※こちらは投票会場です。
本会場(https://late-late.jp/mondai/show/4230)をご覧の上、どなたでもお気軽にどうぞ。
●● 第8回 正解を創りだすウミガメ ●●
今回、驚くほどたくさんの正解が生まれました。その数なんと29作品!!
ご参加くださった方々、本当にありがとうございます!主催者としてこんなに嬉しいことはありません。
それでは、これより投票フェーズに移ります。
投票の基準を決めるのは他でもないあなたです。『これだ!』と思う作品に、あなたの一票を投じてください。
●投票の手順
作品を投稿した「シェフ」は”3”票、投稿していない「観戦者」は”1”票を、気に入った作品に投票できます。
それぞれの「タイトル・票数・作者・感想」を質問欄で述べてください。
また、「最も組み込むのが難しかった(難しそうな)要素」も1つお答えください。
※投票は、1人に複数投票でも、バラバラに投票しても構いません。
※自分の作品に投票は出来ません。その分の票を棄権したとみなします。
※こちらの質問欄は闇スープに設定しております。発表まで他の人の投票を見ることはできません。
※投票締め切りまで何度でも投票内容を編集できます。
皆様の投票により、
◆最難関要素賞(最も票を集めた要素)
◆最優秀作品賞(最も票数を集めた作品)
◆シェチュ王(最も票数を集めたシェフ)※次回の正解を創りだすウミガメを出題していただきます!
が決定します。
◯投票フェーズ
2/24(日)00:00頃~2/27(水)23:59まで
※エントリー作品多数の為、当初の予定より24時間延長しています。(それでも大分厳しいと思いますが、主催者のスケジュール都合によりこれが限界でした。申し訳ありません…!)
◯結果発表
2/28(木)集計完了次第。am2:00までを予定しております。(前後する可能性大)
●投票テンプレート例
「◯◯◯」(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
「◯◯◯」(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
「◯◯◯」(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
最も組み込むのが難しかった要素「◯◯◯」
●エントリーした要素一覧(全7要素)
①老人の過去(=最後に選出された要素)に対して批判的な人たちが続出する
②そこには愛がある
③忘れられない想い出がある
④道に迷う
⑤意外と普通だった
⑥老人は杖を折った
⑦その老人の過去が関係する
●エントリーした作品一覧(提出順、敬称略。全29作品)
1.「その絵本あげるの?」(作・とろたく(記憶喪失))
2.「気海の黙図」(作・ZenigokE)
3.「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN)
4.「狂愛」(作・夜船)
5.「老人は1対1なら強いです」(作・キャノー)
6.「読み上げられるオモイ-第52節-」(作・残酸)
7.「にせものに捧ぐ」(作・とろたく(記憶喪失))
8.「『老人と少女』またはバレンタインの偶然」(作・赤升)
9.「「私は知らないままでいいと思った」老人と絵本、その真実を語る」(作・ハシバミ)
10.「あいをあなたへ」(作・ひよこさん)
11.「ぼくのじいちゃん」(作・ひよこさん)
12.「めでたし、めでたしのその先」(作・ごがつあめ涼花)
13.「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)
14.「彼には片足が無いが、欠けているものは何一つ無かった。」(作・こはいち)
15.「さよなら私」(作・ラピ丸)
16.「全裸ますか?」(作・ZenigokE)
17.「サンタクロース、最後のプレゼント」(作・赤升)
18.「実卓リプレイCKPゲームで遊んでみた」(作・ハシバミ)
19.「必殺!仕事人 モンド、ジョーダンをいう」(作・きっとくりす)
20.「老人達の大運動会」(作・Taka)
21.「後日譚」(作・夜船)
22.「はらこめしますか?」(作・CROWN)
23.「A man who loves English」(作・ぎんがけい)
24.「(R弁護士の手帳より抜粋)」(作・とろたく(記憶喪失))
25.「あの日の自分、今の自分」(作・「マクガフィン」)
26.「この絵本に愛をこめて」(作・ZERO)
27.「繋がる『伝説』」(作・コウCHA)
28.「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物))
29.「ロスト・ラヴストーリー」(作・もっぷさん)
作品を投稿してくださった方はもちろん、投票のみのご参加も大大大歓迎です。
たくさんの投票お待ちしております!
結果発表!投票いただいた中で投票外のコメントも多数あるので、こちら必見です!
まずは藤井さん、運営本当にありがとうございます。
前々から『藤井さんが企画する創り出すの問題文が見てみたい』とか、『藤井さんが創り出すを開催したら何がなんでも参加しよう』と思っていた身なので、本当に嬉しかったし、受験生ながら参加を決めました。内容も要素が7つだったり、問題文の世界観がこれまでにないものだったり、アナザーストーリーまで。藤井さんらしさが創り出すに浸透していて、ワクワクしながら参加することが出来ました。本当に、ありがとうございました。
下記の要素、作品に投票します。
【要素 ④道に迷う】
純粋に私が作品に書く上でとても入れづらい要素でした。道に迷う→杖を折る→絵本を置き去りにする、の流れも考えたのですが、皆それにするんじゃないかな?とかも思いました。
だから杖を折るも同様の理由で入れづらかったです。これは、思ったよりも皆さんが多様な折り方をしていたのでビックリしました。すごいなぁ。
作品について。今回の問題文は結構情景とか、登場人物の年齢とか、行動とかが限定されてて、要素も難しいものだったので、皆要素の流れにそって話を進めるのかなぁなんて思ってましたが、それは間違いでした。皆さんの世界観、角度から切り込んできた良作揃いで、何作品も別々の角度から創り出している人も見られて・・・本当に尊敬するばかりです。
【「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)2票】
2票ですが、最初にこれを読んだ時は葛原さんに全票を投じるつもりでした。
葛原さんは本当に本読みなんだなぁって感じの、13歳と思えないほど文章の進め方で、とても格好良くて震えますね。
ジョークが上手い・・・それを最後にまた落としてくるのもすごい・・・読んでる間ただただ(すごい・・・すげえ・・・)って感情しか浮かびませんでした。でも言葉だけじゃなくて感動し得る内面もまたあって・・・ただただ好きです(語彙力の欠如)
本当にこんな感想しかできなくてすいません。心に響く作品でした。
【ZEROさん「この絵本に愛をこめて」1票】
正直、これ見るまで全票葛原さんに入れようと思ってましたが、この作品の導入で私の心がトゥンクってなりました。(勿論全部良い話だと思います)
どの作品も導入で(トゥンク・・・)て心がときめく作品はだいたいいい話だと思うのです・・・・・・・・・トゥンクってなりました。ときめきました。藤井さんも言っていますが、導入から物凄く優しく、丁寧で、登場人物一人一人の情緒が豊かで・・・だからこそ惹かれたんだと思います。
そんな物語の中でも要素が自然に組み込まれていて驚きました。それぞれの要素がそこそこ重要な役割を果たしているから、解説としても機能する文章になってました。「なぜ?」の部分が綺麗に解決されてて、納得感も高かったです。大好きです(←この言葉めっちゃ使いますがほんとに好きなんです。好きすぎて好き以外ないんです())
以上が投票になります。藤井さん、改めて運営ありがとうございました!
[編集済]
・「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)…2票
・「この絵本に愛をこめて」(作・ZERO)…1票
要素→④道に迷う
私信:受験期であるにも関わらず要素フェーズから駆けつけていただき、また素敵な作品も書き上げてくださって本当にありがとうございます。せっかく念願の主催だから自分のやりたいこと詰め込みたい!と思い試行錯誤しましたが、そんな『自分主催の創りだす』を心待ちにしていただいてたと知って、こんなに幸せなことはありません。相変わらず涼花さんの創りだすは心に沁みるものでした。
「にせものに捧ぐ」(作・とろたく(記憶喪失)) 1票
あの誰もが知る「ウミガメのスープ」のその後、と言った感じでしょうか?元シェフの老人の心象たるや、想像しえないほど作り込まれたお話だと感じました!
「めでたし、めでたしのその先」(作・ごがつあめ涼花) 1票
心を閉ざしたかのように見えた老人の、独りよがりながらも純粋に美しい趣味。全作品の中で最も問題文に対する説得力があり、丁寧で納得できる物語だと思いました!
「コンピューターに世界征服させない方法」(作・葛原) 1票
とても長いお話でした。しかしその文体に飽きさせない魅力があり、様々なジャンルからの引用とAIとの関わりという設定に引き込まれました!
最も組み込むのが難しかった要素「①老人の過去に対して批判的な人たちが続出する」
[編集済]
・「にせものに捧ぐ」(作・とろたく(記憶喪失)) …1票
・「めでたし、めでたしのその先」(作・ごがつあめ涼花) …1票
・「コンピューターに世界征服させない方法」(作・葛原) …1票
要素→①老人の過去(=最後に選出された要素)に対して批判的な人たちが続出する
「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN)に1票
非現実要素の演出が輝く作品でした。
絵本や杖が、不思議な世界へと導く材料になっており、
だからと言ってファンタジー色を強めに出さない事で、幻想的な美しさを体験できました。
「めでたし、めでたしのその先」(作・ごがつあめ涼花)に1票
あぁ…メアリの物語が未完であり、その後の経緯も未完なんですね。
逆にそれが良いですね。『僕』がこの先何を思い、どうするか。
それすら未完にして、皆が創りだすスペースを残しているのです。
「サンタクロース、最後のプレゼント」(作・赤升)に1票
ギャグと仕事風景とシリアス、そして温かな空気を、バランスよく組み込んだ作品でした。
繋がりをプレゼントするサンタクロースが、現実に存在しても良いのかもしれません。
ただし“プレゼント配達用突入経路確保装置”は存在したらダメな奴だ!普通にアウト!
最も組み込むのが難しかった要素「①老人の過去(=最後に選出された要素)に対して批判的な人たちが続出する」
まぁトリッキーな要素ではないにしろ、この要素が話の流れを限定的にさせました。
批判が続出という出来事は、並大抵の事では起きません。
そのため、要素を納得させる形で用いるためには、話の筋をしっかりと決めておかなければなりませんでした。
[編集済]
・「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN)…1票
・「めでたし、めでたしのその先」(作・ごがつあめ涼花)…1票
・「サンタクロース、最後のプレゼント」(作・赤升)…1票
要素→①老人の過去(=最後に選出された要素)に対して批判的な人たちが続出する
「にせものに捧ぐ」(作・とろたく(記憶喪失)さん)に1票
創り出すの問いと要素に、ウミガメのスープまで絡められる発想力と構成力が素晴らしいと思いました。切なさ悲しさもありますが、最後にはすっきりと終わるところもとても良かったです。
「全裸ますか?」(作・ZenigokEさん)に1票
もうズルいレベルですよね…この「ウキウキスキップ☆ステキなステッキ」。一度「ウキウキスキップ☆ステキなステッキ」を読んでしまったら頭から離れるわけがないのです。(作品としてもとても面白く素晴らしかったです!)
「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物)さん)に1票
率直に感動しました。不倫して家庭を捨てた許せない相手でありながらも、恩人であり最愛の人だった過去もあり子の親である。その複雑な感情が置かれた絵本に詰まってると感じました。
最も組み込むのが難しかった要素「老人は杖を折った」
自分としては「杖が折れた」でなく「杖を折った」として組み込もうと思っていたので、最初はマッチョなじーさんしか浮かばなくてかなり困ってました(実際マッチョなじーさんとしても使いましたが笑)。
[編集済]
・「にせものに捧ぐ」(作・とろたく(記憶喪失))…1票
・「全裸ますか?」(作・ZenigokE)…1票
・「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物))…1票
要素→⑥老人は杖を折った
18番「必殺!仕事人モンド、ジョーダンをいう」(きっとくりす作)に1票!
感想:構成やストーリー、整合性含めて高いレベルでまとめられていました。発想の飛ばし方は「ううん」と唸らされた。チャーム点が特に高く感じました。
・「必殺!仕事人モンド、ジョーダンをいう」(作・きっとくりす)…1票
8番「『老人と少女』またはバレンタインの偶然」(赤升作)に1票!
感想:文体が軽やかで読みやすく、読んでいて楽しい作品でした。かなり早い段階でこのレベルのものが出来た事に脱帽です。赤升さんは「サンタ」の方もコミカルなストーリーで親しみやすさが群を抜いていました。
・「『老人と少女』またはバレンタインの偶然」(作・赤升)…1票
19番「老人達の大運動会」(Taka作)に1票!
感想:こちらも全体的に高いレベルでまとめられた作品でした。なによりもTakaさんの才能を感じたのは中盤に明かされる八百屋さんの台詞の秘密です。アレは再読せざるを得ない。いじらしい仕掛けにギャフンと言わされました。
・「老人達の大運動会」(作・Taka)…1票
キャノーさんの、「老人は1対1なら強いです」に投票させていただきます。1票です。
幼かった娘に読み聞かせるためという老人の目的が、絵本という題材の印象によく合っていると思いました。老人の娘への愛情と、だから膨れ上がる犯人への憎しみに自然と感情移入してしまいました。また、最後の、絵本を置いた理由が「血で汚さないため」というのが納得感が高かったです!
[編集済]
・「老人は1対1なら強いです」(作・キャノー)…1票
13:作品名『コンピューターに世界征服をさせない方法』
作者:葛原さんに2票
こんなに世界観を作り込めるのがすごいです。引用されているジョークや例文は本当の引用なのか創作なのか?溶け込み過ぎてて何が何やら。愛の要素の使い方も好きです。
また、個人的に登場人物が自我を持ち生きている感じを今回一番感じた作品です。引用や例を駆使し数字の把握も綿密、無機質なようでいてその実饒舌で個性あるキャラ達に愛着が湧きました。全体を通してとても気に入った作品です。
6:作品名【読み上げられるオモイ-第52節-】
作者:残酸さんに1票
私も老人を絵本の作者にした作品を書いたのですが、自分は絵本を思いっきり仮想よりにしていたので、それとは対照的な現実的な、というか現実そのものの絵本が興味深かったです。重い内容ながらも想いに溢れる、読後に幸福感のある作品で良かったです。
他にも、8.「『老人と少女』またはバレンタインの偶然」→とっても素敵で甘酸っぱい予定調和、くすりとくるラストも魅力的です。
24.「(R弁護士の手帳より抜粋)」→物騒なようでいて愛が共通ワードである二つの事件が面白く、メモ帳の続きが気になる物語でした。
はお気に入りの作品です。
最も組み込むのが難しかった要素
②そこには愛がある
基本、その辺に愛は転がっているじゃないですか(?)
ここぞ!という、うまい活かし方ができなかったです。
最後になりますが、藤井さん、開催ありがとうございました。色々と参加のしやすいよう工夫してくださったみたいで、今回参加してよかったです。楽しかったです。
[編集済]
・「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)…2票
・「読み上げられるオモイ-第52節-」(作・残酸)…1票
要素→②そこには愛がある
私信:こちらこそ、企画にご参加いただきありがとうございました!しかもはらこめしてくださって(?)本当に感激でした。普段創りだすに参加しない人でも「ちょっとやってみようかな」と気軽に踏み出せる場でありたかったので、楽しかったと言っていただけてとても嬉しいです。CROWNさんの文章はとても読みやすく、物語にスッと惹き込まれるようで素敵でした。
[編集済]
「その絵本あげるの?」(作・とろたく)に1票
短い文章の中に要素がバランスよく詰め込まれており、それでいて不自然な要素のない良策だと思いました。
「あいをあなたへ」(作・ひよこさん)に1票
個人的に絵本作家のお姉さんがキャラ的に好みです。正直じゃないおじいさんのかわいい所がいい。
置き去りにする理由がしっかりしており、後世につなげるような構成になっていてこの作品が好きになった。
「この絵本に愛をこめて」(作・ZERO)に1票
おじいさんがいいことをしたのに周りに貶められていることが悲しくはなったが、かっこいいと思った。
自分の英雄譚の話して実は悪くない話を書こうとしていて断念していたのですごいと思う。
最も組み込むのが難しかった要素「意外と普通」
意外ってなんだよ、普通ってなんだよ。書いている最中に何回もそう思いました。
[編集済]
・「その絵本あげるの?」(作・とろたく)…1票
・「あいをあなたへ」(作・ひよこさん)…1票
・「この絵本に愛をこめて」(作・ZERO)…1票
要素→⑤意外と普通だった
《作品投票》
5.「老人は1対1なら強いです」(作・キャノー)
18.「【実卓リプレイ】CKPゲームで遊んでみた」(作・ハシバミ)
23.「A man who loves English」(作・ぎんがけい)
にそれぞれ一票投じさせていただきます。
《要素投票》
④道に迷う
(ここから感想欄。長いことをお許しください)
2.「気海の黙図」(作・ZenigokE)
ZenigokEさんほんと好き。(遺言)
要素だけでなく、一文一文が芸術的で何度も噛み砕いて体の中に浸み込ませたくなる解説でした。まさに文芸を見ているかのようです。
特に「世界は若返り、ヒトは老いていく」(簡略)の一文が狂おしいほどに好きです。
要素を含んだ文も、誰にも真似できないのではないのでしょうか。それぞれの書き出し方にすごく憧れます。
3.「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN)
手品のタネを疑わず、アニメの話を現実と思っていた幼いころの自分を見ているかのようでした。でもそれさえも、だんだん冷めた目で見てしまうようになるのは確かに寂しいなあ、なんて考えながら読んでいました。
科学で色んな事柄が解明されているからこそ、純粋な気持ちと感性を大事にしたい。そう思える解説です。ファンタジー、尊い。
4.「狂愛」(作・夜船)
愛ゆえの行動を解く解説が好きなのですが、同時に破滅への道をたどる解説も好きです。そのハイブリッドを実現したこの解説、好きにならないわけがありませんね。
傍から見ていると「みっともない」と言われてしまってもおかしくない英雄の行動も、英雄にしたらそれしか生きる意味がないのかもしれません。その狂おしく切ない愛、本当に素敵です。
5.「老人は1対1なら強いです」(作・キャノー)
タイトルからハイテンション系ギャグを想像していたら読んでびっくり玉手箱でした。
絵本を置くという行動の意図が鳥肌ものな上、「もう歩けないだろう」がまさか復讐劇のためのスパイスとなり得るとは、もうお見事としか言えません。キャノーさんの発想源を辿りたい。
問題文の解釈が好きなので一票を投じさせていただいてます。そういえば毎回キャノーさんの解説に票を入れてる気がします。もうキャノーさんの解説好きすぎてしゃあない。
6.「読み上げられるオモイ-第52節-」(作・残酸)
老人=絵本の作者という作り方をするのは想像に難くないでしょう。ですが、この解説ではその絵本を「なぜ書いているか」「なぜわざわざ買っているのか」の納得感がまるで違う、と思いました。
一回「オモイ」を読んでみて、また改めてこのエッセイも読み直してみたいな、とそんな気持ちになりました。要素の使い方も、丁寧に吟味されているように感じます。
流石第一回で全50要素達成した解説を創り出した残酸さん・・・私も一回ちょっとやってみたいですが、えらい目を見ることになりそう。
8.「『老人と少女』またはバレンタインの偶然」(作・赤升)
体は老人、頭脳は子ども! その名は、名探偵(ry
私は本当に赤升さんの解説が大好物のようです。確かに絵本=子どものイメージは少なくともありますが、まさか中身が子どもの老人を創り出すなんて想像できたでしょうか。いやできない。(反語)
数々のじんわり心に沁みるスープが創り出される中、おとぎ話のようにほっこりする笑いを提供してくれるとはさすが赤升さんだと思いました。
たぶん二人は勉強を口実に毎日家に上がり込んでますね。彼方くんも冬香ちゃんも末永く爆発しろください。
9.「「私は知らないままでいいと思った」老人と絵本、その真実を語る」(作・ハシバミ)
ハシバミさんの心をほぐすような解説は今まで漠然と(いろいろ踏まえて)「好きだなあ」と思っていましたが、どうやら今回自分がなぜ好きなのかをちゃんと理解できた気がします。
心震える文章力もそうですが、「多数派に抑圧されそうな少数派の考えや価値観」を芯をぶらさずにしっかり書き出している印象を受けました。
この解説も例外ではないと思います。今でこそ育児放棄などは問題になっていますが、こういう状況に置かれていたらむしろ最善の選択ともいえるのではないか、と自分の中で確かに気づかされるものがあります。そうした行動の裏に読み解く感情をしっかり書き出せるようになりたいものです。
10.「あいをあなたへ」(作・ひよこさん)
暖かい愛の物語は、きっと誰かの心を打ち、しっかりと受け継がれていくものだ。この解説は、そんな愛のバトンをリレーする瞬間が描かれていて、すっと心の中に留まりました。読み終えた後の気持ちよさもありますし、何より程よい余韻が残る解説は読んでよかったと思えます。きっと受け継いだ女性が絵本を届けられなくなっても、誰かがまた孤児院、おじいさんとその奥さんに絵本が届けられる、そんなあたたかな未来が見えました。
11.「ぼくのじいちゃん」(作・ひよこさん)
家族からしたらじいちゃんが元気になるのは喜ばしいことですが、ここまでビフォーアフターするとはなんということでしょう。これは愛と孫という匠のなせる技ですね。
うちの祖父も「来年はもう生きてないわ」とか言いながら今日も元気に畑仕事してますし、そういった老人あるある(?)を題材にこんな微笑ましい笑いが生まれるとは、ひよこさん(さん)の解説を益々好きになりそうです。
12.「めでたし、めでたしのその先」(作・ごがつあめ涼花)
人生のエンディングというものは確かに「死」であり、ある物語が誰かの人生を切り取っているものなのだとすれば、確かにそこに物語の続きがあることを気づかされました。「メアリ」を彼が愛したのは、彼が無意識に憧れていた「何の変哲もない人生を幸福に生きる」を実現していたからなのかなとも思います。「めでたし」の先を書けなかったのは、その幸福を壊したくなかったからかな。例え書いていたとしても、メアリは死ぬ間際まで幸福なのだと思ったからなのかもな、とそう思わずにはいられません。
13.「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)
なんとなく個人的に「別にコンピュータに支配される生活も悪くはないのでは?」と思っていたのですが、コンピュータには欲がない(と認識している)ため、その欲が動かす心を持たないのであれば、人間のために常に最善の選択を選び、やはり壊れるまで人間のために尽くす、そんな純粋な生物に支配されるのはむしろ望ましいことなのかな、と無意識に感じていたからかもしれません。
「心がない=優しくない」は当てはまらないし、反対に「心がある≠悪いことはしない」も当てはまらないのですね。うーん、痺れます。ソフィアと雪の情景が織りなす描写も素敵。
14.「彼には片足が無いが、欠けているものは何一つ無かった。」(作・こはいち)
家族愛を描く解説は今回かなりありましたが、ここでの老人とその母の愛は、互いを支えあい、補うというどちらかが一方的ではない理想の家族愛の形があると思いました。だからこそ、認知症という壁が重くのしかかる。忘れたくないのに忘れてしまう。そこに愛があったことさえも記憶に残らなくなったら、やっぱり生きる意味を見失ってしまうのでしょうか。切ない。杖を折る理由が、その感情をより強くしています。
15.「さよなら私」(作・ラピ丸)
実は盲目の老人という設定は考えていましたが、うまくまとまらないことを理由に断念しました。そうして正解だったと思います。だってこの解説には絶対に勝てませんもの。
また、絵本作家であるからこその、絵本を置く理由がとても素敵です。そして杖を折る=絵を描くための道具を壊すという考え方も私には絶対できなかったですね。うーん、本当にここまで広げられるのは、凄すぎる。
16.「全裸ますか?」(作・ZenigokE)
ZenigokEさんwwwww
あんだけ役に立たなきゃそりゃ「ウキウキスキップ☆ステキなステッキ」も折りますね。最初の3行であっ(察し)となるあたり、さすがZenigokEさんの文章、もとい「ウキウキスキップ☆ステキなステッキ」です(錯乱)
絵本を置き去りにするわけですから、捨てるとか、絵本の扱い方も他の解説で気になってたのですが、ここでは扱いの酷さが断トツですね。仮にもプレゼントだったのに「ウキウキスキップ☆ステキなステッキ」(しかも折れて尖ってる)でぶっ刺すなんて・・・こういうシュールさがとても好きです。癖になります。
17.「サンタクロース、最後のプレゼント」(作・赤升)
はぁああ~~~好きですわぁ~~~(クソデカ溜息)
サンタクロースを題材にするとは、やはり赤升さんの創り出す解説は一味違います。
「非現実要素」という一言では片づけられない、もしかしたらどこかでこういったことがあるのではないかと思わせる、そんな素敵な世界を見させていただきました。
誰かの夢がまた誰かの夢となって引き継がれることの素晴らしさが、絵本というものに確かに表れている。絵本がちゃんと解説を引き立たせている、いい使い方だと思いました。
18.「【実卓リプレイ】CKPゲームで遊んでみた」(作・ハシバミ)
CKPゲームが!!! 帰ってきた!!!!!
リプレイ動画は大好物です。しかも第四回で魅了したかのCKPゲームともなれば、もう見るしかないですね。会話のテンポも相まって、頭の中でゆっくりボイスが流れてました。
しかし第四回は「たわしコロッケ」があったのでアイテムカードの説明になるほどと思ってましたが、今回「ゴミ箱絵本」という更なるパワーワードが創り出されましたね。想像を最も掻き立てられるアイテムカード、個人的に一番頭を悩ませた「絵本を置き去りにする」の説明に、まさか絵本がそもそも置き去りにできるアイテムだという発想の逆転に、なぜだか凄く感動してしまいました。CKPゲームの不可能を可能にするデザインの奥深さ、これはまだまだ遊べそうです。そんなCKPゲームの新たな可能性に1票投じさせて頂きました。
19.「必殺!仕事人 モンド、ジョーダンをいう」(作・きっとくりす)
かっこいいオブかっこいい。
話の題材もかっこいいし、ジェームズ自身の行動もかっこいいし、何より絵本の使い方がかっこいい。加えて終わり方が非常にシブい。そしてオシャレ。ちょっとした茶化しを入れてカヨとの大人の関係を崩さないあたり、スタイリッシュなハリウッドの映画を観ているかのようでした。読後の感覚も、静かなイントロから始まるメインテーマと黒地に流れる白文字のエンドロールで余韻に浸っている感覚です。しばらくその余韻を館内が明るくなるまで噛みしめたくなりました。
20.「老人達の大運動会」(作・Taka)
これは卑怯ですわwww
らて鯖からこの世界に入った勢ですが、なるほどこれがザ・Takaさん品質なのですね。小ネタを積極的に挟んでいくカオスっぷりもそうですが、老人たちの大運動会というのもちょっと見てみたい。むしろ今なら充分ありうるのでは?
小ネタうを余すところなく突っ込んでいきたいところですが、ほかの方が突っ込んでくれるのを願って割愛します。とりあえず会話に白菜、ナス、トマト、キャベツ、大根、もやしを入れ、最早普通にモロヘイヤ(把握漏れあるかもですが)と叫びだす808、ベジータもとい八百屋さんが好きです。パナソニック松下電機さんともいいコンビ。
田中のおじ……おばあちゃんもアイドルに恋する乙女だったことも微笑ましい。
ところで賢者の石(下)は絵本なのだろうか……
21.「後日譚」(作・夜船)
人知れず何かと戦う話は、どうしてこんなに心を打つのでしょう。
魔法使いのしていたことは許されるものではないけれど、愛のために戦って、そして代償を払ってそれに打ち勝ったのだから、そんなの批判できるわけがないですよ。
もちろん事実は二人しか知り得ないことですが、それで平和が保たれるのであれば、わざわざ事実を言う必要もないと思います。
とにかく、二人にはこれからもひっそり幸せに生きてほしいです。
22.「はらこめしますか?」(作・CROWN)
はらこめしこわ……(いくら丼を食べながら)
腹の子を胎児とかけることで、こんなに鳥肌が立つ物語が描けるとは……繰り返される風習に対して抗おうとするのに、風習が生み出した隠れた悲劇が老人に留めをさすなんて、これはバッドエンドでもものすごく高度なバッドエンドです。こういう話を描けるCROWNさん、もう凄すぎるとしか言えません。
……え、まさかこれ、本当にはらこめしの由来ですか?
『はい[正解です]』
23.「A man who loves English」(作・ぎんがけい)
なるほど……愛の解釈とはこんなものもあるのですね……
絵本の解釈も目から鱗です。確かに子供向け絵本は教科書より教材に適してますよね……私もほとんどディズニー映画で英単語覚えた気がする。
英語への愛が、おそらく最初からあったものではなくて、勉強していくうちに自ずと慣れ親しみ、好きになっていったから、というのも本来の愛の形だと思います。それに理想の勉強の形も体現していますね。
「愛がある」の解釈と個人的に目指したかった絵本自体の物語の内容やバックボーン以外で絵本を活かす方法を実現していたと感じたため、こちらに一票投じさせていただきます。
25.「あの日の自分、今の自分」(作・「マクガフィン」)
個人的にベストオブ効果的すぎる杖の折り方です。
マクガフィンさん自身の地の文章力もあるかもしれませんが、特にラスト3文は、鮮明に情景が浮かんでくるのですごい。真っ白なライトに照らされて舞う折れた杖の影を目の前で見たかのようでした。
彼の決意も、自殺の一言では済ませてはいけませんね。人生の深みがある解説を創れるようになりたいなあ。
26.「この絵本に愛をこめて」(作・ZERO)
かなしい……(´;ω;`)
本当におじいさん何も悪くないよ……もちろん気づいてあげたほうが良かったかもしれないですが、それでも誰にも助けられずにひとりで倒れて死んでしまうよりは全然良かったと思います。ウミオくんがお墓の中でも絵本を楽しみにしてくれてるといいなあ。
と、普通の感想はさておきますが、杖を折る理由に添え木というのが、とても目を引きました。医者ではないとはいっても、とっさに応急処置ができるあたり、もしかして骨折の経験があるのでしょうか。その使い方はまさに水平思考、私はまだまだこの発想ができないので、本当に奥が深いです、ウミガメのスープ。
27.「繋がる『伝説』」(作・コウCHA)
【衝撃展開】歩けないなら逆立ちすればいいじゃない【天才現る】
動画のタイトルこうですかわかりません。
親子の絆が描かれる心温まる物語に留まらない斬新なオチに思わずカフェラテを吹いてしまいました。しかもフロッピーやらUSBやら、地味に時代を感じさせるあたり、コウCHAさんのディテール描写は本当にすごい。もう一つ投票できたら絶対これに入れてました。まさに発想の勝利。バズる。こんなん思いつく方がおかしいです。(誉め言葉)
28.「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物))
秘めていても、そこには確かに愛がある。「そこには愛がある」の要素がとても綺麗に使われている印象がありました。たしかに不倫である以上批判は確実かもしれませんが、三木カオルが彼女と別れた後に描いた絵本が魅力的に見えたのは、女性好きでも一度好みだと思ったひとりひとりをちゃんと愛していたからこそなのかもしれません。不倫という見方そのものが変わりそうで、なんだかちくわさん(さん)の頭の中を覗いてみたいです。
29.「ロスト・ラヴストーリー」(作・もっぷさん)
なんでインターホン鳴らさなかったんだよおお……(涙目)
でも会ったら会ったでやえちゃんが死んでしまったときにたろちゃんは悲しんでしまうんだろうなあ……。
ふたりはもう決して出会うことがないけれど、だからこそ二人とも前を向き続けられたのかもしれません。そして八重子は、自分の死で太郎の歩みを止めたくないと思ったから、会わずに絵本を置いて返事したのでしょうか。いずれにせよ、さっきから涙が止め処なく溢れてしまいます。票を入れてないのが申し訳ないぐらいです。
(以上、次に難関要素理由)
今回のテーマ通り、クセがすごい要素は(使いようによって)全くないからこそ、作りやすくもあり、「誰でも簡単にできる」を実現していたのが素晴らしいと思いました。
それゆえに、個性をつけることがとても難しかったです。要素の使い方がドン被りしまくってる気がします。
なので地の文章力が滅茶苦茶試されました。そしてレジェンドの方々がこぞって参加したために、もう出てる解説すべてに圧倒されるばかりです。私は勢いで作りがちなので、今回浮いてやしないか気が気でないです。もっとじっくり練るべきだった。ただうっかり気を抜くと1万字常習犯になるので、やっぱり簡潔にする力は身に着けたいです。
そんな中で選ぶのは、個性をつけづらかった(汎用性が低かった)と感じた「道に迷う」です。
基本的に「普通に道に迷う(場所不問)」「自分自身の進路を迷う」の二択だった感じがします。しかもメインにしづれえ。味付けを悩みに悩みぬきました。
「杖を折った」も汎用性は低いのですが、なんというか、これは解説それぞれ杖の折り方に凄い個性がついてたんですよね。老人の過去も、批判的なものだったことも解説の方向性を決めるものですから、むしろないと困る要素ですし、「愛がある」「忘れられない想い出」も同様、使い方は一辺倒だったかもですが、中身を決めてしまえば難しくはなかったです。「意外と普通」はまあ癖はありますが、汎用性は意外と普通に高いです。大体そんな感じです。
(蛇足で今回参加した感想を)
前回はありがたくも主催をさせていただきましたが、今回マジでいい解説書けた気がしないです。投稿量のこともありますが、何より参加している方々とのレベル差がまるで違います。
第三回で参加した当時もそんなことを思っていました。それでもここまで連続して参加してこれているのは、きっと「創り出す」が自分にとって「次はこうしよう」と思える成長の場になっているからなのかもしれません。
同じ条件で、ほかの方の解説が見れる。ほかの方がどのように発想するか、自分がどんな着想を得られるかを月一という頻度で知り、実行することができる。
それが普段のスープ作りにも生かされるようになってくるわけですから、「創り出す」が続くのは、そういう魅力があるからなのではないか、と思うようになりました。
……と、まだ参加5回目が何言っているんだという話ですが、なんというか今回は特に自分の中で印象深く、前回主催だったのに(文字数を気にして)全部の解説に対する感想を書き切れなかったこととかも相まって、いつも以上に感情を爆発させてる気がします。
だって好きなんだもの。ずっと続いてほしいもの。
投票コメントなのに長くしすぎましたね。長いと他の参加者と主催者である藤井さんに迷惑をかけてしまうので申し訳ない限りです。次はもっと簡潔に書きたいです。
……スタジオにお返ししまーす!!!(やけくそ)
[編集済]
・「老人は1対1なら強いです」(作・キャノー)…1票
・「【実卓リプレイ】CKPゲームで遊んでみた」(作・ハシバミ)…1票
・「A man who loves English」(作・ぎんがけい)…1票
要素→④道に迷う
私信:興味本意で文字数カウントしたら約8000字でした。この件についていかがですか?現地のとろたくさーん(?)
前回主催のとろたくさんからバトンを引き継いで、創りだすに対する自分なりの想いを精一杯詰め込んだつもりです。私もウミガメ関連で一番好きです、この企画。
[編集済]
【作品】
悩みに悩んで、最終的に「絵本を、道端に置き去りにした」理由への納得感を基準に選びました。
・「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN) に1票
とても優しいお話でした。
いろんな現象が科学で解き明かされていく中で、それでも残る「不思議」を追いかけたくなる気持ち、とてもよく分かります。
山で出会った、今どこにいるかも分からぬウサギに届けるため、と考えると置いてくるしかないなと納得です。
・「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物)) に1票
多少違和感はありましたが、不倫ってそっちか! と慌てて読み返しました。
三木カオルの本心は分からぬまま、切ないけれどもほんのり暖かい、心地よい読後感がありました。
事故現場に供えること自体は思いつきはしましたが、その絵本であることが解説の根幹にあって、納得度がとても高かったです。
・「ロスト・ラヴストーリー」(作・もっぷさん) に1票
とても綺麗で優しいお話でした。
絵本のひらがな交じりが良い雰囲気になっていて、余計に切なく感じられました。
会いたい、でも見られたくない、だけど伝えたい。そんな八重子の気持ちが伝わって、絵本と「愛」だけを残す行動にも納得できました。
【要素】
④道に迷う
私は勢いで話を組み立ててしまうのですが、その時に見事に抜け落ちてしまう要素でした。
今回はシンプルな要素が多いので入れやすいかと思いきや存在感がなくて抜け落ちてしまったり、特に①②③⑦は同時に消費したくなったりで、上手く組み込むという点では難しかったです。
今回も形式で遊ばせていただきましたが、いつかやってやろうと思っていたCKPゲームのリプレイ(風)ができたので個人的には大満足です(笑)
そして藤井さん、投稿時の丁寧なコメントのみならずアナザーストーリーまで!
バイトくんは愛おしいし、小学校訪問は成功を祈ります……!
すっごく嬉しいです、ありがとうございました!
[編集済]
・「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN) …1票
・「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物)) …1票
・「ロスト・ラヴストーリー」(作・もっぷさん) …1票
要素→④道に迷う
私信:アナザーストーリー読んでくださってありがとうございます!バイト君のやつは全アナザーストーリーの中でも個人的に好きなやつです(笑)ハシバミさんの創りだすが以前から好きで、自分の作った問題文で創りだしていただけてとても幸せでした。ご参加ありがとうございました!
「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN)に一票入れます。
それぞれの要素が整理されており、順当に納得できる作品であると思いました。
「『老人と少女』またはバレンタインの偶然」(作・赤升)に一票入れます。
中身が子供であることによる、「毎年本を買う理由」の回収方法が新鮮に感じました。
「さよなら私」(作・ラピ丸)に一票入れます。
杖と絵本をうまく絡めていき、杖を折るという条件に対してうまく繋げられていたと感じました。
一番難しかった要素は、「意外と普通だった」だと思います。意外がどう意外なのか、解答を作る際に一つの道しるべを作る要素だと思います。
・「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN)…1票
・「『老人と少女』またはバレンタインの偶然」(作・赤升)…1票
・「さよなら私」(作・ラピ丸)…1票
要素→⑤意外と普通だった
「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)に投票します。
ドクトルの「心」が「醜い」という表現に久しぶりの無根拠な共感を得ました。
・「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)…1票
3.「ファンタジーをあげよう」(作・CROWNさん)に一票!
しゃべるウサギの活躍がステキです。
10.「あいをあなたへ」(作・ひよこさん)に一票!
不器用なだけで優しいいいおじいさんだなぁとほっこりしました。
28.「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん)に一票!
不倫相手のほうだったのかーと驚きました。
最も組み込むのが難しかった要素『②そこには愛がある』
愛ってなんだろうと哲学的なことを考え出してなかなか入れられなかったです。
*
強い老人さんも結構いたなーと思いました(わたしもだった)。運動会の田中さんとか(実はおばあさんでえーー!っと思いました)「ウキウキスキップ☆ステキなステッキ」の老人とか(出だしの杖をおる描写が好きでした)。
あと色んな絵本作家さんがいて、楽しかったです(杖アートってどんな感じなんだろうと思いました)。
いろんな愛や幸せも読むことができて幸せでした(ロボットと博士の愛、絵本の少女への愛、などなどどれもステキです)。
インタビュー形式、手帳のメモ、日記、実況動画などなど書き方もいろいろあっておもしろかったです(CKPゲームが再び見れて嬉しかったです)。
全部に投票できないのが残念です。
自分のは、杖を折ったのは仕込み杖だったからだ!と、必殺好きな私の趣味全開な感じになりました。
[編集済]
・「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN)…1票
・「あいをあなたへ」(作・ひよこさん)…1票
・「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物))…1票
要素→②そこには愛がある
・投票
「かみさまのかたおもい」(作・偽物のちくわさん)に2票
解説の納得度や要素の使い方もさることながら、一人だけ飛びぬけて文章が上手かったです。文章を読みながら、何度「凄いなあ」とつぶやいたことか。
(合っているかは分かりませんが)絵本『クロオとアール』の「アール」を「私」に見立てることで、この後、「クロオ」(三木カオル)が登場するであろうことを示唆し、また、三木カオルは片目の色盲というのが、彼がこれから私と色の世界をつなぐ重要な架け橋になるであろうことを示唆していたりと、様々な部分に色々なものを配置し、細部まで作り上げられていて、読み返せば読み返すほど新しい発見ができるので、何度読んでも飽きません。あとで、どこに何を配置したのか、教えてほしいくらいです(答え合わせがしたい)。
表現力も非常に高く、本当に完成度が高い文章でした。
勉強になります。
「ファンタジーをあげよう」(作・CROWNさん)に1票
子どもの頃の不思議な思い出。大人になってもそれを信じ、愛し続けることは非常に難しい。科学が、世間がそれを否定するから。それでもなお、それを信じるのであれば、それはその人の力となり、やがてその人の人生になる。子どものままが悪いわけじゃない。子どもだからこそ、できることもある。
何だか、ポエムめいたものを書きたくなりました。
「ファンタジーとはすなわち、貴方が気付いていないだけで、意外と普通に側にあるもの。気付く努力をしたならきっと開ける。今まで見えなかった、不思議の世界への扉が……。」
この一節が、頭に住み着いて離れません。すごく心に響きました。
子どもの頃の思い出を信じ続け、それを公表するおじいさん。それを、自分たちの価値観だけで批判する世間。現実世界の一部分を見ているようでした。それでも信じ続けたおじいさんは、本当に強い人で、憧れます。
今回の作品群の中で、1番好きな作品です。ありがとうございます。
・最も組み込むのが難しかった要素
「⑥老人は杖を折った」
どうしても自然な組み込み方ができず、少し無理やり押し込めるしかなかったです。
私の作品では、おじいちゃんが良い人過ぎて、「①老人の過去(=最後に選出された要素)に対して批判的な人たちが続出する」もなかなか難しかったですが、最終的な自然さが⑥の方がなかったので、こちらに1票。
・投票作品以外への感想
「にせものに捧ぐ」(作・とろたく(記憶喪失)さん)
元祖ウミガメのスープが麺によく絡み、見た目も美しく、とても美味しいかったです(訳:ウミガメのスープの原点に、それを引き立てるようにアレンジが加えられていて、読んでいて面白く、納得度も高い作品でした)。
「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原さん)
難しい話の中に点々と設置されているジョーク。そのどれもが秀逸で、あっと驚かされました。葛原さんらしさが出ている、良い作品だと思います。
個人的には、「ジョークを忘れないようにします。これ以上固くなったら、ダイアモンドでも砕けてしまいますから」が1番好きです。
「繋がる『伝説』」(作・コウCHAさん)
過去は繰り返され、老人の息子もそうなるのだろうか。そして、そのまた息子も……
普通なら良い話で終わるところを、最後の最後で笑いに転じる感性。突然始まった予想外の展開に、大笑いしました。
「ロスト・ラヴストーリー」(作・もっぷさん)
傷ついた八重子。支えになろうとする太郎。どうしようもない別れと、互いのことを想いつつも交わることができない二人の悲恋に、言い表せない感情(切なさのようなもの)を覚えました(語彙力が足りません)。
しかし、八重子が躊躇わずにインターホンを押していた場合の未来を考えると、頬が緩みます。
[編集済]
・「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物))…2票
・「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN)…1票
要素→⑥老人は杖を折った
「あの日の自分、今の自分」(作・「マクガフィン」)に2票
「【実卓リプレイ】CKPゲームで遊んでみた」(作・ハシバミ)に1票
◯◯◯◯。
最も組み込むのが難しかった要素「老人は杖を折った」
・「あの日の自分、今の自分」(作・「マクガフィン」)…2票
・「【実卓リプレイ】CKPゲームで遊んでみた」(作・ハシバミ)…1票
要素→⑥老人は杖を折った
投票します。
ぼくのじいちゃん 1
全裸ますか? 1
この絵本に愛を込めて 1
要素
その老人の過去が関係する
まず、創り出すってこんなシリアスじゃなかったですw何この全員の本気感。めちゃくちゃすごい。知っての通り、元々は罰ゲーム感覚だったので無理矢理要素ほりこみ、それをへらへら読むってのだったので、皆さんすごいなぁと感じました。
でも、僕の中で創り出すは「ストーリーは要素から成る」ものだと思っています。壮大なスケール、ストーリーも全て要素を入れるための布石。話を読ませる、自慢の小説を見せるのとはちょっと違うかなぁというのが自分なりの投票基準でした。
笑えるストーリーの2作、本気で泣きそうになった1作を選びました。
問題文、要素から見ても、バッドエンド、デッドエンドは必然。それをどう覆すか、そこが今回の見どころだったんじゃないかなぁと思います。個人的にラテシン時代は問題や解説で人が死ぬことはほとんどありませんでした。出来るだけハッピーな問題を心がけました。なので個人的に死なない方がいい。それを念頭に読みました。
やはりストーリーは面白い。でもやっぱり死ぬのかー。と、がっかりもしてしまうやつもありました。なのでこの結果になったのかもしれません。
特に「この絵本に愛を込めて」は笑える要素はありませんでした。でもめちゃくちゃ心を打たれました。泣きそうになりました。子どもが死んでしまいますが、がっかりを通り越した話でした。主人公は一体誰なの?と思わせるほど、人の視点が切り替わり、飽きさせないお話だったと思います。
要素ですが、最初からコレでした。
「この老人の過去が関係する」
意外と大雑把な要素かと思いきや、
「この」が絵本を置いた(杖を折った)老人に掛かっているため他の老人を使えない。
しかも「過去が関係する」でただ過去の話をすれば良いのではなく、本を置くことに関係させなければならない、といった極めて絞られてるなぁといった要素でした。
自分で使うのも最後になりました。中々使えなかったです。
[編集済]
・「ぼくのじいちゃん」(作・ひよこさん)…1票
・「全裸ますか?」(作・ZenigokE)…1票
・「この絵本に愛を込めて」(作・ZERO)…1票
要素→⑦その老人の過去が関係する
9.「「私は知らないままでいいと思った」老人と絵本、その真実を語る」(作・ハシバミ)に一票。
幸福とは何かを考えさせられる作品でした。その当人にしかわからないってことありますよね。また、孫と老人の優しさを強く感じました。
13.「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)に一票。
あーっとこれは自分が好きなやつだ、と読んだときから思いました。ウィットに富んだ会話、あちこちに挟まるネタなど、自分の好みにどストライクなのと同時に、葛原さんが知識が豊富であることを感じました。
28.「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物))に一票。
まずタイトルが良いと思いました。神様なのに片思いをする人間臭さ。そして、本文の…なんというか、繊細さ?が心に残ります。
最も組み込むのが難しかった要素
②そこには愛がある
一番抽象的な要素だと思います。でも正直問題文が要素より難関でした。
~~~
以下投票候補だった作品
「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN)
ファンタジーを愛し、ファンタジーに愛されるロージー。やっぱり愛は色々なことを起こせる凄いものだと思います。
「にせものに捧ぐ」(作・とろたく(記憶喪失))
よく知る「ウミガメのスープ」がこのように調理されるとは…。男に人肉スープを作った人とウミガメのスープを作ったシェフが同一人物であるという発想、複雑な感情が見事に書かれているのが素晴らしいです。
「全裸ますか?」(作・ZenigokE)
「ウキウキスキップ☆ステキなステッキ」の語呂が完璧でした。若干洗脳してくるんですよ、「ウキウキスキップ☆ステキなステッキ」。
「【実卓リプレイ】CKPゲームで遊んでみた」(作・ハシバミ)
歴代正解を創りだすウミガメを見たときに「CKPゲーム」を見て、ゲームを創りだすという発想に驚かされました。実際にプレイしてみたいです。
「老人達の大運動会」(作・Taka)
小気味よいテンポと溢れる疾走感が心地よいと感じると同時に、ハチャメチャなギャグが素晴らしかったです。いかなる困難よりもつよぽんに負ける田中婆さんが少し可愛らしいですね。
「繋がる『伝説』」(作・コウCHA)
やっぱり世代を越えて繰り返される展開ってすごく いいぞ。と思ったら後半から徐々に様子がおかしくなっていくギャップが印象的でした。逆立ちで生活する老人とかまろうじんじゃね?
「ロスト・ラヴストーリー」(作・もっぷさん)
やはり方言には暖かさがありますね。その暖かさと二人の悲恋のコントラストが心に沁みます。
[編集済]
・「「私は知らないままでいいと思った」老人と絵本、その真実を語る」(作・ハシバミ)…1票。
・「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)…1票。
・「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物))…1票
要素→②そこには愛がある
1「その絵本あげるの?」(作・とろたく(記憶喪失)さん)に1票
短くてコンパクトで要素の使い方が自然だと思ったから!
24「(R弁護士の手帳より抜粋)」(作・とろたく(記憶喪失)さん)に1票
手記というスタイルが色々想像しやすくて面白かったから!
29「ロスト・ラヴストーリー」(作・もっぷさんさん)に1票
素敵な物語だったから!
最も組み込むのが難しかった要素「⑤意外と普通だった」
普通ってなんやねん!!! って思ったから!
[編集済]
・「その絵本あげるの?」(作・とろたく(記憶喪失))…1票
・「(R弁護士の手帳より抜粋)」(作・とろたく(記憶喪失))…1票
・「ロスト・ラヴストーリー」(作・もっぷさん)…1票
要素→⑤意外と普通だった
①「(R弁護士の手帳より抜粋)」(作・とろたく(記憶喪失))
に【1票】。〈創り出す〉では今まで見られなかった試みで、たいへん興味深く拝読しました。物語としての構成も卓越しています。
②「老人達の大運動会」(作・Taka)
に【1票】。コメディとしての質が飛び抜けており、古き良き〈ラテシン〉時代の〈創り出す〉を思い出しました(ちなみに今は新しき良き〈らてらて〉です)。
③「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物))
に【1票】。偽物のちくわさんに票を入れるのは悔しかったのですが、残念ながら面白かったので投票します。高く評価したポイントは二点で、(1)ウミガメのスープとしての完成度、(2)リーダビリティ、です。
「最も組み込むのが難しかった(難しそうな)要素」は(6)【老人は杖を折った】です。強引に入れ込みましたが、書いている最中には「誰だよこの要素入れたやつ……コメディになっちまうじゃねえか……」と思っていました。
こちらは私信となりますが、藤井さん出題&集計お疲れ様です。そして、ありがとうございます。今回、アフターストーリーを書いておられましたが、ものすんごい時間と手間がかかったと思います。
なお、上に上げたもの以外にも同じくらい好きな作品はたくさんあります。今回はその中から、さらに厳選して簡単なコメントを付させていただきます。
●ハシバミさん「【実卓リプレイ】CKPゲームで遊んでみた」
……①と同様に新しい試みで面白かったです。会話が生き生きとしていて、まるで目の前で語られているようでした。
●ごがつあめ涼花さん「めでたし、めでたしのその先」
ごがつあめさんの作品を上手く説明することは難しいのですが、なぜ毎回面白いかというと、物事の境界を意識しているからなのだと思います。マジックリアリズム的な独自の浮遊感が、元来の用法での世界観とマッチしているのではないでしょうか。急に語彙力を上げないで。
●キャノーさん「老人は1対1なら強いです」
ウミガメとしての完成度が優れていたので。よくも煩雑な要素を、きれいにまとめあげたものだと思いました。伏線としての要素を丁寧に束ねた佳作だと思います。
[編集済]
・「(R弁護士の手帳より抜粋)」(作・とろたく(記憶喪失))…1票
・「老人達の大運動会」(作・Taka)…1票
・「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物))…1票
要素→⑥老人は杖を折った
私信:こちらこそ、ご参加いただきありがとうございます。葛原さんの作品を数回読み返しましたが、読み返すたびにまた読み返したくなる、何とも言えない魅力を秘めた作品でした。序盤のジョークの掛け合いが物語の最後に繰り返され、最後に付け足されて締められている。あれがたまりませんでした。来い語彙力。
◎作品への投票
11.「ぼくのじいちゃん」(作・ひよこさん) 【1票】
弱々しいおじいちゃんがどんどんパワフルになっていくサクセスストーリー(?)に私も元気をいただきました!躍動感があって、何よりキャラクターが魅力的です。「あいをあなたへ」の気難しめの老人と、この作品の"じいちゃん"。同じ作者が短期間で生み出したなんて!豊かな発想力にブラボーです!
特に好きなのは、絵本を丁寧に置いてから猛スピードで走りだすところ。おじいちゃん可愛い。
20.「老人達の大運動会」(作・Takaさん) 【1票】
突然の大御所の登場に鳥肌がたちつつも、終始テンポよく散りばめられたツッコミポイントの数々に笑いっぱなしでした。これがかの田中なのですね…!
老人が毎年絵本を買う理由を考えた時、しっくりくる答えとして「誕生日」や「命日」が思い浮かぶと思うんです。「借り物競争」なんてどうしたら出てくるのでしょう。
物語に重きをおく作品が多いなかで一際輝いてました。最高です!
28.「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物)さん)【1票】
まさかここで叙述トリックを持ってくるとは…!実はちくわさんの投稿完了を待っているときに最後1行をばっちり見てしまったのですが、それでもまんまと騙されました。
トリックを抜きにしても細部まで作りこまれ、読み応えある作品です。三木は一体どんな想いで「かみさまのかたおもい」をかいたのだろう。思いを馳せると胸がいっぱいになります。
どこかでお見かけしたキャラクター達が登場しているのも見どころですね!
以上3作品に投票いたします。
解説としての納得感とか要素の組込み方とか、色々な視点で考えてはみたものの、結局自分の好みで選ぶことにしました。とはいえやっぱり迷いますね〜(><) だってどの作品もすごく好き!
◆
◎難しかった要素
「①老人の過去に対して批判的な人たちが続出する。」
「老人は批判された過去がある」ではないので、「過去の出来事」から時間を経て批判が続出したと解釈できる。さらに、要素①は要素⑦「その老人の…」を受けているので、要素①の「老人」も問題文の「老人」と同一人物にするのが望ましい。考えるとなかなか奥深い要素だと思います。
なので当初はこの要素①を中心に物語を作っていたのですが、完成したドラフトがあまりに冗長だったため、ざくざく削って、設定・構成を変えたりしたら、いじりすぎてどうしても要素①が成立しなくなりました…。締め切り直前に無理やりねじ込んだ結果あんなことに…。切腹ものです。
ちょっと今回愚作すぎてあまり思い出したくないのですが、エセ関西弁を使用したことにつきましては、関西出身・在住の方々にこの場を借りてお詫び申し上げます。
◆
創りだす史に残る盛りあがりですね…これも藤井さんのお人柄のなせる技!
ギリギリの投稿(厳密に言うと間に合ってない)にも関わらず、拙作へも感想・アナザーストーリーを添えていただきありがとうございます。自分の書いた物語ってどうしても好きになれないのですが、藤井さんの手にかかればこんなに味わい深く魅力的に!感激で鼻血出そうです…!
名作いっぱいなので、結果発表が本当に楽しみです!しかし私の中の最優秀賞は「はらこめしますか?」のアナザーストーリーだったりします。じわじわ来ます。
数が多いので集計大変だと思いますが無理なさらず頑張ってください(*´꒳`*)
[編集済]
・「ぼくのじいちゃん」(作・ひよこさん) …1票
・「老人達の大運動会」(作・Taka)…1票
・「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物))…1票
要素→①老人の過去に対して批判的な人たちが続出する
私信:もっぷさんの文章は作品のみならず、投票文を読んでいても何だか心地よいなぁって思いました。自分主催の創りだすにご参加いただけてとても嬉しかったです!はらこめしますかのアナザーストーリーはもうごめんなさいww
藤井さん、運営お疲れ様です。
この秀麗な問題文を活かしきる解説は書けませんでした。諦めたらそこで作品完成よ、というやつです。
出題されたとしても、問題を読み返して満足している間に正解が出てしまい、とりあえずそっと一番乗りでブクマするパターンのやつです。ありがとうございます。
そして感想が、おそらく私の投稿作より長いです。すみません。
ずっと悩んでおりました。投票が遅くなりまして申し訳ありません。
以下に投票いたします。
13.「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)二票
29.「ロスト・ラヴストーリー」(作・もっぷさん)一票
要素「③忘れられない想い出がある」
「その絵本あげるの?」とろたくさん
置いた場所を思い出せるのか、外に本を置いて大丈夫なのかといろいろございますが、最後の一文がとにかく好きです。読み終えたあとに、タイトルもとても好きになりました。
「ファンタジーをあげよう」CROWNさん
本当にトト○いたんだもん……理論武装したファンタジーが好きなので、非常に楽しく拝見いたしました。この作品自体が絵本のようで、もし私に絵を描く技術があればと、有り得もせぬことを考えました。
「狂愛」夜船さん
泥沼の上澄みのような、なにか尊く侵しがたいものを感じました。これでもう十分ではないか、残された一枠に何が出てくるのだろうと考えておりましたが、こちらを拝見して納得いたしました。これからはどうか安らかに、二人で楽園に生きてほしいと願います。
「老人は1対1なら強いです」キャノーさん
どこの海外映画でしょうか? 否応もなく「強い」を認識させられました。歩けなくなるのは老人ではない、解ります。強いです。
「読み上げられるオモイ-第52節-」残酸さん
ものを数える単位は、そのものの一番の特徴、寿命を終えてなお残る部分なのだそうです。一人と数え、そこにひととして生きた軌跡を残す。一名と数え、そのものの名と名誉名声を残す。彼はひととして、人々の心に生きつづけるのでしょうね。少し羨ましく思います。
「にせものに捧ぐ」とろたくさん
ウミガメのスープ! しかも裏側! シェフの素性やその動機に納得し、時折重なる過去と現在(?)の二人のやりとりに心が締め付けられる思いでした。料理には限りませぬが、『この一杯のために生きてる』、そうどなたかに思っていただけるようになりたいものです。
「『老人と少女』またはバレンタインの偶然」カフェテリア赤升さん
お洒落なタイトルだと読みはじめ、私の貴重な休み時間はお茶の一滴も飲めずに終了いたしました。ありがとうございます。吹かなかっただけよしとしました。
それにしても、五年。もしかすると、彼らはもう高校生ですか……?
「「私は知らないままでいいと思った」老人と絵本、その真実を語る」ハシバミさん
他人の幸不幸を勝手に定義してやるほど野暮なことはありませんね……外野の認識が少しでも正されたことを祈ります。……この「外野」という考え方が悪いのでしょうか。
「あいをあなたへ」ひよこさん
なるほど、これがツンデレですね? 登場人物たちの根底に流れ繋がってゆく愛の輪が素敵です。愛にあふれた世界が少しずつ大きくなっていくようで、これからもそれは続いくのでしょう。次巻を期待いたします。
「ぼくのじいちゃん」ひよこさん
じいちゃん……若々しい……ですね……! 破壊に走らないでくれると有り難いのですが。いつまでも元気でいてほしいものです。
「めでたし、めでたしのその先」ごがつあめ涼花さん
めでたしとは何がめでたいのかと思うことがあるので、共感しながら拝見いたしました。最後の部分が特に好きです。
「コンピューターに世界征服をさせない方法」葛原さん
知的なやりとりにブラック気味なユーモア、そしてどこか切なく流れてゆく時間の動きに魅了されました。最後まで、これに三票投じるべきかと悩んでおりました。ありがとうございました。
「彼には片足が無いが、欠けているものは何一つ無かった。」こはいちさん
とてもウミガメのスープ問題らしい解説だと私は思いました。欠けているのは世界にあるべき何かだったのでしょうね。このコンパクトに納得できる文章をまとめる能力を尊敬します。
「さよなら私」ラピ丸さん
とても好きです。読後感が非常によくて好きです。目が見えずとも見えるものがある、もしかすると見るべきものというのは、目をつぶっている方がよく見えるのかもしれないと、しばし目を閉じてみましたが、瞼の血管が見えただけでした。風情のない読み手ですみません。
そして、直後にこの素晴らしい余韻をぶち壊すタイトル(だけではない)を配置して申し訳ありませんでした。
「サンタクロース、最後のプレゼント」赤升さん
私も高校まではサンタを信じておりました。そうすると両親からちょっとしたプレゼントがいただけるからです。こういう子供だったので、本物のサンタは来なかったのでしょうね……。私とは違い、夢と愛のある素敵なおはなしでした。
「【実卓リプレイ】CKPゲームで遊んでみた」ハシバミさん
動画を見た気分になっております。ご投稿ありがとうございました! なるほどCKPゲーム、楽しそうですね。やってみたいのですが、相手がおりませぬ。どうしましょう。1ゲームの中ですべての要素を使い切る手腕がお見事です。
「必殺!仕事人 モンド、ジョーダンをいう」きっとくりすさん
再びの海外映画! 好きです。「絵本」にこのような意味を持たせられるのかと驚きました。この二人の表情が見たいと思ってしまいます。とても好きな作品です。ありがとうございます。
「老人達の大運動会」Takaさん
田中があまりに強すぎる。しかし、愛の前にはその力は無力であった……。読み返しては野菜を見つけることに苦心しておりました。さすが八百屋……!
「後日譚」夜船さん
読み聞かせ(?)をしていただいている気分になりました。もっと読み込んで理解し納得したい物語です。少々時間が足りませんでした……これから何度も読ませていただきます。
「はらこめしますか?」CROWNさん
『はい[良い質問です]』からあとの記憶が朧げなのですが、はらこめし誕生秘話は心で理解いたしました。ところでこれは……後日何かあったりなどしなかったのでしょうか? めでたしめでたしとありますし、大丈夫ですよね……?
「A man who loves English」ぎんがけいさん
奥さんとの信頼関係が好きです。彼の愛は、きっと誰かが受け継ぐことでしょう。数十年後、もしかすると同じ光景が見られるのではと楽しみになります。
「(R弁護士の手帳より抜粋)」とろたくさん
表題に誤りなし。覗き見しているようで、少々後ろめたい気分になりました。……この後がとても気になるのですが。下手すると問題の正解よりも……!
「あの日の自分、今の自分」「マクガフィン」さん
本当に贖罪になるかはともかく、何か行動をと思う気持ちはわかります。極限状態での行動についても、同情できます。どうすればよかったのでしょうね。これ以外の結末を模索してしまいますが、これが物語としては一番しっくりくる気もします。
「この絵本に愛をこめて」ZEROさん
ほんの数人でも、理解者がいることは大きな心の支えになるだろうというのが読後第一の感想でした。周囲の身勝手は許せるものではありませんが、彼は本当に優しい人なのでしょうね。
「繋がる『伝説』」コウCHAさん
まさかこうなるとは思いませんでした。歩けないなら逆立ちすればいい。真理です。
……受け継がれる『伝説』、これからも続いてゆくのでしょうか。
「かみさまのかたおもい」ちくわさん
問題ではなく解説で叙述トリックにやられました。なぜ? とても好きです。そして絵本に対して精神分析をやりたい気分です。できませんけれども。思い返したときに一際輝いて見える、そんな才能と感情に出会うことは、幸運なことではあるのでしょうね。
「ロスト・ラヴストーリー」もっぷさん
最後のせりふが好きです。ひとまず、私の分類ではハッピーエンドに入れました。初恋の二人は再び巡り会えたのだと信じます。神戸で見た風見鶏を思い出し、ありもせぬ郷愁にかられました。
要素「③忘れられない想い出がある」
思い出ではなく、わざわざ「想」の字を使うことがらを考えるべきかと悩みました。あとは、過去に対して他にも二つあるので、それぞれ別の内容にすべきか(批判されたこと以外にもその過去が関係するか)と考えたりしました。
……ところで、はらこめしやカニバリは要素だったのでしょうか。組み込むのを失念しておりました。
「気海の黙図」
人造人間禁止法と機械人形化した博士(のコピー)、博士の妻の描く絵本のはなしでした。削りすぎて解説に解説を付けるべき仕上がりを反省しております。もずく酢が食べたいです。
「全裸ますか?」
歩けないなら泳げばいい。浮き島がまだ外側にあるかは不明とオチをつけるのを忘れておりました。なお「ウキウキスキップ☆ステキなステッキ」のウキは、浮き島のウキです。たぶん。
[編集済]
・「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)…2票
・「ロスト・ラヴストーリー」(作・もっぷさん)…1票
要素→③忘れられない想い出がある
私信:こちらこそ、ご参加いただきありがとうございました!今回の創りだすでZenigokEさんは『猫の人』ではなく『ウキウキスキップ☆ステキなステッキの人』となりました。言葉や音で彩っていただけて本当に嬉しかったです。
[編集済]
「サンタクロース、最後のプレゼント」(作・赤升=サン)に1票
「杖」を全く別のモノ(=トナカイ)に例える所が惹かれました。
(「老人が持っている杖を折りましたか? ⇒ NO!!!(良い質問)」と堂々と出来る点がGOOD。)
サンタ業界も、この娘が入って盛り上がると良いですね。ええ。
「後日譚」(作・夜船=サン)に1票
導入の1行目から興味を惹かれ、一気に読めました。
こういうハッピーエンド、好きです。
「はらこめしますか?」(作・CROWN=サン)に1票
「はらこめし」の名前の由来に一石を投じる感じに興味を持ちました。
終盤に妙なホラー感を出しているのも良い点でした。
『』(二重括弧)の声の主は誰、いや、何だったのでしょうか?
最も組み込むのが難しかった要素「①老人の過去(=最後に選出された要素)に対して批判的な人たちが続出する」
「④道に迷う」も結構難しかったのですが、①は無理矢理な形で入れ込んでしまったので・・・。
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全て目を通しましたが、とにかく迷いましたw
3作品に絞り込むのが大変でしたが、これで投票します。
集計よろしくお願い致します。
[編集済]
・「サンタクロース、最後のプレゼント」(作・赤升)…1票
・「後日譚」(作・夜船)…1票
・「はらこめしますか?」(作・CROWN)…1票
要素→①老人の過去(=最後に選出された要素)に対して批判的な人たちが続出する
期間が短い中、たくさんの投票本当にありがとうございました。
全投票の回答記入が終わり次第、集計→結果発表に移ります。もうしばらくお待ちください!
参加者一覧 22人(クリックすると質問が絞れます)
正式な結果発表は本会場にて行っておりますので、そちらもご覧ください!
●●結果発表(簡易版)●●
最難関要素賞
『①老人の過去(=最後に選出された要素)に対して批判的な人たちが続出する』(4票)👑
『⑤意外と普通だった』(4票)👑
『⑥老人は杖を折った』(4票)👑
『②そこには愛がある』(3票)
『④道に迷う』(③票)
『③忘れられない想い出がある』(1票)
『⑦その老人の過去が関係する』(1票)
最優秀作品賞
「コンピューターに世界征服をさせない方法」(作・葛原)(9票/6人)👑
「かみさまのかたおもい」(作・ちくわさん(偽物))(8票/7人)
「ファンタジーをあげよう」(作・CROWN)(5票/5人)
「老人達の大運動会」(作・Taka)(3票/3人)
「この絵本に愛をこめて」(作・ZERO)(3票/3人)
「ロスト・ラヴストーリー」(作・もっぷさん)(3票/3人)
▼ 2票獲得 ▼
「その絵本あげるの?」(作・とろたく(記憶喪失))
「老人は1対1なら強いです」(作・キャノー)
「にせものに捧ぐ」(作・とろたく(記憶喪失))
『老人と少女』またはバレンタインの偶然」(作・赤升)
「あいをあなたへ」(作・ひよこさん)
「ぼくのじいちゃん」(作・ひよこさん)
「めでたし、めでたしのその先」(作・ごがつあめ涼花)
「全裸ますか?」(作・ZenigokE)
「サンタクロース、最後のプレゼント」(作・赤升)
「実卓リプレイCKPゲームで遊んでみた」(作・ハシバミ)
「(R弁護士の手帳より抜粋)」(作・とろたく(記憶喪失))
「あの日の自分、今の自分」(作・「マクガフィン」)
▼ 1票獲得 ▼
「読み上げられるオモイ-第52節-」(作・残酸)
「「私は知らないままでいいと思った」老人と絵本、その真実を語る」(作・ハシバミ)
「さよなら私」(作・ラピ丸)
「必殺!仕事人 モンド、ジョーダンをいう」(作・きっとくりす)
「後日譚」(作・夜船)
「はらこめしますか?」(作・CROWN)
「A man who loves English」(作・ぎんがけい)
シェチュ王
葛原さん(9票)👑
>>ひよこさん こちらにもコメントありがとうございます!本当に今回は投票コメントがアツいですね!(笑)同じ作品でも人によってどんな風に響くかは違っていて、それを読むのもとても興味深かったです。いろんな方面から私も楽しませていただきました!本会場の方にて改めてコメント返信させていただきましたのでそちらもご覧ください(*˘ω˘)[19年03月02日 16:15]
藤井様、シェフの皆々様、お疲れ様でした!皆さんからも感想頂けて感涙です…!!(´;ω;`)♡というか私も感想書かせて頂きたかったくらいでしたので、次回は是非とも書かせてくださいっっ!本当に楽しかったです、ありがとうございました!![19年03月01日 15:42]
>>キャノーさん こちらにもコメントくださりありがとうございます!キャノーさんも開票待っててくれたんでしょうか?夜遅くまでありがとうございます。°(゚´ω`゚)゚。本当に今回の投票会場は激アツでした。正直こんな短期間で29作品読むだけでもだいぶしんどいでしょうから、投票数そんなに望めないかな……なんて思ってたら全然そんなことなくて。みんな投票コメなっがい!w 創りだして終わり、ではなく皆が皆の作品に触れて楽しんでいただけるようで、とても嬉しかったです。[19年02月28日 22:40]
>>とろたくさん 開票夜中になってしまいましたが即時駆けつけてくださりありがとうございます!私は自分が主催でなければ、全作品に目を通してもそれら全てにコメントを書こうだなんて思い至れません。ましてやこんな膨大な数を。とろたくさんがこの創りだすの企画をどれほど好きなのかが伝わってくるようでした。この長さはある意味、創りだす投票史上初なのでは?(笑) ありがとうございました。以上、現場のとろたくさんでした。[19年02月28日 22:34]
>>ZEROさん 開票待っててくださったのでしょうか?遅くまでありがとうございます。°(゚´ω`゚)゚。心のこもった投票コメント、主催の私も嬉しく読ませていただきました。改めて本会場の方でお返事させていただきます![19年02月28日 22:29]
投票させていただきました。投票基準を決めてから選出したので、もしそれを変えただけでも入れる場所が大分変わりましたね。今回、より多くの方々の解説を見れたので本当に贅沢な気分を味わえました。やっぱり創り出すは最高だぜ。[19年02月25日 20:51]
皆さん徐々に投票いただいております。ありがとうございます!投票経過を知れるのも主催者の特権ですね。多数の作品の中から、誰がどの作品に惹かれたかというのを見るのもまた面白いものです。 結果発表をお楽しみに![19年02月25日 14:16]
僭越ながら投票させていただきました。今回どの作品も魅力的だったので選ぶときにとても接ることに……。その中でも、やはり群を抜いていたものに投票しました。初参加でしたが楽しかったです。結果発表が楽しみだ![19年02月24日 21:31]
投票させて頂きました!どの作品も素晴らしくて迷いに迷っての投票でした…!どのシェフ様も大尊敬であり、この中に参加させて頂けた事も幸せであり、この場を設けてくださった藤井様にも心から感謝します![19年02月24日 20:16]
大変お待たせしました!投票会場設置しました。作品が多いだけに、抜けてたり間違えたりしてないか心配……。 今回は票がかなりばらけるんじゃないかと思います。たくさんの投票お待ちしております![編集済] [19年02月24日 00:34]
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Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
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ただし進行力は評価に含まれないものとします。
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