とある偉大な大魔法使いが、
「念じた時、この世に存在するどんな物でも攻撃して破壊できる矛を生み出す魔法」と、「念じた時、この世に存在するどんな物の攻撃方法でも破壊されない盾を生み出す魔法」という二つの強力な魔法を作った。
ここで当然のように多くの人々が疑問に思ったのは、魔法で生み出した矛で、魔法で生み出した盾を攻撃したらどうなるのか?ということ。
試してみると、
(A)矛が盾を完全に破壊したパターン
(B)矛を盾が完全に防いだパターン
……の二通りの状況が発生することがわかった。
この結果について、人々は矛でも破壊できないことがあり、盾でも破壊されることがあるため、どちらも魔法として完璧ではないのではないか?と怪しんだ。
これに対し、偉大なる大魔法使いは「私の矛盾の魔法は文面通りの効果を完璧に反映しており、AとBどちらのパターンでも矛盾はしていない」と断言した。
一体どういう理屈だろう?
「念じた時、この世に存在するどんな物でも攻撃して破壊できる矛を生み出す魔法」と、「念じた時、この世に存在するどんな物の攻撃方法でも破壊されない盾を生み出す魔法」という二つの強力な魔法を作った。
ここで当然のように多くの人々が疑問に思ったのは、魔法で生み出した矛で、魔法で生み出した盾を攻撃したらどうなるのか?ということ。
試してみると、
(A)矛が盾を完全に破壊したパターン
(B)矛を盾が完全に防いだパターン
……の二通りの状況が発生することがわかった。
この結果について、人々は矛でも破壊できないことがあり、盾でも破壊されることがあるため、どちらも魔法として完璧ではないのではないか?と怪しんだ。
これに対し、偉大なる大魔法使いは「私の矛盾の魔法は文面通りの効果を完璧に反映しており、AとBどちらのパターンでも矛盾はしていない」と断言した。
一体どういう理屈だろう?
「ほこ」らしくいい「たて」る
ナイススナイプ
オリオン座の常識
No.1[オリオン]02月24日 20:5502月24日 20:57
魔法によって生み出される矛の威力?は一定ではなく、強弱に差が出るのですか? [編集済]
YES 威力というよりは概念的なものといいますか。ただ、一定ではないと考えていただけいるとOKです! [良い質問]
No.2[オリオン]02月24日 20:5602月24日 20:57
念じた時にこの世にあるどんなものでも壊せる矛なので、念じたタイミングでこの世に盾が具現化していれば盾も壊せる矛になるし、逆にその時は矛が存在していなくて、先に矛を作る→後から盾の魔法で盾を作るという順番で魔法を使用した場合には、盾の方が矛よりも頑丈になるからですか? [編集済]
YES!!!完璧正解です! [正解]
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オリオン(2良:1正:1)
結論から言えば、矛と盾の勝敗結果は『後から念じて魔法で生み出した方が勝つ』ことになる。
「念じた時、この世に存在するどんな物でも攻撃して破壊できる矛を生み出す魔法」
「念じた時、この世に存在するどんな物の攻撃方法でも破壊されない盾を生み出す魔法」
この二つの魔法で重要なのは『念じた時、この世に存在する』という箇所。
大前提として、矛と盾は魔法によって生み出す前は当然ながら『この世に存在しない』状態である。
仮に、前者の魔法によって先に矛を生み出そうとした場合。その時点で「(念じて、魔法によって生み出した時点で)この世に存在するどんな物でも攻撃して破壊できる矛」が生まれる。これは魔法によってその矛を生み出した時点で、文面通り『(念じて、魔法によって生み出した時点で)この世に存在していない物』は攻撃して破壊できるとは限らないのである。
その後、盾を生み出した場合。「(念じて、魔法によって生み出した時点で)この世に存在するどんな物の攻撃でも破壊されない盾」が生まれる。
そして矛はすでに魔法によって生み出され、『この世に存在している物』であるために、盾の「この世に存在するどんな物の攻撃方法でも破壊されない」の条件に含まれる。
そのため、矛<盾の力関係が自然と発生するため、問題文の(B)パターンが発生。
そして、当然ながら矛と盾を生み出す順番を入れ替えれば(A)パターンが発生する。
(ほんの一秒でも、それどころかコンマ数秒でも二つの矛と盾が生まれた順番が結果を左右する)
矛の破壊できる物の定義と、盾の破壊されない攻撃方法という定義が、文面通り『念じた時』の状況で反映されるため、勝敗が生まれても矛盾はしない。
要は、『この世に存在する物』の定義が後出しによって上書きされるため、矛盾なく(A)や(B)の状況が発生するのだ。
簡易解説っぽいの
「くらえ!必殺パンチ!」
「はい、ざんねーん!『なんでもまもるバリヤー』でーす!今作った!」
「じゃあ、おれは『なんでもまもるバリヤーも壊せるパンチ』でーす!今作った!」
「あ、くそ!じゃあ、こっちは『なんでもまもるバリヤーも壊せるパンチからもまもれるバリヤー』だい!今作った!」
「やったな!よし、おれだって……!」
(以下延々と続く)
「念じた時、この世に存在するどんな物でも攻撃して破壊できる矛を生み出す魔法」
「念じた時、この世に存在するどんな物の攻撃方法でも破壊されない盾を生み出す魔法」
この二つの魔法で重要なのは『念じた時、この世に存在する』という箇所。
大前提として、矛と盾は魔法によって生み出す前は当然ながら『この世に存在しない』状態である。
仮に、前者の魔法によって先に矛を生み出そうとした場合。その時点で「(念じて、魔法によって生み出した時点で)この世に存在するどんな物でも攻撃して破壊できる矛」が生まれる。これは魔法によってその矛を生み出した時点で、文面通り『(念じて、魔法によって生み出した時点で)この世に存在していない物』は攻撃して破壊できるとは限らないのである。
その後、盾を生み出した場合。「(念じて、魔法によって生み出した時点で)この世に存在するどんな物の攻撃でも破壊されない盾」が生まれる。
そして矛はすでに魔法によって生み出され、『この世に存在している物』であるために、盾の「この世に存在するどんな物の攻撃方法でも破壊されない」の条件に含まれる。
そのため、矛<盾の力関係が自然と発生するため、問題文の(B)パターンが発生。
そして、当然ながら矛と盾を生み出す順番を入れ替えれば(A)パターンが発生する。
(ほんの一秒でも、それどころかコンマ数秒でも二つの矛と盾が生まれた順番が結果を左右する)
矛の破壊できる物の定義と、盾の破壊されない攻撃方法という定義が、文面通り『念じた時』の状況で反映されるため、勝敗が生まれても矛盾はしない。
要は、『この世に存在する物』の定義が後出しによって上書きされるため、矛盾なく(A)や(B)の状況が発生するのだ。
簡易解説っぽいの
「くらえ!必殺パンチ!」
「はい、ざんねーん!『なんでもまもるバリヤー』でーす!今作った!」
「じゃあ、おれは『なんでもまもるバリヤーも壊せるパンチ』でーす!今作った!」
「あ、くそ!じゃあ、こっちは『なんでもまもるバリヤーも壊せるパンチからもまもれるバリヤー』だい!今作った!」
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自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
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これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
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