしまったの。残された手紙には『世界を見てみたい』てただ一言書いてあった。私は彼が帰ってくることを信じて自分の道を歩んでいた、信じていたのにどうして……」
言葉が途切れ、俯いたカメコ。
また泣き始めるかと思われたが、突然顔をキッと上げると「そうだ!」と何かを取り出した。
机の上に置かれた黒い手帳に皆の視線が集まる。カメコはペラペラとページを捲り、メモ欄の一角を指差した。
「この手帳、遺体と一緒に見つかったものなんだけど……
これ見て。電話番号があって、下に『電話ください。僕は神になっています』とあるでしょ。これ、何だと思う……?」
番号から、これは携帯電話のだと理解できた。では一体何の番号だろうか。どこに繋がり、誰が電話に出るのだろうか。
初めは茶化していた他の皆も、カメコの眼の鋭さや自身の好奇心に動かされ、ついにこの電話番号に電話をかけることとなった。
カメコがスマホを取り出し、スピーカー設定にして番号を打ち込む。
……1コール、
……2コール、
……3コール、カメオは電話に出ない。
やはりデマだったのだ。周りが胸を撫で下ろすが、1人カメコは集中して耳を傾けていた。もちろん誰もが黙っている。
……4コール、
……5コール、
……6コール、
そして7コール目。
『もしもし?この僕、カメオに用が有るのかな?』
確かにカメオの声だった。
カメコは驚きスマホの電源を落とし、
「本当だったんだわ!」と叫んだ。
しかし周りは喜んでもいられない。これが事実なら、カメオ生き返ったと言う事になる。これでもし明日普通に挨拶されたらなんて返せばいい?もし人で無くなってしまっていたら?そもそも、自分が恨みを買っていないとは言い切れない。もしかしたら酷い目に遭うのでは……?そう考えると恐れや慄きが止まらない。
実はカメコは電話を切るべきでは無かった。またはもう一回誰かが掛けて見るべきだった。カメオの言葉はこう続くのだったから。
『もしもし?この僕、カメオに用が有るのかな? けれども今僕はよみがえる真っ最中。まだ時間は掛かりそうだから、名前と用件をピー音の後によろしくどうぞ。ピー―』
……
簡略解説
自分が神だと信じてしまったカメオは、それを証明するためにメモを残して自殺した。メモに書いてある通り電話をかけた彼らは、カメオの声に設定された留守番の伝言を聞いてカメオが生き返ったと思い、恐れ慄いた。
「カメオ、良いやつだったのになぁ」
カメオを偲んだ葬式後。
カメオとよくつるんでいたメンバーは辛気臭い雰囲気を取っ払おうと酒場に入ったが、如何せん酔いが回るとカメオのことを思い出す。
「カメオ、どうして事故死しちまったんだ?」
「さぁ、何しろ10年位会ってなかったからなあ」
「いや、死因は自殺に近いんじゃなかったか?」
「あんな良心の具現化が何でまた」
「いや、世の中何が起こるか判らんぞ」
「そういえば、カメコはカメオの恋人だったよな」
時刻は12時過ぎた頃。はじめのうちこそ押し黙っていたカメコだが、ぽつりぽつりと話し始めた。
「皆と別れてから1年くらいして、彼は突然居なくなってしまったの。残された手紙には『世界を見てみたい』てただ一言書いてあった。私は彼が帰ってくることを信じて自分の道を歩んでいた、信じていたのにどうして……」
言葉が途切れ、俯いたカメコ。
また泣き始めるかと思われたが、突然顔をキッと上げると「そうだ!」と何かを取り出した。
机の上に置かれた黒い手帳に皆の視線が集まる。カメコはペラペラとページを捲り、メモ欄の一角を指差した。
「この手帳、遺体と一緒に見つかったものなんだけど……
これ見て。電話番号があって、下に『電話ください。僕は神になっています』とあるでしょ。これ、何だと思う……?」
番号から、これは携帯電話のだと理解できた。では一体何の番号だろうか。どこに繋がり、誰が電話に出るのだろうか。
初めは茶化していた他の皆も、カメコの眼の鋭さや自身の好奇心に動かされ、ついにこの電話番号に電話をかけることとなった。
カメコがスマホを取り出し、スピーカー設定にして番号を打ち込む。
……1コール、
……2コール、
……3コール、カメオは電話に出ない。
やはりデマだったのだ。周りが胸を撫で下ろすが、1人カメコは集中して耳を傾けていた。もちろん誰もが黙っている。
……4コール、
……5コール、
……6コール、
そして7コール目。
『もしもし?この僕、カメオに用が有るのかな?』
確かにカメオの声だった。
カメコは驚きスマホの電源を落とし、
「本当だったんだわ!」と叫んだ。
しかし周りは喜んでもいられない。これが事実なら、カメオ生き返ったと言う事になる。これでもし明日普通に挨拶されたらなんて返せばいい?もし人で無くなってしまっていたら?そもそも、自分が恨みを買っていないとは言い切れない。もしかしたら酷い目に遭うのでは……?そう考えると恐れや慄きが止まらない。
実はカメコは電話を切るべきでは無かった。またはもう一回誰かが掛けて見るべきだった。カメオの言葉はこう続くのだったから。
『もしもし?この僕、カメオに用が有るのかな? けれども今僕はよみがえる真っ最中。まだ時間は掛かりそうだから、名前と用件をピー音の後によろしくどうぞ。ピー―』
……
簡略解説
自分が神だと信じてしまったカメオは、それを証明するためにメモを残して自殺した。メモに書いてある通り電話をかけた彼らは、カメオの声に設定された留守番の伝言を聞いてカメオが生き返ったと思い、恐れ慄いた。
19年02月26日 23:59
[星読見習★]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
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ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!