容易なもので良いようで？

私カメコ、普通の女子大生！
料理上手がちょっとした自慢かな？
隣に居るのは大大大大だーいすき♡な恋人のカメオくん！
今日はカメオ君との初めてのおうちデートなの！
美味しい料理で、頑張って彼の胃袋掴んじゃうぞっ☆

「あ、ねぇねぇカメオ君、今日のご飯なんだけど…何が食べたい？」

よし、言った！
さぁ何が出る、ロールキャベツ？肉じゃが？パスタとか…はたまた、ハンバーグとか？
なんだって作ってみせるわ！

「あー…俺、ハンバーガーが食べたいんだけど…いいかな？」
「…！OK、ハンバーガーね！」

ファストフードは正直予想外ね…でも大丈夫、まだ16時くらいだし、時間はかかるけどきちんとバンズから…「あ、丁度近くにワックあるし、寄って行こうか。」

「！？」

買って帰る！？ハンバーガーを！？
私ならもっと美味しいご飯、作れるのに！？

「…え、えーと…私、作るよ？」
「え、いや、いいよ。作るの大変だろうし。」

い、いやたしかに…一から作るのは手間も時間もかかるものだし…その点ワックなら安くて早く食べられるけれども…

「それに、料理するよりさ…俺に構って欲しいんだけど。」

どきっ☆
も、もう、カメオ君ったら…

「ほら、早く行こう？」
「う、うんっ！」

…手料理を振る舞えないのはちょっと残念だけれども…
今日を逃したって、まだまだ先は長いんだから、焦ることはない…よね？

簡易解説
という訳で、私がカメオ君に聞いたことは、ご飯に何が食べたいかでした！
本当は、自慢の料理でカメオ君の胃袋を掴んじゃおー！って思ってたんだけど…カメオ君がハンバーガー買って帰ろーって言ったから、料理振る舞えないなーってちょっとがっかりしちゃったんだよね。まぁ、楽ではあるんだけどさ？