無人島で遭難中の男。
彼は洞窟の壁に線を引き日数を数えていたのだが、
なかなか救助が来ないのはそのせいだと気がついた。
どういうことだろう?
彼は洞窟の壁に線を引き日数を数えていたのだが、
なかなか救助が来ないのはそのせいだと気がついた。
どういうことだろう?
らてクエ16
らてクエ16-1
No.4[天童 魔子]07月24日 00:0307月24日 00:05
線を描いている道具は関係ありますか?
YES! ピンポイントで当てる必要はありませんが、どのような物か分かると正解に近づくでしょう。 [良い質問]
No.18[天童 魔子]07月24日 00:1007月24日 00:13
無人島は巨大な亀なので引っ掻くと海に潜水しますか?
NO! 巨大生物(巨大亀かもしれない)は潜水はしません。(無人島=巨大生物はYES) [編集済] [良い質問]
No.22[マイけ~る]07月24日 00:1507月24日 00:19
壁=巨大生物に傷をつけることで巨大生物の体の一部が暴れて人間を近づけさせませんか?
正解です! 巨大生物が暴れて大波がおこり救助船は沈没しました! [正解][良い質問]
参加者一覧 5人(クリックすると質問が絞れます)
全員
天童 魔子(12良:7)
マイけ~る(4良:4正:1)
シュガー⭐︎(3)
きっとくりす(3良:1)
「マクガフィン」(2良:2)
植物が生い茂り、島と見紛うような巨大生物。
遭難した男が、その体を傷つけるたびに、巨大生物が暴れて大波を引き起こし、救助に来た船はことごとく沈むのだった。
『ストーリー』
太陽が一番高く空が明るい時、助けを呼ぶための狼煙を上げる。
太陽が西に沈んでゆく夕暮れ時、日数を数えるために洞窟の壁に線を引く。
もう何日も繰り返した作業を、男は今日も繰り返す。
洞窟の壁は堅く、棒切れなどでは傷もつかない。
男はナイフを取り出すと、力を込めて壁に20本目の線を引いた。
グラグラ、グラグラ
いつもの地震が襲ってきた。
壁に線を引くと、決まって地震が襲ってくる。
この島には夕暮れの時間に地震がおこる地質学的な理由があるのだろう。
初めの頃は地震の揺れに恐怖していた男だったが、だいぶ揺れにも慣れてきた。
男は様子を見に外に出てみることにした。
洞窟から外に出てみると、揺れは想像を遥かに超えていた。
島全体が大きく揺れており、海を見るとまるで嵐のように大波がうねっていた。
「まるで巨大な生物がのた打ち回ってるみたいだな」
そう呟いた男は、自分の言葉にハッとして振り返った。
男の目に飛び込んできたのは、大きな頭のついた太い首が大きく揺れ動いている姿だった。
ようやく男は自分がどこにいるのか気づいた。
そこは島ではなく、植物が生い茂った巨大生物の体の上だったのだ。
そして、ふたたび海の方を見た男は波の間に船を見つけた。
船首を上にして沈んでいく船を。
男は察した。
救助はこれまでにも来ていたのだ。
おそらく巨大生物は海を泳いで移動しているのだろう。
男が上げていた狼煙は、いつも異なる場所で上がっていたのに違いない。
そして狼煙を見て救助に向かった船が巨大生物の近くに来る時間が、洞窟の壁だと思っていた巨大生物の体に男がナイフで線を引く時間と重なっていたのだ。
巨大生物は痛みで暴れて巨大な波を引き起こし、その波に飲まれて捜索船が沈没する。
そんなことが何度か繰り返されたに違いない。
男は沈んでいったであろう者たちに心の中で謝りながら思うのだった。
明日から壁に線を引くのをやめようと。
遭難した男が、その体を傷つけるたびに、巨大生物が暴れて大波を引き起こし、救助に来た船はことごとく沈むのだった。
『ストーリー』
太陽が一番高く空が明るい時、助けを呼ぶための狼煙を上げる。
太陽が西に沈んでゆく夕暮れ時、日数を数えるために洞窟の壁に線を引く。
もう何日も繰り返した作業を、男は今日も繰り返す。
洞窟の壁は堅く、棒切れなどでは傷もつかない。
男はナイフを取り出すと、力を込めて壁に20本目の線を引いた。
グラグラ、グラグラ
いつもの地震が襲ってきた。
壁に線を引くと、決まって地震が襲ってくる。
この島には夕暮れの時間に地震がおこる地質学的な理由があるのだろう。
初めの頃は地震の揺れに恐怖していた男だったが、だいぶ揺れにも慣れてきた。
男は様子を見に外に出てみることにした。
洞窟から外に出てみると、揺れは想像を遥かに超えていた。
島全体が大きく揺れており、海を見るとまるで嵐のように大波がうねっていた。
「まるで巨大な生物がのた打ち回ってるみたいだな」
そう呟いた男は、自分の言葉にハッとして振り返った。
男の目に飛び込んできたのは、大きな頭のついた太い首が大きく揺れ動いている姿だった。
ようやく男は自分がどこにいるのか気づいた。
そこは島ではなく、植物が生い茂った巨大生物の体の上だったのだ。
そして、ふたたび海の方を見た男は波の間に船を見つけた。
船首を上にして沈んでいく船を。
男は察した。
救助はこれまでにも来ていたのだ。
おそらく巨大生物は海を泳いで移動しているのだろう。
男が上げていた狼煙は、いつも異なる場所で上がっていたのに違いない。
そして狼煙を見て救助に向かった船が巨大生物の近くに来る時間が、洞窟の壁だと思っていた巨大生物の体に男がナイフで線を引く時間と重なっていたのだ。
巨大生物は痛みで暴れて巨大な波を引き起こし、その波に飲まれて捜索船が沈没する。
そんなことが何度か繰り返されたに違いない。
男は沈んでいったであろう者たちに心の中で謝りながら思うのだった。
明日から壁に線を引くのをやめようと。
22年07月24日 00:02
[ごらんしん]
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