森の誘拐事件

「娘を見つける」ことが求められている。

カエルとキツネのセリフを全てひらがなに直すと、ある4文字を除いて全てのひらがなが重複なく使われている。
(濁点は勘弁をm(_ _)m)

その4文字は、あ、ま、り、ぬ。
娘の「マリアーヌ」が見つかるわけです。

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問題を解く上で必要ではありませんが、一応…

[物語設定]
ある森には美しい指輪をしたカエルがいた。娘と二人で仲良く暮らしていた。
ちなみに指輪をしてると言っても、カエルが背中に宝石を背負ってるようにしかみえないのだが笑笑


そして同じ森に悪いキツネたちも住んでいた。
このキツネたちは、他の動物に難しいとんちを出しては困らせたり、物を奪ったりと好き放題していた。



ある時
キツネたちはカエルの指輪を奪おうと考え、襲ったのだが、カエルがすばしっこく捕まえることができなかった。

どうしても悔しいキツネたちは、カエルの一人娘を人質に指輪をゲットしてやろうと考えた。

そしてある時
カエルが外出している隙を狙って娘ガエルのところを訪れ、書き置きを残し連れ去り帰った。
「娘は預かった。家に来い！ キツネ」


数十分後
母ガエルは帰宅して娘がいないことに気付き、書き置きを見て急いでキツネのところに向かった。

母ガエルは到着してすぐに言う、
「娘を返してケロ！」
それに悪賢いキツネが答える、
「下手に動くな♪命も殺んぜ？
おれらキツネさ！…指輪とーー
屠る、そば、見よ！！」

これは
「下手に動いたら娘を殺すぜ？
俺たちはキツネさ！…指輪とーー
(娘を)殺すのを、側で、見ていろ！」
と言う意味だが、
キツネはそんな脅しがしたいだけではない。

これは一種のとんちだったのだ。
誘拐事件でありがちなセリフを母ガエルが言ったのに対し、それと合わせたとんちをキツネは言ったのだ。
普段から他の動物に迷惑をかけるほどやってるからだろう、かなり難易度の高いとんちである。

しかし、
これに母ガエルはまさかの即答！
「マリアーヌでしょ！！早くマリアーヌを返してちょうだい！」
使われていないひらがな4文字を即座に理解したのだ。

これには問題を出したキツネたちが一番の大仰天！！
「これほど早くとんちを解かれたのは初めてだ！」
と指輪のことも忘れて感心。

今まで
他の森の動物はとんちをほとんど解いてくれなかった。というか解けなかった。
なので
自分たちのとんちを初めて、母ガエルが解いてくれたことを大変喜んだ。

母ガエルをしきりに誉めたあと、
「本当にごめんなさい。もう指輪を取ろうとはしないし、娘さんにも近づきません。
その代わりまたとんち解いてくれますか？」
と謝った。

普通はそんなので許しっこないが、そこは優しい母カエル。
キツネたちが猛省すると言ってるし、マリアーヌも何もされてなかったので、
「約束するなら解いてあげて良いわよ。けどね、私たちだけじゃなくて他の動物たちに迷惑をかけたとしても、問題は解いてあげないから！！！」
とキツネたちを叱りつつも許してやった。

「絶対迷惑かけません！かけません！笑笑」
と言うキツネたち。

これを機に森が少しでも平和になれば良いと思ったのだが、
ホントに反省してるのだろうか…


END

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FA条件は、あまりぬを使った名前を答えを言ったときのみ。
ストーリーを特定する質問には、良質はつけないつもりでした。