らてらて保育園で毎年行われているたなばた祭り。
園児やその家族で賑わうこの祭りでは、多くの園児が園庭にある大きな笹の木に短冊を飾るのだという。
ある年、7月7日。
一際目立つところに飾られた1枚の短冊が、さやかちゃんのものだと気づいた雅人は、自分の恋が叶うことはないと悟った。
一体どういうこと?
園児やその家族で賑わうこの祭りでは、多くの園児が園庭にある大きな笹の木に短冊を飾るのだという。
ある年、7月7日。
一際目立つところに飾られた1枚の短冊が、さやかちゃんのものだと気づいた雅人は、自分の恋が叶うことはないと悟った。
一体どういうこと?
七夕の日のスープ。
らてらておぶざまんす?2021-7
おかーぷ
No.8[シュガー⭐︎]07月07日 21:1807月07日 21:19
短冊を見て、さやかちゃんのお母さんが初恋の相手である沙織だと気付きましたか?
No!2人は保育園で初めて出会ったという設定です!
No.9[「マクガフィン」]07月07日 21:1807月07日 21:21
さやかも沙織も届かない位置にある短冊を見て、新しいお父さんにつけてもらったんだなぁと思いますか?
1+
非常に迷うのですが……Noとさせてください。つけてもらったのではなく…… [良い質問]
No.11[「マクガフィン」]07月07日 21:2207月07日 21:23
(9)より、もともと高い位置に結んであった短冊に新しいお父さんがさやかちゃんの願い事を書き込みましたか? [編集済]
No!短冊は新しく飾りました!
参加者一覧 5人(クリックすると質問が絞れます)
全員
ルーシー(2良:2)
シュガー⭐︎(5良:2正:1)
「マクガフィン」(4良:3)
del(1)
きうり民(1正:1)
解説
燃えるような、身を焦がすような。そんな恋では、なかったと思う。
ただ、そばにいたいと、幸せにしたいと、そう思わせるひとだった。
沙織さん。
らてらて保育園に娘を預けることを決めたあの日に、ふと目に止まったひと。
彼女は、俺と同じ片親であり、娘と仲の良いしおりちゃんの母であった。ある晴れた夏の日、それを知った。
特別な目で見つめるようになるには、それだけで十分だった。
さやかちゃんを見つめる彼女の宿す暖かな微笑みに、気づけば微笑んでいる自分がいた。
若い頃の何もかもを吹き飛ばすような熱情はなくとも、紛れもなく、これは恋だった。
笹の木の1番上、俺が手を伸ばしても到底届かないところでさやかちゃんの短冊が揺れている。
誰がさやかちゃんを肩車して、短冊を吊るさせてあげたかは知らない。あの沙織さんが選んだのだから、きっと俺よりずっと彼女にふさわしい、立派なひとなのだと思う。それは胸を張って断言できる。
でも。でも、少しだけ――。
そこに立つのが俺だったら、なんて考えてしまうのは、仕方の無いことだと思う。
かたん、と恋の終わりを告げる音が聞こえたような気がした。
こんな年になって失恋か、と小さく笑う。
久しぶりに味わう味は、やはりどこまでもほろ苦かった。
簡易解説
らてらて保育園に娘を預けている、現在独身の雅人。
雅人は、同じく独身である、さやかの母の沙織に想いを寄せていた。
ある年の七夕の日。1枚だけ大人の身長を遥かにこえる高いところに飾られたさやかの短冊を見て、短冊を飾る時にさやかが誰かに肩車されたことを察する。
子供とはいえ、沙織に肩車はできないので、雅人はさやかに父親ができた、つまり沙織が再婚したことを察し、恋が叶うことはないと悟った。
燃えるような、身を焦がすような。そんな恋では、なかったと思う。
ただ、そばにいたいと、幸せにしたいと、そう思わせるひとだった。
沙織さん。
らてらて保育園に娘を預けることを決めたあの日に、ふと目に止まったひと。
彼女は、俺と同じ片親であり、娘と仲の良いしおりちゃんの母であった。ある晴れた夏の日、それを知った。
特別な目で見つめるようになるには、それだけで十分だった。
さやかちゃんを見つめる彼女の宿す暖かな微笑みに、気づけば微笑んでいる自分がいた。
若い頃の何もかもを吹き飛ばすような熱情はなくとも、紛れもなく、これは恋だった。
笹の木の1番上、俺が手を伸ばしても到底届かないところでさやかちゃんの短冊が揺れている。
誰がさやかちゃんを肩車して、短冊を吊るさせてあげたかは知らない。あの沙織さんが選んだのだから、きっと俺よりずっと彼女にふさわしい、立派なひとなのだと思う。それは胸を張って断言できる。
でも。でも、少しだけ――。
そこに立つのが俺だったら、なんて考えてしまうのは、仕方の無いことだと思う。
かたん、と恋の終わりを告げる音が聞こえたような気がした。
こんな年になって失恋か、と小さく笑う。
久しぶりに味わう味は、やはりどこまでもほろ苦かった。
簡易解説
らてらて保育園に娘を預けている、現在独身の雅人。
雅人は、同じく独身である、さやかの母の沙織に想いを寄せていた。
ある年の七夕の日。1枚だけ大人の身長を遥かにこえる高いところに飾られたさやかの短冊を見て、短冊を飾る時にさやかが誰かに肩車されたことを察する。
子供とはいえ、沙織に肩車はできないので、雅人はさやかに父親ができた、つまり沙織が再婚したことを察し、恋が叶うことはないと悟った。
21年07月07日 21:11
[輝夜]
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ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
物語:3票納得:2票ブクマ:6
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Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!