ヒント1:村の人口が増加したのは訪れた人間が住み始めたからです。
ヒント2:村に来た人は「底なし沼」に用がある人でした。
No.33[眠りのウミガメ]12月31日 18:0712月31日 18:09
底なし沼に死体などを隠すために来たが底なしでなかったためにバレると困るので村に住み始めましたか?
YES!!!!!ほぼ正解です!!おめでとうございます!^ ^ [正解][良い質問]
参加者一覧 5人(クリックすると質問が絞れます)
全員
眠りのウミガメ(7良:6正:1)
Hisho(4良:2)
ミンタカ(9良:5)
しんちゃ(8良:5)
ドッキー(5良:3)
解説
「知られたくないもの」を沈めに沼にやってくる旅行者の弱みを握り、無理やり村の住人にしてしまうから。
〜〜〜以下は茶番です。心の広い人だけお読みください〜〜〜
「底なし沼、あります。」
ウミガメ村の観光ガイドには一言、それだけ書かれていた。村おこしの一環で作った観光名所なのだろうが、わざわざ沼を見るためだけに、過疎化が進んだ村に旅行など誰も行かないだろう……一部の人間を除いては。
午前2時、カメオは都心からウミガメ村を目指して深夜の高速を走っていた。底なし沼など他の人から見たら何の価値もない。しかしその沼を見つけたカメオは自分にとって何とおあつらえ向きな場所だと思った。
村に入り、カメオは暗い森の中にある底なし沼の近くで車を止めると、急いでトランクを開けて中身を沼に沈めた。死体の入った大きな寝袋はゴポゴポと不気味な音を立てて見えなくなった。
(これで殺人の証拠は全て消えた……)
カメオが安堵して車に戻ろうとした瞬間であった。
「「ガガッ!!……お客様、いらっしゃいませ!...」」
驚いて向かいの茂みに目をやると、そこには一台のカメラとスピーカーが置かれてあった。
「「…お客様、沼はご覧になられましたか?」」
カメオ「え?ああ、見ましたよ。」
見られていたのか?カメオは必死に平静を保って答えた。
「「いやはやお恥ずかしい、村おこしの一環で『底なし沼』なんて名売ってはいますけどね、実際見たら大したことないでしょう?......」」
声の主は勝手に語り出した。
「「…実はですね、『底なし』というのも真っ赤な嘘なのです……本当は5、6メートル下にはちゃんと底があってただの沼と変わらないのですよ……」」
カメオ「そ、そうなんですか、へえ」
「「最近、この沼を訪れる観光客の皆様がよく『知られたくないもの』捨てにやってくるのでございます…通報して警察が沼の底を洗えば、すぐに見つかってしまうにも関わらずね……どうされました?お客様?......」」
奴はこちらの様子を伺っている様に感じられた。
「「大丈夫です。都会の人間にはわからないかもしれませんが、我々村の人間は何よりも『家族の絆』を大切にするのです。実は……」」
何を言っているのか理解できなかった。その場から立ち去ろうとすると突然強い光に照らされた。警察か?とカメオは思ったが、目の前にあったのは自家用車と村の住民らしき中年の女性だった。
「「…実は私の娘なんですが……貰い手が無いものでして。」」
カメオは全てを悟った。
もう二度と、この村から逃れることはできないのだと。
(おしまい)
※原作は意味が分かると怖い話「底なし沼(1)〜(3)」です。非常に完成度の高いお話なのでみなさまも是非ご覧になってください!^ ^
「知られたくないもの」を沈めに沼にやってくる旅行者の弱みを握り、無理やり村の住人にしてしまうから。
〜〜〜以下は茶番です。心の広い人だけお読みください〜〜〜
「底なし沼、あります。」
ウミガメ村の観光ガイドには一言、それだけ書かれていた。村おこしの一環で作った観光名所なのだろうが、わざわざ沼を見るためだけに、過疎化が進んだ村に旅行など誰も行かないだろう……一部の人間を除いては。
午前2時、カメオは都心からウミガメ村を目指して深夜の高速を走っていた。底なし沼など他の人から見たら何の価値もない。しかしその沼を見つけたカメオは自分にとって何とおあつらえ向きな場所だと思った。
村に入り、カメオは暗い森の中にある底なし沼の近くで車を止めると、急いでトランクを開けて中身を沼に沈めた。死体の入った大きな寝袋はゴポゴポと不気味な音を立てて見えなくなった。
(これで殺人の証拠は全て消えた……)
カメオが安堵して車に戻ろうとした瞬間であった。
「「ガガッ!!……お客様、いらっしゃいませ!...」」
驚いて向かいの茂みに目をやると、そこには一台のカメラとスピーカーが置かれてあった。
「「…お客様、沼はご覧になられましたか?」」
カメオ「え?ああ、見ましたよ。」
見られていたのか?カメオは必死に平静を保って答えた。
「「いやはやお恥ずかしい、村おこしの一環で『底なし沼』なんて名売ってはいますけどね、実際見たら大したことないでしょう?......」」
声の主は勝手に語り出した。
「「…実はですね、『底なし』というのも真っ赤な嘘なのです……本当は5、6メートル下にはちゃんと底があってただの沼と変わらないのですよ……」」
カメオ「そ、そうなんですか、へえ」
「「最近、この沼を訪れる観光客の皆様がよく『知られたくないもの』捨てにやってくるのでございます…通報して警察が沼の底を洗えば、すぐに見つかってしまうにも関わらずね……どうされました?お客様?......」」
奴はこちらの様子を伺っている様に感じられた。
「「大丈夫です。都会の人間にはわからないかもしれませんが、我々村の人間は何よりも『家族の絆』を大切にするのです。実は……」」
何を言っているのか理解できなかった。その場から立ち去ろうとすると突然強い光に照らされた。警察か?とカメオは思ったが、目の前にあったのは自家用車と村の住民らしき中年の女性だった。
「「…実は私の娘なんですが……貰い手が無いものでして。」」
カメオは全てを悟った。
もう二度と、この村から逃れることはできないのだと。
(おしまい)
※原作は意味が分かると怖い話「底なし沼(1)〜(3)」です。非常に完成度の高いお話なのでみなさまも是非ご覧になってください!^ ^
18年12月31日 17:02
[弥七]
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ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
ブクマ:1
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これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
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