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この町のシンボルとも言える大事な一本杉。
それは樹齢何百年とも言われており、この町のどこからでも見える山の頂上に一本だけ植わっていた。
人々はそのシンボルを大切にし、今日まで生きてきた。

だがある日のこと、大変な事が起こってしまった。
その町でいつもぐうたらしている亀吉が、そのシンボルとも言える一本杉を燃やしてしまったのだ。
亀吉は働きもせず、毎日のようにこの山に来て寝っころがっている事で有名で、町の人々は亀吉の悪口ばかり言っていた。

当然そんな大事なものを燃やしてしまった亀吉は怒られるはずであった。

だが亀吉は怒られるどころかこの町の住民全員に感謝されるのであった。
一体なぜそんな事が起こったのだろう?
19年02月03日 13:51 [kopi]
【ウミガメ】
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