ミカドに求婚されたカグヤは了承する条件として無理難題をつきつけた。ミカドは遠回しな断り文句だとは思いつつも、なんとかしようと試行錯誤したが、条件をクリアすることができなかった。しかし、ふたりは結婚することになった。いったいなぜ?
らてクエ15
らてクエ15-1
No.7[天童 魔子]05月21日 21:0105月21日 21:02
夜な夜なこの屏風から人食い虎が出ては暴れまわって困っているので退治せよ。みたいなお題を出されてそれでは出してみてくださいと返されたのでカグヤも困ってしまい結婚に応じましたか?
no とんちません!
No.23[ベルン]05月21日 21:0705月21日 21:08
無理難題を解いて欲しくてカグヤは無理難題を出題しましたか
no? どちらかと言えば「諦めてほしくて」というニュアンスでしょうか [良い質問]
「凄腕の医者にでもなって私の病気を治して。それが出来ないなら結婚してあげない」
No.37[ベルン]05月21日 21:1605月21日 21:20
凄腕の医者になるための勉強をしすぎて死ぬまでの時間を一緒に過ごせないと感じてやっぱり結婚を承諾しますか
no!ですが必死なミカドに「もう、やめにしない?」と提言しました! [良い質問]
No.41[マイけ~る]05月21日 21:1905月21日 21:20
完治はできなかったもののミカドが専門的なケアをすれば十分一般人と同じように生きられる状態になったのでカグヤは結婚を了承しましたか?
no
No.42[天童 魔子]05月21日 21:2205月21日 21:24
ミカドの本気度が伝わり根負けしましたか?
yes? それも含まれるかもしれません 再度求婚した理由(37)とともにまとめてください! [良い質問]
No.45[ベルン]05月21日 21:2505月21日 21:25
ミカドの本気度が伝わったのでカグヤは満足ですか?
yes? それも含まれるかもしれません 再度求婚した理由(37)とともにまとめてください!
(23)諦めてほしくて無理難題を出しました
(37)いよいよ長くないと分かった時、無理難題を取り下げました
(37)いよいよ長くないと分かった時、無理難題を取り下げました
No.50[白石コーソー]05月21日 21:3205月21日 21:34
自分に時間を使いすぎているミカドを止めますか?
カグヤサイドの心情ではなくミカドが再度求婚した理由とともにまとめてほしいです><
No.51[ベルン]05月21日 21:3305月21日 21:35
必死に医者になる勉強をしているミカドを見て、自分の死ぬまでの少しのパートナーとして寄り添っていて欲しいと思うようになりましたか
yesで成立します
No.57[ベルン]05月21日 21:3905月21日 21:40
(56)その気持ちに応えてあげるのが最期死に至るまでにカグヤの出来ることだと気付きましたか
yes! 「無理難題の破棄と捉えた」ミカドのプロポーズに答えました! [正解][良い質問]
参加者一覧 7人(クリックすると質問が絞れます)
全員
天童 魔子(24良:7)
きっとくりす(5良:4)
シュガー⭐︎(7良:3)
白石コーソー(6良:1)
マイけ~る(4良:2)
ベルン(11良:5正:1)
ryo(1良:1)
ミカド少年はカグヤちゃんに「結婚してくれ」と求婚した。
カグヤは「凄腕の医者になって病気を治してくれたらいいよ」と答えた。
少年は医学の道に進み試行錯誤した。
ミカドが18になった時、カグヤはお世辞にも「元気」と言える状態ではなかった。
いよいよ長くないとなった時、諦めることを提言したカグヤ。
しかし無理難題の破棄と捉えたミカドはプロポーズ。
ふたりは結婚することになった。
カグヤが永い眠りにつく1か月前の事だった。fin
ミカドとカグヤは昔からの馴染みだった。周囲にももてはやされ将来は結婚するだろうと言われるような仲で、二人もきっとそうなると信じて疑うことは無かった。
「ミーくん、わたしね」
「うん」
「わたし、大人になる前に死んじゃうんだって」
学校に来なくなったカグヤを心配してカグヤの家に行ったミカドへ長い沈黙の後に投げられた言葉は、子供には残酷すぎる現実だった。小学校四年生という若さでカグヤは己の人生を完全に諦める決心をしていた。
「そんな、こと……僕は、どうすれば」
ミカドにはわからなかった。詳しい事情や病名を聞いても、誰に何を言われても。カグヤのいない世界はミカドには想像のつかない世界だった。
――
「輝夜、俺。決めたよ」
小学校の卒業式の日。何かに怯えながら学校に来ていたカグヤをいつものように送り届けた玄関先、そこでミカドはカグヤに自分の決意を伝えた。
二年という時間をかけたところでミカドは結局カグヤのいない世界を想像できなかったこと、だったらどうすれば良いのか、そればかりをずっと考え続けていたこと。
「結局俺はお前のいない世界なんてよくわからない。よくわからないけど俺はお前のためなら何だってする、出来る。だから俺と……結婚するって約束してくれ、輝夜」
「え、な」
困惑したカグヤは、それでも言い切ろうとする。心優しい少年に、自分という呪縛を課してしまう事実を受け入れながら、それでもお互いの思いを最終的に振り切る必要があると悟り。
「……はぁ、それどういう意味かわかってる?御門。あなた」
その目を見て、そして結局諦めきれない二人がいることに気が付きながら。
「何でもするって言ったよね?」
「ああ」
「……じゃあ」
「凄腕の医者にでもなって私の病気を治して。それが出来ないなら結婚してあげない」
まあ、絶対に無理だけどね。などと呟きながらも、カグヤはにやりと笑うミカドの顔に更に困惑の表情を浮かべる。
「ありがとう、その言葉が聞きたかったんだ」
素直じゃないからな、お前は。そう言って走り去るミカドの後姿を、カグヤはただ茫然と見送った。
カグヤから無理難題を叩きつけられたミカドは、それでも一心不乱に突き進み続けた。まともに友達も作らず、その青春の全ては入院生活を余儀なくされたカグヤの看病に捧げるようになった。
――
「ねえ御門」
「ん?」
医者との面談を終え……しとしとと降る雨をじっと見つめながら、カグヤは睡眠不足故か頭で舟を漕ぐミカドへ言葉を投げかける。
「もう、やめにしない?」
なんで、とミカドは言わなかった。ただその一言を聞いて思ったのは
「約束を反故にするって言うんなら、俺の頼みを聞いてくれないか」
カグヤにとってそれは思いもよらない一言だった。もっと熱く言葉を投げられるかと思った、怒られたり、嘆いたり、呆れたり。そんな感情の熱を一切感じない返答に、カグヤは面を食らいながらも頷く。
「俺と結婚しろ、カグヤ。もう無理難題は無しだ。お前は約束を反故にしたんだからな!」
あの時と同じ笑顔で、ニヤリと薄ら笑いを浮かべるミカドの言葉を、カグヤは否定しなかった。出来るはずがなかった。ずっと好きだったのに……全てを諦めた今、もうその原初の想いを否定する力は、カグヤの中には残っていなかった。
余命一ヶ月、そう担当医から告げられてから三日後、御門輝夜は生を受け、そして宣告通りに一ヶ月でその生を終えた。
その生はきっと、最後だけは幸せだったのだと、俺は想う。
カグヤは「凄腕の医者になって病気を治してくれたらいいよ」と答えた。
少年は医学の道に進み試行錯誤した。
ミカドが18になった時、カグヤはお世辞にも「元気」と言える状態ではなかった。
いよいよ長くないとなった時、諦めることを提言したカグヤ。
しかし無理難題の破棄と捉えたミカドはプロポーズ。
ふたりは結婚することになった。
カグヤが永い眠りにつく1か月前の事だった。fin
ミカドとカグヤは昔からの馴染みだった。周囲にももてはやされ将来は結婚するだろうと言われるような仲で、二人もきっとそうなると信じて疑うことは無かった。
「ミーくん、わたしね」
「うん」
「わたし、大人になる前に死んじゃうんだって」
学校に来なくなったカグヤを心配してカグヤの家に行ったミカドへ長い沈黙の後に投げられた言葉は、子供には残酷すぎる現実だった。小学校四年生という若さでカグヤは己の人生を完全に諦める決心をしていた。
「そんな、こと……僕は、どうすれば」
ミカドにはわからなかった。詳しい事情や病名を聞いても、誰に何を言われても。カグヤのいない世界はミカドには想像のつかない世界だった。
――
「輝夜、俺。決めたよ」
小学校の卒業式の日。何かに怯えながら学校に来ていたカグヤをいつものように送り届けた玄関先、そこでミカドはカグヤに自分の決意を伝えた。
二年という時間をかけたところでミカドは結局カグヤのいない世界を想像できなかったこと、だったらどうすれば良いのか、そればかりをずっと考え続けていたこと。
「結局俺はお前のいない世界なんてよくわからない。よくわからないけど俺はお前のためなら何だってする、出来る。だから俺と……結婚するって約束してくれ、輝夜」
「え、な」
困惑したカグヤは、それでも言い切ろうとする。心優しい少年に、自分という呪縛を課してしまう事実を受け入れながら、それでもお互いの思いを最終的に振り切る必要があると悟り。
「……はぁ、それどういう意味かわかってる?御門。あなた」
その目を見て、そして結局諦めきれない二人がいることに気が付きながら。
「何でもするって言ったよね?」
「ああ」
「……じゃあ」
「凄腕の医者にでもなって私の病気を治して。それが出来ないなら結婚してあげない」
まあ、絶対に無理だけどね。などと呟きながらも、カグヤはにやりと笑うミカドの顔に更に困惑の表情を浮かべる。
「ありがとう、その言葉が聞きたかったんだ」
素直じゃないからな、お前は。そう言って走り去るミカドの後姿を、カグヤはただ茫然と見送った。
カグヤから無理難題を叩きつけられたミカドは、それでも一心不乱に突き進み続けた。まともに友達も作らず、その青春の全ては入院生活を余儀なくされたカグヤの看病に捧げるようになった。
――
「ねえ御門」
「ん?」
医者との面談を終え……しとしとと降る雨をじっと見つめながら、カグヤは睡眠不足故か頭で舟を漕ぐミカドへ言葉を投げかける。
「もう、やめにしない?」
なんで、とミカドは言わなかった。ただその一言を聞いて思ったのは
「約束を反故にするって言うんなら、俺の頼みを聞いてくれないか」
カグヤにとってそれは思いもよらない一言だった。もっと熱く言葉を投げられるかと思った、怒られたり、嘆いたり、呆れたり。そんな感情の熱を一切感じない返答に、カグヤは面を食らいながらも頷く。
「俺と結婚しろ、カグヤ。もう無理難題は無しだ。お前は約束を反故にしたんだからな!」
あの時と同じ笑顔で、ニヤリと薄ら笑いを浮かべるミカドの言葉を、カグヤは否定しなかった。出来るはずがなかった。ずっと好きだったのに……全てを諦めた今、もうその原初の想いを否定する力は、カグヤの中には残っていなかった。
余命一ヶ月、そう担当医から告げられてから三日後、御門輝夜は生を受け、そして宣告通りに一ヶ月でその生を終えた。
その生はきっと、最後だけは幸せだったのだと、俺は想う。
22年05月21日 20:58
[蜂熊]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
物語:4票ブクマ:1
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!