大事な一本杉

この町のシンボルとも言える大事な一本杉。
それは樹齢何百年とも言われており、この町のどこからでも見える山の頂上に一本だけ植わっていた。
人々はそのシンボルを大切にし、今日まで生きてきた。

だがある日のこと、大変な事が起こってしまった。
その町でいつもぐうたらしている亀吉が、そのシンボルとも言える一本杉を燃やしてしまったのだ。
亀吉は働きもせず、毎日のようにこの山に来て寝っころがっている事で有名で、町の人々は亀吉の悪口ばかり言っていた。

当然そんな大事なものを燃やしてしまった亀吉は怒られるはずであった。

だが亀吉は怒られるどころかこの町の住民全員に感謝されるのであった。
一体なぜそんな事が起こったのだろう?
[kopi]

【ウミガメ】19年02月03日 13:51

ちょっと設定に無理があるかもしれません。

No.1[キャノー]02月03日 13:5402月03日 13:56

緊急事態だったので、仕方なく燃やしましたか?

YESと言えます。 [良い質問]

No.2[キャノー]02月03日 13:5402月03日 13:56

「この町のどこからでも見える山の頂上」という部分が重要ですか?

YES。重要です。 [良い質問]

No.3[キャノー]02月03日 13:5802月03日 14:02

燃えた一本杉は、避難のための道しるべになりましたか?

OhYES。避難のための道しるべになりました。まとめていただけますか? [良い質問]

No.4[キャノー]02月03日 14:0402月03日 14:05

津波が発生した時、山の頂上にいた亀吉には、津波が来ている事が分かっていた。一本杉を燃やす事で、町の人達の注意をひきつける事に成功し、多くの命が救われたので、文句を言う人は誰もいませんでしたね?

YES!正解です。 [正解][良い質問]

参加者一覧 1人(クリックすると質問が絞れます)

全員
キャノー(4良:4正:1)
A目印が無い時代の宵時に襲い掛かった津波。逃げるべき道を杉を燃やす事で皆に知らせ、町の住人を救ったから。

時は江戸時代。この町は豊富な海産物が取れる港町として有名であったが、亀吉は働きもせず毎日のように近くの山で惰眠を貪っていた。
とある日の暮れ時、あいも変わらず山からの眺望を楽しんでした亀吉はふと異変に気が付く。今日はやけに海が荒々しい。
それはいつも同じ山でごろごろしている亀吉にしか気が付かない僅かな違いであった。
こいつは何かが来る。亀吉は力いっぱい叫んだ。『おいみんな、津波が来るぞー!!逃げろー!』
この町全てを飲み込みかねない大津波が迫っていた。
しかし今は暮れ時。この時代の高台に目印になるようなものはなく、町の人々は逃げ惑っていた。
すると亀吉は町のどこからでも見える一本杉を燃やして叫んだ。『俺が居る場所はここだー!ここまで逃げれば大丈夫だー!』
煌々と燃え上がる一本杉。山から聞こえる声。これは亀吉の声に違いない。町の人々はその燃え盛る杉を目指して走り、何とか
津波が襲い掛かる前に逃げおおせた。それからしばらく経ち、津波に飲み込まれる街。亀吉の行動が町の皆を救った。
亀吉は皆に感謝されるのであった。
19年02月03日 13:51 [kopi]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
キャノー[『★良質』]
出題ありがとうございました![19年02月03日 14:06]
kopi
有難う御座いました。闇で出すか悩んだんですけどねー。FAおめでとう御座います![編集済] [19年02月03日 14:05]
kopi
宜しくお願いします。一応もうすぐ100問ですねえ・・これといって記念の問題用意してませんが・・うーぬ。[19年02月03日 13:56]
キャノー[『★良質』]
もうすぐ100問ですね!参加します![19年02月03日 13:53]
この問題が良かったらブクマ・Goodしよう!みんなのコメントを見る
ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。

Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。

ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
ブクマ:1